ミラクルワールド(仮面ライダー龍騎)

登録日:2010/08/23 Mon 23:02:03
更新日:2024/12/23 Mon 09:11:57
所要時間:約 3 分で読めます






ナイト「俺達は人間の」

ゾルダ「自由と」

王蛇「平和を守る」


仮面ライダーだ!



龍騎「…え?」


仮面ライダー龍騎』に登場する世界。


◆概要◆


ミラーワールドへ入ろうとした主人公・城戸真司が迷い込んだ謎の世界。
ミラーワールドと同様にミラーモンスター(ミラクルモンスター?)も棲息しており、細かな差異はあるものの概ねミラーワールドと変わらない。
が、ミラクルワールドの名は伊達では無く、真司はこの世界で数々の奇跡を目の当たりにする。

『とある仮面ライダー』によって支配されている。




◆登場人物◆



「なんかいつもと違うんだよなー」

主人公。ミラクルワールドの奇跡に時に戸惑い、時に呆然としつつも、仲間とともに奮闘する。ライドシューターは無い。



「龍騎。これからも力を合わせて戦おう」

ミラーモンスターの大群に囲まれ、フルボッコにされる龍騎を助けに現れた仲間その1。



「人の自由と平和の為にな」

龍騎を助けに現れた仲間その2。
仲間を巻き込んでしまう為かファイナルベントの威力はやや抑え気味。
「みんなにげろ」な絵本版の逆輸入?



「俺達は仲間だ……ずっとな」

ダリナンダアンタイッタイ。
龍騎を助けに現れてしまった仲間その3。ご丁寧に一回転までキメてくれる。これは役者が同じ『超光戦士シャンゼリオン』の「俺ってやっぱり決まり過ぎだぜ!!」のオマージュである。
何故か改心し、正義に目覚めてしまったミラクルワールド最大の奇跡。
それでいて喋り方のトーンや仕草は本編と同様なので違和感が物凄い事に。


仮面ライダーアギト 悪のバーニングフォーム(CV:遊佐浩二)

「来たな、ライダーども……このミラクルワールドの塵となれぇ!」

バーニングフォームで龍騎達の前に立ちはだかる、ミラクルワールドの支配者。
オリジナルと違い、目が赤色。手から火の玉を飛ばす。多数のミラーモンスターを使役する。
ぶっちゃけ見た目がホントに悪役っぽい。


◆ミラーモンスター軍団
ゼノバイター、テラバイターギガゼール、ネガゼール、アビスラッシャー、アビスハンマー、デッドリマー、ゲルニュートの8体が登場。
ゼノバイターは飛翔斬、アビスラッシャーとギガゼールはベノクラッシュ、残りの5体はエンドオブワールドで撃破された。



「龍騎、力を合わせて奴を倒すぞ!」

龍騎達の危機に参上した、綺麗なアギト。グランドフォーム。
バーニングフォームのアギトはミラクルワールドが作り出した彼の幻影であり、バーニングフォームを倒すため龍騎達と協力する。
声は前作でアギトのスーツアクターだった高岩成二氏が演じている。


◆戦いの果て


龍騎のドラゴンライダーキックでも倒せない強敵、アギトバーニングフォーム*1
だが、アギトグランドフォームと、見よう見まねでアギトの力に目覚めた龍騎のダブルライダーキックでついに撃破、ミラクルワールドに平和が戻る。

その後、戦いを終えた真司と三人のライダーは心を通わせ、真の仲間となった。

「「「お前と出会えて……俺達は幸せだ」」」


追記修正よろしくお願いします
















「言ってたよ。みんな『お前にさえ出会わなければ幸せだった』ってな」



まあ、夢オチなんですけどね。

上記は全て、てれびくんの応募者全員サービス・ハイパーバトルビデオ『龍騎vs仮面ライダーアギト』内で、真司が各ライダーの情報をまとめている途中に寝てしまって見た夢であり、ミラクルワールドも当然ながら真司の夢の中にしか存在しない。作業は中途半端、かつ寝ぼけて変な話をする真司に、蓮はいいかげんな奴だと呆れるのであった。

なお、『龍騎vs仮面ライダーアギト』は王蛇を筆頭に激しくキャラ崩壊するライダーたちや、高岩成二が声を務めるグランドフォーム、ショッカー怪人よろしく鳴き声をあげるミラーモンスターなどギャグもそれ以外も見所の多い作品なのだが、
本編の結末を見た後に改めて視聴すると、主に皆と解り合えたことを無邪気に喜ぶ真司などで軽く鬱になってくること請け合いなので気を付けよう。
また、当初は仮面ライダーシザースも参戦させる予定だったようだが、『仮面ライダー龍騎スペシャル 13 RIDERS』の撮影と同時期だったため没になったとのこと。

なお、本作は何気に平成ライダーでは初となる前作とのクロスオーバー作品であり、後の『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』や『MOVIE大戦』『ジェネレーションズ』シリーズといった冬映画の先駆けとも取れる。
そして『龍騎』20周年の節目の年に『仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』にて龍騎・ナイト・王蛇・リュウガがゲスト出演を果たしており、ある意味では仮面ライダー史に少なくない影響を残した……のかもしれない。



追記・修正は人類の自由と平和を守りつつお願いします。

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最終更新:2024年12月23日 09:11

*1 龍騎のドラゴンライダーキックで敵にトドメを刺せなかったのはこれが初めてであり、本編・TVSP劇場版を含めても唯一のケースだった。