グレートメカオー(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/07/01 Tue 01:00:04
更新日:2023/05/28 Sun 00:31:33
所要時間:約 8 分で読めます






誰が想像しただろうか!iFormulaX様とエクスキュベーターMS様が対立するなどと!――特警機装パトロール・ファンクション



グレートメカオーはデュエル・マスターズの種族である。英語表記は「GREATMECHA-O」。
そのため「グレートメカ・オー」で区切るのが正しいと思われるが、しばしば「メカオー」と呼ばれる。

概要

光文明と水文明にまたがるハイブリッド種族のひとつで、サポート種族キカイヒーローを持つ。
サイバーリキッド・ピープルと並ぶ水文明の中核種族だが前2種に比べて登場は後、不死鳥編になってからである。

登場当初は不死鳥編というエキスパンション自体があまり評価されていなかったため、彼らも評価は低かったが、もともと種族サポートを前提にして生み出された種族であったため、エキスパンションを経るごとに人気を集めていく。

だが光の種族でもあるにもかかわらず、しばしば水文明に偏って出現したりしていた。そして水文明への偏重は遂にエピソード2で大きくなり、エピソード2のメカオーは水文明しか登場していない。同時期に、ドリームメイトは自然文明しか登場しなかったこと、さらに次のエピソード3で再フィーチャーと相成ったグランド・デビルとアーク・セラフィムがいずれもそれぞれ闇と光しかフィーチャーされなかったことも含め(前2種よりだいぶマシだが)、「ハイブリッド種族の単文明種族化」を危惧される結果に。(加えてその場合、火文明に出るしかないティラノ・ドレイクが再フィーチャーを与えられるきっかけもなくなることになる)
だがグレートメカオーはエピソード3で光も少数登場。…だったが多色はメカ・デル・ソルとの複合だったので、やはりこいつら水文明単文明種族化したよ。
一応、光文明でもデ・バウラ伯が登場したから光文明メカオーも弱いわけではない。

見た目はまんまロボ。エピソード2以前は胴体を兼ねた顔に短い手足が付いているデザインで、例えるなら魔神英雄伝ワタルに登場する敵方の魔神のような姿なのだが、既にロボ系デザインが光文明のエンジェルコマンドなどにいた為の差別化のせいかイラストを見てるとわかるように人の顔芸を表現したかのような強烈な顔という、どちらかというと不死鳥編の翌年の「グレンラガン」のガンメン系統のような強烈な顔芸デザインが多い。

またもうひとつの特徴としてロボットアニメのパロディネタが多いのが特徴で、パロディネタの走りと言える存在でドリームメイトと同様に不死鳥編以前以後との違いを最も表す種族でもある。

エピソード1~2以降はトランスフォーマーのように、乗り物から変形した頭身の高いロボットとなっている。同社で実写版の影響や当時のコロコロやデュエマアニメの前で「プライム」を放送、取り扱っていた影響もあってかTFネタも多く、デザインもG1寄りから実写版寄りのものまで割と細かい。

エネルギーに目がなく、ドリームメイトに突っ込んでやられたり、エピソード2で暗躍したりした。彼らの上司はあくまでiFormulaXとエクスキュベーターMSであるようで、ゼニスは登場しなかった。
仲間意識が強いためかダイナモを持つハイブリッド種族のひとつとなっている。もう片方とのドリームメイトとの仲が険悪なんだけど…。
光を含むが弱い。全体除去には注意しよう。
《エナジー・スパイラル》《グレイトマーチ・エナジー》《グレート・リンク・テクノロジー》《合身秘伝メカ・マシーン》と関連呪文も4種と多い。

革命編では《ガチャンコ ガチロボ》をはじめとした「ガチャンコ」の侵略者が登場。ただし派閥こそ形成しているが「奇天烈」の侵略者とは友好的であるらしく、ガチャンコの命名ルールに沿ったグレートメカオーが「奇天烈」サイドに登場している(《奇天烈 ガチダイブ》)。またマジック・コマンド複合のガチャンコとは無関係な《奇天烈 シャッフ》や黒幕のひとりの頭部分を担当した《侵略者 ランドヘッド》のような新規も登場している。複数派閥に跨って出してもらえる特別扱いぶりから、ウィザーズのお気に入りの可能性も高い。
…というかそのせいでサイバー・ウイルス海が割りを食った。
あと新規はやっぱり全部水。白いメカオーなんてなかったんや…(しまいには半分赤いメカオーまで出る始末である)。

ビートダウン、クリーチャーコントロール、コンボデッキ(エクストラウィン)の3つのデッキタイプを実現できる割と稀有な種族でもある。ちなみにこれもまた、対抗馬はドリームメイト。どんだけドリームメイトと喧嘩したら気が済むんだ。

デッキ

クリーチャーコントロール軸

《光機のイザナイ ロイヤルティー》でメカ・デル・ソルや光グレートメカオーの《宝翼機ミール・サンダー》《霊王機エル・カイオウ》《豪腕機兵ナックル・フィスト》を展開し相手の動きを止めながら大型の準備をする型。《時空工兵タイムチェンジャー》のいるグレートメカオーなので、グレートメカオーを進化元に取る惑星型フェニックスでメテオバーンを狙うのもあり。

ビートダウン軸

《奇術ロボ・ジェントルマン》や《合身秘伝メカ・マシーン》のドローを繰り返して優秀な低コストクリーチャーを展開し殴るデッキタイプ。
アンタッチャブルの塊《弾丸透魂スケルハンター》や軽量進化《無敵巨兵パラディーンS》、パワーが続々上がる《反骨鉄拳バーニアン》、コスト軽減の《救急機装レスキュー・スペース》を擁するため攻めては困らないが打点が低いので除去が怖い。進化元にするために最軽量の《賀正電士メデタイン》を入れるのもあり。

エクストラウィン軸

これは以下のカードをまず見てもらおう。

偽りの名(コードネーム) iFormulaX(アイフォーミュラテン) 水文明 (7)
クリーチャー:グレートメカオー/アンノウン 6000
自分のターンの終わりに、このクリーチャーがタップされていて、自分の手札が10枚以上あれば、自分はゲームに勝利する。
W・ブレイカー

流石は戦略のイノベーター。知識(=手札。デュエマでは手札はしばしば知識に見立てられる)そのものでそのまま勝利に導いている。
フォーミュラエクストラウィンはわぁいのメルゲループ軸だの、《究極男》と《口寄の化身》でネタドローする究極男軸だの、QEDでインビンシブル・テクノロジーをタダうちしてこいつをただ出しするタイプだの色々なタイプがあるが、グレートメカオーを主軸にすることもできる。

ビートダウン軸、クリーチャーコントロール軸の項目を見てわかると思うが、こいつらは軽量で出しやすく、またドローエンジンも優秀である。
そのため、フォーミュラエクストラウィンの条件に見合っているのである。自分自身もメカオーなのが更に優秀。

とはいえジェントルマンやメカ・マシーンだけでは不十分になることもあり、《特警機装パトロール・ファンクション》や《グレートマーチ・エナジー》など阿呆みたいに引くカードが必要となる。《DJ機装アフロ・スピーカー》と《機械提督サウンドシューター》を使うこともできる。特にサウンドシューターはマッドネスなので、敵をなかなか手こずらせるだろう。

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最終更新:2023年05月28日 00:31