仮面ライダー555 ハイパーバトルビデオ

登録日:2012/07/03(火) 09:42:57
更新日:2020/10/24 Sat 15:29:02
所要時間:約 5 分で読めます





てれびくんの応募者全員サービスとして製作された、『仮面ライダー555』のオリジナル短編作品。

てれびくんの仮面ライダーバトルビデオといえば、きれいな浅倉偽(0w0)とアホ師弟などカオスな内容で有名だが、こちらも例に漏れない。

このビデオ、まさかの全編ミュージカル仕立てなのである。

初っ端のタイトルコールから、いきなり巧・真理・啓太郎は白の、木場・海堂・長田は黒のスーツで
仮面ライダー555~♪
ハイパーバトールー♪ビデーオー(啓太郎「オ↑~↓~↑~↓」)
と歌い上げてのスタートである。
たっくん「(音程を外しまくった啓太郎に)…ヘタクソ!」
(※啓太郎の中の人は、ホントは歌が上手いです)


【内容】

ある日、啓太郎と真理はクリーニングの仕事を、巧は店内の掃除機がけをしていた。
ふと巧が余所見をして、掃除機がテーブルの足にぶつかる。すると、上に置いてあったスマートブレイン製のラジカセが突然電子音を鳴らし、ディスプレイのデジタル時計には5:55の文字が…

「森の熊さん」

突如、童謡「森の熊さん」のメロディーが流れ出し、家の中はカラフルなライトに照らされた。
そして、三人が音楽に合わせてノリノリで体を動かし始める。
踊りながらまず一番を歌い上げる三人。
二番で「何で僕たち歌ってるのかな?」と歌いながら疑問を呈する啓太郎。
真理が「きっとこのラジカセのせいだよ」と歌いながら答える。
「いいからスイッチ切れよ!」と鬱陶しそうに歌いながら巧が指示するも、何故かスイッチは切れないらしい。
真理は構わずに「不思議ねこれ、段々楽しい気分になる」。
「勝手にやってろよ」と歌いながらも投げやりに言う巧であった。
最後は、ギンギラな衣装とグラサン姿の三人がポーズを決めて終了。



その頃、木場たち三人が暮らすマンションをスマートレディが訪れていた。
手に例のラジカセを下げ、音楽にノリノリで踊りながら。
思わずお茶を吹き出す三人。(よく見ると、三人の前にあるテレビにはポーズを決めるたっくん達が映っている)
歌いながら説明を始めるスマートレディ。
「ハーイ!こんにちは♪このスマートブレイン製CDラジカセは、全人類だけでなく全オルフェノクちゃんたちもハッピーハッピーにする不思議なラジカセなんです♪
 これをオンにすると歌って踊っちゃう、キャー素敵♪」
説明を聞くうち、木場たち三人もノリノリに。
木場「何が目的なんですか?」
海堂「ちゅーかよう、やるならもうちょっとoh!ファンキーな曲にしろって♪」
長田「でもなんかちょっと楽しくありません?気分がほら、ワクワクして♪」

スマートレディ「さあ皆でもっと歌いましょ♪」



「メリーさんの羊」

踊りながら一番を歌い上げる三人。
二番でスマートレディが空中浮揚しながら、ラジカセの目的を説明する。
曰わく、
  • このラジカセを全ての家庭に漏れなく一個お届けする
  • 全日本人をラジカセで歌い踊らせる「全日本ミュージカル計画」始動
  • その混乱に乗じて、奪われた三本のベルトを取り返す、という作戦


…なんとも壮大かつアホな計画である。これをあの村上社長が考えついたのだろうか。

曲の最後は、ゴージャスな衣装に身を包み、バラを加えた三人の決めポーズで締めくくられた。


「三本のベルト」

ここからはオペラ風のオリジナル曲であり、映像も本編のものを編集して構成されている。
曲はファイズカイザデルタの三つのライダーズギアと装着者たちについて歌われている。
(デルタはこの頃まだ装着者が三原に固定されていなかったため、「ベルトは誰の元へ向かうのか」という内容になっている)
草加雅人なら大丈夫~♪」


「最終章」
再びビデオオリジナル映像に。
まずはバレエ調の曲に合わせて踊るスマートレディ、木場たち三人、オルフェノク三人(オックス、マンティス、なぜかフロッグ)たち。
啓太郎と踊る真理は、歌いながらも「巧、オルフェノクが!」と連絡。
次の瞬間、真っ白だった風景は一転し、金網で囲まれた暗い場所に。
曲調もジャズ風になり、「ウエストサイド物語」を彷彿とさせる八人のダンスが繰り広げられる。
その様子を心配そうに見つめるスマートレディだったが、そこにオートバジンに跨がり、黒い革ジャン、グラサン、オールバック姿の巧が登場。
「変身♪」
ファイズに変身した巧はファイズエッジを手に三体のオルフェノクと戦う。
何故かアクションが起こる度に「バーン!」「くるっくるっ」とアメコミ調のオノマトペが入っている。
3対1で苦戦したファイズはアクセルフォームに変身、形勢は逆転する。

と、真理と啓太郎がファイズにラジカセを差し出す。ラジカセの下には「ファイズサウンダー」のテロップが。
よく見るとラジカセにはミッションメモリの挿入器も付いている。なんとこれ、ファイズ用の音波兵器でもあったらしい。
エクシードチャージしたファイズサウンダーで三体を一度に倒して勝利するファイズ。比喩ではなく本当に昇天するオルフェノク達
勝利を喜び、仲間とハイタッチするファイズというありえないシーンの後、クライマックスへ。
「あーりーがとー、巧ー♪ あーりーがとー、素敵なファイーズー♪」
少年合唱団風の衣装を着た一同に、革ジャン、グラサン姿でサムズアップして答える巧。
そして彼は、決めポーズに冒頭で持っていた掃除機を構えるのだった。
そして…
















全部たっくんが居眠り中に見た夢でした。なので当然、「ファイズサウンダー」も夢の出来事で実際には存在しない。
ただし、真理と啓太郎はクリーニングしながら「森の熊さん」をハミングしていたので、これが夢の原因になったのかもしれない。
寝ぼけ眼だが、巧も二人のハミングにボイスパーカッションで参加するのであった。


そして10年後に発売されたBlu-ray BOXにも収録され、知名度が更に上がることになった。


追記・修正は歌いながらお願いします。


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最終更新:2020年10月24日 15:29