オートボット(TFロストエイジ)

登録日:2014/07/25 Fri 07:00:00
更新日:2024/04/03 Wed 16:25:28
所要時間:約 7 分で読めます




この項目では実写映画版TF第4作『トランスフォーマー/ロストエイジ』に登場する
トランスフォーマーの軍団「オートボット」と、共に戦う伝説の戦士「ダイナボット」を解説する。

オートボットという組織そのものに関してはこちらの項目を参照。

・オートボット

前司令官センチネルプライムがディセプティコンを取り仕切りシカゴの惨劇を引き起こしてから4年。
オートボットはディセプティコンと同様に人類の敵と見なされ、政府との協力関係(NEST)は解散してしまった。
メンバーは迫害を受けた上、反トランスフォーマー組織「KSI」には実験用モルモット、
対TF秘密機関「墓場の風(Cemetey Wind)」には倒すべき敵として懸賞金を賭け追撃されており、逃亡生活を余儀無くされている。


オプティマスプライム
オートボットリーダーを排除(実験)したい人類と何者かの依頼を受けたロックダウンに付け狙われる、本作の主人公兼ヒドイン。
人類の攻撃により自動修復が機能しないレベルの深手を受け、新たにスキャンした73マーモン・キャブオーバートラクターの姿のまま休眠状態にあった。
人間側の主人公であるケイド・イェーガーに購入され彼の説得に応じ修理を受ける。

ロックダウンとの交戦後はウェスタンスター・4900SBトラクターを再スキャンしロボットモードを一新、中世の騎士風の姿となり戦いに挑む。
象徴的な武装であるエナジーブレイドに加え、新たな武器としてメガトロンから手に入れたショットガン型フュージョンカノンを持ち、
劇中で西洋風の長剣ジャッジメントソード(ソードオブジャッジメント)とガトリングガンとしての機能も持つ円盾ベクターシールド(センチネルシールド)も手に入れる。

命をかけて守った人類から迫害を受け、仲間を殺害されたことでその可能性に絶望し、
「仲間を失ってまで守る価値などないのでは?」と失望している。前作の最後台無し。


バンブルビー
カマロに変形する前三部作の主人公。
カマロ67年式ステルスカラーとなり、ウィトウィッキー家から離れて逃亡生活を続けていた。
サムを初めとした人間の友人達との交流が長かったため、他のメンバーに比べて人類に好意的。
ハウンドとドリフトの喧嘩に煽る、ドリフトに煽られ殴り込みにいく、
後述の理由のせいだがバレたらまずい敵の本拠地で飾られているスティンガーを押し飛ばすなどサムと離れた反動なのか喧嘩っ早くなった。

KSIによって開発されスバンブルビーをモデルとした人造トランスフォーマースティンガーの宣伝プロモーションビデオでは、
「バンブルビーは時代遅れ」「スティンガーはバンブルビーより優れている」「バンブルビーの時代は終わった」などやたらdisられている。

劇中で2014コンセプトモデルを再スキャンした際にオプティマス同様ロボットモードを一新。
ドアを羽根に見立てる変形を止め、代わりに手裏剣に見立てた車輪を背負う。

NEST時代の自分を参考に更にハイスペックに設計された人造トランスフォーマースティンガーと対決する。


クロスヘアーズ
新メンバーその1。緑コート。
かつてサイドスワイプもビーグルに選んだシボレー・コルベット・スティングレイのC7モデルに変形する。
車の外装を極薄のロングコートに見立てたロボットモードが特徴で、劇中ではバッサバサはためかせ跳ね回る。

武装はコート内に格納した2丁のサブマシンガン。会って早々敵意を持ってイェーガー一家に突き付けた。
空挺兵であり戦闘機の取り扱いにも長け、背中には緊急脱出用の二対のパラシュートを仕込んでいる。

気取った態度を取っているが一家を助けたり、共闘したスコーンに愛称を付けたり本作のツンデレ担当。


ドリフト
新メンバーその2。青侍。
元ディセプティコンで、ブガッティ・ヴェイロン・グランスポーツ・ヴィテッセと青いヘリに変形するトリプルチェンジャー。
最近流行りのSAMURAI枠で二対のKATANAを装備し趣味はHAIKUで声優はケン・ワタナベ。

新生オートボットの中でも年期の入った実力者で、時には副官のような役割も勤める。
本人曰く暴力は最後の手段らしいが言った直後にKILLYOU!!KILLYOU!!とめった刺しするなどクレイジーSAMURAI。

またスキャンした車種、ブガッティ・ヴェイロン・グランスポーツ・ヴィテッセは日本円にして2億円もする高級車である。
追われる立場なのに忍ぶ気あるのかおめぇ。

ハウンド
新メンバーその3。汚しデブ。
オシュコシュ・ディフェンス社製軍用トラックに変形する。
アイアンハイドに変わる武器スペシャリストで葉巻を蓄えたヒャッハーな髭デブ。

前任者の玩具装備である「リーコン」「アルティメット」のように全身に多数の武器を装備している。
ナイフ、ピストル、ライフル、ガトリングガン、爆弾、葉巻等をフル活用した香港決戦は必見。

予告篇にて今にも死にそうな演出がされている。

玩具だと何故かスリムマッチョな体型になっておりデブじゃないのが欠点ともっぱら言われている。

ラチェット
人類の襲撃を逃れ廃船に隠れ住んでいた。
ロックダウンと協力関係になった人類に捕捉され…オォウ…

彼に関するあるシーンは外人曰く「人間じゃなくてもモザイクつけなきゃ」とのこと。

レッドフット
レッカーズの一員でハウンドのデブ友。
ラチェットと同じく居場所を捕捉され狩りの獲物となる。

ブレインズ
KSIに捕獲され、モルモット兼人造トランスフォーマー開発の協力者となった。
フラッグシップ機ガルバトロンの開発にも関わりその危険性に気づいている。

サイドスワイプ、ディーノ、ウィーリー、ロードバスター、トップスピン
オプティマスと共にシカゴでディセプティコン本隊を壊滅させた英雄達。
本編に登場せず具体的な動向も語られていないが、
オプティマスの「仲間を失った」発言と最後までオプティマスの召集に応じなかったことから、生存が絶望視されている。
しかしジョルト等のように他媒体で明確に死亡が語られていない為、まだ確定ではない。
実際にウィーリーが続編『最後の騎士王』にて登場し、その後も生き延びていたことが判明している。


ダイナボット(ダイノボット)

伝説の古代戦士。封印されていたがオプティマスによって解放される
ビークルではなくビースト(恐竜)に変形し、今作の彼らはロボットモードでもオプティマスの倍近い体格を誇る。
ロボットモードは騎士風、ビーストモードはバイオゾイド風なのでグロ変形は避けられた。

玩具ではそれぞれイメージカラーで塗られているが、劇中では全員鉄色。
また、劇中未登場のメンバーもいる。

グリムロック
ティラノサウルスに変形するダイナボットリーダー。
玩具でのイメージカラーはオレンジ。

協力を求めるオプティマスと戦いその力を見極める。
和解後はオプティマスを背に乗せ人造トランスフォーマー達を軽々と噛み砕き燃やし尽くす。

簡易変形の大型玩具では、取っ手代わりの尻尾を持ちグリムロック自身をクルクル回すとトランスフォームできるという目玉ギミックが搭載されているが、日本版の玩具だと何故か変更された。

スコーン
スピノサウルスに変形する今作オリジナルのダイノボット。
玩具でのイメージカラーは真紅。

クロスヘアーズを相棒に香港に駆け付ける。
得意技は刺々しい体を活用したスライディングタックルからの串刺し。


スラッグ
トリケラトプスに変形。
玩具でのイメージカラーは紫。

ドリフトを相棒に香港に駆け付ける。
戦闘機を軽く蹴散らす突進力が持ち味。


ストレイフ
二対の頭と尻尾を持つ特殊なプテラノドンに変形。
玩具でのイメージカラーは青。

バンブルビーを背に乗せ香港の空を飛ぶ。
ダイノボットで唯一飛行可能だがその分耐久力は低め。



・玩具

いつも通りタカラトミー開発で、これまでの実写シリーズ同様の可動や劇中再現重視のムービーアドバンスド(AD)、以前のアクティベイターのような瞬間変形を行うロストエイジシリーズ(LA)等、複数のシリーズで発売。

劇中のサイズ差を再現したい場合
  • オートボットはLA01のオプティマスとADの各メンバー
  • ダイノボットはADのボイジャー以下の各メンバー
を揃えるとよい。

オートボット⇔ダイノボット間の圧倒的体格差の再現は、今後の展開に期待しよう。今作はEZコレクションが出なかったのが惜しまれる。


日テレの『NEWS ZERO』(8月9日(金)、実写版第1作TV放送の後)では、
TFおもちゃの歴史についてやタカラトミースタッフの方々による開発風景が放送された。

今回も各国限定の商品が数多く存在し、日本では「バトルコマンド オプティマスプライム」等が当てはまる。
『フィギュア王』のインタビューによると、メガトロンの銃は折角なので付けたとのこと。



追記・修正は映画を鑑賞するか、かっこよく玩具を購入してからお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • TF
  • トランスフォーマー
  • ロストエイジ
  • オートボット
  • ダイナボット
  • ダイノボット
  • 恐竜
  • 少数精鋭
  • 狩るか狩られるか
  • 犠牲になったのだ
  • 実写版TF
  • いいオートボットは死んだオートボットだけだ
  • サイバトロン

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月03日 16:25