登録日:2010/07/24 Sat 03:27:20
更新日:2025/03/28 Fri 14:11:19
所要時間:約 7 分で読めます
【概要】
染岡竜吾とは、
イナズマイレブンシリーズに登場する
超人気キャラクターである。
誕生日は5月24日。
ファンからの愛称は
「染岡さん」。彼こそがシリーズの
真の主人公だという意見もある。
そのあまりの人気っぷりから、有志によって『染岡さんwiki』なるものが作られるほど。詳しくは該当wikiを参照。
CV:加瀬康之
【人気の理由】
まずピンク色の短髪に褐色肌に泣きボクロという、中学2年生離れしたセクシーな容姿が挙げられる。
さらに基本的に天才肌のキャラクターが多い同シリーズにおいて、逆境にも決して挫けない努力家の筆頭であり、
一見乱暴に見える言動も彼が仲間を思う故の裏返しだったりと、そういった人間臭い部分も染岡さんの大きな魅力である。
ただ何と言っても染岡さんの一番の魅力は、新キャラ(強キャラ)には噛みつかずにはいられないその精神性だろう。
いけすかないチームメイトから
神や
宇宙人(笑)にまで片っ端から噛みついてまわり、
世界のライバルにも
タキシードを着ながら「ボッコボッコにしてやんよ」と余裕の発言をかます(=
タキ岡さん)。
その一方で出会いがどうあれ一度認めた相手には深い友情を見せるので、チームメイトにもちゃんと慕われている染岡さんだった。
以下、作中(アニメ)での華麗なる活躍。
【一期】
雷門中サッカー部の初期部員として1話から登場。
流石の染岡さんも他のメンバー同様最初はやる気を失くしており、サッカー部が廃部になるというデマまで流してしまう。(実際本当に廃部にはなりかけるが)
しかし、帝国との練習試合が決まった際には一念発起し真面目に練習し始めていた。
その後、新たに入部することとなった
豪炎寺と対立し、
ライバル心から3話で必殺技『ドラゴンクラッシュ』を習得(雷門メンバーでは
円堂、豪炎寺に続いて3人目)。
とある試合では後輩に
「染岡さんのシュートじゃ止められてしまいます!」という心ない言葉を浴びせられることもあったが、
この技で
「雷門の点取り屋」の名に恥じない数々の名場面を生み出した。
終盤には作中最強クラスのキーパー技「無限の壁」を単騎で破ったりと、確かな実力が確認できる。すげぇぜ染岡さん!その前にまき割りチョップで止められているが
勿論、どれだけ強くなっても試合毎に相手チームに噛みつくお約束勇姿も忘れず、FF優勝に大きく貢献した。
最終的には豪炎寺に対してもデレ岡さん状態になる。
【二期】
「分かった。豪炎寺のために吹雪と一緒にやってやる。でもまだ、仲間と認めた訳じゃねえからな…」
突如現れた宇宙人と戦うべく、地上最強のメンバーの一員として活躍。
相棒の豪炎寺がチームから外れることに納得がいかず、
瞳子監督に早速噛みつき、
さらにその代わりとしてチームに加入した
吹雪にも噛みつくが、敗北。円堂の説得もあって吹雪の加入を渋々認めた。
この頃にはもう豪炎寺に噛みついていた初期の染岡さんの面影はどこにもない。このツンとデレの振れ幅こそ染岡さんの真骨頂である。
その後、特訓によってスピードが強化された染岡さんは新たな必殺技「ワイバーンクラッシュ」を身に付け、
なんと宇宙人相手に人類初のゴールを決めるという、人類史に残る偉業を成し遂げたサッカープレーヤーとなった。
ゲーム版ムービーにおける染岡さんの「ドンピシャだぜ!」という台詞も印象深い。(=ピシャ岡さん)
この勝利をきっかけに、吹雪に対しても徐々にデレ岡さん状態になっていく。(むしろ吹雪の方も染岡さんにデレ始める。)
だが、
真・帝国学園との試合中に悲劇は起こる。
不動によるラフプレーと、
佐久間の禁断の必殺シュートから身を挺して
鬼道を庇ったことで大怪我を負ってしまい、
無念の離脱。染岡さぁああん!!
しかし流石は染岡さん、仲間に心配をかけるまいとその後もちょくちょく登場しては吹雪を励ましたりしてくれる。
スタッフがかなり力を入れたのか、アニメ55話の染岡さんのイケメンぶりは一見の価値あり。脚本の冨岡さんにマジで感謝!
「俺はこの力が気に入ったぜ…もう豪炎寺にも吹雪にも負けやしねぇ…!」
しかしそのわずか9話後……円堂や吹雪たち雷門イレブンの前に現れたのは、
悪人面と
モミアゲに
ピッチリしたユニフォーム、
そしてエイリア石の力を得て
ダークエンペラーズの一員となった、変わり果てた染岡さんの姿だった。(=
モミ岡さん)
上記の台詞から、志を同じくするチームメイトとなってからも、心のどこかでは豪炎寺や吹雪への嫉妬心を抱えていたことが分かる。
試合では吹雪を
エイリア走りで圧倒し、究極奥義「ムゲン・ザ・ハンド」すらも容易く破ってみせるが、最後は円堂の
洗脳説得によって正気を取り戻した。
【三期】
「このユニフォームを着ることの重さは、俺が一番知っているんだ!」
怪我も無事完治し、日本代表候補選手として選出される。
選考試合中にもしっかり得点してアピールに成功するが、まさかの落選。全国の染岡さんファンを悲しませた。
だが染岡さんは諦めなかった。試合期間中はいつでも選手変更が可能なため、染岡さんはチャンスを諦めずに特訓し続けた。
そしてその努力は実を結び、予選で負傷した吹雪・
緑川と入れ代わる形で、佐久間と共にFFI本戦にてチームに合流。
新必殺技「ドラゴンスレイヤー」を引っ提げ、
世界大会本戦における日本人初のシュートを決める。やっぱりすげぇぜ染岡さん!
…続く
オルフェウス戦ではコロッセオガード・カテナチオカウンターの両技の
犠牲となり、半端無い噛ませっぷりを披露してしまうが。
また、この頃になると初期と比べて心身共に成長しており、言動や行動も大人びてきた。
……が、記念すべき100話では木暮に落とし穴にはめられて久々にブチギレた。初心を忘れない染岡さんである。
ヒロトの「染岡くんだって怒るよ」という発言から察するに、染岡さんはかなり精神的に安定してきているのかもしれない。
そしてなんとFFI決勝で戦うコトアール代表には、染岡さんのファンパチモンの存在が確認できる。(名前もなんと「ドラゴ・ヒル」。そのまんまである。)
肝心の試合では悲しき哉、必殺技のインフレについていけずロココに渾身のドラゴンスレイヤーも止められてしまうが、
ゴットキャッチを失敗した円堂のカバーに入る形で身体を張ってシュートをセーブする活躍を見せ、チームと視聴者から惜しまれつつ退場した。
【映画】
途中までは一期と内容とほぼ変わらない。
しかし決勝の王牙学園戦にて、
バダップのデススピアーで吹っ飛ばされ、已むなく退場。
その後、未来から来た
円堂カノン一行に真っ先に心を開き、自分のユニフォームを差し出した。
この時の染岡さんはシックな黒のタンクトップを着用。中々決まっていた。ちなみにそのユニフォームを貰ったのは吹雪。
EDでは雷門中にて皆と写真を撮り、
塔子が円堂に抱き着いている写真では頬を染めていた。シャイなんだろう。
【そして伝説へ…】
FFIを制覇した二年後、FF二連覇を果たした染岡さん達は無事雷門を卒業する。
そして染岡さんを含む雷門中初期メンバーは、伝説として語り継がれていくのだった……。
【GO】
GOの舞台となる10年後の世界では、イタリアのプロリーグで活躍する選手に成長。相変わらず流石だぜ染岡さん!
留学先で自信喪失していた
錦龍馬と偶然出会って弟子に取り、彼の
化身の素質を開花させていた。
なんとFWからMFに転向しており、自身の経験を元に錦もFWからMFに転向させた。
少し伸びた髪型に、白いハットとスーツ、そしてサングラスというマフィアか何かにしか見えないファッションに身を包んでおり、
制作側からも「もはやカタギには見えない」と言われる。
某音楽グループに混ざっても違和感が無さそうな見た目から「ソメザイル」と呼ぶファンも。
新EDにも
空野葵の携帯のストラップとして登場した。
【ゲーム】
林属性のFW。
基本的にシュート技しか習得しない漢の中の漢キャラ。シュート技のアイコンがピンク色なので、シュート技しか習得しなくなったキャラをソメオ化と呼んだりする。
そもそもスピードやドリブル突破に関わるボディ値があまり高くなく、ストーリークリア用にドリブル技を覚えさせたところで普通に押し負けることも多い。やはり漢は黙ってシュートに命を懸けるべきなのだ。
一応1のみ自力でドリブル技を覚える。
ゲーム1は最初から最後まで離脱なく使用可能な初期選手。イベントでドラクラ・ドラトルを覚えた後の出番は少ないが、貴重なFWとしてチームの主力となる。
ゲーム2,3は概ねアニメ通り。
2は中盤の真帝国戦で離脱し、再加入はクリア後のトーナメント報酬となる。
3はチュートリアルと選考試合(円堂選択時)で使用出来るが、その後は落選して育成度はリセットされる。
中盤で佐久間と共に正式加入。ドラトルがクビとなったが、演出付きでドラスレを披露して使用可能になるという破格のイベントがある。
ダンペラ版ことモミ岡さんは3で使用可能。ワイクラの他にドラゴンキャノンを覚える他、なんと皇帝ペンギン1号を覚える。
三作目では遂に
自チーム随一のキック力を手に入れた。
更にドラゴンスレイヤーはオーディンソードと同じく
通常シュートで最高威力を誇り、ストーリー上ではタマシイ・ザ・ハンド以外恐れるキーパー技は無い。
というか、タマシイ・ザ・ハンドも
ロココとは属性不一致だから怖くない。
GOでは必殺技の一新に伴い残念ながらドラゴン系の技は全く無くなり、代わりに錦と共通の龍技を習得した。
また、錦と同じ化身「戦国武神ムサシ」を初期状態で取得している。
ギャラクシーではドラゴンクラッシュが復活したため、全国の染岡ファンが歓喜したとか。
【必殺技】
初の必殺技。青いドラゴンを纏ったシュートが相手ゴールを襲う。鳴き声はギラティナ。
アニメでは技名提案の声の中に“染岡スペシャル”という案があった。染岡スペシャル……。
ドラゴンクラッシュ+ファイアトルネード。豪炎寺との合体技。実は試合中にぶっつけ本番で成功させるという地味に凄いことをしている。
全国大会での得点率が0であることを気にしてはいけない
目金との合体技。
目金の顔面にドラゴンクラッシュを炸裂させ、シュートの軌道を変える。
秋葉名戸学園戦にて大活躍。
アニメオリジナルの技だったが後にゲームに逆輸入された。
一度ボールを上に蹴り上げ、落ちてきたボールに青いワイバーンを纏わせてシュートする。
スノボー特訓でスピードを向上させた事により習得。宇宙人から初ゴールを奪った記念すべき技。
ゲームでは上空にワイバーンを召喚させ、シュートとともにワイバーンがビームを吐くという異なった演出になっている。
ドラゴン→ワイバーンは劣化してるとかいうな。
ワイバーンクラッシュ+エターナルブリザード。吹雪との合体技。真・帝国との練習試合で誕生したが公式戦前に染岡さんが怪我で離脱してしまった為、公式戦では未使用。
ドラゴン系シュート技の到達点。遂に手足が生えたドラゴンが口から放つ光線に乗せてシュートを打ち出す。
FFI本戦にて日本人初ゴールを奪ったこれまた記念すべき技。
必殺技の名前は直訳すると「竜殺し」だが、細かいことは気にしてはいけない。染岡さんとの約束だ!
ブラジル戦では、ドラゴンスレイヤーからの爆熱スクリューという、ドラゴントルネードを思い出させるようなシュートで点を取った。
鬼道、一之瀬との合体技。真・帝国学園戦にて使用。
風丸、マックスとの合体技。ダークエンペラーズ時に使用。
【余談】
そんな染岡さんだが、アニメでは良くも悪くも単独でシュートを決めにいくシーンが目立つ。
というのも、上記の通り合体技と言っても「染岡さん主導で点を取るオリジナルの必殺技」は存在しておらず、
実際のところはシュートチェインさせるための1発目を放つのが専ら彼の仕事(=パス岡さん)だからである。
この辺りの事情が特に世界編後半のインフレにやや後れを取ってしまった要因とも言えるが、
単独シュートの必殺技を3段階進化させてもらえているキャラも円堂と豪炎寺を除けば染岡さんくらいのものである。すげぇぜ!
また、自身単独のシュート技3種はいずれも「初使用時には相手GKに必殺技を使わせずに得点する」という共通点がある。
モミ岡さん時だが、「心眼等でボールを察知するので(力負けしても)確実に触れる」ムゲン・ザ・ハンドを会得した立向居に対しても通用している。
真帝国戦でも見せたように「技を使わせることなくスピードでぶち抜いている」あたり、スピードの染岡さん・パワーの豪炎寺でシュート力の性質が違うことが伺える。
これでいてパスに応用できるのだから点取り屋の自称は伊達ではない。
やぶてん版の染岡さんはかなりのイケメン。(心なしか頭身も高い)
コミックス3巻の染岡先生はマジで違和感がない。中学生なのに不思議!
ゲーム3では「○岡」という名字を持つ選手が16人いる。
すなわち染岡さん含めた○岡さんだけで1チームつくれちゃうのである。もちろんキャプテンは我らが染岡さん。
染岡さん「俺に編集させろ、少林!」
少林寺「染岡さんの編集じゃ消されてしまいます!」
染岡さん「チッ…!パソコンをよこせーっ!」
- 世宇子戦だかの「ドラゴントルネードが・・・!?」はギャグ。 -- 名無しさん (2013-12-16 10:57:48)
- サッカーの守クンwww -- 名無しさん (2013-12-27 14:46:00)
- 漫画版はマジでカッコ良かったな。日本代表選考落選→ボロボロ泣きながら「俺には才能なんてない…」→すぐに立ち直って「挑戦だ!俺にできる事は挑戦し続ける事なんだ!!」って -- 名無しさん (2013-12-27 14:58:40)
- 染岡スペシャルをガチでみてみたい件 -- 名無しさん (2014-11-07 00:57:53)
- ↑いいネ!それ見てみたかったなぁ… -- 名無しさん (2016-03-04 21:42:41)
- DEの闇落ち染岡さん見たとき「悪役がやたら似合うなぁ」と思ったのは自分だけじゃないはず -- 名無しさん (2016-05-13 08:20:07)
- ギレン・ザビに似ている -- 名無しさん (2016-11-08 08:59:29)
- 最新作でまさかの白恋入り -- 名無しさん (2016-11-08 09:04:51)
- 白恋ユニ似合わねぇwww -- 名無しさん (2016-12-25 17:41:53)
- アニメでは初期メンバーの中で最初にスポットが当てられた人なんだよな。 -- 名無しさん (2017-05-08 22:33:10)
- アニメだとややネタキャラ扱いけどゲームでの性能は普通に強いのが面白い -- 名無しさん (2018-06-29 18:08:12)
- ゲーム1では、顔が殺人犯にしか見えないのだが…。 -- 名無しさん (2019-08-13 12:35:01)
- ムショ岡さん好き -- 名無しさん (2021-06-27 16:55:29)
- いい意味で凡人臭く描写も丁寧だから感情移入しやすいキャラ -- 名無しさん (2021-10-23 13:04:18)
- 漫画版ではコマによってはどう見ても中学生の体型じゃない。いいとこ高校生。世界編なんかで顕著。でも熱い作風のせいで違和感ない不思議。 -- 名無しさん (2024-08-01 14:26:12)
- 世界編だと結局合体技に参加させてもらえずで絶妙に不遇だった気がする -- 名無しさん (2024-12-24 13:40:22)
最終更新:2025年03月28日 14:11