登録日:2014/12/31(水) 04:23:13
更新日:2024/12/01 Sun 12:27:28
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概要
見た目は頭から足先まで黒くなった
カービィそのもの。
セントラルサークル初訪問時の
メタナイト敗北イベントにて初登場し、一仕事終えて
ダークメタナイトが去った直後にいきなり出現。
そのまま扉の向こう側に消えていった。
同作に登場するダークメタナイトと同系統の存在であり、カービィの中にある心から生まれた。
と言ってもカービィ自身は邪悪な心を殆ど持っていなかったため、結果シャドーカービィは単なるイタズラ好きな性格に留まっている。
実際、カービィの前に現れても1回攻撃するだけして逃げていくことが殆どである辺り、ダークメタナイトのように敵意むき出しという訳ではない様子。
主にエリアボスへ向かうルートの途中で出くわすことが多い。
出現時には独特のSEが鳴る。
登場するエリアによって攻撃手段が異なり、カービィ側のコピー能力と同じ技を繰り出す。
例を挙げるとファイアの火ふき攻撃、ボムの
爆弾投げ、カッターの
ブーメラン…等といった
飛び道具系の技が中心。
ちなみにこの時はなんと
コピー能力の帽子を被っていない。まあカービィも帽子ない時あるけど。
スライディングでも何でもいいのでとにかくダメージを与えると逃げ出す。
というか
普通に倒せるし、吸い込めてしまう。
初めは「えっ…重要そうなキャラなのにいいの…?」と戸惑うかも知れないが、気にする事はない。
倒そうが倒さまいが、出現ポイントに行くと
何事も無かったかのように再登場するからだ。
いくらでも代わりがいるのか、そもそも不死身なのかは不明。
倒せば回復アイテムや1UPなど何らかのアイテムを落とすので、むしろ積極的に倒すべき。
なお、飲み込めばその時に持っていたコピー能力を奪うことができる。
出現するかどうかは条件があるらしく、こちらの体力や残り人数の状況によっては現れないことがある。
このままだと只の雑魚キャラに落ち着きそうな感じがするが、彼の見せ場はちゃんとおいしい所に用意されている。
本作の黒幕・
ダークマインド第2形態戦の開始時にひょっこりと現れ、対ラスボス能力「マスター」に必要なマスターソードを持ってきてくれるのだ。
持ってきたマスターソードは投げられて地面に刺さり、第1形態と同じく触れるだけで獲得できる。
こっちが既にマスターを維持している時はただ現れて帰るだけだが、第1形態からの連戦であることに加えて第2形態も結構な実力者なので初見の返り討ち率が高い。
ノーマルで始まる再戦時にようやく彼のいる理由が理解できた人の方が多いのでは?
ちなみに途中から剣を投げ渡すパターンの場合、実は内部的にはダークマインドの行動扱いとなっているようで、
よく見るとシャドーカービィが現れた瞬間にダークマインドが少しだけ動きを止めているのが分かる。
メタナイトから改めてマスターソードを渡された、或いはカービィが紛失したマスターソードを拾って駆けつけた可能性は容易に想像がつく。
だが、カービィに寝返った詳細な理由だけは明かされていない。
前述のように彼の悪心はイタズラ好き程度のレベルでしかない事を考えると、他の部分…つまり、根っこの正義感はカービィと同じだったからこそ味方についたのだろう。
全てが終わった後、シャドーカービィは鏡の国のカービィとして平和を守っていくことを決めたのであった。
なにぶん悪の心らしい目立った働きをしなかった為、主人公の悪サイドというポジションの割には悪役の印象がかなり薄いという珍しいキャラクターである。
むしろ寝返ってるし。
最後以外で本編のストーリーに殆ど絡まない、となると普通は影が薄くなりがちなものだが、ルートの都合上必然的に遭遇頻度が高くなるので知名度はなかなか。
カービィシリーズ特有の多くは語らない姿勢もあって、想像の余地があるとも言える。
余談だが、『
参上!ドロッチェ団』ではカラースプレーのバリエーションにシャドーカービィまんまの色「シャドウ」が存在する。カラースプレーの場合は最後が伸ばし棒でなくカタカナの「ウ」である点に注意。
その後、『
カービィのグルメフェス』でのきせかえスキンにも同様のカラーリングが登場。こちらは「シャドー」表記になった。
追記・修正は作り主を裏切ってからお願いします。
これまでは長らく1作のみ出演のキャラクターであったが、2014年1月『
星のカービィ トリプルデラックス』にてダークメタナイト共々
まさかの再登場を果たす。
サブゲーム「
カービィファイターズ!」の一人用モードにおける
ラスボスを務めており、事前情報を仕入れずに挑んだ初見プレイヤー達を驚愕させた。
原作と違い
紫色の奇妙なカラーリングで、目も真っ白とかなり異質にアレンジされた。
パッと見では紫カラーの
Mr.ゲーム&ウォッチコピーのカービィにも見える。
いくらダークメタナイト本人が裏モードに出演しているとは言え、これが本当にシャドーカービィなのか、或いは同名の別人なのか疑問は尽きない。
戦いの舞台は全難易度共通で
アナザーディメンション。段差も障害物もない終点スタイルのステージである。
シャドーカービィはこちらが選んだコピー能力と全く同じ能力を持っているため、同能力によるぶつかり合いとなる。
しかしこれまでのNPCカービィと違い、体力ゲージの長さが
2倍以上とボス並。
実際はこちらも本編のゲージ2本分の体力を持つので差はそこまで大きくないのだが、「むずかしい」
までは普通にアイテムが出現するので回復アイテムを取られたりすると厄介である。
シャドーカービィ以外に敵は出現せず、アイテム以外の妨害要素が無いのでプレイヤーの純粋なテクニックを問う戦いとなる。
当然難易度が上がるほどシャドーカービィも立ち回りが強くなり、正面からの殴り合いが難しくなりやすい。
一応「むずかしい」までなら頑張れば倒せるレベルの強さなので、クラッカー大砲などの有効な攻撃アイテムをうまく活用したい所。
しかし、これが最高難度「めちゃむず」だと話が変わる。
他の敵カービィ同様にAIが物凄く強化され、ガード確率が高かったり鬼畜じみたコンボを決めたりとえげつない強さを発揮するのである。
文章だけではいまひとつ分かり辛いが、「むずかしい」を辛うじてクリアした程度の腕前では手玉に取られっぱなしでろくにダメージも与えられないまま死ぬ、と言えばその恐ろしさが伝わるだろうか。
『鏡の大迷宮』時代のヤワさが嘘のような超強化っぷりである。
地の利に頼れず、タイマンゆえに同士討ちもできない点が彼の実力を最大限に引き出している。
もっと言うと「めちゃむず」に限り一切のアイテムが登場しないため、搦め手も回復も不可能。
完全に己の実力だけが頼りとなる。
同一のコピー能力である以上、優劣の差は生じる隙をいかに突いていくかで決まる。
問題はそのシャドーカービィが殆ど隙を見せてくれない事であり、並のプレイヤーが「めちゃむず」のコイツを下すのは極めて困難といっても過言ではない。
そのコピー能力の全てを知り尽くしていなければ勝利は遠いだろう。
もっとも、アイテムに頼れないのは向こうも同じなので、途中で回復される心配がないだけ有情…なのか?
こんな有様なので、発売後に今までのシャドーカービィのイメージが大きく変わった人は少なくない。
人によっては
ラスボスより強いとまで評されることもある。
????「な、なんということでしょう!?」
AIや根本の行動アルゴリズムが異なるので一概に比較はできないが、確かにそう言われると思わず頷けてしまうのが何とも恐ろしい。
一体シャドーカービィに何があったというのだろうか…
後の拡張版『カービィファイターズZ』では対戦相手から退いたが、難易度「めちゃむず」で
ラスボスを倒すとカラー選択でシャドーカービィを選ぶことが可能。
どのコピー能力でもいいので1回達成すれば他の能力も解禁される。
更にタイトル画面でも沢山のカービィ達の中にこのカラーが混ざる。
更に後の『
カービィファイターズ2』では久々に対戦相手として登場。ストーリーモードでは攻撃力こそ通常より高くはなっているが、バディがいてアイテムも出るのでさほどではない。
問題なのはやはり「ひとりで」モード。タイマンなのはもちろん難易度問わずアイテムが制限されるため「めちゃむず」どころか「むずかしい」でも苦戦を強いられることがある。特に
レスラーは鬼畜。
なお、今回のデザインは「カービィファイターズ!」及び『Z』のデザインのまま色を黒にした、という感じ。
スペシャルページを見るに
「カービィファイターズ」シリーズを通して『鏡の大迷宮』とは同一人物とのこと。その強さについても、
鏡の国を守ってきた証と説明された。
トリプルデラックスの裏設定を見る限り、鏡の国自体は守れていても鏡の持つ魔力までは制御できなかったのかもしれない。
ジャマハローア。
ストーリークリア後、ジャマハルダ上空で
稀に流れ星が見えるという新情報を入手した。
ハイネス様に名前を覚えてもらえるよう願いに来たのだが…
あれは流れ星…ではなくシャドーカービィだっ!
おのれ、ずんぐりグレー!こうなったら貴様が叶えろ!
―公式twitter「三魔官のスタアラ☆特報」より引用。
追記・修正はめちゃむずシャドーからボッコボコにされた人にお願いします。
- というより一部のコピーは人間の操作では不可能な動きもするんだよな...。 -- 名無しさん (2014-12-31 07:51:52)
- 鏡の国でシャドーが負ける敵が現れたらプププランド終わる。わりとマジで。 -- 名無しさん (2014-12-31 10:19:08)
- デデッデン!(登場SE) -- 名無しさん (2014-12-31 11:46:09)
- ↑ドゲシッ!パンッ! -- 名無しさん (2014-12-31 13:37:40)
- スナイパーなら下B、ニンジャなら花吹雪してれば意外に余裕だった。だがボムだけは運ゲーすぎんよ -- 名無しさん (2014-12-31 14:08:41)
- スナイパーで開幕同時にお互いB連するのは誰もが通る道 -- 名無しさん (2014-12-31 15:51:15)
- トッキュウジャー「シャドーカービィ!!」 -- 名無しさん (2014-12-31 18:53:25)
- ファイターでいくとスライディング→DA→アッパーを平然と連発してきてガスガス削られる あれコマンド入力難しいのに・・・CPU羨ましい -- 名無しさん (2014-12-31 23:20:06)
- もーププでゲスト出演おめでとう! -- 名無しさん (2015-01-15 10:47:28)
- スマブラの色換えで使いたかったな。見た目ゲムヲをコピーした時とほぼ同じだから仕方ないか。 -- 名無しさん (2016-05-13 21:41:45)
- ダークドリームにそっくりだな -- 名無しさん (2016-07-23 08:22:18)
- 昔、ブラックカービィてのがいてな・・・ -- 名無しさん (2016-07-23 08:57:34)
- 個人的にTDXのシャドーは異空間によって生み出されたカービィの派生か長い間鏡の国を守り続けたことによる変化(バトル漫画とかでよくあるやつ)と思っている -- 名無しさん (2017-04-10 09:54:57)
- ひょっとしたらダークドリームの元ネタかもしれない。ピンクの主人公のコピー 他のコピーとは違い、オリジナルの敵意が薄い ダークドリームは最終的に創造主のシャドウに殺されたけど、もしシャドウに殺されなかったら鏡の国を守るプリキュアになっていたかもしれない。 -- 名無しさん (2017-07-18 20:41:40)
- 出自とか設定からダークヒーロー臭が出まくりなのにそれをしなかったのはある意味英断だと思う。鏡の時の色で出てこんかなあ。 -- 名無しさん (2018-05-06 18:36:31)
- 熊崎作品なら後味の悪い展開が待ってただろうな -- 名無しさん (2018-07-12 05:09:03)
- 鏡仕様のカラーのほうがダークでクールな感じなのと話し合えそうな感じで好き。スピンオフの主役として抜擢されないかな。 -- 名無しさん (2018-08-09 22:44:50)
- ピッコロ大魔王とかアルターエゴとかみたいな符号があるけどいまいち影が薄い。なんでだろ -- 名無しさん (2018-08-16 14:07:26)
- スターアライズでひっそり再登場。 -- 名無しさん (2019-01-25 12:07:14)
- ↑ダークドリームもそうだけど、個人的には仮面ライダー龍騎の仮面ライダーリュウガを思い出すなー。時期的にはこちらが近いし、カラーリングや鏡が関連してるから元ネタの元ネタとも解釈出来るね。 -- 名無しさん (2020-05-13 22:20:53)
- ファイターズの悪夢再来。 -- 名無しさん (2020-09-25 00:29:19)
- 優しいでも超反応過ぎると思ったのは自分だけだろうか…? -- 名無しさん (2020-09-27 01:29:41)
- モノホンのカービィは「絆による強さ」ならこちらは「孤独ゆえの強さ」だろうか 鏡の国のデデデとメタナイトはワルだしカービィにおける仲間キャラポジションもおらんし -- 名無しさん (2020-10-02 17:46:53)
- 単純にカービィの鑑版だから強いのでは。これぐらいの強さなら鏡の国の平和は安泰だろう -- 名無しさん (2020-10-05 16:22:58)
- 1人で鏡の国を守ってきたからこそあの圧倒的実力に至った可能性がポーズ画面で言及されてたな -- 名無しさん (2020-10-15 11:06:57)
- 守れてるんすかね?セクトニアとかセクトニアとかブラデとか… -- 名無しさん (2020-10-15 11:12:42)
- 実は、何とかして壁際に追い詰めた後にYボタンの投げを連発するとめちゃむずでも簡単に撃破できるらしいのだが…(ボムは下B連発でも可能らしい) -- 名無しさん (2020-11-11 22:04:58)
- ファイターズのコイツ強すぎてリトライしていくうちに自分もエグいコンボを勝手に覚えるから対人じゃ負け知らずになれることも… -- 名無しさん (2021-04-04 22:51:54)
最終更新:2024年12月01日 12:27