サポート種族(デュエル・マスターズ)

登録日:2014/06/21 Sat 17:53:03
更新日:2024/11/01 Fri 23:11:55
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サポート種族とは、デュエル・マスターズにおける特殊な立ち位置の種族である。


概要

サポート種族という名前の通り、他のカードをサポートする種族。
といっても少数がサポートするくらいではそういう表現はされず、基本的に「特定の種族などをサポートする種族」という意味合いで使われ、その大半がサポートクリーチャーであることではじめてこう呼ばれる。
加えてこのために、自身が自身の種族をサポートしている場合もこのようには呼ばれない。
…はずだったのだが、ドラゴン・サーガのサポート種族はちょっと特殊でもある。

「種族サポートをするからサポート種族」という風に考えても良いかもしれない。

サポート種族名 サポート先
ファイアー・バード ドラゴン
キカイヒーロー グレートメカオー
ディープ・マリーン グランド・デビル
ブレイブ・スピリット ティラノ・ドレイク
ビークル・ビー ドリームメイト
セイント・ヘッド アーク・セラフィム
アンノイズ アンノウン/ゼニス
ジャスティス・ウイング エンジェル・コマンド・ドラゴン/エンジェル・コマンド
リキッド・ピープル閃 クリスタル・コマンド・ドラゴン/マジック・コマンド
ファンキー・ナイトメア デーモン・コマンド・ドラゴン/デーモン・コマンド
ヒューマノイド爆 ガイアール・コマンド・ドラゴン/ソニック・コマンド
ビーストフォーク號 ジュラシック・コマンド・ドラゴン/ゲリラ・コマンド
ディスタス ディスペクター


サポート種族一覧

ファイアー・バード

サポート対象:ドラゴン
火の鳥。火文明に多いが全文明に存在しており、基本的にドラゴンをサポートする。
だが当のドラゴンデッキでは、ドラゴン・ゾンビをメインとした種族デッキやアース・ドラゴンを中心に扱うランデス、ファイアー・バードがないと使い物にならない超竜ファイバードやNEX連ドラでは使われるが、最もドラゴンらしいドラゴンデッキ連ドラでの使用率は年々低下。最近猫耳ロリ娘の《爆鏡ヒビキ》たんのお陰で《エコ・アイニー》が多少復権したくらいか。《コッコ・ルピア》?なにそれぇ。俺メンデルスゾーン。鈍いなぁ、これが連ドラの現在だよぉ!

一部はコマンドだったりゴッドだったり無色をサポートすることもあり、またカードプールが増大しつつある今では自分たち自体が主体となって攻めることもできるようになった。

不死鳥編のサポート種族

ハイブリッド種族をサポートしている種族群で、いずれもハイブリッド種族の色と同じ。
グレートメカオーのサポート種族。光・水。なにげにヒーローの種族カテゴリに属しているがそれがどうした。
グレートメカオーに比べて人型が多め。
グランド・デビルのサポート種族。水・闇。他のサポート種族に輪をかけてサポート一辺倒であり、自身がサポートされることはない。
マリーンと言っているが、どっちかというと夜空を海に見立てて、そこに光る星(昔は星も化け物や悪魔と考えられていたこともある)として登場する。
サポート種族ではあるものの、グランド・デビルの中核となりえるドローソース等はこいつらなのでデッキには最優先で投入されるカードである。
ティラノ・ドレイクの種族カテゴリ。闇・火。
検索すると高確率でバンダイの子供向けTCGが先に引っかかる。
ドリームメイトのサポート種族。火・自然。光と闇にはいません。
ドリームメイトに同じくファンシーな絵柄だが昆虫枠ということでジャイアント・インセクトやコロニー・ビートルの枠を微妙に奪っている気がしなくもない。
割と初期のドリームメイトからはサポートされ返されていた。
アーク・セラフィムのサポート種族。自然・光。見た目はそのまま生き物の頭。

不死鳥編のサポート種族は、ブレイブ・スピリットを除くとだいぶ不遇である。
というのも時代が過ぎてハイブリッド種族が残ってもサポート種族が同じように増えることはなく、少数がぼつぼつ出る程度だった(まあ地味な存在だったが)。
追い打ちを掛けるようにして、エピソード2でグレートメカオーとドリームメイトが自身で自身を直接サポートできるようになり、エピソード3ではグランド・デビルとアーク・セラフィムも自身がサポートできるようなカードを手に入れた。
これによって古いカードが増えたサポート種族はほとんどがいらない子になってしまうはめに。


ちなみにブレイブ・スピリットが今でも不遇でないのは、ティラノ・ドレイクが新規カードが増えないため、デッキのブレイブ・スピリットを押しのけることがないからである。…あれ?これはこれで不遇では…?

デュエル・マスターズ プレイスではすべての種族がサポート先のハイブリッド種族としてリリースされた。

アンノイズ

サポート対象:アンノウンまたはゼニス
アンノウンやその上位種であるゼニスをサポートする。やはりサポートされ返されないが一部は自身がアンノウンやゼニスに依存しないこともあり付随するもう一つの種族のデッキに入ることもある。単独種はいない。
一部は無色サポートをすることもある。
なお、ファイアー・バード/アンノイズというサポートの塊のような複合も存在する。

ドラゴン・サーガのサポート種族

いずれもコマンド・ドラゴンをサポートする種族。全て単色の通常種族である。
特徴として、能力傾向が各文明のコマンド・ドラゴンと似通っている。
(ジャスティス・ウイングならエンジェル・コマンド・ドラゴンのように守りの性能に、
ファンキー・ナイトメアならデーモン・コマンド・ドラゴンのような闇特有の相手に対する干渉具合が)

ドラゴン・サーガはその名の通りドラゴンの物語であり、
各文明のドラゴンとその力を借りる専用のサポート種族がタッグを組み、文明間で戦う構図になっている。
また、ドラグハート・ウエポンを装備できる「ドラグナー」能力もこいつらが持っているので、
ドラゴン・サーガにおいて特に重要な働きをしていくものと思われる。

設定上はエンジェル・コマンド・ドラゴンを頂き、光文明として正義を振りかざす存在。だがその正義は弱者を守るものではなくあくまで強者による支配である。
設定上はデーモン・コマンド・ドラゴンを頂く意識を持ったぬいぐるみ軍団。だが見た目にそぐわずナイトの種族サポートを受けられる。しかも何が酷いってキカイヒーローのような冗談と違いこちらはかなり実戦的に使えてしまうから困ったもの。
設定上はクリスタル・コマンド・ドラゴンを実験で偶然生み出してしまった、別の進化を辿ったリキッド・ピープル。リキッド・ピープルのサポート種族にもなっているが、そのリキッド・ピープル自体と同じとして扱われるため、リキッド・ピープルの種族デッキにも入りやすい。またクリスタル・コマンド・ドラゴンがリキッド・ピープルサポートをしていることもあり、当初からドラゴン・サーガ環境では注目されている。
設定上は火文明のドラゴンを頂いている。当初はレッド・コマンド・ドラゴンを頂く存在だったが、その後継種族といえるガイアール・コマンド・ドラゴンを頂くようになる。
ヒューマノイドでもあり、ヒューマノイドデッキにも入るがリキッド・ピープル閃ほどヒューマノイドデッキで必須なわけでもない。
設定上はジュラシック・コマンド・ドラゴンを目覚めさせた、お面をつけた呪術師集団。ビーストフォークでもあり、割と過去のビーストフォークスノーフェアリーのような、というか一部は特定条件下における上位の能力を持つものが目立つ。いずれも嘗ての自然文明の中心種族であることから、ドラゴン・サーガ世界ではビーストフォーク號がその立場をそっくりそのまま受け継いでしまっているといえる。

ドラゴン・サーガのサポート種族の特徴として、初期の時点で割と後期ファイアー・バードのように自身も戦えてしまう点にあり、ドラゴンに依存しなかったりする。そのため、サポート種族と呼ぶにはいろいろ気になるところもあるが、しかしやはりドラゴンと密接に関わりそれに因む能力を有しているのでサポート種族でいいのだろう。水と火と自然は既存種族がそのままドラゴンサポートはじめました、というようなノリになっているが。

ディスタス

サポート対象:ディスペクター
前述のとおりディスペクターのサポート種族。
既存のクリーチャーをモチーフとしたカードが多く、呪符や陶器を混ぜられたデザインになっている。
ディスタスの中にはササゲールという自身を破壊することでディスペクターの召喚時のコストを軽減できるものが多数存在し、ディスペクターとの連携を意識した能力を持っていることがうかがえる。

命名ルールはササゲールを持っているものと持たないもので異なる。

ササゲール持ちは「種族冠詞(複数の種族を持つ場合は2つの種族の冠詞を省略したもの)+元ネタカードを意識した名前+ササゲール使用時に軽減できるコストの数」、ササゲールを持たないものは「Dis+元ネタカードを意識した名前」になっている。


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最終更新:2024年11月01日 23:11