アイラ(DQ)

登録日:2018/06/11 (月) 23:42:43
更新日:2024/12/13 Fri 13:43:04
所要時間:約 5 分で読めます






今にして思うと昔話で聞いていた伝説の勇者って、アルスのことだったのよね。

わたしホントにすごい体験をしてきたのね……。





概要

『アイラ』とは『ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち』の登場人物。
名前の由来は先祖であり、伝説として語られる2代目の踊り子である『ライラ』。
FEのアイラについてはこちらから

CV:今井麻美(ライバルズ)

主人公 一行が以前過去の世界で出会ったユバールの民の末裔であり、10代目の踊り手。両親は既に他界している。
ユバールの踊り手は大地の精霊の力を濃く受け継ぐ者、つまり紋章の痣がないと駄目なのでアイラも紋章を受け継いでいるはず。
また主人公の悪友であったキーファとライラの間に生まれた子供の子孫であり、外見もキーファにそっくり。
二人の末裔という事はPS版では数々の描写(先祖に王子の守り手がいる、バーンズ王の反応等)がそうだといってはいるものの明言はされず、3DS版で明言される形になった。


踊り子の才能はバッチリ受け継いでいるが、同時に剣術の腕前もある。
先祖のキーファの血が濃いためか、女性らしく美しい外見とは裏腹に男勝りな部分があり、伝統や掟に縛られるのを嫌い、踊り手になるのを拒んでいる。
さらに儀式の途中で抜け出したり、踊り手になるのが嫌でトゥーラの弾き手を探すという名目で強引に主人公一行に加わったりなど行動にキーファの面影がある。
が、こういったキーファ的行動を見せたのは加入時くらいなもので、基本はお姉さん的言動や常識人な言動しかしない。
上記の踊り手になるのを拒んでいるのはホントだが、同時にユバールの民の誰よりも神様を復活させるという一族の使命に誇りと責任感を持っている。根は凄く真面目な女性なのだ。
露出の多い踊り子という点ではマーニャと共通点が多いが、性格は全く違う。
しかし本作は初めて話すシステムが導入され、パーティキャラは個性豊かな面々が揃った関係で、常識人のアイラはちょっと影が薄い。
また、唇がタラコ唇に見えることもあってか人気はイマイチの感がある。

本編の加入時期はパーティ内最後であり、中盤から終盤にかけての時期にマリベルが父親の看病のために一時離脱する。
同時期にユバールの休息地にユバールの民が帰って来ていたので、そこに行くとトゥーラの弾き手――すなわちジャンの子孫を探すという名目で仲間になる。

以後は過去や現代を行き来しながら弾き手探しをしている。
実際に弾き手を見つけ、神様を復活させる儀式である踊りはムービー付きなのだが、これが怖いと今でも語り継がれている。もちろん3DS版では綺麗になっている。


グランエスタード城に行くと来たことがないのに懐かしさを感じ始め、
先祖に当たるバーンズ王とリーサ姫はアイラにキーファの気配を感じ、アイラをリーサの教育係に任命する。

3DS版ではキーファの母の形見である『太陽石の指輪』(序盤も序盤に出て来たアレ)は、
本来キーファの結婚指輪にする予定だったとバーンズ王は語り、ライラと結婚するため奔走するキーファに渡してくれと言われる。
役目を果たして王と話しているとキーファに渡したはずの指輪がアイラの指に出現する。そうキーファの家系に受け継がれてきたものに過去改変されたのだ。
これによってバーンズ王はアイラがキーファの子孫であることを悟り、ここはお前の故郷だからいつでも帰ってこいと告げられたのだった。
ちなみにリーサ姫はアイラを兄の娘と認識し、それをアイラはかなり遠い関係と訂正している。



戦闘

女性ながらもキーファ譲りでHPと力はまずまず高く、素早さもそこそこある。
その力は重たい防具も装備できるほど。実は歴代ドラクエのナンバリング作品の女性ネームドキャラでも重装備ができるのは彼女だけである。

最終的には、物理攻撃が不得手で耐久力(HP&防御力)に難があるマリベル、素早さはメンバー1だがそれ以外のステータスは全般的に低く装備品に恵まれないガボ、ガボとは真逆にステータスは全般的に高いが極端に鈍足という弱点があるメルビンとは違い、アイラはこれといった弱点はなくバランスは取れている。ただその能力の性質上劣化主人公になりがち。


加入時は戦士の熟練度が3で、踊り子をマスターした状態である。流石踊り手。
そのままレベル5まで上げれば本作屈指のぶっ壊れ特技『つるぎのまい』を覚え……ない。
最近全力で踊る機会がなかったからか踊り子のカンを忘れているので、一度踊り子に戻した後30回戦闘をしてカンを取り戻す必要がある。

先祖が種泥棒呼ばわりされる際に、「キーファに使った種は子孫であるアイラに反映するよう処理されている」という旨の反論がしばしば散見されていた。
……が、キーファの項にもあるように、これは完全なデマである。PS版・3DS版ともにそのような処理はされていない。

大地の精霊に縁深いためか主人公・メルビン共々伝説の精霊武具を装備できる。
アイラが装備できるのは『オチェアーノの剣』『トルナードの盾』『フエーゴの兜』の3つ。……そう何故か大地の精霊由来の『ガイアーラの鎧』が装備できない。
アイラには『王家の鎧』があるのでそれで我慢しろということなのか……。


台詞

  • この湖の祭壇でわたしのご先祖さまが踊ったのね。わたしもその人に会いたかったわ。
    それに伝説の守り手となって一族を守りぬいたキーファ王子。その人ともね。
  • 好みの男性にならいくらでも追いかけてほしいって思うけど、ここの主人にはお断りよ。
  • 気持ちがのってる時はたしかにそんな風にも感じるけど、最近じゃなかなかね……。でも 伝説の弾き手の音色でなら、わたしも本気で踊れると思うわ。
  • バーンズ王……とても優しそうな人ね。はじめて会うのになんだか自分のお父さんみたいに感じたわ……。
  • リーサ姫にひとつだけお教えしたくて……わたしたちユバールの民の言い伝えです。
    別れた者のその後の幸福を願うなら決してその別れを嘆いてはいけない……と。元気をおだしください。それがなによりお兄さまのためになるはずです。
  • ギャルになりたい男の人がいるなんて世の中って広いわね。アルスも今までギャルになってみたいって思ったことがある?
  • 町の人、見てないみたいだからいいけど……この状況って傍から見ると老人いじめよね……。
  • まんまとやられたわ! いいこと! マリベルが起きるまでマリベルの分まで頑張るのよ!
  • 混乱かあ。やられるのはごめんだけど、決まると最高だわね!
  • 混乱してるときってどんな感じなんだろう。自分じゃ覚えてないよね。
  • 元気だったメルビンが一瞬で息の根を止められたわ。ザキ……まさに死の呪文ね。
  • きゃ~! やったわよ! しかもこのわたしがね。夢じゃないかしら! きゃ~!
  • くやしい! どうして逃げるのよっ。はぐれメタルのバカ!
  • メタルキングを倒したのがよっぽど嬉しいのね。あんなマリベルを見るのは初めて。
  • うう、アルス。話しかけてるヒマがあったら解毒してぇ……。


小説版

主人公_(アルス)の恋人役に大抜擢。
イチャイチャするようなタイプの恋人でなく、信頼できる仲間という立ち位置は本編と同じ。
それでもベタボレ&ラブラブなのは隠し切れず、
アルスと自分が子作りする未来を勝手に妄想して慌てたり、
アルスにキスしたら蘇ったりするほど(一応、キス以外の蘇生要因があったが)。

そして二人でグランエスタードに攻め寄せた魔物たちを迎撃する場面はとてもアツい。

決戦時の職業はスーパースターなので他のメンバーがアルテマソードやギガスラッシュを使う中、剣の舞で戦うなど明らかに火力不足。
だが、調星者(スーパースター)の特殊能力として他の仲間に職歴を分け与えることが出来るという小説独自の設定によって、
マリベルを天地雷鳴士に、メルビンをゴッドハンドに転職させているため、ある意味では重要な役目となっている。

外部出演

特になし(18年6月現在)。いやマジで。
MBに出演したといえば出演しているが、果たしてあれを出演の内に入るかは怪しいもの。
ガボもアイラと同じくらい不遇だったが、向こうは最近ヒーローズに出演したので……。
多分ライバルズには出れるんじゃないかと思われるが……。

そして19年8月からライバルズに参戦した。

リッカの『止めの一撃』である『宿王誕生』の最後の方にキーファと一緒に魔法の絨毯に乗っている。




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最終更新:2024年12月13日 13:43