セレニケ・アイスコル・ユグドミレニア

登録日:2017/05/18 (木) 18:31:18
更新日:2024/03/17 Sun 13:26:33
所要時間:約 5 分で読めます




Fate/Apocrypha』の登場人物。
黒のライダー・アストルフォのマスター。


スペル:Celenike Icecolle Yggdmillennia
年齢:26歳
身長168cm
体重:53kg
血液型:AB型
誕生日12月11日
スリーサイズ:B86 W59 H88
特技:鞭打ち
苦手なもの:強者・裏切り
イメージカラー:毒々しい紫色
天敵:問答無用で叩き斬ってくる系の騎士
CV:石上静香


概要

ダーニックに与するユグドミレニア一族の魔術師の女性。
外見は美しいが性格は非常に屈折した人物。冷酷で残忍な黒魔術師。

本作の発売前にネタでアストルフォペロペロと発言する読者がいたが、ホントにペロペロしちゃった人。
聖杯大戦において、中に液状のものが入っていたと思われる染みのついたガラス瓶を触媒にアストルフォを召喚。
アストルフォを一目見た時から気に入り、聖杯大戦の真っ最中にもかかわらず、その歪んだ愛情を彼にぶつける。

清楚な佳人といった見た目だが、生贄を捧げるために獣や人間の腹を割き、臓物に接吻するせいで全身から常に血腥い雰囲気を漂わせている。


人物

「魔術師」でない「女」としての彼女は、感情を抑えるよう老婆たちに教え込まれた反動から抑制が全く効かない我儘な性格となった。
「愛情」という感情を教えられないまま育てられたこともあって、儀式中に湧き上がる嗜虐性を情欲に変え、関係を持った相手に叩き付けてしまう残虐なSMプレイを好むサディストと化した。
彼女のSMプレイはただ激しいというばかりではなく、拘束した相手の体を刃物を用いて切り裂き、抉るなど極めて残虐かつ猟奇的なもので、彼女と一夜を共にして無事で済んだ人間などこれまで一人も存在しない。

また、いわゆる重度のショタコンであり、彼女がアストルフォに執着するようになったのもこの性嗜好によるもの。
つまりはアストルフォの容姿が性癖にドストライクだったのである。
しかも、その愛情表現はかなり変態的で「首筋を一晩中舐め続けたい」「ナイフで躯を切り裂きたい」と陶酔しながら発言したりと非常に危険極まりない。

聖杯大戦中なのでまだ最低限弁えてはいるが、それでも夜中にアストルフォをペロペロ嘗め回すと言う倒錯した奇行と愛情を向ける。
それでもアストルフォが「面倒臭いなぁ、うんざりだ」程度でそこまで強烈に忌避していなかったため、まだ両者の関係は深刻な破綻には至っていなかった模様。


もし大戦が終了した後も令呪が残っていたら、「アストルフォを犯し、汚しつくして、陵辱の限りを尽くしたい」と思っていたようだ。


能力

魔術師としての腕は確かで、呪殺・拷問に関する様々な魔術を使いこなし、その異常なまでの執念深さで相手をどこまでも追い詰め確実に殺す。
また黒魔術師は他人の害意に非常に敏感であるらしく、敵の企みを瞬時に察知することに長けている。

優秀な魔術師でありながら、カウレスに次いで科学技術に理解があるという意外な一面もあり、普段からネットを通して魔術研究をしているらしい。

黒魔術師の古い血筋であるアイスコル家は中世の魔女狩りから逃れるために西欧からシベリアに逃げ延びた事で魔術基盤を失い、衰退の一途を辿っていた。
彼女はそんな一族に生まれた久方ぶりに才能ある子で、黒魔術を極める事に人生の全てを捧げていた一族の老婆たちに溺愛され、幼い頃から徹底的に黒魔術を教え込まれ育った。

黒魔術はその特性上、何の躊躇いもなく生贄を解体するために、生贄の懇願に惑わされない「冷酷さ」と、
必要に応じた苦痛を与え殺戮の快楽を抑制するための「理性」が必要とされる。
彼女は老婆たちに教えられた通り、人の赤子、善良な人間、老人、妊婦、胎児と次々に生贄に捧げ、
鉄のごとき理性で傷つける事の悦びと虐げる事への愉悦を抑え込み、「完璧な黒魔術師」としてあらゆる残虐な儀式を成功させてきた。
この行為が性癖の歪みを増長させたのは言うまでもない。


劇中での活躍

しかし、アストルフォとの主従関係が破綻まではいかなくとも、セレニケがどれほど求めてもアストルフォは彼女に振り向かず、
それどころかセレニケ視点では消耗品くらいの認識であるホムンクルスのジークに肩入れし始め、激しい苛立ちを感じることとなる。
そして決戦に臨んでもなおアストルフォが自分の指示を無視してジークの側にいることを選択したため、ついにキレたセレニケは、その加虐心を剝き出しにして令呪を発動する。

その命令は、「アストルフォの手でジークを殺せ」というもので、完全にただの嫌がらせであるがアストルフォにとっては効果覿面。
涙目になりながら、対魔力スキルを全開にして令呪に抗おうとするアストルフォの表情に、ついに加虐欲が満たされたセレニケは大興奮。
そして、サディスティックな笑みを浮かべながらさらに令呪を重ね掛けし、二画の令呪による強制力で無理矢理アストルフォにジークを殺させようとした瞬間、
たまたま近くに来ていた、空中庭園に向かう最中のモーさんが背後から容赦なくセレニケを首チョンパ。
興奮のあまり周りが見えなくなっていたセレニケは、何が起こったのか分からず、歓喜の表情を浮かべたまま聖杯大戦から脱落したのであった。



……ここまで読んで頂いた諸兄はお分かり頂けただろうか。
実はこのセレニケ女史、聖杯大戦では夜な夜なアストルフォをペロペロしていただけでほとんど何もしてないのである。
本人自身は歴代アイスコルでも指折りの魔術師であり、インターネットを介した呪いなどの先進的な研究にも余念のない才女なのだが、本編では性癖を拗らせてマジで美少年ペロペロしてただけの人なのである。大切な事なので(ry
一応アニメではちょこっと手伝いをしているシーンもあったので単に描写が無かっただけかもしれないが、それにしても……。
一説には作者がメガネっ娘嫌いだからとも。


主な人間関係

聖杯大戦において彼女が召喚したサーヴァント
召喚してから毎日、その体を弄び続けていたが魔力供給用の電池扱いしてたホムンクルスと駆け落ち。
愛しの美少年をNTRたセレニケは狂気じみた嫉妬と復讐の念に駆られ、自分の立場やユグドミレニア一族の悲願などすっかり頭から吹っ飛んでしまう。

自らのサーヴァントの心を奪った憎むべき相手。
彼の存在自体、セレニケにとっては許せるものではないが、アストルフォを絶望させ、悲鳴を上げるのを見るため特別手の込んだ拷問をする気でいる。
具体的にはアストルフォの目の前で彼の眼球を抉り、腕を切り落とし、舌を引き抜き、抉りだした彼の腸を彼自身に食わせてやる等。
女の嫉妬とは恐ろしい。

セレニケのアイスコル家が属しているユグドミレニア一族の長。
一族の長であり自分よりも格上の魔術師である彼にはセレニケも敬意と恐怖を抱いており、注意されるような事は極力避けている。


余談


氷室の天地』では、「ルーマニアのSさん」という名で言及されており、世界を放浪していた沙条愛歌がルーマニアに来ていた際にたまたま知り合い意気投合。
王子様属性と美少年属性で一晩中語り合い、気がついたら無二の親友になっていたとか。
また、詳細は不明だがどうも二人で何か厄介事をやらかしたらしく、ルーマニアのトゥリファスで大爆発を起こし、その尻拭いに愛歌の妹の綾香がルーマニアに飛んでいる。

実は初期のデザイン画稿ではダウナー系の美少女然としたデザインが起こされていたが、設定との兼ね合いなどもあってボツになっている。
デザイン担当の近衛氏的には会心の出来だったらしく、ボツの決定に枕を濡らしたとか。



セレニケさんと一緒にアストルフォをペロペロしたい方は追記・修正お願いします。

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最終更新:2024年03月17日 13:26