登録日:2018/08/12 (日曜日) 21:53:50
更新日:2026/08/20 Thu 22:36:55
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主力級戦艦とは、
宇宙戦艦ヤマトシリーズに登場する艦艇の種別である。
(ただしこの名称は非公式)
主力戦艦とも呼称される。
文字通り地球防衛軍の主力となる戦艦であるが、特にネームシップがあるわけではなく、作中でこの種別が呼ばれることもない。
作品ごとにその時代の主力級戦艦が登場するが、単に主力級戦艦といえば
『さらば』と『2』に登場した「主力戦艦」を差す。
特徴的なデザインから、アンドロメダと並んでファンの間で人気の高い艦種である。
本稿では『さらば』『2』に登場した主力戦艦について解説した後、他の各時代(作品)ごとの主力戦艦級を述べる。
【諸元】
| 全長 |
242m |
| 全幅 |
45.8m |
| 自重 |
54,900~59,400t |
| 主機 |
波動エンジン ×1基 |
| 補機 |
補助エンジン ×2基 |
| 武装 |
艦首拡散波動砲 ×1門 3連装衝撃砲 ×3基 6連装大型艦橋砲 ×1基 固定式4連装舷側砲塔 ×2基 対空パルスレーザー砲 ×10門 ミサイルランチャー ×10門 |
【概要】
ガミラス戦後に再建された地球防衛艦隊の、文字通り主力となる
量産型宇宙戦艦。
全長242mと、
アンドロメダ(275m)や
ヤマト(265m)と比べてやや小さく、艦形もアンドロメダを簡素化したようなフォルムをしている。
船体色は濃いグレーで、艦首のみクリーム色。
主砲は3連装ショックカノンが3基で計9門。
艦首には決戦兵器である拡散波動砲を装備している。
この波動砲は仕切りがあるため外側からは2門に見えるが、実際は1門のみ(カットによってはしっかり砲口が2門描かれていたり、仕切りを根拠に2門とする資料もある)
その他、対空機関砲やミサイルランチャーを備え、艦底後部には艦載機発艦口も存在するが、作中ではほぼ使われていない。
戦闘能力はさすがにアンドロメダやヤマトには劣るが、それでも
白色彗星帝国の艦にひけをとるものではなく、主砲が直撃すれば大戦艦でも撃沈する威力を持つ。
しかし防御力はヤマト世界の艦らしく紙であり、基本的に「先に当てたもの勝ち」な戦いになる。
【活躍】
さらば宇宙戦艦ヤマト
地球防衛艦隊の主力として堂々の登場。
アンドロメダに率いられた35隻がバルゼー艦隊に真っ向から挑み、
デスバテーター(敵攻撃機)に向かって主砲を撃ったり、
潜宙艦の攻撃を受けて撃沈させられている姿が見られる。
その後、白色彗星に対してアンドロメダとともに
マルチ隊形を組んで拡散波動砲一斉射撃を行うものの通用せず、退避も間に合わずに全滅。
ここでは完全にアンドロメダのおとも兼白色彗星のかませであった。
宇宙戦艦ヤマト2
こちらでは地球防衛艦隊の主力としてあちこちで登場。
バルゼー艦隊との決戦では、まずは主力戦艦を旗艦に複数隻の巡洋艦と駆逐艦で編成されたヒペリオン艦隊が後方攪乱を行おうとするが、
大戦艦の衝撃砲のほうが威力が勝っており、ろくな戦果もあげられずに壊滅。
その後、アンドロメダとともに拡散波動砲での掃滅を狙うが、彗星帝国も新兵器「火炎直撃砲」を用意しており、
その超アウトレンジ攻撃の前には射程に入ることさえできずに多数が撃沈されてしまう。
しかし土方司令の奇策でバルゼー艦隊が混乱状態に陥った隙に反撃を開始し、それまでのうっぷんを晴らすかのように撃って撃って撃ちまくり、ついに旗艦メダルーザごとバルゼー艦隊を全滅させることに成功する。
だが、その後現れた白色彗星本体に対して拡散波動砲でガス体を取り払うことには成功するが、都市帝国の火力の前にはエネルギーを使い果たした状態では歯が立たずに全滅した。
【派生艦艇】
『2』に登場。主力戦艦の艦橋から後ろを航空機格納庫と飛行甲板にしたもの。艦尾のメインエンジン噴射口も横長の長方形になっている。
後部主砲一基が撤去されたため砲撃力は落ちている模様。
モチーフはおそらく史実の
伊勢型航空戦艦。
作中ではこれが地球防衛軍の「空母」として扱われており、他タイプの空母は見当たらない。
主な艦載機はコスモタイガーⅡ改雷撃機。
土方総司令の集結命令によって5隻の空母が呼び寄せられ、その後、彗星帝国機動部隊に対する奇襲作戦のため3隻がヤマトの指揮下に入る。
ヤマトと共に艦載機部隊による奇襲を仕掛けて彗星帝国機動部隊を撃破することに成功した後、主力艦隊に合流するが、直後に出現した白色彗星本体に近い位置にいたことが災いし、主力艦隊より早く吸い込まれて戦没した。
【その他のシリーズでの主力戦艦級】
所謂ファンの間でこの名称で親しまれる「主力戦艦」ではなく、各時代の主力を担ったという意味での主力戦艦群をご紹介しよう。
無印
M-21741式宇宙戦艦、通称「沖田艦」と呼ばれる艦種が主力であった。
葉巻型の胴体をしたロケット艦で、艦首に十文字のひれがついているのが特徴。
しかしこの当時の地球艦の光線砲では
ガミラス艦に全く歯が立たず、わずかな残存艦も第1話の会戦で沖田の艦を除いて全滅している。
永遠に
『2』で全滅した防衛艦隊の穴埋めとして
無人艦隊が配備されている。
大型艦と中型艦で構成され、特に大型艦はアンドロメダ以上の巨体(全長300m)と波動砲2門を有する高性能艦。
ちなみに波動砲は艦首の上下(中型艦は下部のみ)に外付けとなっている。
しかし
暗黒星団帝国の黒色艦隊との戦いでは、無人ゆえの泣き所でコントロールセンターを破壊され何もできなくなってしまい全滅させられた。
Ⅲ
各国によってそれぞれ特色のある戦艦が建造されており、
- アンドロメダの発展型とも見える、北アメリカ州の「アリゾナ」
- 直線的なシルエットを持つ、イギリスの「プリンス・オブ・ウェールズ」
- 波動砲以外の兵装は格納式らしく謎の多い、ドイツの「ビスマルク」
- 垂直撃ち上げ式の古色蒼然としたロケット型の艦である、ソビエト連邦の「ノーウィック」
が登場。どうやら次期主力戦艦のコンペを各国でおこなっていたらしい。
これらの艦は作中ではいずれも各国が編成した探査船団の護衛役として地球を出発したが、
ボラー連邦軍によってアリゾナを始め多数が行方不明となってしまった。
アリゾナのみはスカラゲック海峡星団にある惑星で朽ち果てた姿をヤマトに発見された。
かつての主力級戦艦の拡大発展型と言える戦艦が登場。
艦首の拡大波動砲1門、3連装衝撃砲3基、大型魚雷2門、パルスレーザー16門で武装、艦影はヤマトを直線的にしたような姿。
避難船団を襲った
ディンギル艦隊に拡大波動砲一斉射撃を加えるもののワープでかわされて失敗。
その後、待ち伏せをしていた水雷艇から放たれた
ハイパー放射ミサイルの攻撃を受けて全滅した。
かつての主力級戦艦と似たシルエットのドレットノート級主力戦艦が登場。
移民船団の護衛として多数が登場するが、SUSの圧倒的な物量とワープ準備中で無防備な状態を狙った作戦の前に二度全滅。
ヤマトの率いる第三次船団の護衛艦隊にも多数が所属。ヤマトの奮戦で実力以上の活躍を見せた。
しかしSUS要塞との決戦の際には古代が味方に警告を出さずに自分だけ逃げたためにヤマトの回避行動についていけずハイパーニュートロンビームを受けて全滅。
2520
上下にエリンギが生えたような変わった形をしているドレッドノート型主力戦艦が多数存在している。
なお、17代ヤマトもドレッドノート
級であり、あげくにセイレーンの主力戦艦もドレッドノート型のため非常にまぎらわしい。
(デザインを担当したシド・ミードの母国では「ドレッドノート」という言葉を
語源よろしく「大型戦艦/弩級戦艦」程度のニュアンスで用いているらしく、設定画に書かれていたそれをそのまま艦級名として採用してしまったのが混乱の由来の模様。)
【ゲーム版】
プレイステーションで長きに渡って展開された宇宙戦艦ヤマトシリーズにも当然主力戦艦が登場している。
これまでは無名の一般戦闘員的な扱いであったが、多数に固有名がついて愛着がわくようになった。
さらばのゲーム版では参謀長が乗る「さつま」が登場。バルゼー艦隊との交戦時に損傷して隊列を離れるが、
それが幸いして白色彗星に飲まれずにすみ、降伏間際の地球を目指すヤマトの貴重な味方としてついてくれた。
残念ながら使用できるのは
デスラー戦時のみだが、ヤマトしか見えてない
デスラーにはさつまは総
スルーされるので、
使い方次第では非常に頼りになる味方として大活躍する。
実質的な最終作となった
宇宙戦艦ヤマト・暗黒星団帝国三部作(PS2)では、第一部『イスカンダルへの追憶』の序盤で「メリーランド」「アイル・オブ・スカイ」「えぞ」の3隻がヤマトの傘下に配属された。
ヤマト待望の本格的な艦隊戦がいきなり堪能できる。
原作では噛ませ犬の紙装甲で波動砲以外の戦果がロクに存在しないという酷い扱いだったが、今作では設定通りの強力な艦艇として活躍させることが出来る。
ヤマト程ではないものの耐久力、攻撃力、速力はバランス良く高く非常に頼りになる。
この作品の主力級戦艦は彗星帝国戦時の戦訓からタイプ別に分かれて改良されており、
◇後期生産型・甲型(火力強化型・収束波動砲)
えぞ(蝦夷)、ネヴァダ、ドレッドノート他
船体色が黒に近いグレー。攻撃命中時の威力にプラス補正がかかる。
◇後期生産型・乙型(高速特化型・収束波動砲)
こんごう(金剛)、メリーランド、アイル・オブ・スカイ
船体色が黄色がかったライトグレー。移動や旋回速度にプラス補正があるが、足の遅い艦と戦隊を組ませてしまうとこの長所が活かせないため注意。
◇後期生産型・丙型(装甲強化型・波動砲なし)
アーカンソー、イリノイ、ロイヤルオーク
前期生産型に似た船体色だが艦首のイエローが薄かったりノズルが黒くなっている。波動砲を装備していない関係か波動砲上のひれ状構造物がなかったりする。防御力が気持ち高いらしい。あんまり実感的でないのでためらいなく解体して資材に出来る。
また、前期生産型、つまり彗星帝国戦を生き残った艦もあり、前述のさつま(薩摩)のほか
やましろ(山城)、ふそう(扶桑)、はるな(榛名)、ひえい(比叡)、かが(加賀)
が登場する。こちらは後期型に比べてスペックは劣るが拡散波動砲を持つ。
どうやらこちらの時代の扶桑姉妹は幸運艦のようである。
【派生艦艇(ゲーム版)】
『2』の宇宙空母をリデザインしたもの。微妙にやっつけ気味だった元デザインから、旧ソ連のキエフ級をイメージして左舷に大きく突き出した二段式の飛行甲板を備えたより本格的な航空戦艦になっている。
「まつしま」という艦名の艦がヤマトに同行するが、奇襲作戦後に主力艦隊に合流する途中撃沈される。
暗黒星団帝国三部作では波動砲を装備したAタイプと波動砲を撤去したBタイプの二種が登場。ステージクリア時の評価によってランダムで艦隊に加わる。
搭載機は大型の「弍式中距離爆撃機」か、ヤマト2に登場した雷撃機カラーのコスモタイガーⅡで、総じて対艦攻撃が重視されている。
参謀長が密かに配備していた実験艦隊に配備されていた
テスト艦。主力戦艦をベースに、アンドロメダなどに使用されている自動化技術をフル活用した無人艦である。
配色はブラウン。人間が乗っていないので艦橋が極端に低いことと、アンドロメダのように正面に大きく突起が突き出しているのが外見の特徴。
まだ序盤の敵であるためそんなに強くはないが、初の正面切っての艦隊戦となる。波動砲やコスモタイガーの扱いに慣れない初心者にとって壁と言える存在。
なにげにこのステージでしか登場しないのでけっこうレアな存在。
暗黒星団帝国三部作では自動超弩級戦艦級(大型艦)と自動重駆逐艦級(小型艦)が登場。
大型艦は改アンドロメダ型と同等の主砲を4基にミサイルランチャーと波動砲を搭載。
波動砲は艦によって収束波動砲と拡散波動砲が決まっており、戦闘評価が低いと拡散になりやすい。
小型艦は主砲2基に大量のミサイル武装を搭載しており、艦載機に追従できるほどの機動力が自慢。
大型艦の艦名は、収束波動砲搭載型が、クレイモア、ハルバード、トライデント。
拡散波動砲搭載型が、モーニングスター、ファルシオン、シャムシール。
小型艦は、ダガー、レイピア、シミター、メイス、カタール。
スタッフが意図したかは不明だが、
ハルバードという船がいるため
メタナイトごっこができたりする。
あと地味にメタナイツのメイスもいるだす。
【リメイクシリーズ】
リメイク版の新シリーズでは2作目『2202』から登場。
【諸元(リメイクシリーズ)】
| 艦種 |
前衛航宙艦 主力戦艦(2204年以降) |
| 全長 |
250m |
| 全幅 |
62.3m |
| 全高 |
99.0m |
| 主機 |
次元波動エンジン ×1基 |
| 補機 |
ケルビンインパルスエンジン ×2基 |
| 乗員 |
約150名 |
| 兵装 |
次元波動爆縮放射機(拡散波動砲) 30.5センチ三連装収束圧縮型衝撃波砲塔 ×3基9門 6連装大型エネルギー砲 (艦橋頂部) 四連装対艦グレネード投射機 ×2基 亜空間魚雷発射機 ×4基 対空ミサイルランチャー 小型魚雷発射管 ×8門 ミサイル発射管 ×8門 短魚雷発射管 ×12門 多連装ミサイル発射機 ×16基 司令塔防護ショックフィールド砲 ×3基 近接戦闘用六連装側方光線投射砲 ×2基 対空パルスレーザー砲塔 ×4基 拡散型対空パルスレーザー砲塔 ×3基 |
| 艦載機 |
1式空間戦闘攻撃コスモタイガーⅡ ×15機 内火艇 ×2隻 |
【概要(リメイクシリーズ)】
『さらば』と『2』をリメイクモチーフにした作品という事で主力戦艦がリデザインされ「ドレッドノート級前衛航宙艦」として登場。
正式名称は「量産型高能力武装運用システムD1 ドレッドノート級前衛航宙艦」。
設計ベースはなんとガミラス帝国の
ガイデロール級航宙戦艦。そこにヤマトの特徴を取り入れた、言わば地球・ガミラス艦の合いの子である。
コスモリバースの副作用として生じた「時間断層」内の無人ドックにて建造が進められた。
全長設定が旧作からほんのり伸びて250メートルになったが、他の艦種がそれ以上に大幅スケールアップしているので相対的に小さくなってしまった(ガミラスの
デストリア級重巡より小さいんだぜ…)。
実はリメイクシリーズのヤマトと同じく全長は333mと設定されるはずだったが、アンドロメダと比較した所「アンドロメダより強そうに見える」ということで急遽縮められたというエピソードがある。
波動砲艦隊構想に基づく就役だった為に建造当初の艦種が「前衛航宙艦」となっていたが、『3199』からは防衛計画の見直しにより「主力戦艦」に変更されている。
兵装設定が整理され、新装備なども追加され豪華になった。大半劇中で使ってないけど
艦首波動砲はアンドロメダと同じく収束・拡散の切り替えが可能となり、砲口の謎仕切り板も「スプリッター(エネルギー噴流分割整流板)」としてきちんと設定が付けられた。
まずリメイクシリーズにおける拡散波動砲を説明すると、「右旋波と左旋波、2つの波動砲の相互作用によって波動エネルギーが絡み合うことで拡散する」という設定になっている。
「3門同時に発射されたショックカノンが螺旋状に絡み合って1本に纏まる」現象が波動砲で起こると拡散波動砲になると言えば解りやすい。
単純に考えれば波動砲を2門並べればいいのだが(これがアンドロメダ)、D級はサイズ的にそれが難しかった。
そこで単装の波動砲口で拡散波動砲を撃つ為の仕組みとして考案されたのが「2つの波動砲用薬室の直列配置」で、右旋波と左旋波の波動エネルギーを同時に放出、それをスプリッターで分離することで2つのエネルギー流に戻り拡散波動砲となる。つまり1つの砲口を疑似的な連装砲とするのである。
ちなみに収束波動砲を撃つ時は1つの薬室のみを使用、右旋波の波動エネルギーのみを撃ち出すという。
主砲が技術進化に伴って(前世代の金剛型よりさらに)小口径になっているのが目を引く。まあ弩級戦艦って言う位だからこれくらいでいいのか…?
これより大口径のアンドロメダでもカラクルム級に通じなかったことを考えると威力が足りるのか心配になってくるが、どうせ本作のガトランティスは波動砲の乱射でないと対抗できない位なのでまあいいのかもしれない。よくないのかもしれない。
1話の描写から誤解されがちだが、どうやらアンドロメダの40サンチ砲がカラクルム級に有効打を与えられなかったのは当たりどころの問題が大きいらしく、その後の戦闘では本級が正面切っての撃ち合いでカラクルム級複数隻を撃破しているので威力不足ということはなさそうである。
金剛改型の35.6サンチ陽電子衝撃砲は至近距離から撃っても全くカラクルム級に通用していないため、口径を小さくしたのはエネルギーを圧縮して貫徹力を高める狙いがあるのではないかと思われる。「収束圧縮型」衝撃波砲塔だし。
ちなみに初期建造艦14隻にはすべて艦名の設定があるのだが、命名規則が全て「D」で始まる単語になっていてどことなく
英国面漂う艦名ばかり。
劇中中盤の土星沖海戦では外界の10倍の速さで時間が流れる時間断層内のドックで大量増産された数千隻がバルゼー艦隊に襲い掛かり壊滅させるが、ガトランティス本星には波動砲が通じず多くの艦を撃破され、地球艦隊は撤退を余儀なくされた。
なお、この増産時には従来の有人仕様に混ざって無人仕様も建造されていたが、アンドロメダ級のように外観では見分けられない。
その後、時間断層で完成した艦を片っ端から逐次出撃させ戦略もクソも無く使い潰していったり、無人戦艦アンドロメダブラックの外付けブースター扱いで括り付けられて飛んでいきまた潰されていくヤケクソのような運用に投入され、下手したら万単位にも及ぶドレッドノートが生まれては消えていったのである。
ところで時間断層は建造期間の前借りはできても建造資材の前借りはできないし、大量の資材を密かに運び込むことなどできよう筈もなさそうなものなのだが…スタッフはその辺考えていない模様
デスラー政権崩壊により保持しきれなくなったガミラスの植民地惑星を時間断層の使用権利と引き換えに譲り受けているという設定があるのでおそらくその惑星の資源を絞りに絞りとったのだと考えられる。
もしくは量産性を重視して使用資材を極限まで節約し、品質を下げ無理矢理量産した可能性もある。
前作で壊滅的な被害を被り時間断層も失った地球連邦の新戦力として改装型のドレッドノート級として補給母艦アスカ、戦闘空母ヒュウガの2隻が登場。
それぞれ森雪、
真田志郎が艦長を務めた。
ヤマトシリーズ初、メインメカニックとしての主力戦艦の登場である。空母型だけど。
ゲーム版以来久々となる「頼りになる強力な艦艇」としての主力戦艦が描かれる。
防御力も漸くまともな戦艦レベルになり、前作だと空気だった波動防壁もきちんと機能している模様。
ただしD級自体は残存数はあるものの、運用可能なものが大きく減じている。
というのも時間断層の閉鎖までに増産されたD級は無人仕様で、それらを統括するメインフレームもまた時間断層内に設けられていたので時間断層の消滅に伴い無力化してしまい、さりとて有人仕様への改装には内装が全く異なるので手間暇掛かる。
そこでリソースを復帰可能な有人仕様の修復に大きく傾けたのである。
必然的に数が絞られるので艦隊編成は少数精鋭の護衛隊として再編せざるを得なかった。
粗製乱造した船を適当にぶつける時間断層頼りの無駄の多い戦法は流石に地球も凝りたようだ。
劇中の活躍により有用性が示された為か、3199登場時にはネームシップとなっており、アスカ級及びヒュウガ級が量産されている。
ヤマトを旗艦にアスカ、ヒュウガの3隻で編成された
第65護衛隊として新人クルーの訓練航海を兼ねたガミラス星・イスカンダル星への平和使節団の護衛任務に就く。
しかし、
謎の敵の襲撃でガミラス星が崩壊、イスカンダル星が強奪される事件が発生。
複雑な情勢に関わりたくない地球政府の待機命令を振り切り、第65護衛隊は孤軍奮闘するガミラス軍とイスカンダルに残された人々を救助する為に銀河へ旅立つのだった……
前回の活躍と命令違反により第65護衛隊は受勲と処罰の両方を受けて再編されることとなり、古代・雪・真田さんは揃って艦長職を解任された。
アスカは新たに北野哲也の兄・北野誠也二等宙佐が艦長に就任、ヒュウガはなんと篠原が艦長となった。
様々な事情から2隻共ヤマトの航海に同行出来なかったが、地球圏からデザリアムとの戦いを展開する。
一方、通常型のドレッドノート級も『2202』以来久々に登場するものの、既に地球防衛の主力は無人艦隊に移行しており、グランドリバース迎撃に数隻が参加したのみで以降は登場していない。
【派生艦艇(ドレッドノート級)】
- 時間断層制御艦プロメテウス
- 時間断層制御艦エピメテウス
時間断層内の工場制御用に造られた特殊艦。
外観はドレッドノート級ほぼそのままだが、ワープ機構を応用した次元イナーシャルキャンセラーを展開して艦内の時間の流れが常時補正されており、(艦内に限り)時間断層における生身の人間の長時間滞在を可能にした。
カラーリング以外は通常型とほぼ同一デザインだが艦橋内部が拡張されていて、窓が塞がれ外部情報は映像で確認する仕組みになっている。
カラーリングがに関しては2隻共少々特殊。
プロメテウスは派手目なオレンジとホワイトの縞模様ツートンカラー、エピメテウスはD級地球防衛戦線仕様に似た黒い艦体に赤いラインと大分落ち着いている……ように見えて舷側にはなんと般若心経が書かれているというぶっ飛んだマーキングである。
雪が艦長を務める補給母艦型の改装型ドレッドノート。
正式名称は「ドレッドノート改アスカ級補給母艦」。後に制式量産にあたって「アスカ級補給母艦」に改められた。
艦後部のショックカノン砲塔をはじめとする武装を取り払い、飛行甲板やウェルドックを備えているため、全長は278mと標準型から少々大型化している。
波動砲が撤去され、艦首の波動砲口にもカバーがされている代わり、他艦の波動エンジンを活性化させることができる
波動共鳴装置を装備している。
また、任意の場所で炸裂させ、前述の波動共鳴装置によって波動エネルギーを供給、波動防壁を出現させる防壁弾
ミサイルを装備しており、「補給と防御を司る」と称される。
強襲揚陸艦としての側面も有しており、第65護衛隊の訓練航海では空間騎兵隊が配備されている。
続編である『3199』では正式に補給母艦として量産・配備が開始され、アスカを含む8隻が進宙している。
なお、アスカの艦長は諸事情により雪から北野誠也に変更されている。
ちなみにコスモハウンドを収納していた大型機用格納庫が設けられたのはアスカのみで、量産型ではオミットされた。
真田さんが艦長を務める軽空母型の改装型ドレッドノート。
正式名称は「ドレッドノート改ヒュウガ級戦闘空母」。後に制式量産にあたって「ヒュウガ級戦闘空母」に改められた。
現実の空母のそれに近い全通甲板型の飛行甲板を備えており、補給母艦型と同じく艦後部の武装が撤去されている他、艦橋や艦前部の武装が右寄りに配置されている。やはりこちらも全長295mと、飛行甲板の分大型化している。
軽空母と言いつつ艦載機積載数は中々のもので、新型機であるコスモパイソンならびにコスモタイガーを最大64機搭載することができる。
こちらは戦闘が主任務の航空戦艦であるため波動砲を装備している他、対航空機戦闘や対小型艦戦闘を考慮してか、近接防御用のパルスレーザー砲や小口径砲、魚雷発射管がアスカ級よりも充実している。
また、初代艦長である真田さんが考案した自律型サブフレームAU19「アナライザーズ」40機が、艦の運用補助のため各所に配備されている。
『3199』ではアルデバランを旗艦とする第28護衛隊に配備されており、こちらも諸事情により艦長が真田さんからヒュウガ航空隊隊長の篠原弘樹に変更されている。
ちなみに、当初は補給艦型の色違いになる予定だったが、メカデザイン担当の玉盛順一朗氏の「空母というからにはこれくらいあるべき」という鶴の一声で現在のデザインになったとのこと。その影響か『3199』が公開されるまでプラモが発売されなかったが
『2205』に登場…しなかったD級ベースの改装移民船。
武装が撤去され、上甲板に箱型の居住スペースが増設されている。
設定画のみの公開で劇中には登場しなかったが、いよいよ寿命の迫ったガミラス星からの移民を補助すべく地球からガミラスに寄贈され、ガルマン星への移民船団の一翼を担ったという。
追記・修正は彗星帝国本星との戦いを生き延びてからお願いします。
- 2520についてはおそらくシド・ミードがデザイン画に船格、もしくは「戦艦」の代名詞的な意味でdreadnoughtって書いたのを他のスタッフが艦級名としてしまったのでは…って話を聞いたことが -- 名無しさん (2018-08-13 20:46:33)
- いくらなんでも各作品でドレッドノートという名前が多すぎである -- 名無しさん (2019-09-29 18:34:15)
- ↑まぁ、かっこいいから仕方ないww ところで、ひゅうがは波動砲生きてるし、そんなのでイスカンダルに平和使節団派遣しても、スターシャ様に「説得力がありません」と言われるだけと思うんだが……。いくら真田さんの演説があったとはいえ。というか、スターシャ様にそこらへんを突き付けられる展開もあるかもね。 -- 名無しさん (2021-10-02 11:16:56)
- 2202のドレッドノートの建造資材はガミラスから譲渡された植民星や資源なのでは? -- 名無しさん (2021-11-14 09:14:19)
- ドレッドノート級はガイデロール級が設計元という割には全長が大幅に縮んでたり、完全上位互換のハイゼラード級や魚雷発射管の数以外より優秀そうなメルトリア級があったのに何故ガイデロール級なのかという点もあって疑問点が多い。両クラスがマイナーな艦だから地球にとって印象深いシュルツ艦が模倣対象に選ばれたって事で、加えてガイデロール級は技術資料として参照した程度でD級はあくまでも新規設計した艦なのかな -- 名無しさん (2022-02-26 01:02:55)
- ↑聞いた話じゃガイデロール級の量産性と、地ガの架け橋としての意味があるとかなんとか。それと全長が縮んでるのは単純に作画の都合だけかと。「被弾面積が小さくなる」というメリットは有るにはある。2199以前の地球と違って波動砲があるので並行戦は意味ないですけれど。 -- 名無しさん (2023-09-04 17:37:38)
- あのさぁ、ヤマト系の記事書いてるヤツ私情と私見入れ過ぎじゃない?(呆れ)巡洋戦艦扱いされてる所なんて個人ブログですら見た事ないし、波動防壁が作動してる姿も描かれてるし -- 名無しさん (2025-02-06 23:46:54)
- 2202では時間断層が最高コスパ追求プレイに走った結果なのかこいつが文字通り掃いて捨てる程量産され、結果1隻1隻の重みが安っぽくなったり割を食って旧シリーズの巡洋艦がリストラされるという悲劇が…物量戦になって雑魚艦みたいな扱いだがこれでも2199世代のガミラス艦とカラクルム級以前のガトランティス艦相手なら波動砲と波動防壁と速射主砲で圧倒出来るスペックである -- 名無しさん (2025-02-06 23:56:10)
- ↑そうかあ?旧作の当たりもしない主砲べけべけ撃っていつの間にか全滅よりはよっぽど強そうに見えたが -- 名無しさん (2026-02-26 01:05:03)
最終更新:2026年08月20日 22:36