ヴァオー(ACfA)

登録日:2010/05/25 Tue 13:28:57
更新日:2025/04/17 Thu 20:31:18
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ハッハー!


まだまだいけるぜ、メルツェール!




ARMORED CORE for Answerに登場するORCA旅団所属のリンクス。
ORCAランクは6。
CV・ふくまつ進紗(銀翁と兼役)


【概要】

メルツェルにその才能を見出されORCA旅団に参入したリンクスであり、我の強そうな一群の中でも群を抜いて個性が強い。
『最初の五人』を始め根暗な連中が多いから入れたのだろうか。

性格はプロフィールにも書いてあるように、竹を割った様な良い意味で単純で豪快な性格。
ORCA旅団に誘った当のメルツェルにすら単純馬鹿と称されるほど。台詞も細かい事は気にしない様な台詞が多い。

そしてその台詞は未使用音声含め、ほとんどが大声というORCA旅団の壊れたスピーカー役。
リンクス、そして搭乗ネクスト共々とてもうるさい。

ガチタンというだけありダメージが嵩んでも全く応えた様子は無い。
冒頭の台詞はその時のものだが、字幕では上記の通りでも実際のイントネーションは

「ハッハァァァア!!! ま・だ・ま・だいけるぜぇぇ!! メルツェェェエルッ!!!」

といった感じで非常にハイテンション


また未使用音声の中には、「望外だ!! 悪くないぜお前らぁ!!」という、手ごたえのある敵機に対する賛辞とも優秀な僚機に対する賞賛とも取れる台詞や、

「貧弱! 貧弱ぅ!!」というおそらくはミッションでヴァオー優勢時の台詞と思しきものもある。

しかも後者は「貧弱!ww 貧弱ゥゥゥ!!ww」といった笑いを堪えながら言っているかのような口調。「貧弱!貧弱ゥ!」とはイントネーションが異なる


追い詰められると後ろ向きな台詞や愚痴、文句を零す様な奴が多いACシリーズにおいてはかなり貴重な部類に入るリンクスでは無いだろうか。


説明文のみならず、実際の多くの台詞からもメルツェルへの篤い信頼が窺える。
これまた未使用音声の中には、おそらくは主人公&ウィンのタッグに対する「あいつら手強いのか」「(テルミドールも高く評価するほどと聞いて)ふん、そりゃあ楽しみだ」というメルツェルとの会話と思しいやりとりも確認されている。
メルツェルとしても自らに付き従う彼を悪く思っていないことが示唆されており、両者には一定以上の友情関係があったのではないかとする向きは強い。


【搭乗機体】

グレディッツィア


有澤重工旧標準機体、霧積のコアをアルドラの新作SOLDNER-G8の重装コアに、ジェネレーターをARGYROSのコジマタンクに変更したかなりタフな機体。
いわゆるガチタン
エンブレムも機体色も白く、共に出撃するメルツェルの乗機オープニングが漆黒のカラーリングなのとは対照的。因みに本機のアーキテクトもメルツェル。
よく見ると頭部にはローゼンタールの新作スタビライザーが装備されているためエンブレム同様、どことなくカブトムシっぽい頭をしている。

武装は肩部にショックロケット、左手に高威力のバズーカ、そして残るは全てガトリングガン
右腕は『fA』の新登場モデル、両肩も『fA』で追加された設定上は試作止まりの大型ガトリング。説明文にもある「ガトリングモンスター」の名は伊達ではない
しかもドラムマガジンのガトリング砲と言う浪漫溢れるガチタン……社長とはまた違う浪漫を溢れさせるガチタン……狙ったか!!(´神`)!!

と、ネタ臭い感じに説明したがこれが意外と言うか普通に厄介
両背部に計2門装備したこの巨大ガトリング砲「GAN01-SS-GC」、相当な変態兵器である。
弾速・精度が低いため回避自体はそう難しくも無いが、こちらを捕捉している限り連続で弾を垂れ流しているので、
ひとたび動きを止めてしまったり射線に突っ込んでしまい、間違って食らえばPA・AP共にガン削り。PA無しで食らえばもう合掌モノ。

被弾時の衝撃も結構あり、どこぞの穴の様に安定性能が低い機体がPA無しで食らうと固められてしまいそのまま蜂の巣に……なんて事もある。
カテゴリ名が「CHAIN GUN」から遂に独立して「GATLING CANNON」というのも頷ける。
グレディッツィアが見た目もうるさい原因もコレ。

そしてさりげにガトリングの中にバズーカを混ぜて来たりもする。
『フツーじゃん、ネクストならwww』と思ったアナタ。
そう、そこのアナタ。フツーじゃないんです。

このガトリングとバズーカのエフェクト、どちらも白くて長細いエフェクトなのだが、撃たれる側だと全く見分けが付かない
つまりガトリングを多少食らってでも攻撃を……と思ったら時々混ざる高威力&強衝撃のバズーカ弾に泣く事に。一発のバズーカで固められ、そこにガトリングの弾幕などもらった日には…

その瞬間火力の余り、僚機としてやって来た少佐
火力だけか…それでORCAとは、笑わs…済まない…撤退する(´・ω・`)
となる事もしばしば。

因みにとっつきを格納しているがレギュ1.20以降はそのせいで重量過多
まぁガチタンだから仕方無いよね。

運動性も機動性もネクストとしては低いが、小型のアームズフォートもかくやという火力と制圧力を持つ本機であれば通常兵器の群れを一蹴する程度は朝飯前。
ガトリングガンでは追い付かないような巨大兵器やAFと出くわした際も、格納に忍ばせた射突型ブレードを見舞えば即K.O.できる。
メルツェル共々、ネクスト戦より通常兵器の軍勢の掃討を想定したアセンと考えられる。

「グレディッツィア(Gleditsia)」とはマメ科の植物、サイカチのこと。
エンブレムには正面から見た白いカブトムシが描かれているが、カブトムシはサイカチの木に集まることが多い事から「サイカチムシ」の別名もあることからの連想だろう。
メダロットシリーズのプレイヤーにはサイカチスと同源と言えば伝わりやすいだろうか。


各ルートにおけるハッハー!!


【ORCAルート】&【虐殺ルート】


ハッハー!!出番をくれ!!フロォォォォム!!

残念ながら出番はおろか言及すら無し。


【企業ルート】


ORCA旅団の拠点、ビッグ・ボックスを襲撃に来たウィンと主人公をメルツェルと共に迎撃。
大抵ウィンとメルツェルがぶつかるので、プレイヤーはこちらを受け持つだろう。
防御力も高く、火力も高いヴァオーに手こずるのは誰しもが通る道(のハズ)。

実質的にメルツェルより厄介なので先にメルツェルを倒して少佐と一緒に仲良く倒すのがオススメ。
でもメルツェルと一緒で、ビッグ・ボックスから落ちるともう終わる。


へッ、ここまでか

悔いはねぇ

楽しかったぜ、メルツェル


撃墜されると、やりたいようにやり切れたこととメルツェルへの最後の別れを静かに告げながら逝く。
この時メルツェルが生存していた場合、「…単純馬鹿が 死んで治るものでもあるまい…」と零す。
遠回しな表現ではあるが、要するに「死んでまで単純馬鹿度具合を直そうとしなくても……」というヴァオーの死を悼む発言と見て良いだろう。
性格は真反対に見えるが、メルツェルにとってもヴァオーは計画実現のための駒とかではなく、友情を感じていたのだろうか。

プロフィールにメルツェルに見出されORCA旅団に参入したと有るが、一体どういう風にして加わったのだろうか。
必要とされ無かったかも知れない彼がメルツェルに必要と言われ、彼はどういう心境でORCA旅団に加わったのだろうか。
彼自身メルツェルの事を嫌いでは無い風な感じで、見出してくれたメルツェルと共に迎撃に加わった彼は一体どんな人物だったのか。

ORCAルートにおいてメルツェルのイケメン発言を聞いてなお、共に出撃したとすると彼も相当イケメンなのかもしれない。
フロム脳、出番だよ。








ハッハー! まだまだ追記修正できるぜ、メルツェール!


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最終更新:2025年04月17日 20:31