ヤミ・スケヒロ(ブラッククローバー)

登録日:2018/01/26 Fri 22:23:31
更新日:2025/04/11 Fri 07:49:11
所要時間:約 20 分で読めます





今ここで、限界を超えろ



ヤミ・スケヒロとは『ブラッククローバー』の登場人物の一人である。




プロフィール


出身地 日ノ国
誕生日 9月17日
星座 乙女座
年齢 28歳
身長 183cm
血液型 O型
好きなもの タバコ、威圧面白いヤツ
等級 大魔法騎士
所属団 「黒の暴牛」団長
魔法属性
CV 諏訪部順一(青年期・少年期)


クローバー王国を守る九つの魔法騎士団のうちの1つ「黒の暴牛」の団長。
ぶっきらぼうで基本的に何を考えているのかわからない、ボサボサ頭で無精髭を生やした筋骨隆々の大柄な男性。
破壊神の異名を持ち、魔術師でありながら素手で壁を破壊するほどの怪力も持ち合わせ、得物としてを用いる異端の魔法騎士


◆人物

魔法騎士団入団試験にてアスタを自らの団に入団させた、荒くれ者ぞろい「黒の暴牛」の団長。
ヘビースモーカーのようで、戦闘中でも煙草をよく吸っており、常に眠そうな目をしていながらもその実力はトップクラス。
思いつきで行動しているようで、命の危機が迫ったような状況でも「5秒後のオレ任せた」とモノローグで言うあたり、行き当たりばったりで生きているような人間。実際団員たちがドン引きしたり無茶だと思うことすら実行することもある

ギャグをこなすときはノリが同じ雑誌に載っていた先輩漫画のSF人情なんちゃって時代劇コメディー*1のような感じになっており、
王道ファンタジー漫画でありながら敵に向かって「テメー 人の魔法パクるんじゃねェ‼著作権の侵害で訴えるぞー‼」と言い放つわ、「バカタレ 大地がオレを愛しすぎてケツをはなさねーんだよ」とジョークと飛ばすなどやりたい放題。
おそらく、後述の出身地の違いも含めたキャラ付けになっているようで、他にここまでぶっ飛んだ発言をする人物は他国出身のキャラも含めて未だ存在していない模様。

性格は粗雑でかつ大酒飲みとこれだけ書けばテンプレのようなダメ団長だが団員からの人望はあり、荒くれ者ぞろいの「黒の暴牛」のメンバーから軒並み慕われているため根は悪い人間ではない。
実際、気に入ったら脱獄犯だろうが自分の命を狙ってきた魔術師だろうがポンポンと暴牛のローブを配って団に引き入れており、ヤミと出会っていなければろくでもない人生を辿っていたかもしれない人間は「黒の暴牛」に多く、彼らもそれをわかっているため慕われているのもある種当然のことと言える。

ただ、初期の頃では団員たちが好き勝手やったせいで武功よりも被害額が上回り、評価がマイナス(黒星)だらけだった時は流石にキレていた。
マイナスを返済した記念や大きく武功をあげた際には焼肉パーティーなどで労っているのだが。

ちなみに、手持ちの刀は特注で高額なのと、かなりの便秘もち。トイレ中に通信魔導具をかけられた際はとんでもない顔で通信を断っていた。
その様子から交渉相手のハート王国王女に「ウンチは大事です」と気遣われた。


◆出自と過去

ヤミ自身は異国人でありクローバー王国出身ではない。

家が漁師であり自身も少年の頃から漁に出ていたが難破してしまい、クローバー王国に漂流してきた。
その際、異国人ということで迫害を受けていたが全員腕力でねじ伏せて一団のボスとして君臨したとのこと。
かなり過酷な過去なのだが、初めて本編でヤミがこの過去を「アンサー寓話」として話した際はたった1ページであっさり済ませてしまった
その後、経緯は不明だが15歳になって魔導書を手にし、現魔法帝であるユリウス・ノヴァクロノの勧誘を受けて魔法騎士団に入団した。当初はユリウスが団長を務める「灰色の幻鹿」*2に所属していた。
ヤミ自身は軽く過去を語るが、闇魔法という異色な魔法もあって余計に忌み嫌われていたところをユリウスに拾われたことでかなり救われている。ヤミ自身は同期のヴァンジャンスともどもユリウスに恩義を感じており、その信頼関係は深い。ユリウスのことは「ユリウスの旦那」と呼び、危機の際は真っ先に駆け付けるほど。


◆活躍

初登場は原作漫画の第2話。魔法騎士団入団試験のため、黒の暴牛の団員であるフィンラルとゴードンを連れて王都の試験会場に姿を見せた。たまたまぶつかった上に受験生と間違えるアスタの頭を握りつぶす一歩手前までいった
実戦試験の際にアスタの高速移動の正体を「ただ身体能力が高いだけ」と瞬時に見抜き、一撃で相手を倒したアスタに興味を持った様子を見せる。

合否発表の場ではアスタに魔力がないことを見抜き、「魔力がないオマエなんざ誰もほしがらねー。これが現実だ」と、自身の持つ膨大な魔力で威圧。そして、


オマエさっき…魔法帝目指してるとか言ったな…?

つまり九騎士団長(俺たち)を越えるってことだよな?

今オレの目の前でもまだ――魔力のない分際で魔法帝になるとほざけるか…?


と威圧しながら聞き、「いつか魔法帝になってみせます」と答えたアスタを面白い奴だと笑って「黒の暴牛」への入団(拒否権無し)を決めた。
悪人面でしごいてやるからなといいながらも、直後にはアスタに笑顔を向けて、「いつか魔法帝になってみせろ」と激励の言葉を向けている。今までアスタにとって、ユノというライバルはいたが、「大人たち」からはずっと、お前には無理だと魔法帝になるという夢を笑われ続けており、ヤミは作中で(おそらくアスタの人生にとっても)始めてアスタの目標を認めてくれた大人ということになる。

以降は与えられた任務の通達の際に少し出てくる程度で目立った出番はなかったが第45話にて、
アスタが「白夜の魔眼」頭首リヒトの攻撃を喰らいそうになったところをフィンラルの空間移動の穴から突きだした刀で防ぎながら登場*3
翌46話から始めてその能力をフルに駆使し、「白夜の魔眼」頭首リヒトと激しい魔法戦を繰り広げる。
リヒト相手に互角以上の戦いをし、団員であるゴーシュや他の騎士団長三人の救援もあって乱戦を切り抜け、幹部たち三魔眼(サードアイ)とリヒトを撤退させた。
この時、頭首であるリヒトがひたすらひどい目にあっていたので読者たちから「不運」と同情されていた

その後は「白夜の魔眼」より先に魔石を手に入れるべく海底神殿へ向かうなど、自身が尊敬するユリウス直直の命令ということもあって、普段の不真面目さからは想像もできないほど真面目に海底神殿のことを調査・勤務する一面が描かれることに。
海底神殿到着後は大司祭から「黒の暴牛」に、魔石をかけたゲームを挑まれるがヤミは「強すぎてゲームが面白くなくなる」という理由で参戦できず。そのまま「白夜の魔眼」、絶望のヴェットが海底神殿に襲来。
団員達の奮闘を見て一念発起し新たな魔法を覚醒し空間魔法から脱出するわ、新たに覚えた魔法「次元斬り」にてヴェットの自爆を阻止してトドメを刺すなど、海底神殿編以降ではヤミも本格的に本筋に関わるようになり、以後かなりの活躍を見せていく。
後日、ヴェットの遺体に黙祷するヤミとアスタのやり取りは後の伏線にもなっており必見。


外伝のストーリーは「魔女の森」編とメレオレオナ・ヴァーミリオンが騎士団長代理に就任し、ヤミやシャーロットすらも巻き込んで温泉合宿に行くまでの間となっている。



エルフ転生編が始まった際には、魔法帝ユリウスの危機に真っ先に駆け付けるものの、ユリウスは国民全員を庇った結果致命傷を負ってしまうことに。
恩人の死の間際、動揺しながらも敬礼をし、「国を守る」という願いを実行するべく覚悟を決めて最前線に飛び込んでいく。
乱戦やエルフ転生編での最終決戦の際はまさに「もう一人の主人公」と言えるレベルで活躍し、事態の鎮静化に貢献した。




魔法と剣技

使用する魔法属性は
この魔法自体が引力に似た性質を持っており、非常にトリッキーな挙動をこなすことができるほか、その性質上光魔法に対して非常に相性が良く天敵と評された他、数少ない冥府の悪魔にも通じる「冥域」の力を持っている非常に稀有な属性。
一方で、スピード自体がほぼ無いに等しいもののため、その欠点を補うために日本刀による斬撃と「氣とを読む力」を組み合わせた魔法剣士と呼ばれる戦法を取る。
「鍛え抜かれた肉体前提の戦闘方法」という点では団員のアスタと共通しているが、ヤミの場合は身体強化魔法も併用しているほか、数多くの戦闘経験を経て氣を読む力に長けているため、純粋に格上と言える。ただし、ヤミ自身はアスタの成長を気にかけており、事実その戦闘スタイルからアスタの師匠役にもなっている。

また、先輩魔法騎士であるメレオレオナ・ヴァーミリオンやアスタのライバルであるユノに引き続き、自分の周囲の魔を自分のものとして自由自在に操る「マナゾーン」の領域に達した数少ない人物。

  • 闇魔法

闇纏・無明斬り(やみまとい むみょうぎ)
闇を纏わせた飛ぶ斬撃を繰り出す、ヤミの基本技。
手加減する際は「闇纏・無明峰打ち」(やみまとい・むみょうみねうち)になるが、本人の技量も相まって凄まじい速度の峰打ちになる。
また、「闇纏・無明乱れ斬り」(やみまとい・むみょうみだれぎり)という派生技も存在する。

闇繭(やみまゆ)
自分や他者の周りに闇の結界を創り出して防御する魔法。

闇纏・黒刃(やみまとい くろば)
闇で黒い刃を作り出し、火力補強だけでなくリーチも伸ばせる魔法。刀が破損した際にも折れた長さを補助できるため、経戦能力の補助に役立つ。

黒穴(くろあな)
闇の穴を出現させ、敵の動きを重力で止めたり、相手の魔法を吸収して防ぐ魔法。
5m以内と効果範囲が狭いため、物理的に防げない場合や即座にカウンターが取れる場合に使用する。

○闇のけばく
縄状の闇で相手を縛る拘束魔法。アニメにて名称が判明した魔法で、原作では使用前に敵に妨害されたが、アニメ版ではきっちり使用された。

闇纏・次元斬り(やみまとい・じげんぎ)
海底神殿編にて、団員たちの窮地を前にして限界を超え、新たに習得した魔法。以後はヤミの切り札の1つとなっている。
先述の「闇纏・無明斬り」の進化版で、相手を空間もろともに真っ二つにする。その火力は絶大。

闇纏・次元斬り 彼岸(やみまとい じげんぎ ひがん)
「闇纏・次元斬り」の更なる強化版。
影の王宮における決戦にて土壇場で至った「マナゾーン」によって繰り出した。
シャーロットの意識を乗っ取ったエルフのアナザートゲツン女王シャルラのサポートによって、目視できない程の遥か遠くから敵に斬撃を届かせた。威力はさらに上がっており、食らった相手は凄まじい痛みに襲われていた。

黒月(くろつき)
「マナゾーン」による「黒穴」の強化版。
ブラックホールのように真っ黒な満月を作り出し、一定の領域内において敵の魔法や魔力を吸収・無効化する。
作中では悪魔の力で強化されたダンテの重力魔法をかき消していた。

闇纏・居合斬り(やみまとい・いあいぎ)
「黒月」の効果範囲を凝縮することで、近距離の敵を自身に引き寄せ、居合の一閃を放つ魔法。
領域に入ると相手はヤミに強制的に引き寄せられてしまうため、絶対によけることができない。

死突(しとつ)
刀身に凝縮した闇をマナゾーンで操作し、更に超凝縮した上で突きを放つ。
その威力は途轍もないもので、作中ではヤミが「突きのつもりが大砲みたいになっちゃった」と評するほど。


+ 外伝では
14歳のヤミが、実力は青年期に及ばないものの

  • 黒刃・影打
  • 黒刃・乱れ斬り
  • 宵闇
  • 闇纏 無明斬りもどき

といった魔法を披露している。「黒刃」は「闇纏・黒刃」などの元となったもの、「宵闇」は「闇繭」より弱いバリアとなっている。
また、14歳でも魔導書さえあれば「闇纏・無明斬り」を放つことができた。




  • 剣技

元から心得があったのか独学で身に付けたのかは不明だが、故郷である「日ノ国」の剣術を使用している。外伝単行本書下ろしを見るとおそらく我流で磨き上げているようだ。
腕前は達人の域に達しており、抜刀術から身のこなしまで一流。上記の魔法を自身の剣技で上乗せしている。


  • 氣を読む力
氣は「物質や人に宿って発せられる、魔力とは異なる万物の呼吸」を差し、作中外の言葉で例えるとオーラや生気のようなものを関知する。相手の動きを読むだけでなく、岩や建造物の崩壊など不意の事故にも対処できる技術。
アスタに教えた張本人であるためか、攻撃速度が尋常ではないものにもなんなく対処できるほどに精度が高い。



◆人間関係


「黒の暴牛」のメンバー達

ヤミが団長を務める魔法騎士団。国民からは荒くれ者集団として認識されており、実際に任務の際に器物破損などが多く戦績も9つの団の中で最低である。
が、そのメンバーたちからは基本的に慕われている。
と言うのもメンバーは各々の事情から一般的なところから”外れ”てしまったのだが、面白そうだからスカウトしたり
彼なりに手を差し伸べたり差し伸べなかったりしている。
なおヤミは先述の通り、試験以外でも自分が気に入った人間を自由に団に勧誘している。

魔法騎士団入団試験でヤミが採用した団員。
魔法帝になる、という荒唐無稽とも言える目標を笑うことなく、激励ともとれる言葉をかけている。
親バカならぬ団長バカであり、なんだかんだで「うちの元気坊主」と可愛がっており、戦闘技術的な意味では「氣」の読み方の伝授なども行っている。

  • ノエル・シルヴァ
魔力コントロールに難があるが、どのような経緯か「黒の暴牛」で預かることになった。
入団試験を受けずに入っていて裏口入団である。
その高い魔力から潜在能力の高さを見込んでおり、海底神殿で実際にその力が開花したときには「ここまで攻撃タイプの魔導士だったとは」と驚愕している。

  • マグナ・スウィング
  • ラック・ボルティア
  • ゴーシュ・アドレイ
  • フィンラル・ルーラケイス
  • バネッサ・エノテーカ
  • チャーミー・パピットソン
  • グレイ
  • ゾラ・イデアーレ
  • ゴードン・アグレッパ
  • ヘンリー・レゴラント

「黒の暴牛」の団員たち。フィンラルはヤミからもっぱら移動用のアッシーとして扱われているが、貴族の家系から居場所がなかった彼の人生を大きく変えており、他の団員たちと同じく深く感謝している。
今では酒飲み魔女のバネッサだが、ヤミによって故郷から自由になった経緯はまさに運命の王子様と言えるような出会い方となっており、密かにヤミに想いを寄せている。
また、魔力を吸う呪いで動けないヘンリーの屋敷をまるまる黒の暴牛アジトにしたのもヤミの提案から。
食いしん坊のチャーミーは不明だが全員がヤミによって人生を救われている・変えるきっかけをもらっており、その団結力は深い。特に、マグナは後に凄まじい戦果をあげることに。

  • ナハト・ファウスト
黒の暴牛副団長にして昔からのワル仲間である悪魔憑き。
お互い息ピッタリだと言われると「やめろキモチワリー」と軽く受け流すが、魔法の相性や戦闘スタイルも噛み合っている。
ヤミが団を立ち上げた一因にはナハトを再起させることもあり、内心ナハトもヤミたちのことを誇りに思っている。

  • ネロ(セクレ・スワロテイル)
アスタに付いて回るふてぶてしいアンチ鳥の少女にして、初代魔法帝のルミエルに仕えていた少女。
ルミエルの封印解除に伴い人の姿を取り戻したが、禁呪の影響で角が生えている。
悪魔討伐後にスケープゴートにされそうになるが、ヤミのお墨付きもあって黒の暴牛団員に。以後、スペード王国編でも関わることになる。
なお、今もネロ呼びを呼び掛けるが、さらっとユリウスにはルミエルの遺した文献で本名を知られた模様である。

″魔法帝″ユリウス・ノヴァクロノ

ヤミの恩人にして上司。ユリウスが団長だった頃からの付き合いで、小説版だとユリウスはヤミを息子のように想っていると言うことが解っている。
ヤミを魔法凄いねで魔法騎士団に勧誘した人物であり、ヤミもヤミでユリウスを慕っている。

ウィリアム・ヴァンジャンス

「灰色の幻鹿」時代の同期の一人。戦場で知り合った仲であり、それなりに付き合いも長いようで団長になったのも同時期であったとのこと。
異邦人である自分の境遇と照らしあわせてどこか親近感を感じているらしい。
ヴァンジャンスがリヒトではないかと疑いを持ったときには仮面を取ってくれと頼んでいるが、結果が他人の空似であったため素直に謝罪の意を口にしている。
ヴァンジャンス自身も自分の境遇を話せる相手らしく、ヤミに対しては友情のようなものを感じているようである。
小説版ではヤミと親バカならぬ団長バカ合戦を繰り広げており、団長同士の酒の席では互いに「うちのアスタのほうがすごい」「うちのユノだって負けてはいない」と言い争う意外な一面も見せている。

エルフの転生の一件以降はウィリアムのほうも対応に困っていたようだが、後に得物を無くしたヤミに対し自らの世界樹魔法で生成した剣を謝罪と本音と一緒に託したことで完全に和解している。

フエゴレオン・ヴァーミリオン

団長達の中では特に親しい方であり、彼が倒れたときは非常に激昂していた。
昏睡状態になっているフエゴレオンの見舞いに定期的にいっている。

ジャック・ザリパー

団長の中では一番精神性が近くよく口喧嘩や派手な喧嘩をするが、お互いの実力は認めあっている。
アニオリで団長の給料が半分になった時は二人でヤケ酒をした。

シャーロット・ローズレイ

惚れられているのだが、ヤミの方は全く気付いていない。
それどころか女性らしいところを見せるシャーロットを見ては、「トゲツン女王」と呼んで呪い殺されるのでは無いかと畏怖していた。
その惚れられている一件はヤミが無自覚ながらシャーロットを呪いから救出したことで、シャーロットの命の恩人。ただ、シャーロット自身が不器用すぎてツンデレにしかなっていない……
あまりに惚れ込んでいるので、想いがバレてしまったと思い込んで人助けをしながら水の上を全力疾走したり、外伝では少年のヤミに「連れ帰って自分好みにしたい」と暴走しかけるなど、かなり奇行が目立つようになる。その空回りっぷりは体を乗っ取ってきたエルフ(シャルラ)に気遣われるレベル。実際体を返す際にはナイスアシストしていた。
後に想いを自覚し、なんとか告白しようと努力しだすのだが……

メレオレオナ・ヴァーミリオン

アネゴレオンと呼んでいる(フエゴレオンの姉のため)。数少ない逆らえない+畏怖している相手。


他の団長達

仲は悪くはなく全員とそれなりの関係を築いている。
ヤミの回想からは生まれや育ちに関係なく、自らを見てくれている魔法騎士団長のことを「大事な思い出」としていることが分かっている。
流石に変な前髪のことをいじり回っていたらノゼル団長にキレられたが


◆余談


その活躍っぷりから読者から与えられた例えは「前作主人公」。実際外伝での活躍が盛られるなど、その人気っぷりは尋常ではない。
外伝ヒロインも読者やゲーム版プレイヤーからは小説版のオリジナルキャラのように逆輸入を待ち望まれるほど。

スペード王国編で一時的に連れ去らわれてしまうのだが、助けられた後に実際に戦うと非常に頼りになることも踏まえたうえ世界一むさ苦しいピーチ姫というとんでもないあだ名がついてしまった。
出番がないから単行本でブーメランパンツを着るおまけコマまで用意されるというシャーロット得誰得な場面までネタにされる始末。
囚われ系ヒロインって意味では二度も人質になるヴァンジャンス団長のほうがあっているという意見まであるのがなんとも……この漫画どうなってんだよ


ダンナ…
この記事は……オレ達が追記・修正してやるよ…!!


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最終更新:2025年04月11日 07:49

*1 因みにそのアニメの主人公の声優も本作に出演している。

*2 ユリウスが魔法帝になった後、この団はリル・ボワモルティエ率いる水色の幻鹿となっている

*3 ちなみに団長であるヤミが来た理由は、この時アジトで酒盛りが行われておりフィンラル以外が酔いつぶれていたため