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クリス(KOF)

登録日:2015/02/18 Wed 23:59:21
更新日:2026/09/29 Tue 08:18:07
所要時間:約 6 分で読めます





「やだなぁ……強そう」



クリスとは『THE KING OF FIGHTERS'97』で初登場したキャラクターである。
ニューフェイスチームの一員かつ、オロチ八傑集の中のオロチ四天王の一員。


【プロフィール】


格闘スタイル
スピードを生かした攻撃が中心
出身地
スウェーデン
誕生日
5月3日
年齢
14歳
身長
160cm
体重
48kg
血液型
AB型
趣味
料理
好きな食べ物
ブータン
大切なもの
自然
嫌いなもの
グミキャンディー、頭を気軽に触る人、ウソをつく人
得意スポーツ
オリエンテーリング
キャッチコピー
「無邪気なカレイドスコープ」(『'98』)
「緩急自在」(『XV』)
担当声優
緒方 りお(『2002』までの各種ゲーム等)
青木 志貴(『KOF ALL STAR』)
山﨑 るい(『XV』)
榊原 優希(『KOF for GIRLS』)



【概要】


『KOF'97』にて「ニューフェイスチーム」として初登場した少年(『2002』では同チームの初出が『'97』にもかかわらず「KOF'98チーム」として扱われているのはご愛嬌)。

スウェーデン出身だが現在は日本在住で、普段はチームメイトでもある七枷社、シェルミーと結成したバンド「C.Y.S.」でヴォーカルを担当している。
クリス自身は社と生活している。
年齢的には義務教育として中学校に通っているはずの年齢だが、学校には行かず社と同居している。

社の勝手な思い付きでKOFに参加することになったが、既に予選が終了していたため、社の発案でシードチームとの果し合いの末に招待状を強奪。
『'98UM』の描写も含めると、ヘビィ・D!を倒したと思われる。

『KOF』シリーズ初のショタキャラとしても有名。「くりちゅ可愛い~!」
ボイスや言動も可愛く、舞やユリ目当てにKOFをプレイしていたらいつの間にかクリスにハマってる事態があちこちで発生したとかしないとか。
他に格ゲーショタと言えば、『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』にて登場した緋雨閑丸の方が二年早いが、無邪気で可愛らしい言動の陰にある残虐さがあり、笑顔で人を殺せる人格を秘めていると言われている辺りが彼をただのショタとして終わらせない魅力を持たせている。






※以下ネタバレにつき注意










「さぁ、出ておいで。僕の炎……!」





その正体は地球意思オロチの眷属・オロチ八傑集の一人「炎のさだめのクリス」。
八尺瓊一族によって封印を解かれたオロチ八傑集の1人が、660年の間転生を繰り返し現代に生を受けた姿である。
八傑集の中でも特に強い力を持ったオロチ四天王の一角であり、「炎」の力を司る。

『'97』の中ボスとしてプレイヤーキャラクターの前に立ち塞がる「オロチチーム」の先鋒であり、「炎」の力を操り、その力を駆使した攻撃の数々によるラッシュを得意とする。
こちらの社は一般的に「裏クリス」と呼ばれ、それに対応する形で通常バージョンの方も「表クリス」として区別される。
ニュートラルポーズも変化し、一応は片手を構えていた表クリスと異なり、両手の掌の上に炎を灯して腰の辺りに構え、不敵に仁王立ちするものとなる(裏クリスのニュートラルポーズについては『2002』と『2002UM』でそれぞれ新規に描き直されたのだが、それについては後述)。
ちなみに、二つ名の元ネタは「装甲騎兵ボトムズ」のオープニング曲のタイトルから。む せ る。

プロフィールも表クリスと別に用意されており、格闘スタイルは「オロチの力、その中で主に炎の力を使用」、その他の項目は全て「不明」となっている。

設定上は「効率良く精神力を集めるため肉体と精神を分離させ、片方はニューフェイスチーム、もう片方はオロチチームとして行動していた」とされており、表クリスと裏クリスは分身的な存在なのだが、ゲームの仕様上同じチームに入れることは不可能。
『KOF XV』では「オロチクリス」名義となり、通常のクリスとは完全に別キャラとなったことで社同士で同じチームを組めるようになった。

その目的は「KOF」を利用し、格闘家の闘志や観客の熱狂といった膨大な感情のエネルギー・精神力を集め、オロチを復活させること。
前大会で同じくオロチ八傑集であるゲーニッツが倒れたことで行動を開始した。

四天王であると同時にオロチが復活するための依り代としての素質も持ち合わせていたようで、『'97』ではその肉体を触媒としてオロチが降臨することとなる。
ただし、本来はクシナダの転生者であるユキ(京の恋人)を生贄にしなければならないのだが、それを京たちに阻まれて失敗しているため、不完全な状態のオロチしか降臨できていない。
恐らく四天王以外の人間と関わりを持とうとしないのも、その依り代としての素質からオロチの影響を四天王の中で一番強く受けているからと思われる。

なお、オロチが降臨すると服が破けて上半身裸になるのは良く知られているが、何故か靴まで破ける。
そして何故か別の靴が現れる。…靴を二足穿いていたりするのだろうか。

ちなみに開発中は全裸のクリスが珠を持って戦うと言う倫理的に不安なものだった。
…まさか、10年以上後に全裸のラスボス(第1形態)が出るとは誰も予想できなかっただろう。

また、ニューフェイスチーム、もといオロチチームは役割故にか他のキャラとの絡みがどうも少ない。
しかし『2002UM』では社がクーラに勝利すると「オイ!クリス!お前にお似合いの子がいたぜ!!」と言う。
一方、クリスがクーラに勝利すると、「社が変な事言ってますけど気にしないでくださいね♪」となる。
二人共14歳なのだが、大人びたクリスと精神年齢7歳のクーラ、炎を操るクリスと炎が苦手なクーラでは先行き不安だろう。
ちなみに掛け合い自体は社、シェルミーの他にオロチの力を狙っていたルガールとも存在する。

一応、『'99』から2歳年下のショタ・包が登場している。
しかし長らく公式絵に恵まれなかったせいか、ストーリーで忘れ去られたせいか人気はそれ程でもない。



【人物】


一見すると、無邪気で生意気な面はあるものの一定の礼儀は弁えた、笑顔を絶やさない利発な少年。
しかし、その発言は他者を小馬鹿にしたような棘を含んでいることも多く、笑顔の裏には底知れない悪意が潜んでいる。
無邪気さと妖しさを兼ね備えたその言動と、周囲を固めるシェルミーと社の存在により、おねショタも社に掘られるBLもなんなら社が平伏する逆カプもイケるショタとして同人界隈で人気(意味深)となったのであった。

本性を現した裏クリスの状態では他の四天王同様に人類に対する憎しみと蔑視を露わにしているが、クリスの場合は子供特有の無邪気な残忍さを更に強調したような、明るい口調で物騒な台詞を発するようになる。

  • 表クリスの言動の例
「楽しかったです。 ハイ!!」
「おしまいですか? ふふっ、つまんないの!」
「あれっ? シェルミー、もしかして 太 っ た ?」

  • 裏クリスの言動の例
「地球大好き、人類キラーイ」
「いずれ……みんな死ぬんですよぉ?」
「虫けらにしてはよく頑張ったね」
「どんなに頑張っても所詮クズはクズでしかないんだよ」
「神に見放された哀れなサナギは、蝶になることなく朽ち果てる」



【その他の設定】


学校に行っていない理由は義務教育を受けなくても頭の良さは中、高レベルを越えているし、あまり人間との関わりを持ちたくないから。学校に通っていた時期もあり、その時だと思われる成績は5段階評価でオール5。家庭科が特に良い。
挑発で献立を考えたりしている通りに趣味が料理で、社の世話をしてあげている。
『'98』のインタビューや、社とシェルミーが好きな食べ物に割とジャンキーなものを挙げていることから考えると、2人とも私生活はだらけている方なのだろう。

そんな本人の好きな食べ物は「ブータン」という聞き慣れないもの。
果物の「ランブータン」か、「ブータン」と表記されることもあるフランス料理の「ブーダンノワール」・「ブーダンブラン」か、はたまた「ブータン王国の料理」かと議論を呼んだが、『ネオジオフリーク』のQ&A(1997年11月号115頁)では「血の腸詰めです」と回答されており、「ブーダン・ノワール(豚の血と脂を腸詰めにしたソーセージ)」が正しい模様。
しかし、英語版のサイトでは誤記なのかあえてそうしたのかは不明だが「Bhutanese Food(ブータン王国料理)」と記載されている。
そちらがどんな料理なのかは……唐辛子を一般の野菜と同じ感覚で大量に使う時点でお察しである。



【デザイン】


ぴっちりとした黒いタートルネックのノースリーブの上に、丈の短いオフショルダーの青いシャツを着ており、鎖骨辺りの露出や、年相応にほっそりとしたウエストがセクシー。
ボトムスは脛の辺りまでロールアップした白いズボンと、マジックテープで留めるタイプのスニーカーらしき靴。

『XV』では、青いシャツがオフショルダーから片方の肩のみ出すいわゆるワンショルダーのデザインになり、ボトムスも黒い七分丈のズボンと、肩に掛けず腰の両脇に垂らした白いサスペンダー、エンジニアブーツのようなベルト付きのブーツに変更されている。

『'98』のエンディングでは、ゲーニッツも身に着けているオロチ八傑集としての正装を着た姿を見せており、設定上は八傑集全員にそれぞれデザインの細部が異なる正装が存在している。
クリスの正装は、ケープではなくマントを羽織っていることと、マントの留め金に白い羽根を飾っていることが特徴。

裏クリスについては、『2002』までは服装自体は表社と共通であり、カラーリングのみワインレッドを基調にしたものに変化している。
更に、『2002』と『2002UM』では肌の色が表クリスより若干浅黒い。
『XV』の「オロチクリス」は前述のオロチ八傑集としての正装を着た姿だが、肩に羽織っているのが他の四天王と同じケープに変更されていたり、ケープの側面に切れ込みが入ったような形になっているなど『'98』の設定画からアレンジが加えられており、カラーリングもゲーニッツとは違いワインレッドに白の縁取りとなっている。
また、『2002』までを踏襲した「表クリスの衣装をワインレッド基調のカラーリングに変えた色違い衣装」もエクストラコスチュームとして用意されている。



【作中での活躍】


  • 『KOF'97』
大会の受付が終了していたため、社の発案でシードチームを煽って果し合いをする。*1
なお、怒チームのストーリーではレオナ・ハイデルンが任務中に出会い、死んでしまった少年と外見が酷似しているのがクリス…というのはデマ。公式回答でレオナが任務中に会った少年は謎のままだが、大会の資料で見た人物はクリスではないという回答がある。

暴走庵or覚醒レオナを倒した後、プレイヤーチームの前にオロチチームとして裏の姿の三人が現れる。
オロチ復活のための精神力を集めるために戦いを挑むが、プレイヤーが勝利すると必要な精神力は集まり、オロチがクリスに乗り移って登場。
登場時にクリスの上半身の服が破れさるのがエロく見えるかもしれない。

プレイヤーチームがニューフェイスチームかオロチチームでも、中ボスはオロチチーム。
個人を肉体(プレイヤーチーム)と精神(オロチチーム)に分け、オロチ復活のための準備をしていた。
覚醒のための大詰めとして対戦し勝利すると、裏クリスにオロチが乗り移り、完全な覚醒のためにオロチと戦う事となる。
しかし勝利するとオロチは何も語らなくなり、完全な覚醒には至らなかった。
考えられる最後の手段として社は二人を殺害し、最後に自らの命を捧げる事によってオロチは完全に覚醒をする。

つまり、登場した作品で死んでしまった事となる。KOFではそれ程珍しくない事だが……
どういうわけか他二人に比べて台詞も少なめで、クリスも炎のさだめのクリスもそんなに喋らず、喋るのはオロチが覚醒しつつある状態のみ。
それもオロチの言葉なので、クリスの台詞はまったくない。
更に本作には勝利メッセージが存在しないために本当に全く台詞が無いのだが、それでもクリスの人気は(一部で)高い。


  • 『KOF'98』/『KOF'98UM』
ストーリーなしのお祭りなので参戦。
答えをはぐらかして真剣に回答してなかったり、応援をおうえんと書くなどあざとい。
しかし裏クリスの順番決めの際の顔が……
特殊エンディングはティーンチーム(真吾、拳崇)、大蛇薙チーム(京、柴舟)、男性オロチチーム(社、山崎)


  • 『KOF2002』/『KOF2002UM』
再びストーリーなしのお祭り。
公式絵は、表クリスだとクセのあるノナ絵でもキュートな姿を見せてくれるが、悲しい事に裏クリスは化け物である。
しかし、キャラセレ時の裏クリスは妖艶な笑みがエロい。
『2002UM』では表も裏も女の子同然なので必見。
久々の登場に際して裏クリスのニュートラルポーズが新規に描き直されており、腰の辺りに構えた両手から時折炎を噴き上げるものとなったのだが、他のドット絵と比較してやたらと腕が細かったりと評判がイマイチだったためか、『2002UM』では再度ニュートラルポーズが描き直され、炎を纏った両手をだらりと垂らしたものに変更された。ズボン焦げそう。
この作品での特殊エンディングはキッズチーム(クーラ、包)。


  • 『KOF XIII』
『2003』で他の八傑集ら(ただしガイデルと山崎は除く)と意味深な事に登場するが、生憎使用不可能のまま時が経っていく。
その後オロチの封印が解かれても動きは見せなかったが、封印されていたバイスとマチュアが復活したためか再登場。
しかしその出番はと言えば、イギリスステージの背景に顔を出している程度。シェルミーも凱旋門ステージにいるが、社は行方不明。


  • 『KOF XV』
久々にプレイアブル化。リリース当初は表クリスのみの実装。
ちなみに、裏クリスのニュートラルポーズは原点回帰しており『'98』までのものに準拠している。
オロチや他の四天王共々バースに魂を取り込まれていたが、そのバースが倒されたため解放され意図せず蘇生した。
相変わらず社、シェルミーとバンドマン生活を楽しみつつ、オロチ復活に利用できそうなバースの力を狙ってKOFに挑む。
表EDではオロチ一族の使命達成についてあれこれ画策するも、他二人が色々理由を付けて却下したり、使命よりもバンドやインタビューなどに夢中だったりと苦労している模様。*2

特殊エンディングはクーラ、明天君との「年少組」チーム。
また、明天君との試合前にはデモムービー付きの掛け合いが用意されている。

DLCで無事裏も参戦。衣装は98特殊エンディングで披露したオロチの正装。ただし従来の衣装を選ぶこともできる。

裏エンディングではついに念願かなって人間を滅ぼすことに成功。
他二人が「人間のいない世界」に物足りなさを感じるのに対して一人満足しきっているなど、よりオロチ寄りな面が描写されている。
表のエンディングと合わせて3人の中で特にオロチ一族の使命に対する熱意が高いのが分かる。

裏側の特殊エンディングは京、庵との「因縁の炎」チーム。
特殊エンディングの一枚絵で他のチームメイトと仲良くやってた裏社と裏シェルミーと違い、彼はエンディングで京&庵と対立する。
表クリスや京との間にムービー付き掛け合いがある。



【ゲーム上の性能】


表クリスは火力・耐久力こそ低いが、機動力の高さ、突進技や奇襲技の多さ、起き攻めの優秀さが特徴。
発生は遅いが判定の強い空中ふっとばし攻撃に、めくりやすいジャンプ強キック、攻めに役立つ豊富な必殺技も持つ。
ダッシュも姿勢が低くなるため、一部の飛び道具を避ける事が出来るが、故にバグが起きる事もあった。
『'97』では動きは作り込まれてたものの性能が低かったが、それ以降は様々な技が追加されたり、通常技のフレームが良くなったりと改善されている。

オロチ四天王は日本チームのメンバーと同じ属性の技を使うため、裏クリスは日本チームの京と同じく炎を使う。
飛び道具、対空、突進、打撃投げと見た感じは波動昇龍キャラだが、どれも性能が独特のために飛ばせて落とすスタイルはやりにくく、スタンダードな技構成に反してオーソドックスに立ち回れるキャラではない。
むしろ火力を活かすため、一瞬の隙を突いてガードを抉じ開けて痛い技を決めるタイプで、その後は表クリスの通常技と裏クリスの必殺技を合わせてラッシュをかけられる。

キャラランク的には、やはり打撃投げからの追撃があり連続技の火力が高い裏クリスが上に来ることが多い。
しかし表クリスも裏にはない特性を持っているので、使いこなせばどちらでも充分に戦える(初出の『'97』は除く)。



【技解説】


通常投げや特殊技の一部は表と裏でモーションを共有しており、技名のみ変更されている。
また、『'97』時点で実装されていた必殺技・超必殺技については、ゲーメストムックや『KOF 京』などで漢字表記が公表されている。


◆通常投げ

  • ステップターン/ЧИ(ち) НО(の) БАЦУ(ばつ)(地の罰)
「遅すぎです!」

相手の身体を踏み付けるようにして宙へ駆け上がり、ターンしながら蹴り飛ばす。


  • エリアルドロップ/ТЭН(てん) НО(の) ЦУМИ(つみ)(天の罪)
「邪魔です!」

柔道の巴投げのように相手を掴んだまま背中から倒れ込み、両足を使って空中に跳ね飛ばす。


◆特殊技

  • スピニングアレイ/МУЁ(むよう) НО(の) ОНО(おの)(無用の斧)
「あっはは!」

両手を組んで腕を前に伸ばした状態で、一歩前に進みながら身体を回転させ、振り回した腕で相手を殴るように攻撃する。


  • リバースアンカーキック/ЖУКЭЙ(じゅけい) НО(の) ОНИ(おに)
「上です!」

逆立ちの体勢から片足を振り下ろす二段攻撃。
『'97』の遠距離立ち強キック(遠立D)を通常技から特殊技として昇格させたもの。
通常は二段目が中段判定だが、通常技などをキャンセルして出すと、二段目が上段判定となる代わりに連続技に組み込むことが可能になる。


  • キャリーオフキック/СЭЦУДАН(せつだん) НО(の) КОЧО(こと)
「下だよ!」

低い姿勢のスライディングキック。
作品によっては、弾道が高めの飛び道具の下をすり抜けることが可能。
移動距離が長めで隙も少なく、牽制技として重宝する。


◆必殺技(表)

  • スライドタッチ
「はぁーっ!」

瞬時に踏み込んで、掌底(『97』)かパンチ(『98』以降)を放つ。
ダウンを奪えるものの、この技でやる意義は薄い。その上ディレクションチェンジが暴発する事もありうる。


  • ハンティングエア
「サマー!」

『97』では飛び上がってのキック、『98』以降はツイスタードライブと同様のサマーソルトとなっている対空技。
無敵時間が短いので、安定性は低い。


  • ディレクションチェンジ
「うしろです♪」

『98』から使用。相手につかみかかり、背後に回り込む投げ技。
無敵判定もあり、連続技にも使えるクリスの主力。背後に回り込んだ後はクリス側が先に動き出せるため、追撃が可能。逃さずコンボを決めていきたい。
ただし乱用しすぎるとバレて、ジャンプで回避され痛い目を見るためほどほどに。
『XV』では相手を掴んだ後、自動で追撃を行う技となっている。


  • スクランブルダッシュ
「ひゅうっ!」

『98』から使用。攻撃判定のない移動技。
弱はまっすぐ、強は一瞬跳ねてから移動する。


  • グライダースタンプ
「ははっ♪」

空中から急降下キックを放つ。
奇襲に最適な技で、打点が低ければ反撃も受けにくい。


  • シューティングダンサー・スラスト/ステップ
「下です!」「上です!」

素早く突進しての打撃から、ボタンによって下段、中段、上段のいずれかの追加攻撃に移行するクリスの代表技。
『XV』では弱スラストが小足から直接繋がってそのまま各種超必殺技へと派生可能のため、連続技の要となる。


◆超必殺技(表)

  • チェーンスライドタッチ
「遠慮なくいきます!」「もういーい?」

徐々に前方に向かいながら連続で掌打を放つ。
MAX版だと最後にスライドタッチを放つ。
表クリスの中では貴重な高ダメージ技なのだが、突進力が低いので間合いが少し離れるとコンボに組み入れにくいのが難点。
入力難易度も他の技が暴発しがちなため、結構高め。

  • ツイスタードライブ
「本気出しますね♪」

連続でサマーソルトを放ち、グライダースタンプで着地する。
連続技として有効で、引きつければ対空にもなる。


  • オンスロートミラージュ
「そろそろいいかな」「あはっ♪ あははははっ♪」
「ハイ、終わりです!」

『XV』で追加されたCLIMAX超必殺技。
持ち前の俊足を最大限に活かして相手の周りを走り回り、連続掌底で吹っ飛ばした上、吹っ飛んだ先に先回りしてのカカト落としで叩き落とす大技。

「丈夫だったな~♪」


  • 炎のさだめのクリス
「かわるよ!」

MAX2。その内容は裏クリスになる。だけ。
隙がデカく、そもそも変身にゲージを使うくらいなら最初から裏クリスを選んだ方がいい。
『2002UM』では相手をのけぞらせる衝撃波を出すため連続技に使えるが、魅せコンボ以外には無理に使わない方がいいだろう。
MAX2は『2002』から『2002UM』にかけて、マリーやレオナなどいくつか差し替えられたものがあるのにも関わらず、何故かクリスはこの仕打ちである。
しかも何かとバグが多く、相手の技と相打ちになると技の辺り判定やモーションが狂ったり、キャラが分裂したりする。


◆必殺技(裏)

  • КАГАМИ(かがみ) О(を) ХОФУРУ(ほふる) ХОНО(ほのお)(鏡を屠る炎)
「てやっ!」
「焼き尽くせ!」

小さくジャンプしてから炎を纏った腕を振りおろす突進技。鏡とは神楽ちづるのこと。
『XV』のEX版は各種攻撃で追撃可能のため、連続技の繋ぎとして使うことができる。


  • ЦУКИ(つき) О(を) ЦУМУ(つむ) ХОНО(ほのお)(月を摘む炎)
「そぉーれっ!」
「灰になれっ!」

炎を纏った腕を振りながら飛び上がる対空技。月とは八神庵のこと。
弱は安心できる対空で、強は連続技として使うのがベター。


  • ТАЙЁ(たいよう) О(を) ИРУ(いる) ХОНО(ほのお)(太陽を射る炎)
「ほのおー!」
「消えてくださいっ!」

多段ヒットする飛び道具。太陽とは草薙京のこと。
発生が遅く、先まで届かないが牽制に便利。追撃もできたりする。


  • ЩИЩИ(しし) О(を) КАМУ(かむ) ХОНО(ほのお)(四肢を咬む炎)
「てやっ! えいっ! はい!」

打撃投げ。五連続で炎を纏った拳をぶつけてから蹴り上げる。
実質ガード不能で、連続技にも役立つ裏クリスの要。さらにここから追撃可能。
『'97』ではコマンドが41236+Pのため暴発しやすかったが、『'98』以降はキックボタンになり改善された。
『XV』では弱とEXが純粋な投げ判定、強が純粋な打撃判定となった。追撃可能な技もそれぞれで違うため使い分けを意識する必要がある。


◆超必殺技(裏)

  • АНКОКУ(あんこく) ОРОЧИНАГИ(おろちなぎ)(暗黒大蛇薙)
「はい。……死んでください♪」
「じゃあ……さようなら!」

クリス版の「裏百八式・大蛇薙」。
京の大蛇薙はオロチを薙ぐと言う意味だが、クリスの場合はオロチの力で薙ぐと言った具合。
弱は強攻撃から繋がるため、重要な火力になる。
溜める事も出来るが、無敵の位置が作品によってコロコロ変わる。発生も早くならない。
『2002』からボイスが囁く様に録られているが、どちらもエロい事に変わりはない。


  • ДАЙЧИ(だいち) О(を) ХАРАУ(はらう) ГОУКА(ごうか)(大地を払う劫火)
「さ、焼き尽くそうね♪」

球状の炎を身に纏って突進。MAX版は画面を一往復半移動する。
コンボにもよし、対空にもよし、割り込みにもよしと高性能だが、『2002』以降は削除されてしまった。
ちなみに前述のボイスが「さ、焼肉そうめん♪」となる空耳ネタが存在する。


  • ДАЙЧИ(だいち) О(を) КУРАУ(くらう) ГОУКА(ごうか)
「灰にしてあげるよ♪」

『2002UM』で実装。
上記の「だいちをはらうごうか」で纏っていた球状の炎を「たいようをいるほのお」のモーションで放つ飛び道具。
弾速が遅く、本体との連係や身を守る壁として使える。
挙動とセリフから、アッシュ・クリムゾンの超必殺技「テルミドール」のパロディなのかもしれない。


  • ДАЙЧИ(だいち) НИ(に) ХИСОМУ(ひそむ) ГОУКА(ごうか)
「僕の炎よ……行っておいで!」
「逃げてもいいですよ? 逃げられるならね!」

『XV』で実装。
地を這う炎を飛ばし、敵を吹き飛ばす。
発生も遅くダメージも低いが追撃が可能で、ダメージアップを狙う際の要となる。


  • САНАГИ(さなぎ) О(を) ЯБУРЙ(やぶり) ЧИёУХАМАУ(ちょうはまう)
「蛹を破り、蝶は舞う……」

『2002』におけるMAX2。オロチに変身し、画面全体に光を浴びせる。
画面全体攻撃で、画面中央だとヒット数が倍になる。しかし威力はそれ程伸びない。
しかし、とにかく他の性能が悪いためまったく役に立たない。どうもクリスのMAX2は表裏共にしょっぱい。
『2002UM』ではこの技で勝つと勝利メッセージがオロチのになるが、絵は裏クリスのままである。
しかもこの技を使っても、上半身の衣服が脱げたまま戦うことは出来ない。そりゃそうだろうがとにかく残念である。


  • ХИРАМЭКИ(ひらめき) КОГАРЭТАРУ(こがれる) ТАМАШИЙ(たましい)
「十分、生きましたよね? ……じゃ、死にましょうか!」

『XV』で追加されたCLIMAX超必殺技。
炎を両手に構えて突進し、倒れた相手にハイジャンプから特大の炎を叩きつける大技。

「全て飲み込んで……僕の炎ーーー!!」

若干台詞がアヤしい気もするが、多分気のせい……だと思いたい。



【BGM】


  • Bloody(『'97』)
ニューフェイスチームのBGM。
環境音メインだった同作のBGMの中では数少ないチーム単位のテーマ曲であり、他にチーム単位でテーマ曲が用意されていたのは中ボスのオロチチームのみである。
アレンジサウンドトラックのコメントによれば「タイトなリズムなGOODなロックサウンド」をキーワードに作曲されたとのこと。
ギターソロで奏でられるメロディがキャッチーなロックサウンドだが、直訳すると「血塗れ」になるそのタイトル通り、全体的にダークな雰囲気が漂っている。
アレンジ版は「間奏の途中で讃美歌のオルガン伴奏のような荘厳な一節が突然挟まれる」という流れになっており、更に不穏な雰囲気が増している。
『'98』(『'98UM』)や『2002』でもアレンジ版が採用され、『XV』(社VS庵時)でも「-KOF XV ver.-」として新録が行われている。

  • Re:Bloody(『2002UM』)
『2002UM』のオロチチームのテーマ曲。
「Bloody」のアレンジ。

  • Resonant Objects(『XV』)
『XV』のオロチチームのテーマ曲。
「bloody」の流れを汲んだ激しいロックサウンドだが、ダークさは若干薄れ疾走感の方が強調されている。

  • Rhythmic Hallucination
『'97』ではオロチチームの全体曲だったが、『'97』のアレンジサウンドトラックに寄せられたコメントでは「社に特にスポットが当たっています」と語られており、その後は裏社の個人テーマという扱いになった。

  • MAD FANTASY
『'98』で追加された裏クリスの個人テーマ曲。
アレンジサウンドトラックのコメントによれば作曲時のテーマは「狂ったメルヘン」。
そのテーマの通り、イントロは子供向けのオルゴールが奏でているような儚くもメルヘンなメロディで始まるが、次第に狂気を滲ませた不穏なメロディへと変化し、サビはオロチ一族らしい壮大な曲調となっている。
『'98』のアレンジサウンドトラックのコメントによれば、「MAD FANTASY」は「オロチ四天王組曲」の「第二番(誕生)」とされている。
『XV』では、全て大文字で表記されていた曲名の表記が頭文字以外小文字に変更され、クリスVSオロチクリスのテーマとして「Mad Fantasy -KOF XV ver.-」のタイトルで新録されている。

  • 荒れ狂う炎の大地(『2002』)
『2002』のオロチチームのテーマ曲。
3人のテーマである「Rhythmic Hallucination」「FANATIC WALTZ」「MAD FANTASY」をメドレー形式でリミックスした曲。
音質がアレな『2002』のBGMの中では比較的マシな部類に入る。

  • Butterfly emerges from Chrysalis(『2002UM』)
『2002UM』の裏オロチチームのテーマ曲。
コンセプト的には「荒れ狂う炎の大地」に近い……のだが1曲だけ3拍子なことがネックになったのか「FANATIC WALTZ」の霊圧要素が完全に消え失せており「Rhythmic Hallucination」と「MAD FANTASY」のメロディしか残っていない。

  • Rhythmic Hallucination(Пламя)(『XV』)
『XV』のオロチクリスのテーマ。
「Пламя」はロシア語で炎を意味しており、途中で「Mad Fantasy」のフレーズが挿入される。



【スピンオフ・外部作品など】



  • 『Days of Memories 2 ~僕の一番大切な君へ~』
隠しのオロチルートで、四天王最後の一人として登場。
しかし、正体はヒロインの巳沢雫。カツラ・カラコン・サラシで男装していたのである。
性格やオロチの触媒になる点など、設定自体はクリスに少し似ている。誕生日・身長・体重もクリスと共通している。



「追記大好き。立て逃げキラーイ」



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最終更新:2026年09月29日 08:18

*1 ただしハッキリアメリカンスポーツチームと明言はされていない

*2 社曰く、まだまだ時間はたっぷりあるかららしい