登録日:2012/03/10(土) 01:48:06
更新日:2024/10/04 Fri 00:29:36
所要時間:約 4 分で読めます
CV:北西純子
【概要】
イナズマイレブン2 脅威の侵略者で初登場。本作における雷門イレブンの監督。
エイリア学園を倒すべく、地上最強のチームを作ることを自分の使命として
円堂たちを率いる謎の女性。黒髪ストレート。
チームの現状を正確に把握して相手に合わせた戦術立案をする他、敢えて次に繋がる負け方を経験させようとするなど、監督・教育者としての実力は確かなのだが、
良く言えば冷静、悪く言えば冷酷ともとれる言動が目立つ。そのため視聴者からはそのやり方を「女王のサッカー教室」と揶揄されたりする。というか作中で女王様と皮肉られている。
そして何より、同シリーズではお馴染みの説明不足で多くを語らない監督の走りとも言える存在であり、突飛な発言や指示が多いのが特徴。
指示を出す
→ 文句を言うも従う
→ 鬼道さんが途中で(あるいは試合後に)その意図に気づく …というのがお決まりのパターンなのだが、
逆に言うと、鬼道がいないとまともにチームとして機能しないようなシーンも多いのが実のところ。(もっとも、瞳子自身も鬼道を信頼しての行動ではあるようだが。)
ちなみにこの瞳子監督のスタイルは、
日野社長の理想の監督である
久遠監督の前身だとされている。
アニメ34話にて、
秋に
「自分たちで答えを見つける方が絶対に力になるわ」とフォローされてはいるものの、
春奈の
「最初から説明してくれればいいのに」という指摘を至極真っ当に感じる人も少なくないだろう。
選手を成長させたい気持ちも分かるが、全人類の命運がかかった一戦でも構わずそれを行うのは如何なものなのか……
以下、作中(アニメ)の活躍。 ※ネタバレ注意
【二期】
イナズマキャラバンの存在が明かされると共に、響木監督に代わって雷門イレブンの前に
ドヤ顔で現れる。
高圧的な口調や意図が読めない指示、そして素性の不明さも相まって、序盤は
染岡さんや
一之瀬から噛みつかれることもしばしば。
それでもメンバーからは「実力者であることは確か」という評価を受けていたが、
奈良でのジェミニストーム戦後、
豪炎寺をチームから外す宣告をして大きな波乱を呼ぶことに。
真・帝国学園戦後には禁断の必殺技を使って倒れた
佐久間と
源田に最先端の医療を手配するも、
試合で負傷した染岡さんは何故か
チームを離脱せざるを得なくなるほど悪化するまで放置していたりと、扱いが格段に違うことも視聴者からツッコまれる。
そもそもたとえ相手チームの選手であれ、危険を伴う技を使うことが判明した時点で監督(保護者)としては試合を中止させるべきであり、
真・帝国戦後に響木監督からは
「選手を守るのも監督の仕事だ」「君は間違っている」と言われている。
この時
「選手に起こった事は全て私が責任を負います」と発言しているが、その後も
風丸と栗松が戦意喪失によって離脱したり、
吹雪の過去を知りつつも試合に起用し続けたことで彼の精神を不安定な状態に陥らせたり、
途中加入した
アフロディについても同様に無理を承知で出場させ続け最終的に負傷の憂き目に遭わせたりと、
色々問題を起こしているがそれに対して彼女が具体的に責任を負ったシーンは一つも存在しない。
また、染岡さんの離脱と同時期にバックアップチームのシャドウ・杉森に出会ったにもかかわらず彼らをスカウトしなかった一方で、
大阪でスカウトしたリカは結局FWとしてまともな活躍をする場面は少なく、結果吹雪やアフロディにより負担がかかることになるなど、
メンバー選定についての見る目の無さ(もとい、チグハグさ)も指摘されることが多い。
そしてシャドウと杉森は無事ダークエンペラーズに補充された。
ちなみに、チームのメンバーには打倒エイリア学園の道中でも勉強はさせているらしい。まあ中学生だし受験生もいるしね!
そして最終決戦前、エイリア学園ザ・ジェネシスの
グランから
「姉さん」と呼ばれているのをチームに聞かれたことで、
エイリア学園のスパイ疑惑がかけられる。問い詰めるメンバーたちに
「全てはそこで話す」と言い、彼らを富士山麓へと導こうとするが……
響木監督「黒幕は…お前だ!」
その正体は、アニメ二期…エイリア学園編の黒幕である吉良財閥総帥「吉良星二郎」の実の娘。「ヒロト」は過去に亡くなった彼女の実の兄の名前である。
そして、父を倒してその計画を阻止するべくエイリア学園に対抗し得る地上最強のチームを作ろうとしていたことが明かされる。
(※上記の響木監督の発言は瞳子に真実を喋らせるためのブラフのようなもの。非常にややこしい。)
だが、瞳子が目指したのもまた「力を力で制す」やり方であった為、
それでは父親と何も変わらないと作中人物に度々指摘されて激しく動揺することも多かった(ただしアニメでは割愛)。
全てが明らかになると、「自らの目的のために選手たちを利用してきた自分には資格がない」と監督の座を降りようとするが、
これまでの出来事から彼女を信頼した円堂に「監督をやめるなんて許さないぞ!」と諭され、改めて雷門イレブンの監督となる。
そして彼女自身も次第に雷門イレブンのことを心から信じるようになっていき、
ストーリー終盤で彼らが罠によって閉じ込められてしまった時は高熱の鉄扉を素手でこじ開けて選手たちを助けようとするなど、
監督としてだけでなく一人の人間としても大きな成長が見られた。
……が、アニメではこのエピソードは丸々カットされた。
その他にも、上述したような自分の在り方に悩むシーンや、風丸の離脱で消沈していた円堂を気遣って歩み寄るシーンなどもごっそりカット。
彼女の迷いや成長が垣間見えるシーンは半分以上削られてしまった為、
ゲームをプレイしたか否かで彼女への印象は大きく変わってしまうことに。
アニメ化に際して改変の被害を受けたキャラは他にも多く存在するが、その中でも瞳子は
脚本の犠牲者の筆頭と言える。
ジェネシス戦後は父と和解し、ヒロトと共に雷門メンバーと別れた。
ちなみに、立場上対立していたが元々はエイリア学園(=お日さま園)のメンバーからは慕われていた様子。
また、ゲーム内アニメーションでは目にちゃんとハイライトが入っていたのだが、アニメ及びゲーム3では消えてしまったため度々レイプ目と言われる。
【三期】
監督業からは退いていたが、鍛えてほしいと自分を訪ねてきた
オサーム様の熱意を受けて
チーム「ネオジャパン」を結成、その監督としてイナズマジャパンの前に立ちはだかる。OPで並ぶ姿は選手と監督ではなく夫婦にしか見えない。
全国から優秀な選手を集めるだけでなく、各学校の
必殺技を共有させる、イナズマジャパンの弱点を突いた戦術を組み立てるなど、
相変わらずの監督としての手腕がうかがえるが、監督を務める際の条件が
「一切口答えしないこと」だったり、
ドリブル1人にブロック2人、キーパー1人にキッカー2人という組み合わせで容赦なく何度も練習させたりと、無茶ぶりが多いのも相変わらずの様子。
ヒロトと共に眼鏡をかけるようになった。さらに鼻梁が高くなっている。
お日さま園に勤めており、サッカーが好きだが人間不信になりかけていた狩屋を雷門の監督になった円堂に事情を話して転校させた。
「アニヲタ君、貴方にはwikiから離れて貰います。」
「項目に起こったことは全て私が追記・修正します。」
- 力で力を制すならクロノストーン編もいっしょなんじゃ・・・? -- 名無しさん (2013-11-28 00:11:16)
- 実はよく見ると瞳子の指示で怪我とかはしたことない -- 名無しさん (2024-09-25 05:54:33)
最終更新:2024年10月04日 00:29