登録日:2017/08/08 Tue 20:19:34
更新日:2026/04/07 Tue 14:58:23
所要時間:約 6 分で読めます
蛭子能収は、
日本の漫画家・タレント・エッセイスト。
プロフィール
生年月日:1947年10月21日
出生地:
熊本県牛深市(現:天草市)
出身地:
長崎県長崎市
事務所:ファザーズコーポレーション
来歴
漁師の息子として生まれ、長崎県長崎市で育つ。
高校時代は美術クラブに所属しており、そこでグラフィックデザインに興味を持つ。
高校卒業後に地元の看板店に就職した後は店の同僚と漫画
同人誌を制作するなどの創作活動に携わり、つげ義春の『
ねじ式』に衝撃を受け、1970年に無断で上京。
上京後、別の看板店に就職し1973年にガロでデビュー。
デビュー当初は全く売れず、ダスキンの営業マンに転職し糊口をしのいだ。
1970年台の終わりごろから「ヘタウマ」な絵柄で注目を浴び始め、ダスキンを退職して漫画家として独立。
その頃劇団週刊乾電池の柄本明に劇団のポスターを依頼されたことで知りあい、劇団の役者としても活動を始める。漫画家のはずなのに俳優活動をしているのはそのためである。
それに着目した『笑っていいとも!』が蛭子を出演させるようになり、以降、バラエティ番組やドラマ等でテレビタレントとしても活躍するようになった。
本人曰く、テレビに出るのは生活費を稼ぐためとのことだが、「漫画を描くよりもタレント活動のほうが遥かに楽して大金を稼げる」とのことで、いつしかテレビ出演のほうが本業みたいになってしまった。
1990年にはドラマ『いつも誰かに恋してるッ』で宮沢りえの父親役を演じたことで、「父親にしたい芸能人」のランキングで1位に輝くという、今となっては考えられない結果を残している。
『スーパージョッキー』では本業の芸人である松村邦洋に匹敵するほどの無茶振りで体を張らされ、あらゆる場面でボロボロにされては視聴者の笑いを誘っていた。
大晦日の『笑ってはいけない』シリーズにて、サウナで蛭子の汗を採取して塩分を抽出し、それで
ガースー塩大福を作って食べさせた「エリート塩」も印象に残っている視聴者も多いことだろう。
『
ローカル路線バス乗り継ぎの旅』では、太川陽介と長くこの番組を戦い抜くタッグを結成。
陽介がリーダーとしてメンバーを引っ張っていくのに対し、ヒロインともどものんきに引っ張られていた。
他の出演者がその地域の名物を使った料理を注文するのに対し
カツ丼や
カレーライスなどの定番料理を頼み、宿も旅館ではなくビジネスホテルを好むなどマイペースっぷりを発揮していた。
本人曰く、漁師の家に生まれたがシーフードはあまり好きではないとのこと。番組内で兄と姉に出会ったこともある。
その独特な画風からイラストレーターとしても活躍しており、前述した『ローカル路線バス』のバスコレクションの番組タイアップバージョンのパッケージイラストや、
吉本新喜劇やめよっカナ!?キャンペーンではポスターや番組背景デザインを手がけた。
大好きなものはギャンブル。競艇から
麻雀、パチンコ、カジノまでオールラウンドにこなす。丁半、
チンチロリンなど大衆博戯も得意だが、競馬は得意としていない。
これまでにギャンブルで負けた総額は1億円以上だが、借金はしていない。
またギャンブル好きが行き過ぎて賭け麻雀に手を出してしまい、1度現行犯逮捕されたこともある。
その際には「自分があの程度の安いレートで警察の御用になるんだったら、東尾さん(東尾修)なんか懲役ものじゃないのか。」と語っていた。後に「あの時落とされて正解だった。」とも語っている。
記者会見の際に言った「
二度とギャンブルはしません、賭けてもいいです。」は氏を代表する名言としても知られる。
一方で大の愛妻家としても知られ、先立たれた前妻とその後に再婚した現妻がいるが、そのどちらも深く愛している。
ただし子供や孫にはあまり興味が無いらしく、漫画の中で自分の子供を殺したり、孫は5人いるが全員の名前を覚えていない。
息子は容姿や思考回路(後述)がよく似ており、たびたびネタにされる。
ギャンブル以外にも映画を見ることも好きで、
ハッピーエンドでは必ず泣いてしまうほど涙腺が緩い。ただし
山崎貴相手に「泣ける映画が面白い映画という訳ではない。」と直に言ったことも。
近年は認知症の診断を受けたこともあり、メディアへの露出は控えめだが、有吉クイズでは数回、有吉との2人ロケを行っている。
倫理観
声や顔付きは良い人っぽそうなうえに、バラエティ番組でしょっちゅう酷い目に遭わされるため憐れみを誘うキャラ。
が、
有吉弘行曰く「こんなクズはなかなか居ない。」、
ビートたけし曰く「旧日本軍みたいに残忍だなぁ。」と言われるぐらい常軌を逸した倫理観の持ち主。
実際、漫画家として手掛けた作品も過激な内容のものばかりである。
以下はその一例。
- 裁判員制度について
- パリ人肉事件の犯人こと佐川一政と対談した時に
- 死生観について
- 「俺が死んだら食べてもいいよ。」
- お葬式の神妙な空気は、笑いをこらえるのが大変。」
- 大竹真に激しく突っ込まれたことに対して
- 競輪に熱中する一方で競馬にのめり込まない理由について
- 「動物に興味がない・動物に癒されたことはない・人と動物は気持ちが通じ合わない・気持ちが通じ合うとすれば、それは人間の思い込み。」
- 友人について
- 「誘われても断れる友達以外は必要ない。友達はすごく窮屈な存在で、俺の自由を奪うことが多い。友達なんていらないですよ。」
- 24時間テレビに出た時の一言目
- 漫画・絵について
- TV番組「中居正広のミになる図書館」の企画、美デッサン大辞典にて、サモトラケのニケのデッサンをさせたところ、片隅に勝手にニケの生首らしきものを描き、スタジオを凍りつかせる。
- 水曜日のダウンタウンの「蛭子能収を超えるクズ、そうそういない説」にて
- 挨拶をされる方が面倒だと思っているので挨拶をしない。
- 息子の友達が自分のプリンを勝手に食べ、その子を漫画内で殺害する(現実とは違い漫画の中なら自由に人が殺せるため)。
- 路線バスの旅で、夜中、店が見つからず撮影も許可してくれた店で出てきたエビフライを「海老がちっちゃい。」と言い店主を激怒させる。しかも、「店主のほうが悪い。」と言う。
- 妻に先立たれた2か月後、誰でも良いやという気持ちで女性マネージャーを口説く。
- 武井壮が坂上忍に感謝の手紙を読んでいる際、1人だけ爆笑。他の人が悲しそうな表情をしているのも演技だと思っている。
- 番組には本人出演のはずだったが、同時間に撮影することになったネプリーグのほうに出演する。
- 朝鮮半島の軍事境界線を見学したツアーでのこと
- ツアー前に「絶対に不謹慎な笑い方はするな。」・「真っ直ぐ歩け。」と注意されたにもかかわらず、わざとジグザグに歩いた上にいつもの癖で笑ってしまったために警備している兵士にぶん殴られた。
松岡修造らがポジティヴな名言を日めくり
カレンダーにして発売し好評を得る一方、蛭子も自著や日めくり
カレンダーを発表し、もはやネガティブとかそんな次元を通り越した含蓄のある言葉の数々は意外と世間の好評を得た。
主な作品
※現在は多くの作品が紙での入手が困難
- 地獄に堕ちた教師ども
- 私はバカになりたい
- 私の彼は意味がない
- なんとなくピンピン
- 私立探偵エビスヨシカズ
作風は「暴力と狂気にまみれたシュールで
グロテスクなナンセンス不条理ギャグ漫画」とされている。
ガロ系の作家からは非常に高い評価を受けており、知的なイメージを持たれていたこともあった。
ちなみに「
なんとなくビンビン」はサイン本をもらった人のうち4人が交通事故に遭い、その中で2人が死亡しているといういわくつき。
主な出演番組
ドラマ
その他
- 本人役(地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子)
- ナレーション(ばなにゃ)
追記・修正お願いします。
- 勝っちゃんの持ち込みの水曜日のダウンタウンひどかったなあ……。 -- 名無しさん (2017-08-08 20:32:30)
- ↑ Q.ギャラが安いと仕事の手を抜く? A.あ、そういう事はないですね 安くても高くても大体手を抜いてます のやりとりで笑った -- 名無しさん (2017-08-08 20:39:40)
- 印象を聞くと芸能人も一般人も大体「人間のクズ」という答えが返ってくる人 -- 名無しさん (2017-08-08 20:48:06)
- 悪人とか屑ってより、純粋に狂人ってイメージがある -- 名無しさん (2017-08-08 21:00:20)
- 全然違う人と頭では理解してるんだけど、顔を見ると毒蝮三太夫氏が頭をよぎる -- 名無しさん (2017-08-08 21:19:41)
- この価値観は実にガロ系の人っぽい感じだよな。ぶっちゃけ蛭子よりも自殺した同じガロ系のねこぢるや山田花子のほうが凄まじい価値観持ってると思う。 -- 名無しさん (2017-08-08 21:46:51)
- クズとか悪人じゃなくて純粋に狂ってる -- 名無しさん (2017-08-09 01:02:09)
- 狂人とかサイコとか言われ放題で草 -- 名無しさん (2017-08-09 02:32:56)
- 「競輪に熱中する一方で競馬にのめり込まない理由→動物に興味がないから」いや、そのりくつはおかしい -- 名無しさん (2017-08-09 07:36:03)
- いや、公営全部やってみると分かるけど競馬が一番わかんないのよ。人や機械ほどはっきり調子が分からんし。そういう意味じゃバクチ経験は豊富なんだよ、懐に余裕があるから賭け方が儲けようとしてないだけで -- 名無しさん (2017-08-09 07:45:13)
- 悪人ではないけど クズいサイコパス -- 名無しさん (2017-08-09 07:47:55)
- 番組の企画で孫と一緒にいても楽しくなさそうだった -- 名無しさん (2017-08-09 07:58:42)
- この人狂人からは妙に評判いいのよね -- 名無しさん (2017-08-09 09:38:01)
- 絵が上手くないというより「下手に見える絵柄」って感じ。意外と構図とかは的確な印象がある -- 名無しさん (2017-08-09 12:09:36)
- ギャンブル好きだけど、借金せずに手持ちの範囲内でやってるので1億損しても全く痛くないんだよね -- 名無しさん (2017-08-09 20:06:19)
- サラリーマンを掛け持ちしながら漫画を描いていた頃は、嫌いな上司への憎しみを原動力にして、人を殺しまくったりするような漫画を描いていたらしいねww -- 名無しさん (2017-08-10 00:02:01)
- 葬式で笑ってたという件はビートたけしは母の葬式でコイツに笑われた事にブチキレたんだよね確か -- 名無しさん (2017-08-10 03:47:10)
- 確か不用意に一般の人が近づくと不幸になるとも言われてるんだよね。ある意味では伝記とかに載るような大昔の偉人っぽくもある -- 名無しさん (2017-08-10 05:23:12)
- 親の葬式でパチンコ行ったってのは葬式が終わった後じゃなくて葬式中じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2017-08-11 11:40:05)
- 葬式みたいな真面目な場所で笑っちゃうのは、別に人が死んだのが楽しいからじゃなくて、失笑恐怖症だから -- 名無しさん (2017-08-11 18:32:08)
- 名前を見るだけで不快になれる奴 -- 名無しさん (2017-12-29 10:32:41)
- 三又又三とどっちがクズだろうか? -- 名無しさん (2017-12-29 13:33:33)
- 蛭子は言動にオブラートがないだけで共感できて笑えるクズだけど三又は笑えん -- 名無しさん (2018-07-15 21:29:28)
- 誘われても気軽に断れる友人以外はいらないって割と分かる -- 名無しさん (2018-07-15 21:32:07)
- ↑分かる分かる -- 名無しさん (2018-07-23 10:01:05)
- 違反書き込みを削除 -- 名無しさん (2018-10-12 17:46:56)
- 大物芸人達は此のクソ親父を簡単に使うけど萩本欽一なら使わないだろう! -- 名無しさん (2019-03-29 15:07:14)
- 似たタイプでも未だ見栄晴の方がマシでは・・・萩本欽一と言うアキレス腱が存在してる以上、下手に周囲に反抗出来ないし! -- 名無しさん (2019-03-29 15:09:49)
- 軽度の認知症に…。 -- 名無しさん (2020-07-13 11:58:51)
- クズというより皆が心の奥底で思ってることを素直に発露してるだけな気も -- 名無しさん (2021-12-13 03:25:03)
- ガロ作家だった時点でまともな訳ないんだよなぁ… -- 名無しさん (2022-06-01 23:13:07)
- 認知症になったことでギャンブルもしなくなって散歩が好きになったみたいな話聞いて色々衝撃… -- 名無しさん (2023-02-24 21:00:51)
- プレバトの盛りつけ部門で「才能アリ」判定を叩き出したかと思えば、次の出演では前代未聞の「奇人」判定を叩き出すという快挙(?) -- 名無しさん (2024-01-14 15:39:03)
- 人間だと考えるからクズとかそういう評価にせざるを得ないだけで、そういう動物だと見ると極めてナチュラルな存在 -- 名無しさん (2024-05-31 17:44:11)
- 三匹のおっさんの、学校で飼育されてる鴨が虐待される事件の話で、用務員役として出てたなぁ。普段のご本人の言動からして「この用務員さんが犯人じゃね?」と思わせておいての、実は普通の優しい用務員のおじさんでしたという。そういうのもいいよね。 -- 名無しさん (2026-04-07 14:28:40)
最終更新:2026年04月07日 14:58