仮面ライダー555 ハイパーバトルビデオ

登録日:2012/07/03 Tue 09:42:57
更新日:2024/04/23 Tue 02:12:10
所要時間:約 5 分で読めます


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『仮面ライダー555 ハイパーバトルビデオ』とは、『てれびくん』の応募者全員サービスとして製作された、『仮面ライダー555』のオリジナル短編作品。
監督は石田秀範が担当。


【概要】

仮面ライダーシリーズのハイパーバトルビデオといえば、きれいな浅倉偽(0w0)とアホ師弟などカオスな内容で有名だが、こちらも例に漏れない。

このビデオ、まさかの全編ミュージカル仕立てなのである。

初っ端のタイトルコールから、いきなり乾巧園田真理菊池啓太郎は白の、木場勇治長田結花海堂直也黒のスーツで


仮面ライダー555~♪

ハイパーバトールー♪ビデーオー(啓太郎「オ↑~↓~↑~↓」)


と歌い上げてのスタートである。
「(音程を外しまくった啓太郎に)…ヘタクソ!」
※啓太郎の溝呂木賢氏は、ホントは歌が上手いです。


【内容】

ある日、啓太郎と真理はクリーニングの仕事を、巧は店内の掃除機がけをしていた。
ふと巧がよそ見をして、掃除機がテーブルの足にぶつかる。
すると、上に置いてあったスマートブレイン製のラジカセが突然電子音を鳴らし、ディスプレイのデジタル時計には5:55の文字が……


「森の熊さん」

突如、童謡「森の熊さん」のメロディーが流れ出し、家の中はカラフルなライトに照らされた。
そして、3人が音楽に合わせてノリノリで体を動かし始める。
踊りながらまず一番を歌い上げる3人。
2番で「何で僕達歌ってるのかな?」歌いながら疑問を呈する啓太郎。
真理が「きっとこのラジカセのせいだよ」歌いながら答える。
「いいからスイッチ切れよ!」と鬱陶しそうに歌いながら巧が指示するも、何故かスイッチは切れないらしい。
真理は構わずに「不思議ねこれ、だんだん楽しい気分になる」
「勝手にやってろよ」と歌いながらも投げやりに言う巧であった。
最後はギンギラな衣装とグラサン姿の3人がポーズを決めて終了。


その頃、木場達3人が暮らすマンションをスマートレディが訪れていた。手に例のラジカセを下げ、音楽にノリノリで踊りながら。
思わずお茶を吹き出す3人(よく見ると、3人の前にあるテレビにはポーズを決める巧達が映っている)。
歌いながら説明を始めるスマートレディ。


ハーイ!こんにちは♪

このスマートブレイン製CDラジカセは、全人類だけでなく全オルフェノクちゃん達もハッピーハッピーにする不思議なラジカセなんです♪

これをオンにすると歌って踊っちゃう。キャー素敵♪


説明を聞くうち、木場達3人もノリノリに。


木場「何が目的なんですか?」
海堂「ちゅーかよう、やるならもうちょっとoh! ファンキーな曲にしろって♪」
長田「でもなんかちょっと楽しくありません? 気分がほら、ワクワクして♪」

さあ、みんなでもっと歌いましょ♪


「メリーさんの羊」

踊りながら一番を歌い上げる3人。
2番でスマートレディが空中浮揚しながら、ラジカセの目的を説明する。
曰く、
という作戦。
……なんとも壮大かつアホな計画だが、これをあの村上峡児が考えついたのだろうか。

曲の最後はゴージャスな衣装に身を包み、バラを咥えた3人の決めポーズで締めくくられた。


「3本のベルト」

ここからはオペラ風のオリジナル曲であり、映像も『555』TV本編のものを編集して構成されている。
曲は仮面ライダーファイズ仮面ライダーカイザ仮面ライダーデルタのライダーズギアと装着者達について歌われている。
なお、デルタはこの頃まだ装着者が三原修二に固定されていなかったため、「ベルトは誰の元へ向かうのか」という内容になっている。
「仮面ライダーカイザ~♪ ベルトを着けると灰になり~♪『呪いのベルト』と呼ばれたが~♪ 草加雅人なら大丈夫~♪」
後にTV本編最終盤で、実は草加も大丈夫ではなくなってしまったのだが。


「最終章」

再びビデオオリジナル映像に。
まずはバレエ調の曲に合わせて踊るスマートレディ、木場達3人、オルフェノク3人(オックスオルフェノク、マンティスオルフェノク、何故かフロッグオルフェノク)達
啓太郎と踊る真理は、歌いながらも「巧、オルフェノクが!」と連絡。
次の瞬間、真っ白だった風景は一転し、金網で囲まれた暗い場所に。
曲調もジャズ風になり、『ウエストサイド物語』を彷彿とさせる8人のダンスが繰り広げられる。
その様子を心配そうに見つめるスマートレディだったが、そこにオートバジンに跨がり、黒い革ジャン、グラサン、オールバック姿の巧が登場。


変身♪


ファイズに変身した巧はファイズエッジを手に、3体のオルフェノクと戦う。
何故かアクションが起こる度に「バーン!」「くるっくるっ」とアメコミ調のオノマトペが入っている。
3対1で苦戦したファイズはアクセルフォームに変身、形勢は逆転する。

と、真理と啓太郎がファイズにラジカセを差し出す。ラジカセの下には「ファイズサウンダー」のテロップが。
よく見るとラジカセにはミッションメモリーの挿入スロットも備わっている。なんとこれ、ファイズ用の音波兵器でもあったらしい。
エクシードチャージしたファイズサウンダーで3体を一度に倒して勝利するファイズ。比喩ではなく本当に昇天するオルフェノク達
勝利を喜び、仲間とハイタッチするファイズというありえないシーンの後、クライマックスへ。


あーりーがとー、巧ー♪ あーりーがとー、素敵なファイーズー♪


少年合唱団風の衣装を着た一同に向けて革ジャン、グラサン姿でサムズアップして応える巧。
彼は決めポーズに冒頭で持っていた掃除機を構えるのだった。
そして……
















以上の出来事は全て巧が居眠り中に見た夢だった。なので当然「ファイズサウンダー」も夢の出来事で実際には存在しない。
ただし、真理と啓太郎はクリーニングしながら「森の熊さん」をハミングしていたので、これが夢の原因になったのかもしれない。
寝ぼけ眼だが、巧も2人のハミングにボイスパーカッションで参加するのであった。


【余談】

本作はハイパーバトルビデオという媒体の関係で応募者以外は見られず、しかも当時はDVDではなくVHSという事で今や視聴が困難になってしまっていたのだが、『555』放送10年目に合わせて発売されたBlu-ray BOX 2に収録され、視聴が容易になった。

その後、食玩『装動』シリーズの『SO-DO CHRONICLE』でまさかのファイズサウンダーの立体化が行われた。


追記・修正は歌いながらお願いします。


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最終更新:2024年04月23日 02:12