登録日: 2016/04/08 (金) 17:52:39
更新日:2023/06/12 Mon 22:48:21
所要時間:約 12 分で読めます
ゴーゴービークル、発進!
発進シフト・オン!
ダンプ!フォーミュラ!ジャイロ!ドーザー!マリン!
Go!Go!
ゴーゴービークルは、スーパー戦隊シリーズ第30作『
轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場するメカニックの名称である。
テーマソング:「ゴーゴービークル大行進!」(歌:岩崎貴文)
【概要】
世界各地に眠る強力な秘宝
『プレシャス』を保護する
『サージェス財団』(通称SGS)。
SGSが運営・管理するサージェスミュージアム内にプレシャス確保チームたる轟轟戦隊ボウケンジャーの基地は存在している。
彼らの最大の切り札・ゴーゴービークルもまた、格納庫
『ボウケンパーキング』に普段は待機しており、
巨大ネガティブの出現およびプレシャスが猛威を振るった時にボウケンジャーの変身アイテム
『アクセルラー』および
『ゴーゴーチェンジャー』からの指令を受け発進される。
ルネサンス期の芸術家にして天才科学者
『レオン・ジョルダーナ』が提唱した理論から生まれた
『パラレルエンジン』でプレシャスを介しビークルは駆動、開発・整備・調整はほぼ牧野森男が全てを担っている。
No.11~13が投入されて以降のTask.21からは、Task.18にてパラレルエンジンの原理を理解した
大神官ガジャが作り出した、アンチパラレルエンジンともいえる
『ゴードムエンジン』の持つパラレルエンジン供給遮断機能に唯一対抗しうる
『ネオパラレルエンジン』に換装されている。
操縦方式は、いずれもアタッシュケース型の操縦コンソール『ボウケンドライバー』にて行われ、
合体指令・武装換装もまた『アクセルラー』および『ゴーゴーチェンジャー』で行われる。
逆に言えば、これらがなければビークルおよびロボの操縦は不可能で、ネガティブシンジゲートが強奪できたとしても完全にモノにできたといえない。
また、ボウケンジャー6人の変身システムは各ビークル(ダンプ、フォーミュラ、ジャイロ、ドーザー、マリン、ファイヤー)のパラレルエンジンからのエネルギー供給で可能となっており、ビークルのパラレルエンジンが停止したりビークルが破壊されてしまった場合、ボウケンジャーに変身する事が不可能になってしまう。
【ゴーゴービークル一覧】
●初期メンバーの専用ビークル
No.1 ゴーゴーダンプ
全高:15.1m
全幅:24.6m
全長:30.3m
重量:2100t
最高速度:380km/h
出力:800万馬力
ボウケンレッド/明石暁が操縦するダンプ車型ゴーゴービークル。
巨大なタイヤであらゆる荒地も猛スピードで駆け抜ける。
荷台はゴーゴードーザー&マリンを積み込むだけでなく、
大型マニュピレーター・ビッグアームにもなり、メンバーを抓んでクッション代わりの土砂に乗せることもできる。
ダイボウケンの頭部・胴体部・両脚部、ゴーゴートレーラーのコンテナ部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは
『1』。
No.2 ゴーゴーフォーミュラ
全高:8.9m
全幅:11.3m
全長:19.7m
重量:350t
最高速度:500km/h
出力:100万馬力
ボウケンブラック/伊能真墨が操縦するレースカー型ゴーゴービークル。
初期の五代の中では最高速を誇り、真っ先に現場に駆けつける。
車両のフロント部を180度折り曲げることでフォーミュラミサイル砲を展開、ネガティブを迎え撃つ。
ダイボウケンの胸部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは
『2』。
No.3 ゴーゴージャイロ
全高:6.8m
全幅:21.2m
全長:12.4m
重量:290t
最高速度:マッハ3
出力:100万馬力
ボウケンブルー/最上蒼太が操縦するジャイロクラフト型ゴーゴービークル。
ホバリング機能を有しており、空中で静止したままバルカン砲で攻撃が可能。
マジックアームで地上を移動できないゴーゴーマリンを釣り上げることもある。
ダイボウケンの兜部、アルティメットダイボウケンの腰アーマー部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは
『3』。
No.4 ゴーゴードーザー
全高:9.2m
全幅:5.9m
全長:13.8m
重量:130t
最高速度:350km/h
出力:130万馬力
ボウケンイエロー/間宮菜月が操縦するブルドーザー型ゴーゴービークル。
先端のバケットで岩山やジャングルを切り開き通路を造るだけでなく、巨大な敵に突進することも可能。
コックピット上部にはキャノン砲を装備、360度旋回しながらネガティブを察知し砲撃できる。
ダイボウケンの右腕、スーパーダイボウケンおよびアルティメットダイボウケンの左脚部アーマーを構成。
アクセルラー対応ナンバーは『4』。
No.5 ゴーゴーマリン
全高:7.8m
全幅:5.7m
全長:22.0m
重量:130t
最高速度:150ノット
出力:70万馬力
ボウケンピンク/西堀さくらが操縦する潜水艦型ゴーゴービークル。
Task.1「魔神の心臓」Aパートのように、深海に眠るプレシャス探索はもっぱらこのビークルが担う。
艦首のライトで深海を照らしだし、左右に配置されたマニピュレーターで確保。
ネガティブに対しては四門の魚雷で迎え撃つ。
ダイボウケンの左腕、スーパーダイボウケンおよびアルティメットダイボウケンの右脚部アーマーを構成。
アクセルラー対応ナンバーは
『5』。
ゴーゴートレーラー
全長:47.5m
重量:3000t
最高速度:320km/h
出力:1200万馬力
ダンプ、フォーミュラ、ジャイロの3機がアクセルラーからの指令を受けて合体した移動形態。
『轟轟戦隊ボウケンジャー 超全集・上』によるとサージェス財団の車両として一般に認知されている。
市街地などにおけるボウケンジャーのカムフラージュとしての役割を持っているとのこと。サイズ感にツッコんではいけない
ゴーゴーフォーミュラ&ジャイロが牽引車に合体、さらにゴーゴーダンプが貨物車に変形しフォーミュラ&ジャイロと合体して完成する。
貨物車部にはゴーゴードーザー、マリンを乗せ、プレシャスのあるエリアへ急行する。
●轟轟武装対応ビークル
No.6 ゴーゴードリル
全高:9.5m
全幅:11.4m
全長:31.0m
重量:650t
最高速度:360km/h、300 km/h(地中走行)
出力:350万馬力
Task.4「失われたビークル」にて投入された、
ドリル掘削車型ゴーゴービークル。
ドリルを高速回転させ、固い岩盤や永久凍土などに穴をあけ、掘り進むことができる。
個人の専用車ではなく、ボウケンジャー全員が乗ることができるが、出力が大きいため、乗りこなすためには訓練を重ねなければならない。
基本的にダイボウケンの右腕に装着、スーパーダイボウケン/アルティメットダイボウケン/ダイタンケンの右腕部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは
『6』。
No.7 ゴーゴーショベル
全高:13.0m
全幅:11.4m
全長:21.1m(アーム収納時)~31.6m(アーム展開時)
重量:220t
最高速度:400km/h
出力:250万馬力
Task.5「帝国の真珠」にて投入された、ショベルカー型ゴーゴービークル。
土を掘り起こしたり、丸太などをつかんで排除したりできる。
土を処理するビークルの中で、最も起用で小回りがきくため、直接プレシャスを確保することも多い。
ショベルアームで物をつかんで遠心力で放り投げる『ショベルスィング』などの技を持ち、
その馬力はプレシャス『帝国の真珠』に秘められた設計図から作り出された戦車・ビオパンツァーをも破壊するほど。
基本的にダイボウケンの左腕に装着、スーパーダイボウケン/アルティメットダイボウケン/ダイタンケンの左腕部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは『7』。
No.8 ゴーゴーミキサー
全高:13.0m
全幅:12.2m
全長:26.5m
重量:620t
最高速度:380km/h
出力:250万馬力
Task.7「火竜(サラマンダー)のウロコ」にて投入された、ミキサー車型ゴーゴービークル。
ドラム内で強化セメントや超化学骨材を混ぜ合わせ『ハイパーコンクリート』を精製可能で、
後部シュートから放出してトリモチのように巨大ネガティブ怪人の動きを封じる『アジテーションシュート』を放つ。
ハイパーコンクリートは、ミキサー内で作られたリムーブ剤がなければ、絶対に剥がすことができない。
また、車両先端のバンパー部からは『ミキサービーム』という光線を放つこともできる。
基本的にダイボウケンの左腕に装着、スーパーダイボウケン/アルティメットダイボウケン/ダイタンケンの右脚部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは『8』。
No.9 ゴーゴークレーン
全高:14.1m
全幅:11.4m
全長:34.1m
重量:710t
最高速度:320km/h
出力:350万馬力
Task.9「折鶴の忍者」にて投入された、
クレーン車型ゴーゴービークル。
伸縮式のブームを伸ばし、ワイヤーの先のフックで捕らえたターゲットを高所に吊り上げる。
フックは3000tの重さまで吊り上げることができる。巨大ネガティブ怪人を攻撃することも可能。
基本的にダイボウケンの左腕に装着、スーパーダイボウケン/アルティメットダイボウケン/ダイタンケンの左脚部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは
『9』。
No.10 ゴーゴージェット
全高:17.0m
全幅:87.6m
全長:47.2m
重量:2000t
最高速度:マッハ5
出力:1000万馬力
Task.16「水のクリスタル」にて投入された、大型ジェット機型ゴーゴービークル。
ゴーゴージャイロよりも早く飛び、胴体部からアームを伸ばしビークルを運搬することもできる。
両翼には、強大な破壊力を持つアルティメットミサイルを装備。
アルティメットダイボウケンの頭部・翼部・胸部、ダイタンケンの頭部・胴体部を構成。
アクセルラー対応ナンバーは『0』。
●サージェスレスキュー
No.11 ゴーゴーファイヤー
全高:22.1m
全幅:24.8m
全長:45.5m
重量:3000t
時速:380km/h
出力:1000万馬力
Task.19「眩き冒険者」で完成、Task.20「新たなる巨人」にて、ゴーゴーエイダー&ゴーゴーポリスともども実戦投入。
ボウケンシルバー/高丘映士が操縦する消防車型巨大ビークル。
No.11~13は、凶悪犯罪や災害に対抗する
『サージェスレスキュー計画』用に開発された。
巨大な2本のプロジェットカノンから、毎秒最大2000リットルの放出を行う『ダブルウォーターシュート』で、どんな大規模な災害も消火。
はしご車、ポンプ車、化学車など様々な
消防車の特性を兼ね備えているため、一台で消防署数件分の消火能力を持つ。
サイレンビルダーの頭部・胴体部・両脚部を構成。
ゴーゴーチェンジャー対応ナンバーは
『11』。
No.12 ゴーゴーエイダー
全高:8.0m
全幅:8.0m
全長:20.4m
重量:250t
最高速度:350km/h
出力:100万馬力
救急車型ゴーゴービークルで、ゴーゴーチェンジャーを介したボウケンシルバーの指令で動く自立型ゴーゴービークル。
応急処置に必要な医薬品を積んでいるほか、手術室、レントゲン、CTスキャン、MRI完備の検査室などがあり、
軽症のケガ人は現場で治療を、重病人は最寄の病院まで運送することができる。
サイレンビルダーの左腕を構成。
ゴーゴーチェンジャー対応ナンバーは『12』。
No.13 ゴーゴーポリス
全高:7.8m
全幅:8.6m
全長:20.8m
重量:250t
最高速度:400km
出力:100万馬力
No.12と同じく、ボウケンシルバーの指令で動く
パトカー型ゴーゴービークル。
4門のポリスバリカン、麻酔効力を持つフラッシャービームなどの武装による強力な攻撃力を持つ。
さらに、小型発信機、GPS機能、最新式のナビシステムなどもあり。
サイレンビルダーの右腕を構成。
ゴーゴーチェンジャー対応ナンバーは
『13』。
●ゴーゴーボイジャー
全高:29.2m
全幅:28.0m
全長:83.7m
重量:8500t
最高速度:800km
出力:4000万馬力
No.1~No.5以前にSGSが建造していた大型戦艦型ゴーゴービークル。
海上~陸上のあらゆる場所を走行できる水陸両用タイプで、『超絶巨艦』とも称される。
強力な威力を持つ4基の主砲・ボイジャーキャノンと、障害物を粉砕するブラストローラーなどでネガティブを攻撃する。
あまりの戦闘力ゆえにプレシャスをも破壊してしまう危険性があるため封印されていたが、Task.33「レムリアの太陽」にて浮上。
空を飛び交う大邪竜ゾラド部隊から明石たちを救う形で登場した。
アクセルラーのナンバーには対応していないため、発進の際にはアクセルラーに「ボイジャー、アンドック!」と直接音声コードを言う必要がある。
No.14 ゴーゴーコマンダー
全高:9.1m
全幅:22.9m
全長:21.8m
重量:420t
最高速度:マッハ4
出力:270万馬力
No.15~18と共に、Task.34「遙かなる記憶」にて披露されたゴーゴーボイジャーの分離形態。
ボウケンレッド専用の空中管制機型ゴーゴービークル。空中からあらゆる情報をキャッチ、分析し、仲間に指示を出す。
ゴーゴーボイジャーの艦橋部および
ダイボイジャーの頭部を構成。
No.15 ゴーゴーキャリアー
全高:22.2m
全幅:28.0m
全長:57.8m
重量:5700t
最高速度:300km/h
出力:2400万馬力
ボウケンブラック専用の大型貨物艇型ゴーゴービークル。
大量の機材や、危険なプレシャスも軽がる運べるパワーが自慢。
No.16 ゴーゴーファイター
全高:8.2m
全幅:23.3m
全長:25.6m
重量:430t
最高速度:マッハ3
出力:280万馬力
ボウケンブルー専用の戦闘機タイプのビークル。
スピード&機敏性にすぐれ、身軽な変則飛行で空を自在に飛行できる。2基のボイジャーキャノンを搭載。
No.17 ゴーゴーアタッカー
全高:10.8m
全幅:22.0m
全長:25.0m
重量:450t
最高速度:マッハ4.5
出力:320万馬力
ボウケンイエロー専用の攻撃爆撃機タイプのビークル。
頑丈さにすぐれ、2基のボイジャーキャノンの他、機関砲やロケット弾なども搭載しているため、急降下爆撃が得意。
No.18 ゴーゴーローダー
全高:13.1m
全幅:20.8m
全長:28.6m
重量:1500t
最高速度:400km/h
出力:730万馬力
ボウケンピンク専用のロードローラータイプのビークル。
全面の巨大な車輪で障害物をふみつぶし、どんな地面でも固めて整地。走路の安全を確保する。
追記・修正オン!
- No.14~18は元々番号が無くて、後付けで番号を振り分けたんじゃない? -- 名無しさん (2016-04-08 18:27:57)
- おいおい、なんで登録日が?になってるんだ? -- 名無しさん (2016-04-08 18:46:02)
- 他社だけどたまにレスキューフォースのビクールと並べて遊びたくなる。 -- 名無しさん (2016-04-08 19:01:28)
- ゴーゴーローダーね -- 名無しさん (2016-04-08 19:18:39)
- ↑3 「?」になってないじゃん。普通に表示されてるじゃん。 -- 名無しさん (2016-04-09 10:44:23)
- ビルドダイオー「やはり、ドリルとショベルは最高の組み合わせだ」 -- 名無しさん (2016-04-09 12:27:53)
- ↑2最初はそうだったの 機体の番号は設計順じゃなく採用順なのかな -- 名無しさん (2016-04-09 13:35:23)
- 牧野さん、徹夜でゴーゴージェットの開発お疲れ様 -- 名無しさん (2016-04-09 22:05:13)
- ジェットでゾラドを撃墜しつつ、火山火口のアクアクリスタルをゲットする場面良かったわ -- 名無しさん (2016-04-11 13:13:15)
- てれびくんのゴーゴービークルの付録今でも段ボールの中に大事にしまってあるわww -- 名無しさん (2016-06-12 13:53:18)
- ジャリュウの群れ?ゾラドの群れでは? -- 名無しさん (2019-12-19 23:50:51)
最終更新:2023年06月12日 22:48