フェアリーフェンサーエフ

登録日:2018/10/21 Sun 19:46:43
更新日:2024/04/08 Mon 10:12:39
所要時間:約 10 分で読めます






―この剣と共に、運命も未来も変えてゆく―




コンパイルハートの新ブランド「ガラパゴスRPG」。
JRPGを更にニッチに特定のゲームプレイヤー向けに深化させた、その第1弾として開発、販売されたファンタジーRPGである。

PS3で発売された「フェアリーフェンサーエフ(無印)」及びルートや新パーティメンバーを追加しPS4で発売された拡張版「フェアリーフェンサーエフ ADVENT DARK FORCE」が存在する。略称は初代が「FFF」拡張版は「ADF」。
ADFは後に2017年Steam版が配信。2019年にはNintendo Switch版が海外でダウンロード専用ソフトの形で配信され、後に日本でも配信された。

少し一般的にはとっつきにくいクソゲーゲームを作ることが多いコンパの中では王道なシナリオ、癖のないシステム、めっちゃくちゃにかわいいつなこのキャラデザ、ものすごく快適なUIと存在しないロード時間など全タイトル中最高傑作との評判も。

その後、続編的なものが2回製作されている。「続編的」というのは、厳密な続編とは言えないから。
本作ではある時点を境に過去に戻るという展開が発生するが、そこから派生するような形で異なる物語が語られる、という体裁になっている。
その為、現状の全てのシリーズにおいてその大筋は「フューリーを集めて邪神の復活を阻止して女神を復活させる」に終始している。


概要

ぐうたらな主人公とダブルヒロイン、そしてゆかいな仲間たちがワイワイ剣と魔法で戦うRPG。ファンタジーではあるが戦闘やシナリオに特撮ヒーローじみた変身システムが存在するのも特徴で中にはロボットにしか見えないなんてのもある。
スキル使用時には、パートナーである妖聖の口調がちょっと機械的になる。

天野喜孝氏によるイメージイラストのせいで略称を一個抜いた某国民的RPGのような雰囲気を醸し出しているが中身は割といつものコンパである。
シナリオに井上敏樹氏、メインイラストにつなこを起用しており一癖あるキャラクターたちが活き活きと活躍するシナリオは評価が高い。「マップの使いまわし」をうまくシナリオに組み込んだ点もたまに評価されている。
開発が同じであることもありシステムは超次元ゲイム ネプテューヌシリーズの発展形になっている。基本的には通常攻撃で敵の防御を破壊してからの必殺技でゴリ押すゲーム。

また、前述の通りとにかく快適なUIが評判でほぼすべてのイベント含む演出をL2ボタンでスキップ可能。戦闘での攻撃演出やイベントシーンはもちろん、細かいところではワールドインフルエンスで剣を抜いたり刺したりという1秒にも満たない動作のスキップも可能。そして異常に短いロード時間によるノンストップのゲーム進行。ダンジョンに突入するときもイベントが始まるときもまったく待たされるということがない。


ストーリー

はるか昔、邪神女神の争いがあった。
戦いは拮抗していたが、両者ともに自身の力と妖聖を憑依させた特殊な武器を大量に撃ち合い、
その力によってお互いを封印し、どこかここではない世界へと消え去った。
それから時は流れ、現代。
女神と邪神が遺した武器は『フューリー』と、それを扱う戦士は『フェンサー』と呼ばれていた。
フューリーはその強大な力ゆえ、集めると願いがかなうと噂されていたため、フェンサーはフューリーの奪い合いを常としていた。
ひょんなことからフェンサーになったばかりの青年ファングは襲われていた少女、ティアラを助ける。
彼女もまた、フェンサーであった。
この出会いにより、ファングは邪神と女神をめぐる戦いに巻き込まれていくことになる―
(公式サイトより引用)

共通シナリオ

大飯食らい、ぐうたら畜生、好きなことは寝ることの主人公「ファング」が食い逃げで牢屋にとらわれているところから始まる。たまたま捕まる前に契約していた妖聖「アリン」に助け出された彼は腹が減ったとぼやきつつなりゆきで出会ったフェンサーのひとり「ティアラ」とともに世界に永遠の秩序をもたらすために女神を復活させる冒険をすることになる。
邪神復活をもくろむ組織「ドルファ」との攻防をくりかえしつつ仲間たちとともに着実に女神復活に近づいていくファング。そして、女神復活まであと一歩となるところでドルファとファング一行の最後の戦いが始まる。

女神編

(無印版での唯一のルートであり「ADF」における基準となるシナリオ。)
ドルファ最後の幹部、四天王マリアノを撃破したファング。しかしドルファの兵たちは攻撃の手を緩めず仲間たちは散り散りとなってしまう。
戦いの最中はぐれた仲間を探すファングは戦死したティアラの姿を発見する。
+ ネタバレ
目が覚めるとそこはファングが初めてティアラと出会った場所だった。変わりなく元気なティアラを発見し駆け寄るファングとアリンだがティアラからは初対面のような扱いをされ戸惑う。記憶と同じようにチンピラに絡まれるティアラを助け、状況を整理しそこが女神の力によって時間を巻き戻された過去の世界であることに気づく。
こんどこそはティアラを死なせないために改めて女神復活を目指すファングたちの前にドルファの社長となったシャルマンが現れる。

邪神編

(邪神に刺さった剣を7~15本抜いていると分岐。コンセプトは「もしも途中で邪神が復活したら」)
ドルファとの決戦に打ち勝ったファング一行。しかし突如として倒したはずのドルファ幹部バーナードが復活した邪神とともに現れる。話にならない強さの邪神になすすべもなく倒されるファングたちは邪神の力によって生じた次元の割目に次々と飲み込まれていく。
+ ネタバレ
シャルマンとアリンは初めてファングとアリンがティアラに出会った場所で目を覚ます。しかしそこにはファングの姿はなく現れたティアラも記憶のものとは180度真逆の性格をしていた。戸惑うシャルマンとアリンはそこが邪神の力によって改変された過去であることに気づく。
女神の力で邪神に対抗するためひとまずファングを探す二人の前に現れたのはドルファ社長となったファングその人であった。

魔神編

(邪神に刺さった剣を16本以上抜いていると分岐。コンセプトは「もしも途中で邪神が倒されたら」2周目以降でないと分岐しない。)
ドルファとの決戦に打ち勝ったファングたちの前に復活した邪神が現れる。邪神を辛くも倒したファングたちだが邪神を失い激怒したバーナードの凶刃にティアラが倒れる。
+ ネタバレ
慟哭するファングの願いに反応した女神の力によって過去の世界へ飛ばされたファングとアリンは「セプテリオンクラブ」を名乗る謎の集団に処刑されそうになっている仲間の姿だった。

登場キャラクター

主人公。好きなことは食うことと寝ることの遊び人。一応20歳だがとてもそうは見えないくらいに怠惰。性格からくるおっちょこちょいや財布を落とすなどのミスのせいとはいえたびたび無銭飲食に手を染めかけるどうしようもない男。
しかし根はいいやつで仲間思い。ダメ人間であることは間違いないのだが明るくまっすぐで嫌みのない性格から間違いなく人に慕われる才能を持っている。なりゆきで参加した女神復活の旅が進むにつれて精神的な成長を遂げていき最後はどのルートも主人公らしいキャラクターとなる。
自称「やるときはやる男」でその実戦闘スキルは確かなのだが褒めると調子に乗るのでだいたい仲間達からの扱いはよろしくない。仮に投獄されても誰からも心配されない
固有技は「本気」。SPの消費量が上がる代わりに攻撃の威力が増大する。

メインヒロインの赤いほう。ファングの持つフューリーに宿る妖聖。赤い髪を二つに結び裾の長いドレスを着た4枚の羽根が生えた快活な少女。かわいい。普段は人間と同じサイズだが任意で小さくなることも可能。一応設定は17歳だが妖聖に年齢の概念とかあるのだろうか。常識人ポジションでファングやティアラのボケに突っ込む役割だがシナリオが進むにつれて地が出たのかファングに負けないくらいの大食らいっぷりを見せたり怠けだしたりしだす。ペットは飼い主に似る。
武器としての基本形態は剣。炎系の魔法といくつかの補助魔法を使える。
他の妖聖とは違い自身に関する記憶を持っておらずぼんやりと女神と邪神の戦いに参加したことを覚えているだけ。
メインヒロインだけあり、全キャラで唯一3ルート全てに個別エンドが存在する。
+ ネタバレ
正体は女神の力の一部であり女神そのものと言っても差し支えない存在。女神編では最終的に瀕死となったファングの体に同化し肉体を失う。献身的過ぎて泣ける。
邪神の封印で力を使い果たした際にはファングへの恋心を伝えながら女神へと還元され消えていく。泣ける。
アリンエンディングではさくっと復活しファングと仲良く新たな旅に出る。かわいい。

メインヒロインの青いほう。フルネームはティアラ・ティリス・ティアーズ。長い。契約している妖聖は犬のような生物の姿をした「キュイ」。フューリーの基本形態は薙刀で装備品の説明から魔法学校的な施設を卒業しているようで水系の魔法と回復、補助魔法が得意。つよい。
お嬢様気質で口が悪く基本的に人を見下す発言をするが実は「ツンM」属性もちでファングに罵倒されると喜ぶ。かわいい。とある理由から女神の復活を目指しておりファングとアリンとはなりゆきから行動を共にする。ルートによってはその美しい肢体を生まれたままの姿で晒してくれる。基本的にピーチ姫ポジションのため地味にパーティメンバーとして出てくる期間が短かったりする。
固有技は「バリア」。防御力を大幅に上げるが使用中は行動が制限されるため使いどころに悩む。
+ ネタバレ
邪神の血を受け継ぐ邪神の末裔。本人は非常に優しい性格をしているためその事実に罪悪感を持っており女神の復活も自身の呪われた運命に決着をつけるため。健気すぎて泣ける。
女神編では邪神の血を引くことから自ら死を受け入れファングの時間遡行のきっかけとなる。泣ける。
ティアラエンディングでは邪神の血から解放され、同じくアリンを失いただの一般人となったファングとともに新しい未来を探すため旅に出る。愛おしい。

美人で巨乳な大人の女性。24歳。フルネームはハーラー・ハーレイ。妖聖研究家で暇さえあれば妖聖にセクハラ、もとい身体検査をしている。
黙っていれば美人だが暑いからと突然服を脱ぎだしたり部屋は掃除をさぼりすぎて足の踏み場もなかったり色々残念な人。特に美少女型の妖聖に目がなくとりあえず科学の名のもとにまさぐっては嬌声を上げさせることを至上の喜びとしている。あら^~
だが自身のルートのフラグが立ち始めると、割と乙女なところを見せ始める。挙句ハーラーエンディングでは、(宿のロビーでは)言えない事をファングとやる気満々になっている。
今作におけるご都合主義の擬人化。だいたいこの人のおかげでなんとかなる。「邪神に取り込まれた仲間を助けよう!」→「既存の神聖なアイテムを組み合わせて体を小さくするアイテムを作ったよ、ついでに邪神の邪気にも耐えられるよ」など便利屋すぎるが脚本の都合なのでしょうがない。
固有技は「分析」。敵の体力や弱点属性、シールド耐久値を教えてくれる便利スキル。だがなぜか弱点武器は教えてくれない。
契約している妖聖はおっさん型の「バハス」(CV:てらそままさき)。ハゲでおっさんだが料理とお菓子作りが得意なできるおっさん。フューリーの基本形態は銃でバフ、デバフ系の魔法と土属性の攻撃魔法を得意とする。

  • エフォール(CV:新田恵海)
かわいい。唯一デフォ衣装が色違い以外で二つあり某アサシンみたいなフードとつなこ趣味全開のうさ耳へそ出し眼帯ミニスカが存在する。暗殺者として育てられたことでフェンサーでありながら戦うこと自体が目的の少女。「殺」の文字のみでしゃべるためパートナーの果林が通訳をしているが大体のニュアンスで翻訳しているため微妙に思っていることと差異があるらしい。そのためクールで無口な印象を受けるが単に人付き合いに慣れてないだけで本質的には素直でいい子。ロボットダンスが得意だったり甘いもので目を輝かせたりかわいい。かわいい。
ルートによって様々だがほとんどの場合「殺」の文字のみでしゃべるのは痛々しいとのことで黒歴史として封印され、拙くも普通にしゃべるようになる。かわいい。しかしその黒歴史を掘り起こされたり感情が高ぶったりするとまた「殺殺殺」言い始める。かわいい。
設定では16歳のはずなのだがなぜか彼女絡みのイベントではファングがロリコン扱いされる。ひどい。挙句エフォールエンディングでは小学校に通い始める。どういうことなのか。
固有技は「暗殺」。発動から数ターン経過で確率による確殺攻撃を行う。裏ボス扱いの敵すら確殺可能な屈指のバランスブレイカー。
パートナー妖聖「果林」は獣耳属性の白を基調とした和風乙女、貧乳。エフォールの保護者役で通訳から日常のお世話までほとんどを請け負っている。エフォールのためにバハスに弟子入りしお菓子作りを勉強するほどエフォールのことが大好き。あら^〜。フューリーの基本形態は弓で氷属性の魔法とデバフ系の魔法が得意。

世界平和を目指すフェンサーの青年。キザな言い回しや女性に対する紳士的な言動などからファングからは初対面の時点で馬が合っていなかったが、同じ女神復活の目的を持つもの同士共闘を続けていくうちにある程度の仲間意識が芽生える。
いいところのおぼっちゃんらしく他人の前では完璧を装っているが陰でピアノを猛特訓したり女性関係でポカをやらかしたりとなんだかんだで憎めないキャラクター。ちなみに音痴。ファングと正反対の位置づけのキャラであることもあり前半ではアリンやティアラにちやほやされるが後半では本人の本質的な面でだいたい堕落の道をたどる不憫なキャラ。「シャルマン様」とか言われているが、異性としては眼中になし。というかどのルートに進んでも共通シナリオでティアラに指輪を買って鬼の形相で迫るためそもそもの人間性的にやべーやつ。なのだが邪神編では実質的な主人公を務める。他ルートでの行動を見る限り仲間の存在が彼に影響しない限り確実にいつか身を亡ぼすタイプである。
どうやら彼は一度タガが外れるととことん暴走してしまうタイプらしく、邪神編やRCなど殺人を犯さないケースにおいては終始潔白。特にRCではファングと一緒にいる機会が長いため、何だかんだで感化されている。
固有技は「正義の覚悟」。ファングの「本気」と同性能だが覚える技の数が少ないためシステム面では実質的にファングの劣化版となる。契約している妖聖はロボット型の「リュシン」。シャルマンのイエスマンであり暴走するシャルマンにも黙ってつき従うパートナーというよりはほんとにロボットみたいな存在。だが無自覚にシャルマンの弱点を話してしまったりと、意外とボケ役。フューリーの基本形態は剣で光属性の魔法と簡単な回復、補助魔法を覚える。
+ ネタバレ
女神編ではラスボスになる。ふとしたことでティアラに邪神の血が流れていることに気づき悩みながらも殺害。そのことでタガが外れ時間遡行した過去で正義の名のもとに罪のないものも襲う完全にやべーやつとなる。自分が邪神と合体することで邪神を制御し世界に安寧をもたらそうとするが(当然のように)邪神に取り込まれ「邪神シャルマン(ムキムキの禍々しい肉体にシャルマンのサラサラ金髪というギャグみたいな容姿)」としてファングたちの前に立ちふさがる。その後シャルマンすら救おうとするファングに精神世界で世界の命運を託し完全に息絶える。(この時だけきれいなシャルマンとして現れる。)
邪神編ではファングと並び実質的なダブル主人公となる。改変された過去に飛ばされアリンとともに仲間を探す。はじめは変わらず邪神の血を引くティアラの殺害も辞さない覚悟を持つが記憶を取り戻したファングと関わるうちに考えを改める。「仲間」を救うために奮闘しファングとともに邪神を打ち倒す姿はまさに主人公。唯一シャルマンが救われるルートとなった。
魔神編ではまた調子に乗る。邪神が亡ぼされ改変された過去で正義会を名乗る「セプテリオンクラブ」にドはまりし怪しいワインを飲んでファングたちと敵対する。正義のためならば前の世界で仲間だった人間すら処刑しようとするほど冷酷と化しておりやはり本質的な部分で独善的な人間であることがわかった。

  • ガルド(CV:粟津貴嗣)
関西弁でしゃべる気のいい兄ちゃん。なぜか脚本上ものすごく扱いが悪い。助けてもらった恩義からドルファ四天王ザンクのもとで働くが根は誠実でいいやつなため残虐なザンクのやりかたには不満を持っていた。その後ザンクを打ち負かしたファングを兄貴分として慕い仲間となる。年相応にエロスに興味あり。
固有技は命中率が半分になる代わりに威力が2倍になる「フルスイング」。また数少ない「盗み」が使えるキャラなので稼ぎには重宝する。パートナーの妖聖は母親のような性格の少女型妖聖「マリサ」。フューリーの基本形態は鎌で風属性の魔法とある程度の回復魔法を覚える。
+ ネタバレ
女神編では最初から最後まで仲間で非常に頼もしい相棒なのだが問題は邪神編以降。
邪神編では改変された過去においてめちゃくちゃ残虐な敵として登場。出世と名誉のために疲れ果てて動けないエフォールを足蹴にするわ前の世界では上司だったザンクをぼこぼこにこき使うわで気のいい兄ちゃんの面影はまったくない。挙句上司に裏切られサクッと殺されダンジョンに墓を建てられて以後完全に戦線離脱する
魔神編では改変された過去で一番初めに登場。処刑されかけている。助け出して逃走するが直後に敵となったシャルマンに爆弾を体に巻き付けて特攻。戦線を離脱する。しかもファング一行にはなぜかマリサのみNPCとしてついてくる。
その後敵の隠れ家にてぼっこぼこに拷問され麻薬で崩壊した姿で現れる(包帯ぐるぐる巻きの専用立ち絵あり)。当然以後は復帰なし。
せめてもの救いはエンディングで目を覚ましたことくらいである。

  • ピピン(CV:下田麻美)
どう見ても人間ではない謎の生物だがれっきとしたフェンサー。話が長い。
固有技は「説得」。確率で敵モンスターを逃走させる。パートナーの妖聖はイケメン執事でホモ疑惑のある「ソウジ」。フューリーの基本形態はナックルで雷属性の魔法が得意。ただしエクスカリバーは足から出る。抜けよ。

情報屋兼便利屋を営むロリ。基本的に新しいダンジョンや隠しフューリーの情報は彼女から買い取ることで進む。お金が大好きですべてのことにお金を絡めるため周囲からは呆れられるが仕事は確かなため信用はされている。
女神編では条件加入、邪心編、魔神編では普通に仲間になり、正体が妖聖であることが判明する。固有技は戦闘終了時に獲得金額が上昇下降する「ゴルドの輝き」。
+ ネタバレ
魔神編ではセプテリオンクラブに雇われ、スパイとして仲間入りする。
だがスパイ行為に罪悪感を覚えており、自身諸共殺されかけた後、号泣しながら謝罪。その後は正しく仲間となり、同時にヒロインの一人となる。

  • アポローネス(CV:佐藤拓也)
ドルファ四天王のひとり。強者との戦いを求めドルファに組みしている。武士道精神をひたすら邁進する剣士で、自身の剣の修行と強くなること以外に興味がなくただひたすら戦いを求める男。
ファング一行にはボスとして立ち塞がることになる。
実は「エミリ」という名の妹がおりその存在はファングにとって冒険の意味を改めて問う存在となる。
条件を満たすと仲間になる。仲間になった後はかなり性格も柔らかくなりコミカルな人間性が強調され、ハーラーに興奮したりティアラの全裸に興奮したりだいたい女性関係の免疫のなさが露呈する。また目つきが悪いことを気にしているようでファングと目つきが悪い男の称号を押しつけあっていたりする。ついでに重度のシスコンであることも判明する。
剣の道を進むという目的のためかかなり融通が利かない性格をしており、自身の危険や心配をしてくれる人を顧みることなく戦おうとするきらいがある。
固有技は「挑発」。相手の次の攻撃を自身に集中させる。パートナーの妖聖は巨大な龍「セグロ」。一日二回の散歩を欠かさないなどどっちかというとペットと飼い主の関係である。フューリーの基本形態は大剣。闇属性の魔法とバフ系魔法が得意。

  • マリアノ(CV:田辺留依)
ドルファ四天王の一人で慈善事業の担当をしているフェンサー。無印とADFでかなりキャラクター性が違う。
孤児院を経営しており恵まれない子供たちの将来を憂うあまり*1「ドルファによる徹底的な管理社会」を目指すようになる。ルートによってかなり立場が変わり、女神編では中ボス程度だったのが邪神編ではラスボス、魔神編ではヒロインのひとりとなる。特にでれっでれのマリアノ様の魅力は語り切れるものではない。戦闘終了ポーズでのニッコニコで「ぶいっ」をする姿は天使の愛らしさ。年考えろ。
自分を慕う孤児以外には冷酷な印象を与えるがその実、とても優しい性格をしておりドルファに組し邪神を復活させようとしているのもそれが真に世界のためとなると信じているためである。加入後はファングのことも若干子ども扱いしている印象が…。
固有技はランダム状態異常を与える「威圧」。パートナーの妖聖はボールに羽根がはえたような見た目の「クララ」。マリアノを慕っておりマリアノに仇なすものにはかわいらしい見た目に反する毒舌を吐く。フューリーの基本形態は槍で風と雷の魔法と固有の加速、減速の魔法を得意とする。

ドルファ四天王のひとり。非常に残虐な性格をしており親しい者同士で殺しあう姿を見るのが喜びのやべーやつ。ファングにパワーアップイベントの一環で吹っ飛ばされ逃げた先でシャルマンに殺される。
邪神編ではガルドと立場が逆転し気弱で臆病な性格となるがいじめられ続けた反動で発狂し「死ぬところがもっと見たい」とか「血がきれいだなあ」とかトチ狂ったことを言いだすやべーやつとなる。つまりいつもの松岡くんである。
RCにおいては、上に命じられて綺麗なシャルマンと嫌々仲間ごっこやっていたはずだが、世話好きな面もあることが発覚。この認識は最後まで引っ張られることとなった。
パートナー妖聖は女性形の「デラ」。主人と同様の残虐な性格。

  • パイガ(CV:上田耀司)
ドルファ四天王のひとりで何度もファングたちの前に立ちふさがるが特に邪神による世界征服などの大義があるわけではなく愛する家族と家のローンのために働く小心者のサラリーマン。四天王の身でありながら隠しきれない中間管理職オーラのせいでいつも現場と上司の板挟みになっている。敵ではあるがコミカルな面が強調されたキャラで毎回ファングたちの前に立ちふさがることはあってもほとんどの場合許されている。ただしゲーム的には戦う時期の都合上、四天王最強の実力者である。
パートナー妖聖はネズミ耳がついた色っぽい女性の「ビビア」。パイガの小物ムーブに呆れながらツッコミを入れている。

  • バーナード(CV:村上幸平)
ドルファ幹部であり邪神の血を引く末裔の一人。邪神を復活させ世界を支配する野望を持っておりドルファもその足掛かり程度にしか思っていない。
魔神編では邪神が滅んだことで邪神の血の存在自体が消滅しており優しい性格となってパートナー妖聖の「ブラッディ」とともに世界を放浪していた。邪神の存在がなければ元来はまともな人間だったのかもしれない。
RCでも自分以上に手に負えない輩に思惑に振り回されて野心が折れた結果、自分を助けたファングたちへの恩返しも兼ねて協力を申し出ている。

魔神編にのみ登場する「セプテリオンクラブ」の幹部。市民に麻薬効果のあるワインを売りつけている。
正体は魔神復活をもくろむ組織のひとりでワインの中身も魔神の血でありそれを人々に飲ませることで魔神復活の生贄にしていた。
最後は魔神と融合しラスボスとなるが女神の力によって魔神が取り込んでいた生贄が解放され弱体化。ファングたちに魔神ともども亡ぼされることになる。
ただ、魔神の復活は悪意からでなく、世界の外に住まう脅威に対抗する為らしい。

  • ノイエ(CV:萩野崇)
魔神編でのみ登場する「セプテリオンクラブ」の幹部。口を開けば虫になりたいとぼやく世捨て人。ファングに敗北したシャルマンを「徳を積むため」殺したり来世の生まれ変わりで虫になるという目標のためのみで生きている男。自身の中で最も徳を積んだタイミングでファングたちと戦い殺されようとするも、その気がなかったファングたちに見逃され困惑。マリアノの口車に乗せられ仲間となった。仲間になった後はコミカルな面が強調され「虫になりたいとか言ってる割に虫に詳しくない」などのポンコツおじさんと化す。自分の都合で悪事に加担しときながらいい御身分である。
「疑似フェンサー」ともいうべき存在で人工的に作られたフューリーを用いて戦う。ちなみにリソースは魔神の血を培養したもの。固有技は部位ダメージのみ与える「スナイプ」。基本形態は銃で闇属性の魔法を使用する。

  • 花形(CV:弦徳)
ドルファの社長。なんか偉そうにしていて、何かするわけでもなくいつの間にか退場してる人


「旅のお方、さぞかしお疲れでしょう。ちょうど追記・修正をしたところです。よろしければ、どうぞご一緒に」
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最終更新:2024年04月08日 10:12

*1 ADFにおける設定。無印では完全に私利私欲で動いており、孤児院も利用しているに過ぎなかった。