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主人公(DQⅦ)

登録日:2011/08/15 Mon 03:05:38
更新日:2026/04/02 Thu 10:31:45
所要時間:約 5 分で読めます






ドラゴンクエストⅦ エデンの戦士たち』の主人公。
デフォルトネームは『Ⅲ』主人公と同じ「アルス」だが、これは漫画版や小説版でも用いられている。

CV:大鈴功起(Reimagined)


■概要

エスタード島南部に存在する小さな漁村フィッシュベルの漁師、ボルカノの息子。年齢は16歳。
黒い髪に黒い瞳(小説版では紫がかかっている)、緑色の頭巾に緑色の服と、なんとなく平和的なカラーリングの少年。
年齢の割に小柄で、たくましい体格、顔立ちの父には似ていない。誰だパッとしないとか言ったの。
ちなみに容姿については、作中でとある幼女に「(勇者という割には)お兄ちゃんってあんまり……」と言葉を濁されたため、少なくともイケメンではないらしい。

公式イラストでは肩や腕に緑色の小さなトカゲを乗せていたが、これはデザインを考えた鳥山明が優しさの象徴として描いたものらしい。

本編にはオープニングムービーにちょろっと出るくらい。
小説版では名前があったり漫画版では出番もあったりした。

今は漁に出る父にサンドイッチを届けるだけの半人前だが、いつかは父のような立派な漁師になることを期待されている。

グランエスタードの王子であるキーファとは兄弟のような親友同士。
幼なじみマリベルに振り回されながらも、共にエスタード島の謎を説き明かそうと周りの者たちには内緒で遺跡を探検して回る毎日。

ある日遺跡の中で砕かれた不思議な石版と台座を見付け、そこから世界に島がエスタード島しかない理由、失われた世界の存在を知ることとなる。


好奇心旺盛だが基本的におっとりした性格らしく、お人好しで心やさしい少年。
勝ち気な幼なじみのマリベルにはいろいろと振り回されがちだが、実際のところマリベルには好意を持たれているような。

なんだかんだで冒険のリーダーとして頼りにされるような勇敢さも持ち合わせている。

石版を集める旅の中でたくさんの人々や仲間たちと出会い、人間の醜さや逞しさなどに触れながら成長していく。
物語後半では見違えるほど立派になり、パーティーの女性陣以外にも、マーディラスのグレーテ姫や(恐らく)砂漠の城の女王ネフティスにも惚れられたりした。

父・ボルカノが漁に出て不在の間に、十月十日経たず6ヶ月で母・マーレから生まれたが健康そのものであったと言う。
そのことを教会の神父も不思議がっていた。

腕に不思議な形のアザがあり、キーファはそれに何か運命的なものを感じている様子。
何故か知識も無いはずの古代の文字を読み解くことが出来たりと、不思議な能力を持っていることが作中の様々な場面からわかる。


■戦闘面

  • 習得呪文(PS・3DS版)
習得Lv 呪文
Lv3 ホイミ
Lv6 スカラ
Lv8 ルーラ
Lv12 ベホイミ
Lv28 リレミト
イベント習得 マジャスティス
ギガジャティス
  • 習得呪文・特技(Reimagined)
習得Lv 呪文・特技
初期習得 ルーラ
イベント習得 マジャスティス
ギガジャティス
ひよっこ漁師
Lv 呪文・特技
☆1 -
☆2 ホイミ
☆3 スカラ
☆4 すいりゅう斬り
☆5 キアリー
船上ダンス
☆6 バイシオン
☆7 コーラルレイン
☆8 ノアのはこぶね
※体験版では☆4で制限がかかる

バースト:海の加護…仲間全員への全ての攻撃を一度だけ無効化する

覚える呪文の傾向は歴代主人公に似たものだが、イベントでマジャスティスやギガジャティスといった特殊な呪文も覚える。
力・HPともにバランスよく伸び、転職システムを活用すればやたらめったら強くなる。
物語後半からはHP・力も急激に伸びパーティーの大黒柱として覚醒していく。
最終的にはHP990、力400と全キャラトップに(種無し)。身の守りもメルビンに次いで高い。
ちなみに力400がどれほどのものかというと、素手の一撃でメタルスライムを即死させられるくらい*1。転職(まじんブドゥ、もしくはギガミュータントどちらかのマスター)込みならメタルスライムより硬い守備力999のはぐれメタルとメタルキングも素手でワンパンである。

反面歴代でも鈍足と言われるほど素早さは低く、レベル99でも200とブービー(ワーストはメルビンの165)。当然攻略中も中途半端な素早さに頭を悩まされるのでどうカバーするか(むしろ切り捨てるか)がポイント。
恐らくはパーティ最速のガボが最初から最後まで離脱しないことを考慮されているのだろう。

DQ6までと違い、DQ7ではゲーム終盤に登場する「伝説の武具一式」は主人公の専用装備ではない。
剣・盾・鎧・兜いずれも、主人公以外にもメルビンまたはアイラが装備できる*2
しかし、一式を全て同時に身に着けられるのは主人公だけである。
また、これとは別にイベントでも出番が用意されている武器「水竜の剣」は主人公の専用装備。
しかもDISC1の段階でイベントで入手できる上に攻撃力は125とこの段階でも破格の数値。
オチェアーノの剣との攻撃力差は20ほど(一撃あたり10ダメージ差*3)だが、これはこれで充分強力な武器ではあるので、主人公に装備させたままでも問題ない。
というかオチェアーノの剣がかなりわかりにくい場所に隠されていたためその存在に気づかなかったプレイヤーも多く、水竜の剣の方が主人公の伝説武器ポジだと思っていた人も。

3DS版では、パーティーキャラが特定の技を使うと、通常とは違った演出がなされる。主人公の場合はアルテマソード*4
やはり最強の技は主人公にということかもしれないが、アルテマソードを扱える職業は勇者ではなくゴッドハンドだったりする。

再リメイクのReimaginedでは呪文・特技習得の仕様が変更され、レベルではなく職業(主人公の場合は「ひよっこ漁師」)による習得となっている。
追加されたすいりゅう斬りはゴーレムや炎の巨人といった序盤のボスの弱点にもなっているほか、バーストの攻撃無効化も要所要所で役に立つ。
初期習得のルーラとイベント習得のマジャスティスとギガジャティスは他の職業へと持ち越し可能。地味にルーラを初期習得しているのはシリーズでも今回が初だったりする。
ステータスの傾向も従来通り素早さ以外が高水準で、HPと力に加え新設された回復魔力と器用さも全キャラ中トップクラス。




以下ネタバレ









実は大海賊マール・デ・ドラゴーンの総領シャークアイとコスタールのアニエスとの間にできた子どもで、生まれるより前に水の精霊により時空を越えて安全なエスタード島に送られ、マーレの胎内に移されたらしい。
明言はされていないがあらゆる伏線が一致する。

水の精霊の力を継承していると言われるシャークアイの息子であるため、彼と対になる水の精霊の紋章型のアザを持ち、精霊の加護を受けたものしか扱えない水竜の剣も装備可能。
海底神殿に潜れたり古代文字を読み解けたりと、旅先で発現するたくさんの不思議な能力もみな水の精霊の力によるものらしい。
水の精霊マジ万能。



■親族

  • ボルカノ
父親。
フィッシュベル一番の腕を持つ漁師で、グランエスタード城までその名が知れている名士。
上述の出自を考えるとあくまで育ての親だが、主人公は彼を父として強く尊敬しており、全てが終わった後もシャークアイではなく彼の後を継ぎ漁師になる事を選んでいる。
過去の「主人公の父親」勢の中ではオルテガパパスに並ぶガチムチだが職業は漁師の為、戦闘力は未知数。
一応、一般人とはいえ魔物が生息する海で漁をしたり、嵐の海にさらわれても生き延びた辺り生命力は高そうである。
妻が作るアンチョビサンドが好き。

  • マーレ
母親。恰幅の良い肝っ玉母ちゃん。キングスライムではない
主人公にとっては血筋上の母親ではないことになるが、彼女の腹から生まれたことは間違いが無いため、実の母親と呼んでいいのかどうかは微妙なところである。
料理が得意で、前述のアンチョビサンド以外にもキーファの好物である小魚の佃煮を作った事も。

ボルカノの弟で、主人公からすると叔父。
ボルカノが立派な人物であるのに対して、ホンダラは不誠実な人間で評判は悪い。
微妙な緑フードという格好はなぜか主人公と似ている。
しかし、ホットストーンや七色の入り江の雫といった、重要アイテムを仕入れてきたり、クリスタルパレスまで遠征に行ったりと行動力は高い。
また、ゲーム序盤の返答次第ではスライムよりも先に主人公に初めてダメージを与える人物。

  • シャークアイ
海賊船マール・デ・ドラゴーンの総領。
前述の通り水の精霊の加護を受けた紋章を所有している。
義賊とも言える信念を持った海賊で、コスタール国と海軍の契約を交わしており、そのため魔王との戦いを繰り返すうちに目を付けられる。
最後は魔王軍を引き付けるために勝ち目のない決戦に赴き敗北。未来永劫氷漬けにされる呪いを受ける。
呪いは強力で、魔王が死したとしても数百年は解けることが無いものだったが、魔王による封印空間内だと呪いの効力が一時的に消えるようで、現代によみがえった魔王が封印を開始した際、入れ替わりで復活を遂げる。
ちなみに主人公が自分の息子だということはあるイベントで気づいており、そのイベントの時だけ呼び捨てしている(それ以外は〇〇どの呼び)。

  • アニエス
シャークアイの妻。
元はどこかの国の王女らしい。主人公が「王者の剣」を装備できるのは彼女の血筋によるものという説がある*5
コスタールで初めて出会う時には廃人間近の気力だったが、海底王の力により遥かな時を生きられる人魚となり、その後長い時間を経てシャークアイと再会する。


■小説版

アルスの名で登場。
非常に温和な性格で暴走しがちなマリベルやガボのストッパーという印象が強いが、同時にほぼ常に物事を冷静に見る事が出来る男。
一行の財布の管理もしていた。(他のメンバーがお金に縁が無いのもあるけど)

3巻ではアイラと恋仲になる。

転職履歴は
船乗り→盗賊海賊魔法使い僧侶→賢者→戦士→魔法戦士→勇者


■漫画版

やはりアルス。
この作品は全員にスポットライトがあてられる構成なので判りづらいが、小説版より喧嘩っ早いかつ一度思考し始めたら止まらない性格。

しかしキーファやオリキャラにスポットが当たり、さらにその展開の批判に対して逆ギレした作者によって中途半端に打ち切りとなったため、終盤は特に影が薄い。


■バトルロードシリーズ

やはりその腕に宿した水の精霊の力をフル活用。
とどめの一撃では謎の神殿に降り立ち、そこから高速で森を駆け抜け海辺まで移動し、海中からオチェアーノの剣を呼び出してアルテマソードを放つもの。
Ⅶ勢はやたらと背景にこだわっており、神殿から草原へと駆け抜ける光景は綺麗の一言。




追記・修正は漁師を目指しながらお願いします。

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最終更新:2026年04月02日 10:31

*1 ただし本作のメタルスライムは歴代よりも柔らかめ(守備力512)ではある。

*2 メルビンは鎧・盾が、アイラは剣・盾・兜が装備できる

*3 実際にはオチェアーノの剣には電撃の追加ダメージ(通常攻撃の約半分の威力)があるため、デイン系無効でない限りダメージ差は更に大きくなる。

*4 なお、マリベルはマダンテ、ガボはとおぼえ、メルビンはグランドクロス、アイラはつるぎのまい。

*5 本作でこれを装備できるのは主人公の他にはグランエスタード王家の末裔であるアイラ(とキーファ)だけ。つまり王族の血筋に連なるものだけが扱える。