仮面ライダー剣 超バトルビデオ 仮面ライダー剣VSブレイド

登録日:2012/06/16 Sat 23:50:52
更新日:2024/03/15 Fri 10:00:59
所要時間:約 4 分で読めます




『仮面ライダー剣 (ハイパー)バトルビデオ 仮面ライダー剣(ブレイド)VSブレイド』とは、『てれびくん』の応募者全員サービスとして製作された『仮面ライダー剣』のハイパーバトルビデオである。


【あらすじ】

仮面ライダーの都市伝説を追う中で出会った4人の仮面ライダー達の情報をまとめていた白井虎太郎。
そんな彼の傍らには、同居人であり4人の仮面ライダーの一人でもある剣崎一真の変身ツールであるブレイバックルが勝手に持ち出されていたが、後でちゃんと返せば問題ないと軽く考えていた。

そんな暢気な虎太郎の元へ現れたのはもう一人の同居人、広瀬栞。
剣崎が勝手に自分の部屋に入ってきた事を怒る彼女に対し、「自分が持ち出したブレイバックルを探していたからでは」と虎太郎はどこまでも暢気な対応。

そこへ当の剣崎が現れ、虎太郎が勝手に自分のブレイバックルを持ち出した事を注意するものの、栞の部屋に入った事に関しては心当たりがない模様。

そんな混乱する3人の元に現れたのは、赤いマフラーをしたもう一人の剣崎だった……


【登場人物】

剣崎一真/仮面ライダーブレイド
ご存知、我らが愛すべきオンドゥル王子ことケンジャキ。
今回はアホ師弟に間違って殴られたり、誤射されたり、睦月に馬鹿にされたり、本編では全く当たらなかった「ボアタックル」を偽者が自分以上に上手く使って当てられたりと、割と不憫。

橘朔也
ご存知、我らが最強のヘタレことダディ。そして本作におけるアホ師弟の師匠。
本物のブレイドを偽者と間違えて殴った睦月をたしなめつつ、「俺は剣崎と付き合いが長いんだ」とアピールした次の瞬間、
華麗に本物の尻を誤射するという、いつも通りの橘さんクオリティを見せつけて視聴者の腹筋を崩壊させた。
ブレイドに♦9・GEMINIのラウズカードを渡す事で、逆転の切っ掛けを作るという見せ場を作るものの、最後は年下の睦月を相手に非常に大人気ないやり取りを繰り広げた。

上城睦月
ご存知、我らがヘタレと厨二病を行ったりきたりのムッキー。そして本作におけるアホ師弟の弟子。
自信満々で本物のブレイドを殴るという布石を打った事で、その後の橘さんの誤射がより強調される事態になった。
そんな橘が♦9・GEMINIのカードをブレイドに渡したのに対し、彼は本編でも猛威を奮った♣10・REMOTEのカードをブレイドに渡した。
ラストでは橘と大人気ないやり取りを見せた。

相川始
ご存知、我らがジョーカー。
通りすがりのように現れて、美味しい所を一人で持っていった。
彼はブレイドにカードを渡さなかったが、本物のブレイドと偽者のブレイドの違い(※マフラーではない)を見抜き、最初に逆転の切っ掛けを作った。

白井虎太郎
牛乳をこよなく愛する、相変わらず立場の弱い家主。
彼がOPでまとめていた文章は(本編とはパラレルの世界線という形ではあるが)後に映画『劇場版 仮面ライダー剣 MISSING ACE』で書籍化される事に。
何気に本編ではほとんど触れられていない
などもしている、視聴者に優しい役回り。

広瀬栞
『剣』のメインヒロイン。
偽者の剣崎に部屋に入られる。それだけ。

偽剣崎/偽仮面ライダーブレイド
本物の爽やかな性格と違い、暗い表情と陰鬱な笑みが特徴的。
ブレイバックルをコピーしてブレイドに変身、本物の剣崎よりもラウズカードを使いこなし、互角の戦いを繰り広げた。
本物と違い赤いマフラーをしており、ブレイドに変身してもマフラーはそのままなのだが、何故か誰もその事に気付かない。
その正体はトライアル(橘のデータを使ったトライアルEとは同タイプだが、名前は「トライアル」だけでアルファベットはない)。


【本作の主な見所&ツッコミどころ】

  • 橘と睦月が仮面ライダー変身せずにそれぞれのラウザーを使用する(『剣』本編では常に変身してから使っていた)。
    • にもかかわらず、劇中では2人とも最初から最後まで上記のようなツッコミどころ満載の行動しかしなかった(なお、ほとんどが演じた天野浩成氏(橘役)と北条隆博氏(睦月役)によるアドリブ)。
    • ちなみに演じたお二方曰く「劇中のワンシーンとして触らせてもらえて嬉しかった」とのこと。
  • 誰も偽剣崎/偽ブレイドのマフラーの存在に気付かない。
    • メタな事を言ってしまうと、マフラー以外は本物とほぼ同じ外見をしており、そうでもしなければ視聴者には判別がまず不可能なためと思われる。
  • ♦9・GEMINIを使用して2人に分身したブレイドが、それぞれジャックフォームとキングフォームに変身。違う姿のブレイドが3人という、本編ではありえないような凄まじい絵面に。
  • 『剣』本編最終回の事を考えるとあまりに切ないラストの剣崎の笑顔。


【余談】


  • 映像媒体がハイパーバトルビデオという関係上、2013年までは視聴が困難な部類に入っていたが、現在では『剣』Blu-ray BOX 1の映像特典として収録されており、視聴が容易になっている。



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最終更新:2024年03月15日 10:00