エンジェル(コピー能力)

登録日:2014/05/19(月) 23:40:43
更新日:2018/08/18 Sat 21:26:48
所要時間:約 4 分で読めます






エンジェルとは、『星のカービィ 鏡の大迷宮』に登場したコピー能力の一つである。




概要

天使のような黄色いリングを頭に浮かべ、背中に白い翼を生やした可愛い系のコピー能力。
薄い緑色な天使の姿をしたザコ敵、アニーから得られる。


キューピッドの弓矢で敵を射抜いて攻撃する。
構えている時は発射角度を上下斜めに変更可能。
溜めると最大3発まで同時に撃つことができ、溜めた分だけ遠くに飛ぶ。
狙った獲物は確実に逃さない、天使というより悪魔である。
刺さった矢がしばらく残るのも地味に痛々しい。


ホバリングの代わりに↑キーかAボタンを押すことで、頭のリングが光り浮遊状態となる。
ただのホバリングと違うのは、上下左右に素早い空中移動が可能なところ。
具体的には地上のダッシュと同じぐらいの速さがある。
高度は徐々に下がっていくものの、割と遅いので気にならない。



このように一見強そうなコピーだが、実際は扱いが難しいところもある。



まず、弓矢のダメージが低い。
これはレーザー同様に連射が効くための調整と思われ、大した問題ではないだろう。

しかしもう一つ困ったことに、構え中はその場から一切動くことができない。
角度を変えたり矢を溜めたりしようとすると、その間に敵から攻撃される危険性が高まるのである。
この辺りは溜めながら移動可能なUFOの下位互換に甘んじがちで、痛い短所になりやすい。
それ故、エンジェルの取り回しは意外とテクニックが要求され、ガチで使うには練習が必要。


このように『鏡の大迷宮』時点では上級者向けの印象が否めなかったが、
飛行能力の高さで上手くカバーされており、ひどく使いづらいという程ではなかった。



ところが・・・その後に出た『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』で急に旗色が悪くなった。
なんと飛行スピードがホバリングと同程度にまで弱体化してしまい、貴重な取り得が失われたのである。
更に矢の飛距離もグレードダウン。溜め無しで斜め上に撃ったらまあ悲惨なこと・・・

これはエンジェルにとってかなりの痛手であり、後半のボス戦で満足に立ち回ることが難しくなってしまう。
常時強制スクロール(しかも緩急あり)のヤドガイン、素早く掴みかかってくるボーボー辺りは厳しいものがあり、
時間差火柱爆弾で避難を強いるダークドロッチェに至っては勝てるかどうかも怪しい。

ボス戦を抜きにしても、通常ステージで浮遊状態を使うより地に足つけて走った方が早いという現実がある。
どうしてこうなった・・・



その代わり、エンジェルのまきものを入手すると新技が覚えられる。
この技はダッシュ入力を続けたまま矢を撃つと、「直線状に矢を三本同時に高速で飛ばす」という内容。
何だそれだけ?などと思うなかれ、意外と連射が効くので結構強い。
固定砲台にはなるが、地上空中を問わずダッシュ入力していればガンガン撃ち続けることが可能なのだ。
飛距離の面でも弱体化したエンジェルにとってはありがたい技である。
(ならどうして元の技を弱体化したんだという話になるが)




『参上~』で微妙な面が強くなったまま音沙汰の無いエンジェルだが、希望がないわけではない。
Wii』のニードル、『トリプルデラックス』のホイールがそうであったように、
エンジェルも後のカービィ作品に電撃復活する可能性は有りうるのだ。
しかし、ここまで述べたように一度弱体化してしまい、改善の余地が残されていることは事実であり、
コマンド技有りのシステム下で投入される場合、大幅なテコ入れを要することは想像に難くないだろう。
いっその事、最近登場した同じ弓矢の能力「スナイパー」との複合案も考えられる。
というかスナイパーの性能が非常に良すぎるため、それぐらいやって貰わないと立場が・・・
全てはハル研の意思次第である。



コピー以外のエンジェル

あつめて!カービィ』ではカービィが青い状態で攻撃を食らうと、真っ白な文字通りの天使になってしまう。
この時の姿はコピー能力としてのエンジェルに酷似しているが、
放っておくと完全に昇天するので早急にひっつけて呼び戻す必要がある。
だが、一部のギミックや攻撃では天使になる猶予も与えられずに消滅してしまう。
こればかりはどうにもならない。



また、『トリプルデラックス』のサブゲーム「カービィファイターズ!」でも昇天の演出がある。
こちらも『あつめて』同様の真っ白な天使の姿であり、体力が0になって倒れた際に魂のごとく抜け出ていく。
コンフィグでゴーストカービィをONにしていた場合、天使にはならない。





余談

エンジェル、とくれば後は対になる「デビル」でも欲しい所だが、
残念なことに現時点では該当するコピー能力が登場していない。
むしろカービィ自体が通称「ピンクの悪魔」だから必要ないのかも知れないけど。


一方、テレビアニメ版では文字通り悪魔のような性質に変貌した「デビル・カービィ」が登場した。
これはよくありがちな「本物を騙った悪党」などではなく、魔獣が原因で悪に染まったカービィそのもの。
普段からは想像もできないほどの悪行三昧を働くようになってしまい、ププビレッジを恐怖に陥れた。





追記・修正はエンジェル愛好家の方にお願いします。

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