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アメリカンスポーツチーム(KOF)

登録日:2015/01/27 Tue 00:47:31
更新日:2026/09/29 Tue 13:48:32
所要時間:約 12 分で読めます



アメリカンスポーツチームとは「THE KING OF FIGHTERS'94」で登場した、『KOF』オリジナルのチームである。通称アメスポチーム。
ヘビィ・D!(Heavy D!)、ラッキー・グローバー(Lucky Glauber)、ブライアン・バトラー(Brian Battler)の3名によるチームであり、全員がアメリカ人かつスポーツに関わっているのが特徴である。



【プロフィール】


◆ヘビィ・D!

「遅い!!お前らの攻撃、ノーガードですべてかわしてやれるぜ!!」
格闘スタイル
ボクシング
出身地
アメリカ
誕生日
3月25日
年齢
28歳(『'94』)
29歳(『'98』)
身長
208cm
体重
113kg
血液型
A型
趣味
New Jack Swingを聴くこと
好きな食べ物
毎日骨太
大切なもの
飼っているネコ(名前は「プー」)
嫌いなもの
きれいごと、体裁
得意スポーツ
レスリング
キャッチコピー
褐色の弾丸(『'98』)
担当声優
西村 寿一
中務 貴幸(『KOF ALLSTAR』)


◆ラッキー・グローバー

「ったくなんだよ!こんなことなら、まだBASKETの方が刺激的だったぜ!!」
格闘スタイル
バスケット+空手
出身地
アメリカ
誕生日
12月2日
年齢
27歳(『'94』)
28歳(『'98』)
身長
222cm
体重
105kg
血液型
AB型
趣味
懸賞ハガキの応募
好きな食べ物
煮豆
大切なもの
闘いに使用しているバスケットボール
嫌いなもの
ガラスを引っ掻く音
得意スポーツ
野球
キャッチコピー
DEATH or HELL(『'98』)
担当声優
Kay 稲毛*1
山岸 治雄(『KOF ALLSTAR』)


◆ブライアン・バトラー

「手数で勝負じゃオレは倒せねぇ!デカイ一発、当てるつもりでこねぇとな!」
格闘スタイル
パワー攻撃
出身地
アメリカ
誕生日
4月15日
年齢
27歳(『'94』)
28歳(『'98』)
身長
219cm
体重
152kg
血液型
O型
趣味
カーレース
好きな食べ物
イモ料理、マッシュポテト
大切なもの
愛車のバイパー
嫌いなもの
地道、努力
得意スポーツ
ハンティング
キャッチコピー
秒殺重戦車(『'98』)
担当声優
や乃 えいじ
木内 太郎(『KOF ALLSTAR』)



【概要】


◆ヘビィ・D!

黒人ボクサー。
試合中に意図せず相手を死なせてしまった過去を持ち、リング禍を起こしたという悪評から試合の機会に恵まれなくなったことに苦しんでいた。
ボクシングそのものに嫌気が差しつつあった中で「KOF」の招待状を受け取り、チームメイトとしてスカウトしたラッキーとブライアンを伴って「KOF」に参加することを決意する。


◆ラッキー

元バスケットボール選手の黒人空手家。
バスケットボールの試合に刺激を感じなくなったことであっさり引退し、空手を始めて全米空手選手権の頂点に立つ。
そして友人のヘビィ・D!に誘われた事で「KOF」に参戦する。


◆ブライアン

現役のアメフト選手で、チーム唯一の白人。
活躍をテレビで見たヘビィ・D!に誘われて参加した。
ストリートファイターである他の2人に比べると根がスポーツマンのせいか、「女子供は殴りたくない」など真っ当な発言をしている。



【その他の設定】


◆ヘビィ・D!

名前の由来はアメリカのラップグループ「ヘヴィ・D&ザ・ボーイズ(Heavy D&The Boyz)」であり、グループのリーダーであるラッパーの名前が「ヘヴィ・D(Heavy D)」である。
『KOFキャラクターズ』のQ&A(106頁)でも「名前はアメリカの有名なラップグループが元になっている」と明言されており、「そのままではヤバい」との理由で「!」を追加したと明かされている。

『ALL ABOUT KOF'94』のスタッフコメント(37頁)によると、大切なものに挙げている猫の「プー」については、担当デザイナーの愛猫からそのまま名前を拝借したとのこと。

好きな食べ物に挙げている「毎日骨太」は雪印乳業(現:雪印メグミルク)が93年に販売を開始した乳飲料。
……厳密には「食べ物」じゃないし、そもそも日本の乳飲料をどうやって入手しているかは謎である。


◆ラッキー

キャラクター考案の際にモデルとなったのは映画『死亡遊戯』に登場する空手家の黒人・ハキム。
元バスケットボール選手という設定も、ハキム役を当時プロバスケットボール選手としても活躍していたカリーム・アブドゥル=ジャバー氏が演じたことから取られたものと思われる。

『ALL ABOUT KOF'94』のスタッフコメント(38頁)では、制作当初は元ネタのハキムにかなり近いデザインで「日本かぶれの黒人」という設定だったが、地味過ぎるということでデザインが大幅に変更され、同時に日本かぶれの設定も「こんなにアメリカンな恰好で日本かぶれはないだろう」ということで没になったと明かされている。

『KOFキャラクターズ』のQ&A(107頁)によると、空手は「謎の空手師範」に教わったとのこと。
……結局謎じゃねぇか!


◆ブライアン

『'94』の時点では格闘技の経験は全くなかったらしく、『ALL ABOUT KOF'94』のスタッフコメント(39頁)では「格闘技の経験なしという設定なので、そのことを意識して、キックを出す時に足を真っ直ぐにしているグラフィックはない」とされている。

大切なものに挙げている愛車の「バイパー」とは、恐らく実在の高級スポーツカーである「ダッジ・バイパー」のこと。



【デザイン】


◆ヘビィ・D!

モヒカンヘアーに口髭と顎鬚*2、更にサングラスを掛けたままでグローブもボクシンググローブではなく白い指抜きグローブという、ボクサーとしては色物一歩手前の異色な外見をしているが、これは「ゴツくないカッコ良いボクサーキャラを作りたい」というコンセプトによるもの。

衣装は、黒を基調に赤と白の差し色が入った立て襟のジャケットを素肌の上に直接着ており、ボトムスはミドル丈のブーツにタイトなハーフパンツ。
勝利ポーズではジャケットを脱ぐが、その背中にはアメリカ合衆国の国鳥*3・白頭鷲のタトゥーが刻まれている。


◆ラッキー

紫の野球帽を被った細身の大男。
『'94』では、黄色に紫の差し色が入ったバスケットボールのユニフォーム*4の上に黄色のダウンジャケットという若干未練がましい服装で、右膝にサポーターを着けていた。

『'98』ではデザインが変更され、トップスはクリーム色のパーカーと黒の差し色が入った紫のジャージ、ボトムスはクリーム色のラインが入った紫のハーフパンツになった。


◆ブライアン

茶髪を短く刈った筋骨隆々の大男。
両目の下にはアイブラック*5を着けている。

服装のベースはブルージーンズと肩に星の模様が入った青い半袖シャツというシンプルなものであり、肩に装着された巨大なプロテクターとのアンバランスさが際立つスタイルだが、『ALL ABOUT KOF'94』のスタッフコメント(39頁)では、企画段階だとヘルメットを被っていたりとガチガチのアメフト選手らしいスタイルであったことが明かされている。





【作中での活躍】


  • 『KOF'94』
招待状を貰った事により参戦。
ブライアンはルガールの石像コレクションに対し、「何て趣味してんだ!ムチャクチャだな!」と言い放った。その通りである。

エンディングではラッキーとヘビィ・D!はストリートファイトの世界で生きていく事にする。
ブライアンはアメフトの世界へと戻り、「また面白い事があったら呼んでくれ」と言うのだった。


  • 『KOF'98』
しばらく登場していなかったが、ストーリーなしのお祭り大会に久々の参戦。
「誰と組みたいか?」については三人揃ってチームメンバーと答えているが、ブライアンのみはパワータイプの奴とも組んでみたいと付け加えている。

特殊EDは、ラッキー+テリー+クラークのキャップチーム、ラッキー+マリー+ラルフの野球チーム(得意スポーツ繋がり)、ブライアン+チャン+ラルフの破壊力チームが存在する。
ヘビィ・D!にはデフォルトチームありのキャラクターで唯一存在しないが、素肌+ジャケットチーム(社+ビリー)や、サングラスチーム(チョイ+クラーク)を組んで満足しよう。


  • 『KOF'98UM』
『'98』のリメイク。
原作ではパッとしなかったこいつらも本作では大幅に強化された。ブライアンの出世作。

特殊EDも増加したが、相変わらずヘビィ・D!には存在しなかった。
僅かな髪の量のせいでスキンヘッドチーム(Mr.BIG+チャン+チョイ)に参加できなかった。
と言うか、他の二人も特殊EDは増えてない。



【ゲーム上の性能】


◆ヘビィ・D!

ボクサーのため足技がなく、リーチに欠ける。
しかし接近戦では固めに優れ、ラッシュ能力も高め。
前方へ滑りながら放つコークスクリューブロー「R・S・D」、衝撃波を放つアッパーの「ブラストアッパー」などの必殺技を持っているが、
デビュー作の『'94』ではあまり強くは無かった。本作では他のチームメンバーも似たり寄ったりの強さだが……。
『'98』では次に出す必殺技の性能が強化される「シャドー」などの追加、『'98UM』でも「シャドー」の効果が一定時間続く超必殺技「D・シャドー」をはじめ
攻撃判定の拡大や対空技の無敵時間延長など着実に強化されている。


◆ラッキー

手足の長さを活かしたリーチと飛び道具が魅力。
しかしキャンセルの弱さなどもあって実際は牽制能力が低く、ジャンプは高過ぎる上、コンボ火力の低さにも悩まされる。
画面外からボールを受け取って飛ばす「デスバウンド」に移動技の「ラッキービジョン」などの一風変わった技が多い。
『'98』では弾幕系キャラにでもするつもりだったのか、ボールを使った技をメインに必殺技が大量追加されたものの
発生が遅く隙も大きい各種飛び道具、判定が弱い対空技のような蹴り、技の最中に回避されるMAX超必殺技…など悲惨な性能で最底辺クラスだったが、
『'98UM』では必殺技を中心に大きく仕様が変更され、全体的にしっかりと強化された。


◆ブライアン

見たまんまの豪快なパワーファイターで体当たりを得意とする。
空中で回転しながら落下する「スクリューボディプレス(通称ガメラ)」や、空中を横に回りながら頭突きする「ブライアントルネード」など物理法則を無視した必殺技が多い。
『'94』の頃から単純なコンボで体力をごっそり削るなどポテンシャルはかなり高かった。
『'98』では必殺技が追加されたものの、動作の遅さと隙の大きさから弱キャラ扱い。
ほとんどのキャラがアドバンスドモード一択な中、彼はステップが使える使いづらいエキストラモードの方が強かった。
しかし『'98UM』では全体的に大幅強化されており、追加された突進系超必殺技「ギャラクシーサイクロン」もメチャクチャ使い勝手が良い。ただでさえ小技からでも繋がる発生の速さを持つ上、超必殺技クラスの飛び道具すら貫通するため、超必が出せるブライアンに迂闊に飛び道具を出すのは自殺行為である。
特に無印で散々だったエキストラモードの大幅調整による大幅強化によって、元からエキストラモードとの相性が良かったブライアンはその恩恵をモロに受ける事に。
『'98UMFE』でも更に強化され、庵や影二らと並ぶ最上位キャラとして君臨している。




KOF本編への参戦の少なさが悔やまれる魅力的なチームであり、今後の活躍が是非とも期待されている。
ネスツ編、アッシュ編と連続して登場する事はなかったが、KOF14では参戦する可能性が高い。


彼らの今後を祈って、追記・修正お願いします。





かかったな!
ヘルバウッ……なっ!!





















   *   *
 *   + 七枷武真館空手です
   n ∧_∧ n
 + (ヨ(*´∀`) E)
      Y   Y  *





実はこのアメスポチーム、KOFを代表する不遇チームである。
下記に彼らの悲惨な境遇を述べる。


KOF'94

主人公チーム共々全員オリジナルキャラとして登場。
そもそもKOFは、「オリキャラでチームバトルゲーム作ろうぜ!」→「キャラ多過ぎだろ……それにこれで人気出るか?」→「餓狼や龍虎からキャラ借りればよくね?」と言うもので、
全員オリジナルのチームはこの名残が最も大きく、人気キャラが集う他のチームに比べてどうにも地味な集団となってしまった。(本作ではラルフやアテナもそこまで人気とは言い難いが)
しかし我が国を代表し、派手でかっこいい攻撃が並び、主人公と言う最強の言葉がついた主人公チームに対し、アメスポチームは比べるまでもなく……
だからと言ってアメリカで彼らの人気が出たかどうかは不明。

また、ヘビィ・D!は何言ってるか分からない事で有名。
「のーしぇ!」とか言ってるけど、実際は「器を知れ!」
「やっぱっぱー!」とか(やの部分は諸説ある)言ってるけど、実際は「ブラストアッパー!」
と言うか、開発者もなんて言ってるか分からないらしい。

ちなみに少年エース版『KOF94』(作画:真行寺たつや)ではテリー・ボガード率いる餓狼伝説チームと対戦。
両者ともに健闘したものの、勝利の女神はテリーたちに微笑んだ。
しかし悔いはなかったようで、餓狼伝説チームが決勝の地・ブラックノア(ルガールが所有する空母)に向かう際、三人揃ってテリーらを見送っている。
その際、D!がサムズアップ。テリーも彼に応じサムズアップし返すニクい場面を見せてくれた。
また、コミックゲーメスト版『94外伝』(作画:鷹岬涼)では彼について深く掘り下げられている。ヘビィ・D!ファンは必見。


  • KOF'95
京のライバル・新キャラの八神庵に、リョウのライバル如月影二とテリーのライバルビリー・カーンらで構成されたライバルチームが登場。
彼らの代わりに抜けたのは、人気が無くて消えても特に影響のない……アメスポチームである。
しかも予選でライバルチームに負けて出場権を逃したと言う情けなさ。

そんな中、ヘビィ・D!だけは藤堂竜白とダック・キングとチームを結成。その名も「デラレーズ」
スーツを着込み、女性格闘家ステージの背景で戦いを眺めている事でKOFにアメスポチーム唯一の出場を果たした。
なお、他二人とは次回作でリストラされたり、サングラスかけた色黒のモヒカンと共通点がある。


  • KOF'96
完全に行方不明。


  • KOF'97
ニューフェイスチームのストーリーに登場。(※ただし名前は出ておらず、アメスポチームであるとは明言されていない)
庵のバンドに知名度が負けてたため出演キャンセルされ、イラついてた社がKOFで庵に借りを返そうと決断。
シードチーム……つまりアメスポチーム(らしき人物達)を煽り、果し合いをして招待状を奪い取ろうと考えたのだ。
そして、まぁ、ニューフェイスチームのストーリーと言うだけあって明らかなのだが……負けた。
具体的に言うと、社が「三つ数えてやる。おとなしく招待状おいてけ」と言い、ラッキーらしき人物は数え終わって駈け出そうとする社に必殺技を放とうとする。
しかし、

「かかったな!ヘルバウッ・・・なっ!!」

(おそらく)ヘルバウンドを放とうとした瞬間に持ち上げられて放り投げられる無様な敗北を見せた。
「これまで勝ってこれたのは名前通り『幸運』だったからかもな」とか「七伽武真館空手」(※嘘)とか言われる始末である。
なお同じストーリーで、シェルミーは「結構いかつい男」と戦ったと語っており、後の作品の掛け合いなどから察するに、
おそらくヘビィ・D!はクリス、ブライアンはシェルミーに敗れたのだろう。
これでいるかは不明だがアメスポチームファンの望みは絶たれた……

しかし、中国ステージの左側にランダムで登場。
しかもヘビィ・D!に至っては、竜白とダックと共に登場する事もある。


  • KOF'98
 復 活

なんとあのアメリカンスポーツチームが正式にKOFの場に帰って来たのである。
それも全員ドット書き直しであり、SNK全盛期のドットで彼らはぬるぬる動くことになった。
彼らの出場に歓喜したデラレーズの残り二人はステージで応援してくれている。

これによりいるかも分からないアメスポチームのファンはむせび泣いたが、彼らの出場により『'96』のボスチームは出場できなかった。
Mr.BIGはいいとして、ギースやクラウザーに勝る魅力は色物と言う点くらいしかないだろう。
しかもアメスポチームは全員書き直しの労力とボスチームの出場権を奪ったのにもかかわらず、全員中堅かそれ以下の強さ。特にブライアン。
この体たらくなら「初出場時からドットがしっかりと出来てたボスチーム出せよ……」と嘆くプレイヤーは多かったと思われる。
しかし、背景や二度にわたるやられ役を頑張ったアメスポチームには当然の報酬として見る者も少なくない。

ちなみにインタビューではヘビィ・D!とブライアンがふつうに回答している中、ラッキーのみが『'97』の件についてやたら述べていた。

●誰と一番戦いたいか?
あぁ、あいつらだ。あの、バンドやってるっていう。
なんかツラが気にくわねぇんだよな。いっちょ、挨拶しとくかって感じだ!!

●ファンに一言
なんか噂じゃ、去年どこぞのチームに招待状奪われて出られなかったみたいな話になってるようだけどよ、ありゃデマだ。
俺たち出てんだぜ、K.O.F.によ!!試合はTVで放映されなかったけどな・・・。

ただし、'98のムックでは「97で社たちが招待状を奪ったのはラッキーたちじゃありません。この否定コメントは人事じゃないと怒りを感じたため」と否定しているスタッフコメントがあった。
このため'97でやられたのは実はたまたまアメスポチームっぽいだけの他人の空似だったのかも知れない。
のだが、上記のようにラッキーが無駄にニューフェイスチームに絡みまくっていることや、後続作品での扱いを考えるとこれは優しい嘘のような気がしてならない。
しかし全員がオロチチーム(旧:ニューフェイスチーム)に対して特別な勝利メッセージがあるので、やはり根に持っているようである。
また、全員がおやじチーム、ロバート、バイス、マチュアらに援護攻撃をし、オロチチームとビリーには行わない。
もしかして、『'95』の予選は先鋒のビリー一人に全員が負けたのでは……

小説版だと、シリアス編の『遺された者たち』ではブライアンは真吾をボコボコにするが、紅丸に居合蹴りで文字通り一蹴されて負けた。他二人も戦闘すらなく紅丸に負け、
パロディ編の『最大多数の最大幸福』ではまたもオロチチームに襲撃されてまとめて敗北した。
こんな扱いだが、そもそも小説版だとシリアス編では登場できないキャラの方が多いので噛ませ役でも出番があるし、挿絵を2個も貰えているため扱いがいい方とも言える。挿絵の片方はブライアンが負ける場面だが。
パロディ編に至っては、餓狼や龍虎など人気チームですらオロチチームに襲撃されて敗退しているので、別に彼らだけ悪い扱いではない。


  • KOF2000
PS2版のマニアックストライカーとして登場。
全員が餓狼チームで、テリーがブライアン、アンディがラッキー、ジョーがヘビィ・D!である。
他のマニアックストライカーはハイデルン以外全員ボス級のキャラのため、アメスポチームにはそこまでの格があるのだろう。たぶん。


  • KOF2002
日本ステージの背景にヘビィ・D!が、メキシコステージの背景にラッキーとブライアンが登場。
どうして分かれているかは不明。


  • KOF2002UM
サウスタウンビーチステージの背景にヘビィ・D!が、スクランブル交差点ステージの背景にラッキーとブライアンが登場。
無印同様にヘビィ・D!だけ別ステージの背景におり、同じ背景キャラのダック・キングと共に海パン1丁で仲良く観戦していた。


暴走庵のエンディングにラッキーとヘビィ・D!が登場。
突然現れた庵に追い掛け回されると言う投げっぱなしなEDである。
暴走庵に襲われた際ラッキーは、「チームメイトでもねーのに殺られてたまるかァ~!」と叫んでいた。
これに限らず、本作のEDは全体的に投げっぱなしが多いのだが……


  • NEOGEO BATTLE COLISEUM
シェルミーのストーリーにラッキーらしき人物が登場(やはり本人だとは明言されていない)。
招待状を出せと迫るシェルミーに対し、

「かかったな!ヘルバウッ・・・なっ?!」

大体『'97』と同じ感じで招待状を奪われた。まるで成長していない…

この件に対し、なぜか(本件に無関係かもしれない)ラッキー氏本人が公式サイト上でインタビューに答えており、
「『ヘルバウッ……』しか言ってねぇじゃねえか。『ヘルバウムクーヘン』かも知れねえだろ?
 ヘルバウムクーヘンとは、ドイツ・ザクセン地方の菓子職人の間で受け継がれてきた必殺技で……」
と言う一周回った非常に苦しい言い訳をしている。

(情況証拠が一通り揃っているだけで一応ラッキー本人とは確定していないものの)
こいつにNEOGEOオールスターのゲームへの招待状を送るとは、グッドマンも見る目がない様である。
それとも空手+バスケットのデータが欲しかったのだろうか?


  • SNK VS. CAPCOM カードファイターズDS
アレなバランスのゲームに登場。
キャラのカードとしては三人揃って登場できなかったが、とあるカウンターカードが登場。
その名も「…なっ!!」 、イラストは影のようなシルエットになっていて顔はよく判別できないものの、あまりにも見覚えがありすぎる容姿の、ラフな服装で帽子を被った長身の男性が何かに驚いているシーンである。
そしてカードの説明文ではっきりグローバー氏と名前を出している上に「尋常ではない驚きっぷり」「満を持して放った超必殺技が避けられたりしたのか」「それにしても見事な驚きっぷり」と散々な事を解説している。
(まあ一応ながら、もしかしたらたまたまラッキーに容姿がそっくりで「グローバー」という名前が一致しただけの別人かもしれないし、あるいは仮にラッキー本人だとしても単に驚いた様子という解説でしかないため、まだ特定はできないのかもしれない)

しかしこのゲーム、実は高コストカードが重すぎてまともに使えず低コストカード連発が強いという妙に狂ったバランスなので、レア度が最低ランクのこの「…なっ!!」は最強クラスのカウンターカードとして一定の地位を確立する事ができた。


  • KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION "A"
SNKプレイモアがこの作品に出すためだけに契約を結んだ男、溝口誠(『ファイターズヒストリー』の主人公…ではなく脇役)。
そんな彼のストーリーにてまたしてもラッキーらしき人物が登場し、

「かかったな! ヘルバウッ――」
「じゃかァしい!」


「――見さらせ! コレが元祖・通天砕じゃあァ!」
「なっ!?」

社やシェルミーの時と同じ様に招待状を奪い取られた。
どれも駆けて来る相手にヘルバウンドを決めようとした時にやられている。10年前からまるで成長していない……
なおこちらにおいても「この格闘家は、実戦空手とバスケットボールを組み合わせた、ある意味新しい格闘技の使い手だった」という何かどこかで見たような解説文の状況証拠しかないため、
ラッキー本人であるかどうかは例の如く不明のままである。ということにしておこう。
これのおかげでKay稲毛氏キャラに参戦枠を奪われるKay稲毛氏キャラというネタまで誕生した。
ちなみに溝口は「そこらのヘタレよりはマシだった」と一応フォローしてくれている。焼け石に水とか言うな


  • KOF'98UM及び98UMFE
『'98』のリメイク作品のためアメスポチームが引き続き参戦しているが、
参戦キャラクターが増えたことでボスチームが再登場したことにより、アメスポチームへのブーイングも減った。
そして先述の通り、本作の彼らはかなり強化されているため、使いこなせば相当強い。
ブライアンは冗談抜きで最上位キャラの一角であり、残りの二人も強化点を最大に活かして戦えば流石に最上位まではいかないものの強い。
少なくても本作の上級者で彼らを弱キャラとする人はほとんどいない。
気に食わないバンドチーム(オロチチーム)の面々を痛めつけてやることも充分に可能。やったぜ!!


家庭用の'95八神ステージの背景に全員揃って登場。
貫録の脇役っぷりである。


●余談
  • 各キャラの身長について
KOFキャラで背比べをすると、

無界:231cm
チャン:227cm
ラッキー:222cm
ブライアン:219cm
グリフォンマスク:215cm
ヘビィ・D!:208cm
大門/マキシマ:204cm
クラウザー:200cm

なんと全員が上位に食らいついている。


更に『'98』を基準にチーム平均身長を出すと……

アメリカンスポーツチーム:216.3cm
主人公チーム:188.3cm
韓国チーム:185.3cm
怒チーム:183.6cm
おやじチーム:183cm
'97スペシャルチーム:179.6cm
庵チーム:179cm
餓狼チーム:178cm
龍虎チーム:175.6cm
オロチチーム:174.3cm
女性格闘家チーム:169.6cm
サイコソルジャーチーム:166.3cm


2位の主人公チームに圧倒的大差を付けて1位である。
よって最強はアメスポチーム。


'98で復帰参戦直後の'99でまたもやアメスポチームが不在になったのに加え、ブライアン似のマキシマが殺された友人の敵討ちで参戦していた為、マキシマの正体はブライアンで、殺された友人はラッキーとヘビィ・D!という噂がファンの間で流れた。
もちろん完全にネタであり、後にマキシマの経歴などが明らかになるにつれて完全に別キャラなのは確定しているのだが、2002の背景にブライアンがいたくらいで残念ながらマキシマとブライアンの対面はいまだに実現していない。
というか、アメスポチームの出番がない。



「かかったな!追記・しゅうせ・・・なっ!!」



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最終更新:2026年09月29日 13:48

*1 作品によっては「稲毛 一弘」名義。

*2 鼻の下と顎の先に髭を残した「ヴァンダイク」と呼ばれる形に近い。

*3 正式に国鳥として認定されたのは2024年だが、それ以前から国章に描かれるなど実質的な国鳥として扱われていた。

*4 実在する「ロサンゼルス・レイカーズ」のユニフォームと色の組み合わせやデザインが似たものとなっている。

*5 スポーツ選手が日光の照り返しによる目の負荷を緩和するために目の下に付けるシールなどのこと。