聖邪の天使

登録日:2014/06/02 Mon 00:39:00
更新日:2024/09/24 Tue 21:41:42
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我 全テヲ生ミ 消シ去ル者ナリ…


爆ボンバーマン2』の登場キャラクターであり、真のラスボス
本作の物語の発端であり、ボンバーマン達の存在する宇宙含め世界を創造した宇宙の創造と裁きの天使

CV:速水奨

遥か昔に正義の女神ミハールと邪悪な魔神サートゥスに分裂していたが、互いの信念を掛けた戦いで封印したはずの魔神は再び目を覚まし、魔神の完全な消滅を願うミハールの意志によって半ば強制的に融合し復活を遂げる。
なお、会話の内容的に天使は新しい宇宙の創造と破壊を何回もループして繰り返しているらしく、遠き時間を経て再び宇宙の存亡をかけた天使の試練がボンバーマンの前に立ちはだかる。


我 宇宙ヲ創造セリシ者… ソノ名ヲ 聖邪ノ天使…
ソシテ今… 新タナル宇宙創造ノタメ コノ世界ヲ 滅ボス者ナリ!


この聖邪の天使は「宇宙の創造者」である事に偽りは無く、他のハドソン製ゲームのあらゆるボスを凌駕する強さから恐れられている存在なのである。
その理不尽さえ感じる強さと絶望感から付けられたあだ名は「ハドソンのプレイヤーキラー」。

聖邪の天使が強い理由
  • 攻撃後の数秒だけしか攻撃が効かない
  • 攻撃がパターン的とはいえ避けにくい物が混じっている
  • 初見殺しというべき攻撃もある
  • 4ダメージ与えるごとに攻撃パターンと回数が増える(最高3回)
  • ステージが真っ黒で感覚をつかみにくい
  • 聖邪の天使と戦うまでにボスを2体、インターバル含め3体相手にしなければならない
  • ↑おまけにコンティニューで必ず一戦挟まなければならない
  • ここまで来るまで最低1時間以上かかる(初めてでは3時間くらいかかる)ため集中力が持たない
  • 攻略本など攻略情報がないとここまでまず来れないで迷宮入り

おかげで、一発で2ポイント以上の大ダメージを与える攻撃が一切存在しないにもかかわらず、シリーズ屈指の強さを誇る。
正直慣れれば何とかなるレベルでノーダメージで倒す人もいるが、ぶっちゃけそういう人は達人クラスであり、大体体力残り1~3残しての瀬戸際勝負になるか負けるかの2択になるのが普通である。
攻略本が彼に対して「宇宙の平和のため、命をかけて戦え!!」とだけ記述して大した攻略法を載せずに放り投げていることは一部で有名。
というか聖邪の天使を倒すために攻略本を買った人はブチギレていいレベル。
肝心の攻略法も「攻撃直後の体が光る間しかダメージを与えらない」「空を飛んでいるので氷ボムが効果的」という初歩的な情報しか記述されていない。
攻略法を載せない攻略本があってたまるか!
更に言えば、ダメージが入るのは着地している間なので氷ボムが効果的と言うのも間違いである・・・
広範囲を一瞬で爆破する意味では確かに先読みボムキックなどが氷ボムは使いやすいとはいえ。

□攻撃パターン
攻撃前に光る色で事前に察知できる。
また、色及び攻撃は各エレメンタルを意識した技となっている。


炎を7回放つ。第2段階になると5回に短縮され、第3段階になると3回になる。
少し距離を離れて左右に動けばまず当たらない。ただ近いと避けれない。
相手は方向転換する時に慣性が強く働くので、相手と左右にすれ違うように動けば避ける攻撃数自体を減らすこともできる。
画面の炎と当たり判定で差があり先に触れる程度ではダメージは受けない。


ボンバーマンめがけ一発か三連射(第1段階)、第2段階以降は三つ又のレーザーを放つ。
2段階目以降は一番避けづらい上に距離を置くため反撃がしにくい。
これは一瞬で3連射してくるのに、うち最低1発が偏差射撃になっているため。
またカメラワークがグリッと動く時があるため思わぬ操作ミスも誘発する。
こいつと雷さえ避けれれば攻略はぐっと楽になる。


第2段階以降使用してくる。風という名の物理攻撃。
手に持つ杖を近づいて振ってくる。
まず当たらないうえに反撃のチャンスだが雷とのコンボやボムによる自爆に注意したい。


こちらも第2段階以降使用してくる。電撃を二つ放ちネズミ算的に分裂してゆく。一部はボンバーマンのいる方向に軌道修正する。
分裂した間をすれ違うように避ける正攻法も一応有効だが、背景やの小ささが合わさって避けにくい。
下手に動いて避けるより聖邪の天使の目の前にいた方が避けやすい。
また雷は雷ボムで相殺できる。


地面から炎を噴出させる。
第2段階では使用してこないが、第3段階になると3回目限定になり攻撃が3連続になる。
動いてさえいればまず当たらないが第3段階では氷等と組み合わされるとこちらの攻撃チャンスが潰されがち。


3段階目のみ使用。使用するときは必ず3回目の攻撃になる。
回避不能の巨大な光球を発生させる。(正確には遅いが永久にボンバーマンを追尾してくる。1回当たることに1ダメだがボンバーマンに当たっても闇ボムで相殺するまで消えない。)
闇ボムで相殺する以外に回避手段は無いが、光球作成時間が長くそのタイミングで闇ボムを天使に蹴ればダメージと光球を消せる。逆にそこで処理できないと非常に面倒事になる。
ちなみにこの闇ボムで相殺できることは初見殺しのように見えて実はストーリーで見れる。 ゾニアの最後の行動に注目しておこう。ついでにラスボス直前でも見れる。
ただ扱うのは闇ボムという点には注意。


□攻略のポイント
  • 攻撃前の発光とパターンをよく頭に叩き込む
  • 光ボムなど爆発時間の長いボムを使う
  • ボムキックを使いこなす
  • ↑ボムキックで当てると自動的に起爆する(前哨戦のサートゥス戦でもボムキックでダメージが入る。)
  • サートゥス戦でコンディション・体力の調整をしておく
  • 時間に余裕がある時にやる
  • サートゥスの体力削りと声にうんざりしないメンタルを持つ
  • 数撃ちゃあたる理論で何度もリベンジする

…正直運と根気がないと勝つ事はできないだろう。



我ヲ倒スカ…

強キ者ボンバーマン 心ト力 フタツノ強サヲ持ツ戦士…
我 再ビ眠リニツク… 宇宙ノ可能性ヲ見ルタメニ
ダガ 再ビ目覚メタ時 希望ノ光 失ワレテイレバ… 我 宇宙ヲ無ニカエス…

サラバ戦士ヨ… 再ビ マミエル ソノ日マデ…



『爆ボンバーマン2』発売から十数年後、新作ゲームボンバーガール』にて彼をモチーフにした「セイジャ」というキャラクターが登場した。
プレイアブルキャラかつ天使であるパプルが地上に堕天した際に出会った「相棒」で、戦闘中は彼女の翼となって戦う。
しかしそれ以外のことはしない。むしろ彼女のお邪魔キャラであり、純粋なパプルに対してあることないこと吹き込んでいる模様。
ただしその嘘も「お前は病気でマスター(プレイヤー)とキスをしたら治る」といった、彼女の好意を後押しするような微笑ましいものである。
しかしボンバーマンガにおいては何故かパプルを身を挺して守る保護者キャラとなっている。
またボンバーマンガでは本来の聖邪の天使の像を見かけ、パプルともども不思議そうな顔をしていた。

長らく彼の正体は不明だったが、新キャラである天使ブラスの言葉から「前世の記憶を失った聖邪の天使の生まれ変わり」らしき描写がされた。
もし記憶が残っていた場合ブラスはどうするつもりだったのか。
それはまだ分からない。


追記・修正はサートゥス戦にやり飽きてからお願いします。

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最終更新:2024年09月24日 21:41