皇神楽耶

登録日:2014/09/01 (月) 20:02:40
更新日:2025/06/03 Tue 17:09:15
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私は勝利の女神ですから!




コードギアス 反逆のルルーシュ』及び『R2』に登場する人物。
読みは「すめらぎ かぐや」。


CV:かないみか
生年月日:皇暦2003年8月10日
年齢:14歳→15歳
星座:獅子座
血液型:B型


皇家の現当主。
日本解放戦線を初めとする反ブリタニアのレジスタンス組織に資金や装備を援助している「キョウト六家」の盟主でもある。

まだ幼い少女であるということもあってか、他の六家の者達からは存在を軽視されている。

確かに普段は子供っぽい言動なども多く見られるが、それに反して強い信念を持ち合わせている上にちゃんと自身の立場なども理解しているので、いざという時には高いカリスマ性を発揮し、地位に見合った立ち振る舞いもとれる。
また判断力や洞察力にも優れており、仮面を着けていたにもかかわらずゼロの本質の一部を直感的に見抜いていた。

枢木スザクとは従兄妹同士で、元婚約者。
現在はその話はなかったことになっていて、しかもスザクがブリタニア軍に入隊したことから今ではかなり嫌っているらしい。

対してゼロにはご執心であり、自ら「ゼロの妻」を名乗っている。これについては政治的な影響を考慮した形式的なもの…と思いきや、本気で惚れている。

英雄色を好む、と言いますし!」ということで浮気についても寛容である。器がデカい。


◇幼少期
この頃はかなりの我が儘娘で、スザクや周りの者達に我が儘を言っては困らせていた。

ある日、枢木神社にお茶や舞いなどの稽古のために滞在していた彼女はなかなか遊ばせてもらえないことに不満を持ち、夜に一人で山へと遊びに行ってしまう。
そこで一人の「」と出会い、「今の生活はもう嫌だから、浚ってほしい」と懇願。
しかし、今まで事あるごとに家の力を盾にして我が儘を通してきたことを看破された上、自身を「空っぽな人間」と指摘され、その場に置き去りにされてしまう。

この一件がきっかけとなり、彼女は自身を変えて確固たる信念の下に行動するようになったのだった。


◇皇歴2017年
皇家の当主となっていた彼女は、枢木スザク強奪事件で見事にスザクを助け出したゼロに興味を抱き、彼の「ファン」となる。

行政特区日本の会場でユーフェミアが日本人を虐殺し始めた際には、逃げ出そうとしていた他の六家の者達を「今ここで動かずして、何のためのキョウトか!?」と一喝し、黒の騎士団と合流。ゼロの指揮下に入った。

ブラックリベリオンではトウキョウ租界に向かっていたゼロを追いかけ、ブリタニア軍から奪ったG-1ベース内で後詰めの部隊の指揮を執る。

この時、ゼロに「ブリタニアを倒した暁には、(ゼロを)支える妻が必要となる」として自らが妻になることを申し出るが、「既に悪魔と契約してしまったから、今更神とは仲良く出来ない」と断られてしまった。
ちなみに、ここでの「神」は神楽耶のこと。彼女が自身を「勝利の女神」と称していたことによる。

しかし、戦闘中にゼロが突然戦線を離脱してしまったために黒の騎士団は総崩れとなり、敗北してしまうことになった。


◇皇歴2018年
ブラックリベリオン後、ディートハルトやラクシャータらと共に中華連邦へと亡命しており、そこで天子と友達になる。
なお、他の六家の面々は全員処刑されたらしい。

太平洋奇襲作戦の際に黒の騎士団と合流。
「自身の留守中にゼロを支えてくれた」として、C.C.とカレンに感謝していた。この時の神楽耶曰く、自分達はゼロを支える「三人官女」らしい。

オデュッセウスとの結婚式から天子を浚った際、彼女が黎 星刻と「永続調和の契り」を結んでいることを知り、彼を天子の「運命の人」と評した。そのため、ディートハルトが天子と日本人の政略結婚を提案した際には真っ先に猛反対している。

超合集国成立後は合衆国日本の代表となり、最高評議会の初代議長にも就任。超合集国決議第壱號として日本の解放を黒の騎士団に要請した。

第二次トウキョウ決戦時には天子と共に大竜胆に乗り込んで指揮を執り、陽動としてカゴシマ租界へ進軍した。

ブリタニア軍との停戦後、ゼロ戦死の報を聞くが、悲しみを押し殺してシュナイゼルとの会談に臨んだ。
なお、式根島での戦闘の際にゼロの正体とギアスのことをから聞かされている。

ルルーシュ皇帝が即位し、超合集国への参加を表明すると、最高評議会で彼の真意を問いただすが、逆に他の要人達共々捕らえられて人質にされてしまう。

最終決戦時にミッション アパテ・アレティアに従ったロイド達に助け出され、救出に来た星刻達と合流。
ルルーシュの行動をむやみに肯定はできないだけで、実は合流したものの扇達とは立場や意見が異なっていた。
ルルーシュ(ゼロ)とはずっと距離を置かれていたにもかかわらず真意をある程度察しており、
最終決戦時の行動はルルーシュを救うことも目的の一つだった。(彼女の意見を聞いたC.C.も理解を示している)

しかし、ルルーシュがダモクレスとフレイヤを手にしたことで黒の騎士団は敗北し、自らも再び捕らえられる。
その後、処刑されそうになっていたところをゼロに扮したスザクとコーネリア達に助け出された。

ゼロレクイエム後は扇とヴィレッタの結婚式に参加したり、天子やナナリーと会ったりしているようである。

光和2年
辞任した扇の後を継いで日本国首相となっている。
ナナリー救出作戦にあたっては、ルルーシュへのビデオレターとして扇とヴィレッタの結婚式の映像を送っていた。

本編直後の後日談ピクチャードラマ「密談のハマム」では結局現地に訪れる。咲世子からルルーシュがC.C.と共に去った報告を受けており、それ自体は「惚れた殿方の幸せを願うのがいい女というもの」「C.C.になら負けても納得がいく」と割り切っていたようだが、2人の門出に間に合わなかったのは残念がっていた。

光和7年
ハシュベスの戸惑い以降、超合集国の運営が軌道に乗ったことを確認した後、後任に託して超合集国最高評議会議長を辞任していた。だが、ネオ・ブリタニア帝国の問題が大きく浮かび上がり、再び表舞台に立つ。
終盤では、ネオ・ブリタニアとの交渉を始めようとする矢先、ノーランド・フォン・リューネベルクが放った戦略兵器「ロキ」による大量虐殺の対処にあたる。
劇中ではかつてのお転婆さはあまり見られず、常に落ち着きを払った様子になっている。


第二次スーパーロボット大戦Z再世篇
ルルーシュがゼロと発覚した後や、皇帝即位後もルルーシュ様と呼んでルルーシュを慕っている事を明かし、原作と異なりその後もルルーシュの妻を自称している。
本作では原作と違いルルーシュの生存を明確にされているため(表向きに死んだ事になっている点は変わらないが)今後の二人の関係が気になるところである。



■監督
某画像掲示板の某サーバでは、OPの監督・谷口悟朗のテロップが彼女にモロに被っていたために監督の通称で呼ばれている。
他所では殆ど通用しないが、あそこ発祥のあだ名にはよくあること。





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最終更新:2025年06月03日 17:09