アットウィキロゴ

コピー能力(星のカービィ ディスカバリー)

登録日:2022/04/01 Fri 00:53:39
更新日:2026/08/17 Mon 14:13:22
所要時間:約 14 分で読めます




この項目では、『星のカービィ ディスカバリー』におけるコピー能力について解説する。
また、その亜種とも言える「ほおばりヘンケイ」についても説明する。


☆概要

『ディスカバリー』の大きな目玉の一つが、コピー能力の進化である。
過去作では『参ドロ』において「ワザのまきもの」を入手することでコピー能力をパワーアップさせるシステムが登場したが、今作ではコピー能力そのものの名称や姿が変化し、技の性能や威力なども強化された「進化系」として登場する形となった。

3Dアクション化の影響もあってか、今作のコピー能力は全12種とかなり絞られている。
また、各能力の技も比較的シンプルになっているため、その分を補う形で導入されたのが、この進化システムだと思われる。
能力の総数を抑えつつ、「進化」という+αによってバリエーションを増やしている点は、過去作で言えば『2』『3』『64』に近いシステムともいえるか。

一方で、コピー能力の種類が絞られた影響から、ファイターや鉱物変身系(ストーン系)、電気系(スパーク系統)など、メインのアクションシリーズで皆勤賞だったコピー能力の多くが登場しなくなった。
また、全コピー能力を通して、完全無敵状態になれる技がほとんど存在しないことも特徴の一つである。

能力を進化させるためには、設計図・レアストーン・コインスターの3つが必要になる。
設計図はステージ内のどこかに隠されている場合が大半だが、中にはイベントなどで入手できるものもある。設計図がどのステージにあるかは、ワドルディの町にいるものしりワドルディが教えてくれる。
レアストーンは、基本的にトレジャーロードを攻略することで入手できる。トレジャーロードは、ステージをクリアしたり、ワールドマップ上の隠された場所を調べたりすることで出現する。
なお、コインスターとレアストーンは進化させる段階によって必要数が異なるため、それぞれ必要な数を集めなければならない。
また、設計図さえ入手していれば、2段階目を経由せず、直接3段階目まで進化させることも可能。

必要なものをすべて揃えて「ワドルディのぶき屋」にいるぶき屋ワドルディに持っていくと、コピー能力を進化させることができる。
進化させたコピー能力は、店内でいつでも使用できるほか、ステージ内で入手したコピー能力も、店内にセットしたものと同じ進化段階になる。もちろん、進化前の状態に戻すことも可能である。

また、メインストーリーをクリアすると、コピー能力の攻撃力を上げる「強化」が可能になる。
強化を1回行うごとに、能力の説明に記載されている「攻撃力」のゲージが1つ増加し、最大で5つまで増やせる。
さらに、ゲージ5つの状態からもう一段階強化するとゲージが虹色になり、実質的には6段階まで強化可能。
強化すると、RPGの武器などと同様に能力名の後ろに「+(強化回数)」が付くようになり、攻撃力を最大まで強化すると「+★」となる。

強化は最終段階のコピー能力だけでなく、初期段階や2段階目のものも可能。そのため、最終段階まで進化させて性能を底上げするもよし、進化前にしか存在しない技を目当てに、お気に入りのコピー能力を強化するもよしと、プレイヤーの好みに応じた育成が可能となっている。

前述の仕様により、初期段階や2段階目のコピー能力のほうが強化による伸びしろが大きく、付加効果を持たない代わりに、純粋な火力では進化後の能力を上回るものも存在する。
進化と同じく強化にもコインスターとレアストーンが必要。ただし進化とは異なり、一度強化すると攻撃力を下げることはできない。


☆登場するコピー能力

☆ソード

シリーズおなじみの剣で戦うコピー能力。
癖のない連撃に加え、高威力の「回てんぎり」や「メテオエンド」など、2Dではいまいち扱いづらかったワザが一気に使いやすくなった。
何気に「ソード百れつぎり」は、進化すると使えなくなる専用技。また、「スピニングソード(縦回転斬り)」は『参ドロ』や『バトデラ』のようにダッシュジャンプする必要がなく、空中で攻撃ボタンを押すだけで繰り出せるようになった。
3D化に伴い「きり上げスラッシュ」から「メテオエンド」へつなぐ攻撃はスライディング→A→Bという派生コンボに変更され、『鏡の大迷宮』に登場する「マスター」の「ファイナルソード」のコマンドを彷彿とさせる。

今作のソード系統はジャスト回避からコンボフィニッシュ技の「きめぎり」を直接繰り出せるため、某英傑のような戦い方を手軽に味わえる。
……というか、あるボスの本作でのデザインが某魔王の魔獣形態と同じモチーフになっているため、完全に某英傑の気分を味わえることだろう。

  • ギガントソード
ソードの進化系で、姿も含めてワイルドエッジを模したものとなっている。
設計図はワンダリア跡地の『サーキットでGo!』でワイルドエッジを撃破すると入手できる。

剣が巨大になったことで攻撃速度は遅くなったものの、その分、一撃あたりのダメージが大きくなっている。
チャージ攻撃も「回てんぎり」から、垂直に叩き斬る「(ハイパーギガントクラック」に変化。攻撃後の隙は大きいが、その分、威力も非常に高い。
空中で繰り出す「スピニング」は攻撃速度がほとんど変わらない一方、威力・攻撃範囲ともに大幅に向上している。接触ダメージが存在しないボス戦では、ボスの近くでこれを連発するだけでもHPを大きく削ることができる。
また、ガード時にはギガントエッジと同様に盾を構えるようになり、削りダメージを無効化しつつ、盾に付いたトゲによってカウンターダメージを与えられる。

さらに、ガード中に移動できるという本能力唯一の特徴もある。その一方で、緊急回避が一切行えない唯一のコピー能力でもある。
そのため、ガード無効の攻撃に弱いだけでなく、ジャスト回避によるカウンター攻撃というソード系統の利点も失われている。

  • メタナイトソード
ギガントソードが進化した姿で、ギャラクシアに加えメタナイトとおそろいのレア物仮面も着けるコピー能力。設計図はコロシアムの『メタナイトカップ』初回クリア報酬。
体力バーが1本分以上ある場合には「ムーンショット」という名のソードビームを放つことができる。今作では2本目の体力バーを減らされるまで保持できるライフアップハート的な強化アイテムが存在するため、条件は最終的に「実質体力50%以上」となる。
さらにこの段階のみ「メテオエンド」部分が「アッパーキャリバー」に変化。スライディング→A→B連打のコンボ技になる。竜巻は使えない。




☆カッター

こちらもシリーズおなじみのコピー能力。
従来から存在する「カッターブーメラン」や近距離で斬りつける「ファイナルカッター」に加え、新たに「リターンアタック」というワザを習得した。

「リターンアタック」は、カッターブーメランを投げた後そのまま攻撃ボタンを押し続けることで、飛ばしたカッターをその場に留めつつ戻ってくる際の威力を高める技。ボタンを離すと、威力が大幅に強化されたカッターがカービィの所へ戻ってくる。
この「溜めてから戻す」性質を利用して押すスイッチも存在する。
他のチャージ技とは異なり、チャージ中も自由に動き回ることができるのが特徴。そのため、敵の攻撃を回避しながらカッターを溜め、隙を見て攻撃に転じるといった立ち回りも可能となっている。
また、飛ばしたカッターブーメランでアイテムを回収することもできる。

  • チャクラムカッター
カッターの進化系。鳥を模した黄色いヘルメットの目つきが凛々しくなり、1本だけだった頭頂部のカッターが2本に増えた。ただでさえアイスラッガーとか言われてたのにさらに寄せてきた。
カッターを2つ投げ、左右に広がった後に元の位置に戻るという性質を持つ。
設計図はぶき屋解禁時にお試しとして貰える……が、その分進化コピーの中ではノーブルレンジャーと並び最低の攻撃力 1 であり、攻撃力強化での伸び代が大きい。

  • フルメタルカッター
チャクラムカッターの進化系。カッターがより巨大になり、丸鋸のような帽子と刃になった。某ロボボを思い出した人もいるだろう。
セブン親子に飽き足らず今度は兄の技まで…というのは流石に邪推だろうか。
設計図はオリジネシア荒野大地の『うるおい求めて』にある。カメラに微妙に映りにくい場所にあるため、見落としには注意。

攻撃力が通常のカッターから大きく上昇しているほか、最大の特徴として、カッターを壁に当てると跳ね返る性質が追加された。うまく反射させることで、通常よりも長い距離を飛ばすことができる。
また、カッターが連続ヒットするようになった。この性質により、ボス戦では敵に向かってカッターを投げた後、ホールドしながら逃げ回るだけでも体力をゴリゴリ削ることができる。

狭い場所では特に真価を発揮する一方、裏を返せば、その高い性能を活かせる場所が限られる能力でもある。
大抵のボス戦は広い場所で行われるため、その恩恵を実感しにくいが、フィールドが壁に囲まれている一部の裏ボス戦では、その性能を遺憾なく発揮できるだろう。
とはいえ、単純に使いやすく威力の高い飛び道具であることに変わりはなく、反射時の追加ダメージも直撃させた場合と比べればオマケ程度。そのため、反射を特に意識せずとも十分に扱いやすい能力となっている。


☆ファイア

炎を放つコピー能力。
今回は火を吹き付けた箇所(敵・地形を問わない)を炎上させ、長時間にわたって攻撃判定を残す仕様になった。
炎上した敵には継続的にダメージを与えられるほか、当て続けることで炎が徐々に大きくなり、さらに大きなダメージを与えられるようになる。
炎を吐きながら移動することも可能で、ガードボタンを押している間は向きを固定したまま移動できる。
「バーニングアタック」は空中で発動できるほか、攻撃ボタンとジャンプボタンを同時に押すことで、地上からも繰り出せるようになっている。

おなじみの「導火線に火をつけて砲台を発射する」仕掛けも登場。導火線の火は、砲台に入った状態でガードボタンを押すことで進行速度を速められる。この小ネタは、トレジャーロードのタイムアタック攻略では必須となる。
このほか、ランタンスイッチに火をつけることもできる。

やはり射程の代わりに+★の火力が最も高い。

  • ボルケーノファイア
ファイアの進化系。設計図はチャクラムカッターと一緒にお試しで貰える。
帽子がマグマの湧き出る火山になっており、攻撃も火炎放射ではなく、放物線軌道の火山弾を無数に発射し続けるようになっているため、空中で使うと多少射程が伸びる。

  • ドラゴニックファイア
ボルケーノファイアの進化系。設計図はホワイティホルンズの『いてつく海と風と』にあり、作業車ほおばりを使って入手できる。

ドラゴンの腕と翼を模した帽子を被った姿をしており、炎は赤紫色に変化。攻撃範囲も大幅に拡大し、火を吹きながらその場で狙い続けられるため、以前よりも敵に当てやすくなった。

「バーニングアタック」はドラゴンの翼が追加されて見た目がより派手になったほか、攻撃範囲も拡大している。
さらに、攻撃ボタンを長押しすることで突進距離を伸ばせるようになり、突進中はある程度左右に方向を変えることも可能。最後までボタンを離さなかった場合、突進の終わり際にふわりと上昇するため、空中で連続して使用しやすくなる。
ただし、突進する前に若干の溜めモーションが入る点には注意が必要。

ドラゴンというわかりやすいモチーフにド派手なエフェクトが子供受けも良いのか、「コロコロイチバン!」の読者投票では1位に輝いている。


☆ボム

今作に登場する既存コピーでは唯一の『スパデラ』初出となる能力。
相変わらず爆弾を投げて攻撃するわけだが、今作では爆弾が地形に接触しても爆発せず、何もしなければかなり長い時間その場に残り続ける仕様になった(敵や別の爆弾に触れると起爆する)。そのため、適当にばらまいておくだけでも、敵の接近を待ち構える「置き技」として利用できる。
また、攻撃ボタンを長押しすると赤い点線の誘導線が表示され、爆弾を狙った場所へ投げやすくなる。

ちなみに、爆弾を水中に投げ込むと爆弾の周囲に浮き輪が出現し、その場に浮かび続けるという細かな仕様もある。

  • チェインボム
ボムの進化系で、青い斑点が入った半透明の黄緑色の爆弾を投げる。
設計図はエバーブルグ海岸の『地下水道に流されて』にある貯水池でのバトルをクリアして入手。

爆弾同士を近くに投げると緑色の鎖が出現し、互いに連鎖する。連鎖させるほど威力と爆発範囲が強化され、より強力な爆発を起こせる。
しかし爆弾同士が接触すると即座に起爆する仕様のため、狙って連鎖させるにはそれなりの操作精度が求められる。せめてリモコンボムだったら……

  • オートサーチボム
チェインボムの進化系で、導火線がアンテナになったピンク色の爆弾を投げる。設計図はデデデ大王を撃破すると入手できる。

地面に接触すると車輪が現れ、アンテナで周囲の敵をサーチ。そのまま敵に向かって自動で走っていく。
敵がある程度高い位置にいても登って追尾するほか、水上では浮かんだまま追尾する。
この性質により、ボス戦では適当に投げるだけでも爆弾が自動で敵を攻撃してくれるため、逃げ回りながらダメージを与えるといった戦法が可能になった。
チェインボムの性質も引き継いでおり、爆弾同士の間隔を少し空けて投げれば比較的簡単に多段ヒットする連鎖爆発を起こせるが、自走式になった影響で連鎖するまでの待機はより難しくなっている。

爆弾同士が勝手に接触して起爆してしまい、狙って仕込んだ連鎖が台無しになることもしばしば。


☆ハンマー

大王直伝のハンマーを振るうコピー能力。
相変わらず高火力を誇る能力だが、今作では「ぐりぐりハンマー」や「ジャイアントスイング」といった無敵技がすべて削除されたため、従来のようなゴリ押しは難しくなった。
「ハンマーたたき」もしれっとコンボ技になっており、連続で繰り出すと、最後に思い切り振りかぶってフィニッシュ攻撃を行う。フィニッシュまでに必要な回数は進化段階によって異なるため、意図せず長い隙を晒さないよう注意が必要。
空中で繰り出す「だいしゃりん」は、攻撃ボタンを長押しすることで地面へ叩きつける技に変化。叩きつけた後は軽くホップするため、そのまま連続で「だいしゃりん」を繰り出せる。
火力の要である「おにごろしチャージハンマー」~「おにごろし火炎ハンマー」ももちろん健在。溜めながらジャンプできるほか、溜めすぎると柄だけになってしまういらない仕様も健在している。
さらにジャスト回避を決めると、直後にチャージハンマーを1段階溜めた状態で繰り出せるほか、1段階分を飛ばしてチャージを開始することも可能。
つまりスローモーション中に最大溜めがほぼ完了するという強力な強化を受けている。

今作にはストーンが存在しないため、杭やクギを打つ手段はこの能力が唯一となる。
その代わり、ハンマーを持つ雑魚敵「ムッキース」が登場するため、入手できる機会自体は増えている。

  • ピコピコハンマー
ハンマーの進化系。設計図はワンダリア跡地の『ようこそワンダリア』の2回目の水風船ほおばりで花を咲かせると入手。
名前の通りピコピコハンマーを武器に戦う能力。
軽い分連射力が大幅に上昇し、オモチャのような見た目に反して攻撃力も向上。あとハンマーが大きくなったので範囲も拡大と至れり尽くせり。

エンディング後の+★強化版によるおにごろし火炎ハンマーが本作のタイムアタック最速候補。特にアタックアップ&スピードアップも組み合わせれば一部ボスは形態飛ばしすら可能。
今作はデデデ初戦、メタナイトなど体力減少で行動パターンが変化した後、まずカービィの射程またはフィールドの外まで離れて攻撃する技を使ってくるボスがせっかく前作で減ったのにまた&増えた。
ならば単発最大火力の鬼殺しの溜め段階でボスHPをうまく調節し、形態変化ラインギリギリから一気に減らし、ミリ残ったら相手が逃げないうちに追撃して仕留めるわけである。メタナイト相手でもできなくはないがメタナイトの移動先にカービィがいるという位置関係で形態移行のムービーに入らないといけないので非常に難しい
特にメタナイトカップ周回は、メタナイト以外がそれぞれほぼ10秒以内にピコハンの最大溜め+αの2発で沈んでいく地獄絵図と化すのであった。

  • ワイルドハンマー
ピコピコハンマーの進化系。設計図はオリジネシア荒野大地の『うら・アライブルモール』で隠し扉の先のワイルドボンカースを撃破すると入手できる。
今作に登場するワイルドボンカースの髪型と石で作られたいかついハンマーを扱うようになった。
振るスピードは通常のハンマーよりも遅くなってしまうが、その分一撃の破壊力は随一。特に「おにごろしチャージハンマー」は無強化同士ならボスのHPをごっそり吹き飛ばす爽快感をいち早く味わえる。



☆アイス

冷気を操るおなじみのコピー能力。
おなじみのスケートダッシュ「かっそう」は、通常の地形ではやや曲がりにくいものの、水や泥、果ては溶岩まで凍らせることができ、それらの上でも通常の地面と同じように滑走できる。
攻撃面では従来通り、敵を凍らせて蹴り飛ばす攻撃が可能。また、ファイアと同様に冷気を吐きながら移動することもでき、ガードボタンを押すことで向きを固定できる。

さらに今作では、ボスにも冷気を当て続けることで徐々に凍結させられるようになった。
凍結が進むにつれて動きが鈍くなり、完全に凍らせるとしばらくの間行動を封じたうえ、凍結が解除された際に大ダメージを与えられる。

削りダメージすら無効化する「こちこちガード」も健在。今作では無敵時間を持つ技がほとんど存在しないため、その有用性はさらに増している。
ガード不能技を持たないボスであれば、慎重かつ安全に撃破できる能力として上位に入る。

鉄壁の防御性能と安全に高火力を出せる手段を兼ね備えているため、歴代のアイス系能力の中でも扱いやすい部類といえる。
しかし通常の緊急回避を繰り出せないという大きな欠点もあり、移動入力をしながらガードを解除することで移動距離・無敵時間ともに短い簡易的な回避を行えるのみ。
そのため、掴み技はもちろん、持続時間や攻撃範囲の大きい技に対しても、迂闊にジャスト回避を狙うことができない。

タイムアタックは苦手だが、+★強化時は射程を代償に火力が進化後を軒並み上回るニクい性能に。

  • フロストアイス
アイスの進化系でワイルドフロストを模した姿をしている。設計図はホワイティホルンズの『ブリザードブリッヂの戦い』ラストのツイン・ワイルドフロストまで撃破して入手。
冷気を吐き続けることで、フロスティそっくりの雪だるまが出現するようになった。雪だるまは敵を直接凍らせなくても従来のように蹴り飛ばして攻撃に利用でき、さらに雪だるまを蹴り飛ばした際に発生する氷柱にもダメージ判定がある。
ボスを完全に凍結させた際に発生するダメージは、+★まで強化するとかえって低下してしまうのが難点。

  • ブリザードアイス
フロストアイスの進化系。設計図はアルマパラパ撃破で入手。

「こちこちといき」は氷柱を連続で発射する技へと変化し、凍結させる力も強化された。
発射した氷柱はしばらくの間地面に残り、さらに攻撃を当て続けることで巨大化。巨大化した氷柱は触れることでそのまま飛ばして攻撃に利用できる。
「こちこちブリザード」はニードルのように無数の氷柱を身にまとって攻撃する技に変化。攻撃範囲がやや広くなった一方で、火力は低下している。
また、「こちこちガード」で身にまとう氷塊はトゲ状になり、敵が触れるだけでもわずかながらダメージを与えられるようになった。ガード貫通技や掴み投げを持たないボスであれば、時間こそかかるものの、ガードしているだけで完封も可能。


☆ニードル

トリデラ』以来の参戦を果たしたコピー能力。
今作では、丸まって全身にびっしりとトゲを生やし、そのまま転がって体当たりする能力となっている。過去作にあった「ローリングタックル」のように自動で転がることはなく、プレイヤーが自由に操作できる。
トゲをスパイク状にすることで強風に耐えられるという特徴もあり、これを利用しなければ進めない場所も用意されている。
過去作と比べて吸引力が増大した、かのブラックホールも強風扱いとなっているため、トゲを展開し続けるだけで簡単にやり過ごせてしまう

トゲを生やしたままジャンプすると高速回転しながら飛び上がり、連続ヒットによってダメージを伸ばすことができる。
しばらくトゲを出し続けていると、徐々に棘が縮んで転がる速度も低下していく。最終的には強制的に解除されるが、敵を倒してトゲに突き刺すことで発動時間を延長できる。
さらに、トゲに刺さった敵は解除時に飛ばすことができ、別の敵にぶつければ追加で大きなダメージを与えられる。敵だけでなく、ボス戦で攻撃によって出現する星もトゲに刺して巻き込めるため、雑魚戦だけでなくボス戦でも十分に活躍できる能力となっている。
ただし、トゲが生えているにもかかわらずガードには進化後を含めて一切攻撃判定がない

敵を投げ飛ばすことが主な火力源という点ではトルネイドに近い。しかし、こちらは軌道を制御しやすく、能力解除後の硬直もトルネイドほど長くないため、隙が小さいという点で優れている。
ぶっちゃけ歴代のニードルの中でも一番強い(次点で『ブロックボール』が挙げられるが、あちらはゲーム性そのものが異なるため、単純比較は難しいところ)。

  • ジャンクニードル
ニードルの進化系で、かつてのニードルニードルよろしく名前の通りサボテンや矢印やら蜂の針などの有象無象が集まった姿をしている。
展開可能時間が伸びたほか、解除時に攻撃判定のある破片がランダムな方向にばら撒かれる。
設計図はエバーブルグ海岸の『登ってブロックヒルズ』の爆弾ブロックで床を壊して入手。ステージ道中で見つかる最初の設計図でもある。

  • クリスタルニードル
ジャンクニードルの進化系で煌びやかなクリスタルの棘を生やして攻撃する。設計図はオリジネシア荒野大地の『命はじまる大荒野』の船の上で入手。スワロリーナを撃破しなければならない。
大きさと展開時間が長くなっている上に、解除時には何かを捕らえていなくてもトゲの塊をスティック入力方向に発射して攻撃することができるようになった。
また、転がって移動するとその跡に小さなトゲを残すという特徴がある。


☆トルネイド

こちらもニードルと同じく復活組。
竜巻をまとって敵に体当たりして攻撃するだけでなく、ニードル同様、倒した敵やボスの攻撃によって出現した星を巻き込むことができるようになった。
巻き込んだ敵は、発動中にもう一度攻撃ボタンを押すことで「しゅんかんさいだいふうそく」へ派生させ、吹き飛ばして別の敵にぶつけることができる。この吹き飛ばした敵によるダメージが非常に大きいため、ボス戦では主に敵を巻き込んで投げ飛ばす能力として扱うことになる。

移動速度が速く、水平に飛び続けられるうえ、わずかに浮いているためダメージ床の影響も受けないなど、移動性能は非常に高い。
一方で、小回りが利きにくいうえ、壁に当たると跳ね返るため、完全に思い通りに制御するのは難しい。
また、従来のように完全無敵ではなく、攻撃判定の強い技には貫通されてダメージを受けるようになった。そのため、特にボス戦では、従来のように無敵を利用してゴリ押す戦法は通用しにくくなっている。
とはいえ、『Wii』と比べれば扱いやすさは段違いに向上している。総じて、「歴代トルネイドの中では初心者向けだが、全コピー能力の中では相変わらず上級者向け」といった具合に仕上がっている。

  • スワロトルネイド
トルネイドの進化系。スワロリーナを模した姿をしている。
設計図はワンダリア跡地の『ワンダリアパレードの夢』で4体目のワドルディのさらに奥のシャッターを壊して入手。見逃さないように。

竜巻がより大きくなり、敵を巻き込みやすくなった。また、「しゅんかんさいだいふうそく」で巻き込んだ敵がストームトルネイドとは異なり多段ヒットするようになったため、+★まで強化すればストームトルネイドはおろかワイルドハンマーすら凌駕する瞬間火力を叩き出せる。
裏ボスに至っては、ピコピコハンマーよりも早く撃破できるほど。
リーチの長くない投げ系コピーということもあり、相性の出やすい能力ではあるが、育ててみると非常に楽しい。

ちなみに小ネタとして、しばらくLスティックを回し続けているとバレリーナのように回転しながら移動し始め、さらに移動をやめると周囲に風を発生させ、わずかながらダメージを与えることもできる。
何気にこのアクションは、トルネイドにもストームトルネイドにも存在しない固有アクションだったりする。

  • ストームトルネイド
スワロトルネイドがさらに進化したコピー能力。設計図はレッドガル禁足地の『幹部招集』でキャロラインを撃破した後に行けるジェットコースター乗り場の下にある。

さらに竜巻が大型化したうえ、雷雲をまとって攻撃するようになった。スパークもビームも登場しない本作では、数少ない電気属性の攻撃手段の一つでもある。
クリスタルニードルと同様、移動した跡にダメージ判定を持つ雷雲を発生させるため、通過した場所に継続的な攻撃を残すことができる。
さらに大きな特徴として、「しゅんかんさいだいふうそく」で巻き込んだ敵を吹き飛ばすワザが「ふうじんらいじんのいかり」に変化。
自動的に敵へ向かって飛んでいくホーミング攻撃となり、威力は低下したものの、命中させやすさが大幅に向上している。


☆クラッシュ

一度きりの高火力な爆発を起こし、周囲の敵を一掃するコピー能力。
3D化したことで、さすがに画面内にいる敵すべてを巻き込めるわけではなくなったものの、それでも全方位かつ広範囲に大ダメージを与えられる。
また、過去作と同様にチャージが可能で、溜めるほど爆発の威力をさらに高められる。

  • タイムクラッシュ
起爆すると自分以外の時間の流れを遅くするというキラークイーンを思わせる*2とんでもない変貌を遂げた。
設計図はワンダリア跡地の『びっくりホラーハウス』にある隠し通路で入手できる。入口は自販機の置き場の手前にあるが、かなりさりげない場所にあるため見落としやすい。

最初の発動時には攻撃判定がなく、その後カービィの周囲に発生する小さな力場に敵をぶつけることでダメージを与える。
一撃あたりの威力はクラッシュより低いものの、その代わり敵を連続して力場にぶつけることで何度もダメージを与えられる。
さらに、敵に攻撃を当て続けることで発動時間を延長することも可能。このため、ボス相手には時間の流れを遅くした状態で一方的に大ダメージを与え続けられる。

効果が終了するとすっぴんに戻る点は従来のクラッシュと同じ。ただし、効果時間中にエリア移動を行った場合は能力を維持できる。


☆スリープ

おなじみのただ寝てしまうだけのハズレ能力……ではなく、今作では体力を徐々に回復する効果が追加されている。

体力回復自体は『参ドロ』でも巻物で強化することによって可能だったが、今作では回復量が最大で体力ゲージの約50%に達する。
発動中は動けなくなる点こそ変わらないものの、回復量がフルーツ程度にとどまっていた『参ドロ』のスリープと比べると、かなり実用的なコピー能力となった。
レバガチャを行えば早く目覚めることができるが、その分だけ回復量も減少する。

また、コピー星を吐き出した後、すぐにスリープをコピーして回復し、また元のコピー星を吸い込んで能力を戻すという使い方も可能。
回復手段が限られるコロシアムでは控え室にスリープが出現していると非常にありがたい存在となるが、回復に手間取っていると吐き出したコピー星が消滅してしまうため、その点には注意が必要。

  • ディープスリープ
これにもまさかの進化が登場。どこからともなくベッドが出現し、その上で熟睡する。
設計図はレッドガル禁足地の『資源エネルギープラント』にあるプレス機の上の隠し通路で入手。入りづらい場所にあるため、入手には少々苦労する。

それだけに、その性能は従来のスリープとはもはや別次元と呼べるほど強力になっている。

まず、回復量が全回復。これだけでも従来とは一線を画す。
さらに目覚めると「体力バー増加」「攻撃力UP」「移動速度UP」のいずれか一つがランダムで付与されるという破格の効果まで追加された。
フィールド上でも十分強力だが、「ワドルディのぶき屋」で使用すれば、無料かつ安全に何度でも利用できる。そのため、ノーコストで3種類のバフをすべて付与することも可能。
もっとも、効果時間を999秒まで累積させるには「どうぐ屋」でアイテムを購入する必要があるため、完全に役割を食い合っているわけではない。

そしてクラッシュのように「任意のタイミングで使用できる」便利な一発系能力の仲間入りも果たしている。
これも進化前と同様、レバガチャを行えば早く目覚めることができるが、その分だけ回復量が減少する。

ちなみにベッドにはこっそり攻撃判定があり、空中で使用すると真下にいる敵へわずかながらダメージを与えられる。
しかも、足元が毒沼やマグマであってもお構いなしに眠ることが可能。意外と頑丈にできているらしい。


☆レンジャー

今作で初登場した能力その1。
星弾を発射するを装備して戦う、遠距離攻撃に特化したコピー能力。帽子についているライトはちゃんと光源として機能しており、ほんのわずかながらカービィの前方を照らしている。

通常弾は連射が可能で、地上で攻撃ボタンを長押しすると、最大3段階までチャージできる。チャージ中は照準が表示され、狙いを定めることも可能。
安全な距離から一方的に攻撃でき、最大までチャージしたショットは非常に強力。
さらにジャスト回避からのカウンターでは通常より強力な弾丸を2連射×最大3セット発射できる。遠距離にいる相手にも届くため、敵の遠距離攻撃にも反撃しやすく、全体的に優秀な性能を持つ。
また、空中で攻撃ボタンを長押しすると、近距離・広範囲をカバーする拡散弾を発射できる。接近戦における主力となる技である。

狙う敵が一体に絞られるボス戦では、他の追随を許さない射程と高い火力が大きな強みとなる。
一方で、全体的な攻撃範囲が狭いため敵に囲まれると弱く、箱などのオブジェクトを壊す際にも若干苦労する。
このため、未進化の段階では通常の雑魚散らしにはやや不向きな能力といえる。余裕があれば、敵に気づかれる前に遠距離から倒してしまうと多少楽になる。

照準をある程度敵に近づけると色が赤くなり、ロックオン状態になる。照準の追尾性能は非常に高く、メタナイトの飛行やキャロラインの高台への移動にも追従し続けるほど。
そのため非常に便利だが、トロピカルウッズのように防御が解けた隙を狙う必要がある相手には、逆に扱いづらい場面もある。

なお、ターゲットスイッチを作動させられるのはレンジャー系のコピー能力のみ。

  • ノーブルレンジャー
羽の生えた貴族の帽子を被ったレンジャーの進化系。
二丁拳銃で戦うようになり、通常攻撃でも弾を連射する。チャージショットも連射攻撃へと変化しており、単純な火力が大きく向上している。
弾数が増えたことで、動くターゲットスイッチにも命中させやすくなり、一部のギミックでは攻略を少し楽にできる。
設計図はトロピカルウッズを撃破して入手。

  • スペースレンジャー
宇宙服のヘルメットを被ったノーブルレンジャーの進化系。
設計図はレッドガル禁足地の『烈火行く道』にあり、ゴール手前でレンジャーの的を撃ち抜くことで入手できる。

銃は星弾を発射するものからビームを放つ光線銃へと変化。ビームは何かに着弾すると炸裂し、そこから多段ヒットする。
最大チャージ時のビームは地形に着弾するとブラックホールのようなエネルギー場を長時間発生させる。
範囲内の敵を捕らえて連続ダメージを与えるため、総合的な火力は非常に高い。トロピカルウッズのフェンスによる防御すら突き破るほどで、さらに連続ヒットによるヒットストップでボスの動きを拘束できるなど、攻撃性能は至れり尽くせり。
また、空中で発射できる拡散弾も一定時間経過すると炸裂するようになり、近距離の敵に対する防御手段としてもより頼れるものになっている。

弱点を挙げるなら、チャージ時間の長さ。特にエネルギー場を展開している間は、次のチャージに必要な時間がさらに長くなる。
とはいえ、遠距離・近距離のどちらにも対応しやすく、総合的な性能も高い。とりあえずクリアを目指したいプレイヤーにはオススメのコピー能力である。


☆ドリル

今作で初登場した能力その2。今回の雑魚枠がガルルフィだったばっかりにハブられたアニマル涙目
ドリルを武器に突き進むコピー能力。ステージ内にはこれでなければ通れない場所も存在する。

地面に潜って敵の攻撃を回避できるため、今作では貴重な長い無敵時間を持つ。
ただし完全に無敵というわけではなく、ダメージ地形や衝撃波系の攻撃は普通に受けてしまう。また、いつまでも潜り続けられるわけではない。
それでも大半の攻撃を回避できるという点は大きな強み。地面に潜った状態で円を描くことで、囲った範囲の地面を隆起させて攻撃する「グラウンドーン」という大技も使用できる。
「グラウンドーン」は囲んだ円が大きいほど威力が上昇するが、欲張って円を大きくしすぎると一周できず、技そのものが成立しなくなるので注意が必要。また、地面から攻撃を発生させるという性質を利用して、柵に囲まれたスイッチを作動させることもできる。
空中ではドリルの衝撃波を飛ばしたり、「くうちゅうドリル」で突進したりすることが可能。

一方で、移動する床など、ドリルで掘れない場所では潜ることができず、攻撃手段が一気に限られてしまう。
もちろん水上でも穴を掘ることはできないため、地形によって使い勝手が大きく変わる能力でもある。

道中では無敵状態で移動できる強力なコピーだが、この段階では「グラウンドーン」で大きな円を描くのが難しいこともあり、ボス戦では扱いにくさが目立つ。
慣れないうちは、ボスの近くで地上に飛び出したところを狙われて被弾……なんてことも起こりやすい。
このため、スピードアップを付けることで火力・扱いやすさが目に見えて向上する。これはドリル系統に共通する特徴でもある。

  • ペンシルドリル
頭に巨大な鉛筆削りから出ている鉛筆を装備したドリルの進化系。設計図はキャロラインの撃破で入手。
「つきあげドリル」使用時に鉛筆を発射するようになった。また各種エフェクトも鉛筆の削りカスになる。

  • ツインズドリル
名前の通り二本のドリルを装備した、ペンシルドリルの進化系。
設計図はオリジネシア荒野大地の『ムーンライトキャニオン』にある崖の上の樽から入手できる。

ドリルが二つになったことで穴を掘る速度が上昇し、「グラウンドーン」が非常に使いやすくなった。
その結果、対ボス性能も飛躍的に向上しており、具体的には理論上ピコピコハンマーに迫るほどの火力を発揮できる。
また、後部の歯車がサメのヒレのように露出し、潜って移動するだけでも敵にダメージを与えられるようになった。
さらに空中で発射する衝撃波が巨大なドリルへと変化し、射程距離が大幅に伸びている。
一方で、「つきあげドリル」使用時に発射されるドリルは、地面へ落下せず、そのまま飛んでいくようになった。


☆ほおばりヘンケイ

今作の目玉とも言える、カービィの新たな能力。
カービィがガルルフィを吸い込もうとした際、偶然にも廃車まで一緒に吸い込んでしまったことで、初めてこの能力が発動する。
これまでのように飲み込むのではなく、頬張ったまま対象と合体することで、頬張った物に応じたさまざまなアクションを繰り出せるようになった。
どう見ても動かせない状態の廃車まで動かせてしまうため、コピー能力の亜種とも思えるが、この能力は異空間を通過した際に目覚めたものらしい。

頬張ることができる対象は、虹色に光っているのが目印。コピー能力とは別枠の扱いで、発動中はコピー能力を使用できなくなるものの、現在のコピー能力をそのまま保持することができる。
本作を象徴するギミックの一つであり、頬張り状態でなければ倒せない敵が存在するほか、頬張った物の形を利用して先へ進む仕掛けも多数登場する。

ちなみに2人プレイでは、2Pのバンダナワドルディが頬張り状態のカービィの上に乗ることで槍を投げて支援攻撃を行うことができる。
また、一方通行の専用コースが用意されている種類では、トレジャーロードのようにコース全体を通して使用するものを除き、失敗しても直前の地点からやり直せる救済措置が用意されている場合が多い。

☆くるまほおばり
自動車を頬張ると発動する、最初のほおばりヘンケイ。
攻撃ボタンを長押ししている間はフルターボアクセルターボダッシュを発動でき、高速で移動しながら敵を吹き飛ばしたり、壊せる壁等を破壊することができる。
またこの状態でタイムアタックをするステージもあり、タイムによって報酬(や例のアレ)が貰える。
その際にはコース中にショートカットが隠されていて、それを利用しないとノルマを達成できないことも多い。

☆さんかくほおばり
三角コーン等の円錐型の物体を頬張ると発動する能力。バリエーションが豊富。
攻撃ボタンを押せば突き出た頭部でカービィでは壊せないヒビ割れた硬い岩や水道管などを破壊することができる。トータロス系統の敵を倒せる唯一の攻撃手段でもある。

☆ドームほおばり
貯水タンクのほおばりヘンケイ。
この状態でレバガチャをすることで貯水タンクをこじ開けることができる。
一見、軽いギミック用のほおばりに見えるが……?

☆ロッカーほおばり
ロッカーのほおばりヘンケイ。
レバガチャでゆすり続けるとロッカーは倒れてそこに隠されていたものを発見することができる。中にはくっついてる壁ごと倒してしまう豪快なものもある。

☆わっかほおばり
リング状の物体を頬張って発動するほおばりヘンケイ。同時期に流行っていたアレとかけられたりもする。
大きく開いた口から突風を起こし、風車を回したり、砂山を吹き飛ばしたりすることができる。
さらにこの状態でボートに乗れば、風の力を利用して水上を進むことができる。
突風を起こしながらダッシュすると、体当たりによって敵にダメージを与えたり、ヒビの入った壁を破壊したりすることも可能。
特にボートによる体当たりは、コピー能力が一切通用しないクロコガブルを倒すための唯一の攻撃手段となる。

☆でんきゅうほおばり
電球のほおばりヘンケイ。
スイッチを切り替えることで周りを照らすことができる。その性質上ステージは暗闇となっている。
ソーラーパネルスイッチに光を当てて作動させることもできる。
ただし攻撃手段が一切ないため、敵には何もできないので注意。
また、光っているカービィを発見すると近づいてくるゴーストゴルドーという敵もいる。TDXで鏡の奥にいたヤツ。

☆ジェットコースターほおばり
ジェットコースターのほおばりヘンケイ。
発動させるとジェットコースターが自動で発進してノンストップで進む。
移動中は左右に傾けることができ、それによって障害物の回避やアイテムの入手、スイッチを作動させることができる。
終了時に何故か毎回崩壊する。

☆じはんきほおばり
自動販売機のほおばりヘンケイ。
口から缶ジュースを発射することで、敵を倒したり、ヒビ割れた壁を破壊することができる。
缶ジュースには残数制限があり、0になると「うりきれ」と表示されて発射できなくなる。その状態でヘンケイを解除すると自動販売機は崩壊してしまう。
大体100缶くらい搭載されているが場所によっては数缶しかない個体もある。
ちなみに発射した缶ジュースは壊れない壁に跳ね返ると静止してアイテム化し、回収すれば体力の回復と残弾の補充ができる。

☆かいだんほおばり
階段のほおばりヘンケイ。
その状態で移動することができ、高いところに登るための足場にしたり、すぐに切れてしまうスイッチの上に乗せることで作動させ続けさせるための手段としても使ったりできる。また攻撃ボタンを押すと倒れ込んで敵を圧し潰すことができる。
階段を吐き出すとカービィは必ず下段から復帰するため、この性質を理解しないと解けないパズル要素があるステージもある。
また階段を吐き出す時は必ず前方に吐き出す、階段の向きは置いてある時の向き固定で一切調整できないなど覚えておかなければならない要素は多い。

☆どかんほおばり
土管のほおばりヘンケイ。
頬張って転がることで壊せない壁に激突するまでノンストップで転がり続ける。転がっている最中は敵やヒビ割れた壁などを破壊できるが、ダメージ床を通過するとダメージを受けてしまう。ジャンプもできるのでタイミングよく障害物や穴を飛び越すことが必須となる。

☆さぎょうしゃほおばり
レールが敷かれた作業車のほおばりヘンケイ。
左右に移動させながら、ジャンプボタンか攻撃ボタンを押すことで台を伸縮させることができる。特に短い状態から伸ばす際には攻撃判定がある。
伸ばした状態で解除すれば、ホバリングではいけない高い場所に登ることができる。

☆みずふうせんほおばり
水道管から流れた水を大量にため込むことで発動できるほおばりヘンケイ。まんぷくカービィではない。
水を口から発射することで、機械を故障させる・泥や毒を洗浄する・移動中のパレードカーを吹き飛ばして壁を破壊するなど、他のほおばりヘンケイと比べて用途が多岐にわたる。ポイズンゲロムを倒す唯一の手段でもある。
吐き続けると段々しぼんでいき、最終的にヘンケイが解除される。地面に開いたカタチあなに対応するヘンケイだが、ある程度しぼみだしてしまうとはまることができない。
水を吐いている間も移動は可能。ガードボタンを押している間は向きを固定できる。

☆アーチほおばり
半円状のアーチを頬張ることで発動するほおばりヘンケイ。
この状態になると風を受けてグライダーのように飛行することができる。
前進は自動だが上下左右に動くことができ、障害物を避けたり、アイテムを入手したりすることができる。
また攻撃ボタンを押せば「スピンとっしん」をすることができ、敵や障害物を破壊することもできる。
上下操作はガードボタンで入れ替え可能。




以下は『スターリーワールド』で追加されたほおばりヘンケイ。

☆バネほおばり
でかいバネを頬張ることで発動。カービィがバネの力で大ジャンプできるようになる。
その跳躍で高い場所に上ったり、ドロップアタックで下方の硬いブロックも破壊できる。
ただし跳ねて移動するため若干操作の癖が強い。
2Pプレイで上にバンワドを乗せた様は某ドンキーの蛇っぽい。

☆はぐるまほおばり
6枚歯の歯車を頬張ることで発動。
歯車で転がって移動し、壁に張り付くことができる。
その状態から他の壁に乗り移る操作も可能。
2Pプレイだとバンワドを正面で抱える。

☆かんばんほおばり
カフェの看板を頬張ることで発動。
斜面を滑走して移動する。この間はアーチほおばり同様専用マップに移行する。
ジャンプと回転攻撃ができ、回転攻撃で敵を倒すと加速する。
これまた横移動の癖が強く慣れが必要。


☆余談

今作のほおばりヘンケイが初公開された際にはそのインパクトのあるビジュアルで衝撃を与えた。
そのためファンたちからは作中で登場するもの以外にも様々なものにほおばりヘンケイをさせたたくさんのコラ画像やイラストが作られた。
「最終決戦では戦艦ハルバードを頬張る」なんて言われてた時期も。でもロボボプラネットでもうやったからなあ…

角川つばさ文庫より刊行されている小説版では『星のカービィ ディスカバリー 新世界へ走り出せ!編』から登場しているが、「敵を吸い込んでコピー」ではなく「ぶき屋ワドルディに帽子を作ってもらい、それを被ってコピー」という形式となっている。
(わかりやすく言うならば「銀河にねがいを」のようなもの)
そして、コピー能力の進化は後編『絶島の夢をうちくだけ!編』で描かれる。





追記・修正はほおばりヘンケイでPCを起動させた方にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

最終更新:2026年08月17日 14:13

*1 フルヒット時の合計威力はピコピコハンマーを上回るが、単発火力に優れるピコピコハンマーはヒットした瞬間の敵の防御力しか参照しないため、形態変化による無敵時間などで余剰ダメージが無駄になりにくいという利点がある。

*2 メインカラーが金色で、説明文や技名にも「ワールド」や「世界」が使われていることから、直接的なモチーフはむしろ「ザ・ワールド」の方が近いか。