ガンダム アヴァランチエクシア/アヴァランチエクシアダッシュ

登録日:2014/04/28 (日) 20:57:48
更新日:2018/04/18 Wed 21:16:46
所要時間:約 3分で読めます




『機動戦士ガンダム00V』及び『機動戦士ガンダム00V戦記』に登場するMS。



■ガンダム アヴァランチエクシア

型式番号:GN-001/hs-A01
頭頂高:18.3m
総重量:62.1t(アヴァランチユニット:4.9t)

武装:
GNバルカン×2
GNソード
GNブレイド×2
GNビームサーベル×2
GNビームダガー×2
GNシールド

パイロット:
刹那・F・セイエイ&font
JB・モレノ


ガンダムエクシアが高機動用追加装備「アヴァランチユニット」を装着した姿。
上半身、特に肩部の追加ユニットが目立つが脚部を含め全身にGNコンデンサやブースターが増設される機構である。
かつてAEUの主任整備士を務めていたイアン・ヴァスティが設計しており、そこで培ったMSの航空機的運用における高い技術力が存分に生かされている。

ユニットには大型・大容量のGNコンデンサーと多数のGNバーニアが備わっていて、コンデンサー内部の大量のGN粒子を一挙に放出して運動性と飛行速度を高めている。
特に飛行速度は、ユニオンフラッグAEUイナクトも追いつけず、ガンダムキュリオスすら超える程。

この超高速移動で接近戦に強いエクシアを短時間で望む戦場に送り込めるのは勿論、近接戦闘主体のエクシアには空戦能力の高い旧式機複数に遠距離から包囲されて集中砲火を浴びると成す術がほぼなくなるという弱点も解消出来る。
飛行形態の機動兵器が相手だろうと瞬く間に距離を詰め、接近戦に持ち込んで難なく仕留めることが出来る、このユニットの利用価値は高い。

このように、「雪崩の如くあらゆる物を丸呑みしながら猛スピードで通過していく」戦闘スタイルが由来となり、「雪崩」という意味の「アヴァランチ」と命名された。
なお、装備はいつでもパージ可能。


だが、コンデンサー内の粒子はたった10分で使い切ってしまう上、コンデンサーに満タンまで貯蔵するのに一時間はかかるという短所もある。
ちなみに貯蔵にかかる時間については、本装備を使わない時も常時満タンにしておくことで対処しているようである。
また、貯蔵粒子の残量は胸のメインシグナル(レンズ部)に表示させられる。

腕と肩のユニットをドッキングさせて高速移動形態をとることができ、空気抵抗を低減させられる。また、周囲にGNフィールドを薄く展開して気流を制御できるようにもなる。

極端な話、アヴァランチユニットは猛スピードで飛ぶためだけの装備であり、火力や防御力といった面までは強化されず、武装はどれもエクシアと全く同じ物である。
だが、その猛スピードを利用すれば破壊力と貫通力を向上させることができる。
セブンソードは全て背中にマウントされていて、うち3本はウェポンアームにマウントされる。使う際にはアームを展開して脇下から取り出す。

型番は「hs」が「ハイスピード」、「A01」が「アヴァランチ型の1号機」の意。




○作中の活躍
マイスターは刹那。

西暦2307年頃に実戦投入され、南米大陸に出現。ユニオンはフラッグをスクランブル発進させたが、あっという間にぶっちぎられてしまった。
なお、これを目撃していた政治歴史学者ロベール・スペイシーはその姿に心奪われてしまい、これ以降はMS開発史研究者に転向している。彼にとって本機はまさに「運命の機体」であったのだ。
後に出版された彼の著書「MS開発史とガンダム」の影響で一般にも本機の存在は広く知られるようになったという。

この他にも、ソレスタルビーイングの拠点となっていた無人島の近くを2機のオーバーフラッグが通りそうになったため出撃してこれを撃墜したり、
軌道エレベータ近くの街で起きたウイルス・テロに対処すべくJ・B・モレノを乗せて発進している。




■ガンダム アヴァランチエクシアダッシュ

型式番号:GN-001/hs-A01D
頭頂高:18.3m
総重量:65.9t

追加武装:GNクロー×2

パイロット:刹那・F・セイエイ


アヴァランチエクシアの脚にさらなる追加装備「ダッシュユニット」を装着した姿。通称「アヴァランチダッシュ」。
これによって宇宙にも対応可能になった。

これにもGNコンデンサーとGNバーニアが内蔵されているが、運動性や速度を上げるだけでなく、GN粒子の質量可変効果を利用したAMBAC機能の強化も目的の一つ。
各部のGNコードは展開・収納できるようになっている(エクシア本体のコードは不可)。
展開すれば格闘戦などで効率よくAMBAC効果を活かせ、収納すれば破損の危険性が無くなる。ただし、収納中は複雑なAMBACができなくなり、さらにこのシステムを採用したことで操作性が低下した。

ちなみにアヴァランチユニットのGNコンデンサーも技術革新のおかげで改良され、粒子消費量がある程度減っている。

後に開発されたGNアーマーはダッシュユニットのデータがフィードバックされている。

なお、本機には三つの形態が存在する。


◇高機動モード
AMBAC能力をアップさせた形態。
肩とダッシュユニットをエクシアの重心からなるべく遠ざけるように展開して貯蔵された粒子の質量を可変させる。
粒子を使わずに素早く機敏な動作をとれるようになるため、特に格闘戦で非常に高い効果が得られる。

余談だが、GNコードなどの設置場所が重心より遠ければ遠いほど質量可変効果を使ったAMBACの効果は高まる。


◇高速移動モード
その名の通り、高速移動用の形態。
GNバーニアを全て展開・使用して凄まじい加速力を生み出す。

なお、本機は宇宙で運用されるため、腕と肩のユニットはドッキングさせる必要はない。


◇GN粒子最大解放
追加ユニットの各部を展開して高濃度粒子を戦域内にバラまくことで近距離での機動力が向上し、相手に対して優位に立てる。
トランザム起動時にもこの形態になる。

この形態から得たデータを基にしてトランザム中における戦術データが構築された。



○追加武装
  • GNクロー
ダッシュユニットに装備。
GNフィールド効果を使って攻撃力を上げられる他、ビームサーベルも出せる。



○作中の活躍
「流星の夜(メテオーアナハト)」と呼ばれる事故が起きた際に刹那が乗り、地球に落下してくる小惑星を細かく砕いたり、進入角度を変えさせたりしていた。

この事故以外での本機の運用は確認されていない。

その後、保管されていたユニットはフォン・スパークによって持ち出され、ガンダムアストレアの追加ユニットとして使用されることになった。
ちなみにアストレア自体はエクシアのプロトタイプみたいなものだが、各部の形状が結構違うので互換性は意外と高くなく、一部パーツは無理やりくっつけている。




■ガンプラ
1/100でアヴァランチエクシア、HG GUNDAM 00でアヴァランチダッシュ(台座付き)が発売。
後者はアヴァランチエクシアとしても組める。
また、どちらも素のエクシアとしても組めるが、HGの方は本来有るはずの肩のGNコードが入っていないため完全な状態にはできない。設定通りに作りたい場合はエクシアの説明書からパーツ請求しよう。

なお、HGのGNクローには他のMG付属のビームサーベルパーツが取り付け可能。ウェポンアームから武器がポロリしやすいが本体のゴツさと相まってかなりの迫力。
些か黄色が足りない&青下地に黄色を塗る必要があるので部分塗装派には面倒な仕様である。




[ゲームでの活躍]
  • Gジェネ
据え置き系では「OVERWORLD」でアヴァランチエクシアが初登場。
武器は「セブンソード」が無いが、フルアーマーシステムが追加されているので実体攻撃への耐性が追加されており、なによりパージが可能なため燃料切れやダメージが蓄積した際に通常のエクシアに戻って完全回復できるのが大きく、
エクシアの上位互換と言っていい性能となっている。
ちなみにトランザム攻撃は残されており、エクシアとはまた別の演出なので見てみるのもいいだろう。
蛇足だが、アヴァランチでもトランザムは理論上可能だが、使用後のリスクが通常のエクシア以上に高いはずなので、アヴァランチでのトランザムは本当に最後の手段だろう。
無論、ゲームでは改造すればあまり気にならなくなるが。

  • エクストリームバーサス マキシブースト
コスト2500でアヴァランチエクシアが参戦。エクシアをさらに格闘よりにした性能で、武装自体はエクシアと共通のものが多いがGNダガー等の性能は変更されている。
GNラッセがないために中距離での手数は減少したが、代わりに特殊移動と機動力を強化できる格闘CSを手に入れた。「格闘より万能機」と言うよりは「一応射撃ができる格闘機」といった機体である。
扱いはエクシアより難しく、かなり少ないブースト量(ブースト性能自体は高め)をやりくりして相手に近付く必要がある他、格闘CSを使わないとコンボ火力もかなり低い上級者向け機体。

しかし、エクシアより豊富なキャンセルルートやトリッキーな機動などの相手を翻弄する手段は豊富に持ち、それらを上手く活用すればブースト量の少なさをフォローしながら相手に近づくこともできる。
これらの技術を駆使して戦場を雪崩のように荒らし回るのがこの機体の真骨頂。
覚醒技は乱舞系の「一瞬の雪崩の如く」。


  • NEWガンダムブレイカー
登場が予告されている。



追記・修正はこの機体に運命を感じた方にお願いします。

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