ボンバーガール(ゲーム)

登録日:2020/03/22 Sun 20:32:21
更新日:2025/04/16 Wed 05:27:04
所要時間:約 43 分で読めます





ボンバーガールとは、2018年8月30日に稼働した、コナミアミューズメント(コナミの子会社)発売のアーケードゲームである。
ジャンルは4VS4のオンライン協力対戦RTS(いわゆるMOBA)と呼ばれるゲーム
基本ルールはハドソンの名作ボンバーマンをアレンジした、4VS4の対戦アクションゲームである。
そしてタイトルに偽りなく、出てくる登場人物はほぼ全て「少女」である。

【概要】

北海道桃太郎電鉄やボンバーマンシリーズを大ヒットさせ、本社でミニSLを走らせるなど気ままな経営をしていた元祖サードパーティ・ハドソン。
だが不況の波には耐えられず*1、2012年に経営破綻し、コナミに吸収された。
吸収当時はハドソン系ゲームの版権を持て余しているだけだったが、メタルギアに回っていた莫大なリソースが解放されたことで最近になってそれらの続編も作り出した。

…で、そんな中、名作ボンバーマンシリーズの続編も作り出されることとなった。
まず家庭用「スーパーボンバーマンR」を作り、それなりに高評価。ヒット記念として白ボンの着ぐるみにバンジージャンプさせたりした。
そしてゲーセン用だが、上記家庭用が正統派だった為「差別化を願いたい」と要求され、美少女ボンバーマンとなった。
…が流石にボンッキュッボンのナイスバディガール達が爆弾で戦い、撃破されたら服が破れてエロいイラストが表示される子供が見ちゃ駄目なゲームを作れとは誰も言っていない。主犯は制作会社である。
エロ過ぎて一回規制テープが追加された。

しかし一見色物ゲームであるが、やってみると意外と面白い。
ルールがシンプルながらも頻繁にマップを入れ替えたりキャラを追加したりで戦術の幅が生まれやすく。初心者にはとっつきやすい、上級者には奥深い歯ごたえのあるゲームである。
かつてボンバーマンでブイブイ言わせたアニヲタ諸君がいたらぜひともプレイしていただきたい。ルールかなり違うけど経験は活かせることが多いだろう。
ただ撃破絵に関しては本当にエロい上ゲームシステム的にノーデスは厳しいのでそこだけは注意
「○○の髪飾り(笑)」というアイテムを対応したキャラに装備させることで公式漫画の超デフォルメ立ち絵にできる。
手に入れるのは若干手間だがログインボーナスみたいなもので貰えるため「エロいのはちょっと」という人にもフォローは皆無ではない。
常設じゃないからいつでも手に入るわけじゃないので留意されたし。

また個性豊かなキャラクターが出演しているがそのほとんどがかつてのコナミorハドソンのゲームを元にしたネタや設定を持っている。
ゲストキャラとして本人が出ている場合もあるがそうじゃない子も何かしらのネタがある。
しかも最初は匂わせる程度だったのが主人公とヒロインの娘とかむしろ本人に近しい存在だとかほぼそのまま女体化したようなものだとか割りとぶっこんできている。
大小様々なネタを探してみるのも面白いかもしれない。

プレイヤーは「マスター」としてガール達を使役しているという設定であり、ゲーム中にもマスターに声をかけてくれる。
基本的にガール達はプレイヤーを目上に見ている為「先生」「教官」「お兄ちゃん」等と言った敬称を使うが、パインだけ「助手」と目下の呼び方をする。
ランクを上げることでスペシャルボイスが増え、ランク99まで到達すると告白して相思相愛になれる。
その手のシステムではゲストキャラは例外なゲームも多いが、あくまで「ボンバーガールだから」という事なのかゲストキャラ達とも恋人になれる。ゲストのときメモさながらの茨の道だが…
非情に甘々なデレボイスはガール愛のあるマスターは必聴モノ。
またガール同士の絡みも多く、割りと百合に片足突っ込んでそうな子もまた多い。

ちなみにこのゲームのプレイヤーキャラはほぼ全員点火した導火線のようなしっぽが生えている。ゲストキャラも例外ではない
犬のしっぽや先の尖った悪魔尻尾を生やしている子もいるが、点火はしている。
デフォルメされた公式漫画でも徹底されている要素なので、ファンアートを書く際は注意しよう。

稼働から4年近く経った2022年7月13日に次回作となる「ボンバーガール レインボー」の稼働が開始された。
新要素は色々あるが一番の違いはムジョー実況ガールの実装だろうか。
今までのシステムアナウンスや「残り〇〇秒」といったカウントダウンの他に、ラッシュタイムに入りそうな場合に警告してくれたりと更に臨場感が増している。


【ゲームシステム】

通常のボンバーマンは爆弾で相手プレイヤーを全員倒せば勝利だが、このゲームは敵をどれだけ倒しても意味がない。
というのも勝敗を決めるのは「拠点」の耐久性。
「拠点を破壊したチーム」または「拠点に多くダメージを与えたチーム」が勝利となる。
つまり基本ルールはボンバーマンであるが、やっていることは実は陣取り合戦である。
ソフトブロックという爆風で破壊できる壁と敵プレイヤーを排除し、敵拠点を攻め立てるのが基本戦術である。
拠点の種類は3つある。

  • スタート地点のすぐ近くにあり、ミンボー生成能力に加え厳重に守られているが、攻撃された時のゲージの減りが非常に激しい「ベース」
  • ベースを小さくしたもので破壊されるとEXPアイテムを大量に落とし相手のリスポーン地点になってしまう「タワー」
  • ベース、タワーを守る壁となり、砲台で攻撃する「ゲート」

以上が存在する。
ちなみに本家ボンバーマンと違い、ガール達は爆風に何回か耐えることが可能。
また、自分ないし味方の爆風では数秒気絶するだけでダメージは受けない
つまり「初期位置にボムを置いて自滅」というボンバーマン初心者あるあるは発生しないのであるが、隙だらけになるので味方の爆風を喰らわないことに越したことはない。
その為、敵の爆弾の前に自分の爆弾を設置しダメージをペイするのは必需テクニックとなっている。

全てのプレイヤーキャラは爆弾を配置する以外にスキルを使うことも可能。
また、各キャラクターは性能によって以下の「ロール」に振り分けられている。

  • HPが高く爆弾をたくさん置く事ができ、ソフトブロック破壊と拠点を攻めることに向いた「ボマー」
  • スピードが早く、相手の撃破や拠点破壊に特化した「アタッカー」
  • 遠距離攻撃で相手のHPを削ることが出来、ボムの火力も高い「シューター」
  • ソフトブロック生成や施設の回復等、相手の動きを阻害することに長けた「ブロッカー」

マッチング時にキャラ変更が可能のためチームメンバーを見て4つのロールを揃えるのが理想である。
そのため編成事故は起こりにくい…はずなんだけどなぁ。
あくまで理想なので敵の編成を見てボマーを大目にしたりブロッカーを増やしたり、全員モモコで絶対防御なんてのも理論上は可能。無論しないほうが良いが。
このように同じロールや同キャラ使用に制限が無いため、ファンがキャラクターの誕生日に「とある時間にマッチした場合は全員該当キャラを使う」なんて提案をすることもある。

ゲージ差がついたら全ての能力アップかつスキルのリキャストも大幅に早まる「ラッシュモード」という逆転要素もある。
敵が2体ベースにいるときにこれを誘発してしまうと負けに直行してしまう為、単にゲージ差をつけるだけでなく駆け引きも求められる。
ちなみにラッシュモードが発生しそうになると警告音が鳴り響く。
ラッシュを起こさないのが理想的だが、1バトルに各陣営で1回しか発生しないため、敢えて敵がやられている時に起こしたり序盤に引き起こす等、駆け引きが要求される。

キャラクターは大体が本家ボンバーマンシリーズをモチーフとしている。基本的に色の名前がついている。
またコナミのキャラがゲストとして登場している。
厳密には本人を元にした「ボンバーガール」という設定らしい。詳細は後述。

【ボンバーガチャ】

本作を語る上で外せない存在。
プレイ後にはガチャを引く事ができる。1回だけは無料、その後100円投入で2枚引くのを3回まで可能。(合わせて最高7枚)
そして引く事が出来るのはキャラやスキル、見た目を飾る衣装パーツやチャットボイスである。
そう、一部キャラやスキルはガチャで当てないと使えないのである。
そしてスキルは該当キャラを持っていないとそもそもガチャに出てこない。
つまり、追加スキルが優秀なキャラはまずキャラを引き当て、その後スキルも引き当てないと性能が引き出せないのである。
キャラが当たる確率は初期3%、4回目には6%まで上がる。(ちなみにプレイ料金含めて400円入れて誰かしらキャラが当たる確率は29%。)
これなんてソシャゲ

一応、ある程度は引けるようにと定期的なプレイ回数の景品の中に追加スキル確定ガチャ権があったり、追加キャラが来た時等にはキャラ確定ガチャ権があったりはしている。
どうしても欲しいキャラやスキルがあるなら、一部キャラやそのキャラのスキルがピックアップされている事も多いので、そういうタイミングでガチャしまくるのが一番。
…が、当然ガチャなので狙ったキャラに限って引けないし、ピックアップ関係ないキャラがすり抜けてくるのはよくある事。

【ボンバーマンガ】

公式ツイッターアカウントで連載されている公式漫画…だが、その内容は異様な程カオス
作者は本作のキャラクターデザインも担当するケイ壱。また、公式タイトルは2020年7月31日公開分で明かされた。原則毎週金曜日更新。
デフォルメ顔芸は当たり前。キャプテン翼やテニプリネタまでぶち込んでくる。そういや両方ともコナミのゲームに出てますね。
また「ブロッカーが酷い目に遭う」という謎のジンクスがある。稀にフォローされるが本当に稀。
ゲストキャラに関してはグリアロだけ例外だが詩織、ツガル、パステルはあまりひどい目にあわない上出番も少なめ。
とはいえ最近は絵柄変化パロディに参加したり、ゲストキャラだけの回が作られたりとグリアロの立場も含めて改善傾向にある。
「まだたべたことありません」「寝とるな」などのパワーワードが爆発することもあるが、ネタが過激過ぎてイメージが崩れること必至なので閲覧注意。
ちなみに作家は異様なまでのコナミ(特に黎明期)マニアでありしょっちゅうレトロゲーネタがぶっこまれる。そしてリプライ覧にユーザーによる正解が返信されるのはお約束。
2020年7月31日のシロン初登場回にて「今さら本当に今さらですがボンバーマンガのキャラ設定は話半分で聞ーといて下さい。」と今更過ぎる注釈が1コマ割いてまで載っていた。地味に漫画の名前も判明した。
なおQMAでもフィギュア発売の際に一度同じような漫画が掲載され、麻雀ファイトガールではこちら同様に継続的にネタ漫画が定期的に掲載されている。

2021年3月にケイ壱が修羅場った影響で同年6月まで漫画の連載を休載する事態になった事がある。
また長編っぽい「ボムハワイ編」が始まった際にまたも修羅場ったらしく、結果ボムハワイにたどり着くことなく終わってしまった。
以降は更新頻度がかなり下がったが、更新がない週にも設定画等が公開されている。


【BGM変更アイテム】

ステージBGMの評判も高い本作であるが、カスタマイズアイテムでBGM変更アイテムをセットすることによりゲーム中の音楽を変更することができる。
一例をあげていくと
  • キャラにまつわるゲームのBGM(悪魔城ドラキュラ、月風魔伝、ときめきメモリアル対戦ぱずるだま)
  • コナミ有名タイトルのBGM(極上パロディウス、がんばれゴエモン2、沙羅曼蛇)
  • なつかしアーケードタイトルのBGM(バイオレントストーム、ミスティックウォリアーズ)
  • ボンバーマン関連のBGM(スーパーボンバーマン2、ボンバーキング)
  • BEMANIメドレー(SigSig→smooooch・∀・→wuv U)
  • ボンバーマン系以外の旧ハドソン社IP(J.J.&Jeff=PCE「カトちゃんケンちゃん」の海外版)
と大変豪華なラインナップとなっている。特に(もともとがタレントゲーだからか)J.J.&Jeffとしての収録だが
ボンバーマンとは関係のないハドソン社の作品からピックアップされたことにはインパクトがあった。
また収録曲は別の作曲家などによるアレンジやリミックス曲ではなくほぼすべて原曲が再現されているのも特徴。変わっているのはゲームの都合上尺だけである。
まさかこのゲームで子門真人の歌が聞けるとは誰も予想していなかっただろう。
惜しむらくはかなりの数がイベント報酬orガチャであり、自由に変更できるわけではないということか。
一部のアイテムはBPショップに並んでいるが、それ以外のものに対して再配布を望む声も多い。



【キャラクター紹介】







【ステージ一覧】





【余談】

稼働当初のアレコレ

とっつきやすくやり込むほど様々な要素が見えてくる深いゲーム性。
不具合があれば即座に対応し、バランス調整やイベントの追加も定期的に行うしっかりした運営。
エロさに特化気味ながらも個性豊かで可愛らしいキャラクター達。
ボンバーマン世代にぶっ刺さる懐かしのコナミコラボキャラクターそしてトチ狂っているとしか言いようがない公式漫画等の要素で、非常に評価が高いゲームとなっている。
インカム率が高く筐体価格もそこそこで、コナミの株主総会にて社長直々に「ボンバーガールが好調」と太鼓判を押されるヒット作となった。

しかし稼働時期が悪く*19、コナミ的にも余り期待していなかった為か生産が少なく、サービス開始時の台数は151台しかなかった。151店舗じゃなくてである*20初代ポケモンかよ。
4vs4バトルという数の理論上、全国でCPU無しマッチングは同時18マッチしかできないというえげつない状態であった。
しかし大先輩がバグで暴れたせいで評判になるに連れコナミは継続して増台キャンペーンを実施。
台自体が縦に長いもののスペースを余り取らない事もあり、プライス専門店にぽつんと置かれていることもあったりして、現在では400店舗近くに置かれている。
現状ではセガやウェアハウス、ナムコ系列のゲーセンには設置が少ない為、その辺りも入れ始めたらもっと増える可能性が高い。
そして2022年3月に発表された増台計画で遂にセガ…というか経営が変わったGIGO系ゲームセンターにも搬入される事が決定した。
いまだにウェアハウス系には入ってないが。

大阪府の某ゲーセンは最初期に台をゲットしたのだが、目先の利益に目がくらんだのかあろうことか別ゲーセンに転売
以降増台キャンペーンからも省かれて実質導入禁止状態だとか。*21
それ以前にゲーム機の転売はゲームメーカーに対する裏切りを意味する。ゲームが資本のゲームセンターでは決してやってはいけない事である。*22
無論そのゲーセンが非常識なだけだが、これも稼働時期からの期待度の低さの弊害だろう。

その大阪の喜連瓜破に「ボンハンバーガー」という店がある。
名前が似てるだけ…と思いきや漫画でアクアがバイトしているバーガーショップが実はそこ。
「新鮮灰色うるし」にも「ボンバーガー公式」という名前ではがき投稿している。
ボンバーガーがどこまで存じているかは不明だがもうやんカレーの例もあるし割とノリノリなのかもしれない。
聖地巡礼がてら行くのもありだが近辺にボンバーガール設置店舗はない。
というか瓜破にあるイオンショッピングセンターの「モーリーファンタジー」くらいしかゲーセンがない。昔は若干歩いたところにラウンドワンがあったんだけどね…。

コナステ版ボンバーガール

最初期にPC版の開発もアナウンスされていたが、AC版が無事ヒットした*23こともあり続報は途切れていた。
……が、2021年1月についにコナステ版ボンバーガールが発表され、βテストが行われた。(階級が初期状態かつ上がらない状態でのオンラインマッチ。支払方法が異なるがプレイ料金は通常とほぼ同様。お試しチケット有。)
コナステ版の開発が再開されたのは新型コロナの影響もあってアーケードという環境自体厳しくなったのも一因だろう。
内容としてはガチャで引いたキャラ、スキル、チャット、衣装はアーケードと連動。
しかしリーグに関しては独立しており、またアーケードとは基本的にステージがかなり違う。
だが演出、セリフ、映像等はほぼアーケードゲームそのもの。
大きく異なる点はアーケードでは筐体の都合上縦長なのが、PCでのプレイなので画面が横長になっている点。
このおかげで撃破絵等は今まで見えていなかった部分まで見えるようになった。
家でもボンバーガールが遊べるという事で注目されていたが、マッチングシステムに問題があって*24開始初日に一時停止。
再開されたものの、問題の解決に時間を要する為か2日くらいでβテストが終了した

だがコナステ版は死滅していなかった!!
2021年11月1日に急遽オープンβ版が開催された。
階級変動なしのいわゆるカジュアルマッチのみ、キャラやスキル、衣装はかなり前の時期の状態*25と制限はあるものの、数日限定でプレイ料金無料の状態でプレイ可能だった。
こちらは家庭用PCソフト故にPCの性能差や回線速度の影響でラグがあったりの問題はあれど、少なくともコナミ側の回線に問題なくプレイできるように仕上がっており本実装が期待される出来であった。
いずれ正式版がリリースされるものと思われる。

2021年12月22日満を持してPC版リリース。
オンラインバトルが「気軽にバトル」(プレイヤーマッチ)「本気でバトル」(ランクマッチ)と分かれるようになった。
またランク制ではなくレート制になっており、アーケード版のようなクラス分けではない。
まぁその「本気でバトル」の実装は結構遅れたけど。
他、β版ではかなり違ったステージだが本稼働は基本的にアーケードと同じステージが使用されている。

皆が気になっていた料金体系としては
  • 1プレイごとにチケットを使用する従量課金制
  • 月額を払うことでプレイし放題の定額制(リリースから少し遅れた2022年1月に実装)
と2つの支払い方法から選択可能。
なお、ボンバーガチャはチケットで支払う形になり、チケットを使用したプレイではアーケード同様無料で1回回せる。
定額プランは無料ガチャがない*26ので、キャラやスキルを集める際には別途有料でガチャを引く必要がある。
とか言ってたら2022年4月より定額制でも1日1回だけ無料でガチャを引けるようになった。

色々やってもどうにもコナステ版に人が集まらなかった為か、2022年9月14日から基本料金無料となった。
気にはなってもゲーセンに行けてなかった人でプレイできるPC環境があるのであれば、コナステ版でお試ししてみるのもいいだろう。
ガチャは有料だがプレイ回数のデイリーミッションでガチャチケットが入手でき、5回プレイで1回分ガチャが引けるようになっている。
使用期限は3か月になっているのでいつまでも貯めておく事はできないが、ある程度までは狙ったガチャにまとめてチケットを突っ込むのは可能。

コナステ版のテコ入れは止まらない、加速する。
2023年8月3日に新キャラブラスまで含めて全キャラが一気に実装された。
結果として、使用マップやマッチングの違いはあれど、ほぼアーケードと同じ環境で遊べるようになった。
ちなみにコナステ版では配信用に全キャラ髪飾り(笑)を付けた状態にする設定もあるのだが、髪飾り(笑)未実装キャラは通常のグラで表示される。


アーケードとの連動に関しては、
  • プレーヤー名
  • 獲得したキャラクターやアイテム(スキル、ドレスアップパーツ、称号、チャット)
  • ガールランク
  • CP
と、一部要素のみ連動される。

また、配信用のガイドラインが整備されると共に配信用の設定が追加され、自分以外のプレイヤー名を匿名にしたり、エロBAN対策全キャラの立ち絵を(笑)化したりできるようになった。

そして最も大事なことであるが

パプルは「アーケード版を」プレイしないと獲得できない。

ちなみにかつては仕様が約1年ほど前までのデータとなっており、キャラやスキル、衣装もその時点までだった。
2023年8月のアップデートでついにアーケード版とほぼ同様の仕様でキャラやアイテムが使用可能に。
どうせ一年遅れだから8月アプデでは順番的にプラチナだけ実装だろ、と考えてたユーザー全員が度肝を抜かした。
ただし、実況ガールは未実装であり、一部使用不可能なアイテム等もある。

それとアーケード版では11個しか設定できないチャットが13個設定できるようになった。

エイプリルフール

この作品もこの1日に凝った仕掛けを施すのが恒例となっている。
初回を除き自社作品しかもグラディウスや悪魔城シリーズなどのメジャーどころではなく、
通にならないと知られていないような若干外したところを狙ってくる上再現度も非常に高く、絵柄を揃えるだけでなくBGMもそろえてくるため
知っている人でもそうでない人もインパクトのあるネタをぶっこんでくる。
以下一覧。

2019年

初めてのエイプリルフール。
元作品は無いが、タイトル画面のイラストおよびゲーム内でもシロが「ボンバーマンガ」の簡単な絵柄に変化した。
ちなみに衣装アイテムとして入手できていたため装備すると期間終了後も同じ絵に変化するといういわゆる〇〇の髪飾り(笑)の元祖である。
ちなみに配布は期間限定かつ再入手方法も復刻を待つ以外になくほかのキャラがどんどん(笑)が実装されていく中その気配も全くなかったため
期間後に始めたプレイヤーは長いこと入手不可能になっていた。
現在もシロに限らず復刻を待つしかない状態になっている。

2020年

コロナ禍真っ盛りのため無し。
この時期はこれに限らずあらゆる更新が完全にストップしていた。

2021年

元ネタは「リングの王者」。タイトル画面が作品をモチーフにした画面になりゲーム中はモモコがレスラーの絵柄になる。
ちなみにこのリングの王者ネタはボンバーマンガで前々からネタにされていたものだが、
流石にゲームのタイトル画面ということもありさすがにボンバーマンガそのままというわけにはいかなかったが、雰囲気はほぼそのままである。

2022年

この年はボンバーガールの続編として「特殊部隊ボンバガル」が発表された。元ネタは「特殊部隊ジャッカル」。ゲーム内のネタは無かった。
もちろんこのネタも嘘なのだが、同年7月13日にメジャーアップデート版である「ボンバーガール レインボー」がリリースされるという
「エイプリルフールのネタに本当のネタを混ぜる」パターンだった。

2023年

元ネタは「エスケープキッズ」。タイトル画面はプリティボンバーズの4名+グリアロが各人の衣装の色に合わせており絵柄も原作通りの濃い顔になっている。グリアロも原作通りドット絵である。
ゲーム内でもプリティボンバーズの4名が元ネタ通りの濃い絵柄に変化する。グリアロは元ネタの通称「チャンピオン」モチーフのためか通常のままだった。
ちなみに撃破されると通常通り服が破けるが、負けると元ネタ同様洋式便器に吸い込まれる(流される)ものになる。

2024年

元ネタは「XEXEX」。タイトル画面はほぼイレーネ姫の髪色を青から薄緑色に変えたメロンになっている。
ゲーム中ではプラチナがクラウス風に、メロンがイレーネ姫風に変化する。何気に久々のブロッカー以外の変化である。
前述の通りBGMが変わるのだが、ボイスも一部が原作再現されるというこれも気合の入ったネタになっていた。
もちろんネットなどで広まった誰もが知る定番セリフもあったりと、単なる絵柄再現ではなくネタもふんだんに盛り込むという相変わらずの気合が感じられるネタだった。


「まだ編集してなかったの!?」

「んなワケないだろモモコ、更新から何日経ったと思ってんだよ~」

(……。)


…怒れモモコ!一気に追記・修正だ!

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  • ゲーム
  • 2018年
最終更新:2025年04月16日 05:27

*1 実際はハドソン自体の経営失敗と言うよりも、メインバンクの北海道拓殖銀行が1997年に経営破綻したことよって、会社の運転資金を安定して得ることができなくなったのが最大の原因

*2 原作では指があったが、こっちのシリウスには通常のボンバーマン同様指がない球体の手になっている。フォルムも最近のボンバーマン寄りに若干スマートになっている

*3 魂斗羅で剣+眼帯キャラと言えば柳生・ジャグワァ・玄兵衛があてはまる

*4 初期はMAXの半分もの消費だったが、後に25%に修正。代わりに効果時間が減った。

*5 通常時は最大7でラッシュ時ですら7が最大。

*6 本来の意味であればそんなに間違いではない

*7 後衛ロールの「キャラ人気」は高く外部メディアやゲスト出演は多い一方、「ロール人気」は非常に低く積極的に後衛をプレーする人は少なくほとんどが譲り合いの結果仕方なしにやる、ということが多い。

*8 今までガール達は「ベルモンド家の血族」とか「魂斗羅の一人」とか各コナミ作品との関係は間接的にぼかされている程度であった

*9 厳密に言えばウルシもないが、彼女はステルスする事でネックを無視する事ができる

*10 30x3の90ダメージに対し20x5の100ダメージ。

*11 50ではなく40ダメージ。

*12 体当たりする雑魚敵

*13 足元の爆弾もブロック化→キャラがいるのでブロック生成キャンセルで消滅する。

*14 柳田氏は過去に最初の「空想科学読本」において「ウルトラセブン」のチブル星人(IQ:10000)、「プリンプリン物語」のルチ将軍(IQ:1300)、「仮面ライダー」の本郷猛(IQ:600)など高IQのキャラクターたちについて、知能指数が意味するところや彼らの生活、その数値を記録する試験がどんな有様になるかなどを考察したことがある。おそらくパインの「IQ100億」に関心を寄せたのもその経験があったためであろう

*15 『ドラグーン・マイト』のカエデの後継者

*16 塗りつぶされていたが、10の位の“2“がほぼ判読可能だったため。1の位はわかりづらいが4、5、7、9説あり。

*17 悪党だけど仲間思いで人道は踏み外さない憎めない悪役3人組。元ネタは言わずと知れたド〇ンボー一味。

*18 学院の内外では善悪が入れ替わる感じで、一応互いに正体は知っている。仲良く喧嘩する関係とのこと

*19 『Fate/Grand Order Arcade』『オンゲキ』と同時期で話題を持って行かれた。

*20 全くの余談であるが、他社の別作品ながら同じく稼働台数が極端に少なかった大型筐体ものの中で、タイトーの「ナイトストライカー」という有名なゲームがある。が、それですら全国で304台は出荷されている。時代もあるし単純に比較はできないが、いかに小規模出荷であったかが少しはうかがえるだろう。

*21 店長が「ボンバーガールは売れない」と客に話していた情報もある上、悪質なまとめブログがこの転売を「即撤去www」などとまとめ、ボンバーガールやKONAMIに風評被害を与えためのペナルティだとする見方が強い。

*22 ただしほとぼりが冷めたのか武装神姫バトルコンダクターは設置できたようだ

*23 PCやコンシューマ機で遊べるとゲームセンターに足を運ばれなくなるため、移植は顧客であるゲームセンターから歓迎されない。

*24 CPUすら入らずに一人で施設と戦っただけの報告もあった。

*25 上記第一回βテストと同じ、オリーヴ実装直前

*26 流石にプレイし放題に無料ガチャを付けられなかったものと思われる。