登録日:2011/01/20 Thu 23:00:46
更新日:2025/03/28 Fri 12:29:14
所要時間:約 11 分で読めます
●目次
◆概要◆
ゲームハードや制作協力のゲームメーカーの
擬人化という点が話題を呼んだ。
ゲームシステムは『クエストを受ける→ダンジョンへ→クリア後別のクエストを受ける』の繰り返しになっており、合間にストーリーパートが進む。
IFゲーらしく
やり込みゲーであり、レベル上限は
999(ただし上限解放には
ダウンロードコンテンツが必要)。
作中には数多くのパロディ要素が含まれている。というかほとんどがパロディである。
などなど挙げていけばきりがない。
バグが多くトロフィーコンプができないなどと不具合もあったが、現在はアップデートによりほぼ改善済み。
◆ストーリー◆
異世界ゲイムギョウ界
天界と下界の2つの世界で構成され、4つの大陸からなる下界は先代守護女神マジェコンヌによってモンスターで溢れかえっていた…
一方、天界では各大陸の守護女神たちが長い争いを続けていた。
戦いの中、下界へと落ちてしまう女神パープルハート。
落下の際に記憶を失ってしまったが、下界の住人に助けられる。
その後封印されていた史書イストワールを助け出し、彼女に導かれるまま世界を救う旅に出るのであった。
◆キャラクター◆
守護女神
大陸を守護する女神たち。初めは皆ネプテューヌを敵視し戦うはめになる。こっちは記憶ないのに…
元ネタはおそらく皆ゲームハード。
なお、無印のみの特徴として、ネプテューヌ以外の3女神はパーティ加入時に名称変更可能であり、作中では「ベール」「ノワール」「ブラン」と呼ばれずに専ら「グリーンハート」「ブラックハート」「ホワイトハート」と呼ばれている。
「ベール」「ノワール」「ブラン」は言わばデフォルトネームのようなもの。
革新する紫の大地
プラネテューヌの守護女神。今作の主人公。
明るく元気だが、変身すると別人のごとき冷静さと鋭さを発揮する。しかし少しとぼけたところはそのまま。ネプテューヌ状態は田中理恵の喉が心配になる演技である。
そして、女神化すると…やけに
色っぽい声になっている。
また、
縞パン。
元ネタはおそらく
SEGAが開発していたとされる幻のハード『ネプチューン』。
雄大なる緑の大地
リーンボックスの守護女神。
おっとりとしたマイペースな性格をしている。その性格な故に守護女神戦争への関心は低く、彼女と戦うシーンがクエストを除いて最大2回しか無い。(他の2人は最大5回)
無類のゲーム好きで廃人。
マンガ、アニメ、ゲームを3種の神器と称えている。女神では1番の
おっぱいの持ち主。
元ネタはおそらく『
Xbox 360』。
専用戦闘BGMは「The Soul Of Fight」。上記の故に流れる頻度が少ないレア曲。
重厚なる黒の大地
ラステイションの守護女神。
勝ち気で好戦的な性格である。そのためか仲間キャラのなかでも育てれば最強クラスの能力になる。
コスプレが趣味という一面も持つ。
ぼっち。
ただしネプテューヌに対しては今と違って強烈な敵対心を持っている。
夢見る白の大地ルウィーの守護女神。
無口であまり喋らないが、その口を開くと攻撃的なセリフの嵐である。
同人小説を書いているが、その半分は擬音でできている。本人は賞を狙う気でいるが。
ちなみに、ネプテューヌに対しては特別な感情を抱いているらしいが…
余談だが、彼女の戦闘BGMはポップ調であり、ジャズ調のブラハやグリハに比べると異色さを放っている。
元ネタはおそらく『
Wii』。
専用戦闘BGMは存在するも、限定版の特典のサントラには未収録。ただし、上記の故か謎の中毒性がありBGMの評価はかなり高い。
下界の住民たち
旅の中で出会う仲間たち。しかし仲間にするにはリアルマネーが必要なキャラも。現実は残酷である。
こちらは元ネタがゲームメーカーになっている。
CV: 酒井香奈子
困っている人を助けたいという願いを持つ看護学生。しかし天然なところもある。気を失っていたネプテューヌを介抱し、その願いから旅に加わる。
ネプテューヌは噛んで言えないが、プラネテューヌは噛まずにスラスラ言える。…なんで?
※パンチラ要員である
元ネタは『コンパイルハート』。
このゲームで貴重な常識人。序盤はしばらくネプとコンパのW天然を相手にする。お疲れ様です。
腰に9つの携帯電話を装備している。冥界住人。この頃は厨二病設定は存在していなかった。
元ネタは『アイディアファクトリー』。
DLCキャラその1。
ですの口調ですの。アイテムを売って旅をしている。金銭面にはしっかりしており、ベールからふんだくるイベントも存在する。
少し腹黒い。
元ネタは『ガスト』。
ただしリメイク版である『Re;Birth1』ではリストラされている。
DLCキャラその2。
ゲイムギョウ界の正義のヒーロー。困っている人を颯爽と助けていく。…が
AAAカップであり、それを突っ込まれると取り乱す。
声ネタをたまに引っ掛けてくる。
上記2名は戦闘に参加させるためにDLCが必要。DLCなしでもパーティには加わる。
新規キャラその1。
ロリ巨乳。ヨメ探しの旅をしている。
Rは髪型、Eはカップ数、Dはドラゴンと、外見に隠しテーマがある。
元ネタは『レッド・エンタテイメント』。
CV: nao
新規キャラその2
ボクッ娘。世界を旅するストリートミュージシャン。ラジオのパーソナリティもしていて実際にゲーム中に聞くことができる。
CVは当ゲーム主題歌も歌う、元
fripSide初代ボーカルのnao。声優は初挑戦。
元ネタは『5pb.』。
上記の2人は発売から2ヶ月後に発表された。アップデートとDLCにより仲間になる。
その他
通称いーすん。
すべてをしるなぞのそんざい。しゃべるとかおもじがたようされる。
マジェコンヌとともによんめがみをつくりだしたキャラであったが、マジェコンヌにふういんされてしまった。
先代の女神で、下界を混乱させた元凶。
ただし、マジェコンヌ自身もそれなりの苦悩や目的もあった。
ドリルロッド。
元ネタはおそらく『マジコン』。
◆リメイク◆
2013年10月にリメイク版である『
超次次元ゲイム ネプテューヌRe;Birth1』が
PlayStation Vitaで発売された。
当初はベタ移植にする予定だったらしいが「Vのシステムで初代を遊んでみたい」という要望に応え、大幅な変更、改善が加えられた。
後の2016年8月には
Steamでも配信、2024年5月には
Nintendo Switchでも発売された。
大きな変更点は、
- ランダムエンカウントからシンボルエンカウントに変更
- ダンジョンアクションの変更
- タウン画面、大陸間移動の廃止
オブジェクト破壊は完全に撤廃。トレジャーサーチは自分の周囲にある隠し宝箱を探すものに変更。
マップは全大陸のポイントから目的の場所を選択するものに変更。街はショップ、ギルドなどのコマンドを選択でそれぞれの画面に移行する。
これらの変更とロード時間の短縮もあってゲームのテンポが格段に向上している。
- 全ボイスの新規収録
- 一部キャラの立ち絵、背景を新規イラストに変更
- ガナッシュなどのサブキャラにも立ち絵が追加
- 戦闘BGM等をアレンジして収録
雰囲気や印象が変わっている。おおむね好評。
ガナッシュとフィナンシェの立ち絵については後述の「めがみつうしん」からの逆輸入だったりする(ちなみにフィナンシェの名前は、無印と「めがみつうしん」ではフィナンシエだった)。ただし、サブキャラの総数は大幅に減ってしまった。
ちなみにサブキャラの立ち絵は『VⅡ』現在では今作とVⅡだけであり、他作品ではシルエットかそれすら無いという、様々なゲームの中ではとても珍しい仕様となっている。
- カップリングシステム、リリィランク搭載
- ディスクメイク搭載
- リメイクシステム搭載
上二つはmk2、Vからの追加。パーティーの前衛一人につき後衛を一人つけられるシステム。お互いのリリィランクによって経験値の上昇やステータス異常防御などの恩恵、カップリングスキルの使用ができる。
リメイクシステムは他ゲームの調合のようなもの。仕様書(レシピ)を入手し、指定された素材を揃えることで様々な仕様を追加できる。
店売り品の追加といった基本的なものから、ダンジョンの追加や強力なモンスターを追加するといった寄り道要素の強化、取得経験値の増加や敵ステータスの強化/弱体化など遊びやすくするための機能拡張が可能。
ちなみに武器、防具以外の装備品や消費アイテムはこれで追加しないと初期の店売り品以外購入不可能。
- こんぱ、アイエフ以外のメーカーキャラ総入れ替え
- パープルハート以外の女神全員が無条件で正式加入
がすとちゃん、日本一ちゃん、REDちゃん、5pb.ちゃん全員リストラ。
代わりにVに登場したブロッコリー、MAGES.、ファルコム、マーベラスAQL、鉄拳、サイバーコネクトツーが登場。ストーリーにも絡んでくる。
無印ではラスボス戦前にそれぞれのシェアを3分の1以上にする必要があり更にタイマンで勝つ必要があったが、今作では無条件でかつ中盤までに全員加入する。伴って本物の女神と戦う機会は序盤のブラックハートだけに留まっている。(中盤とコロシアムでは偽物と戦える)
メーカーキャラクターたちはDLCを使わずともパーティーメンバーとして使用可能。
- シナリオの大幅な変更
- キャラの性格が『mk2』以降寄りに
女神たちがストーリー進行上で正式にパーティーに加わるなどシナリオも根本はそのままに大幅の変更が加えられている(ネプブラは
犠牲になったのだ…)。お馬鹿さはあるも本筋はシリアスであった無印に比べると所々ギャグが多く含まれており、今のネプテューヌの性格もあってシリアスさは控えめに明るめになっている。
キャラの性格や立場については個々のキャラのリンク先を参照して欲しいが、例えばネプテューヌは主人公主人公アピールしつつ
メタ発言を平気で多用する『V』以降の性格であり、ブランも『V』のように追い詰められると泣く仕草を見せるシーンがある。(無印ではそのような仕草は一切していない)
ちなみに有料DLC枠はVからプルルートとピーシェが参加。さらにまさかのイストワールがパーティーイン。
…などなど、かなりの部分で大きな変更があった。衣装の追加など細かい部分の変更も多い。
ゲームとしてのクオリティを上げつつ雰囲気も割と変わっているので無印をクリアした人も投げた人にも充分遊べるリメイクになっている。
しかし、リメイク作でありながらシナリオが大幅に変わっており、特に、上記の他に
- 5pb.が務める「ふぁいらじっ♪」の削除
- 3女神の女神ブログの簡略化
- 戦闘システムがVの仕様となり、銃による属性攻撃や保存した画像による攻撃等の削除
- ダンジョンやBGMがmk2やVの使い回し
- 新規曲もそれなりに多いが、無印で特に人気のある3女神の戦闘BGMも勿論無し
などが挙げられ、追加移植に近い同じリメイク作の「Re;Birth2」「同3」とは違い大きく違いすぎているので、無印シナリオ等に思い入れのある人からは不満の声もある点は留意しておきたい。
◆メディアミックス◆
Webコミック『超次元ゲイム ネプテューヌ ~めがみつうしん~』がファミ通コミッククリアにて連載された。
「ゲイムギョウ界を救え!!」との煽り文句だったが、いきなり第1話1ページ目で救われた。…なんか色々と台無し。
世界観はゲームクリア後の話に近いが、トゥルーエンドでは女神を辞めたのに対してこちらは辞めずに4人共仲良くなっている。
またこの作品から主要キャラの性格に大まかな変更がなされた。
後に女神候補生やリンダ、プルルート等といった後作品のキャラも登場した。
ラノベ『超次元ゲイム ネプテューヌ はいすくーる』が発売された。
まさかのアニメ化も決定。
◆続編など◆
ちなみにこのゲイム、開発当初のカメラアングルは製品版のそれよりも自由度が高かった。
キャラ達の生みの親であるつなこの意見で、製品版では少々修正されたようだ。
また北米でも『Hyperdimension Neptunia』(超次元ネプチュニア)として発売されている。
そして2012年8月30日には『神次元ゲイム ネプテューヌV(ビクトリィー)』が発売される事となった。
リメイク版では(日本一&がすとや初代コンパを除いた)mk2を含めたメーカーキャラの無料配布がされた。
ちなみに、ネプテューヌVにおいて『何故か』パープルハートの胸が増量された。
これら2作の続編となる『新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ』が2015年4月に発売された。
キャラ設定の矛盾などが見られるも、前作よりシナリオは前2作より広大であるのが特徴。
あなたがやらないとついき・しゅうせいにみっかかかりますよ?
- 某ガラパゴスRPGといい、■の会社に何か恨みでもあるのだろうかと邪推してしまう。いや、いじってるだけだろうけど。 -- 名無しさん (2013-07-08 00:53:04)
- ホールじゃなかったけどDMかと思った -- 名無しさん (2013-07-08 08:01:31)
- アニメ版、中々○○かったですね…むふふ -- 名無しさん (2013-07-15 02:58:56)
- そういやネプ子のとこって中の人が元妻と現妻か…… -- 名無しさん (2013-08-03 22:07:05)
- ↑そういやそうだな。一応円満気味な離婚だったからそれ程修羅場にはならないんじゃないかな?逆に新旧嫁どうしで山ちゃんの愚痴いってそうw -- 名無しさん (2013-08-03 23:11:00)
- 花澤さんのドS演技サイコー! -- 松永さん (2013-08-23 22:29:40)
- VⅡとUも楽しみだな。しかもVⅡは女神が悪堕ちするらしい -- 名無しさん (2014-04-09 01:54:37)
- バカゲーだけどストーリー進行自体は意外とシリアスっぽい気がする -- 名無しさん (2014-04-09 02:01:27)
- アニメも好きです。原作の小ネタも挟みつつやってるよね。 -- 名無しさん (2014-07-05 01:01:12)
- figmaやD-Artsで出ないかな?ねんどろいどでもいいけど。 -- 名無しさん (2015-02-08 21:00:39)
- ↑確か値段は高いけどパープルハートのフィギュアは出てたよ。 -- 名無しさん (2015-02-08 21:29:33)
- ↑たぶん↑2の人たぶんポーズ固定のフィギュアじゃなくて動かせるフィギュアが出てほしいんじゃない?ちなみにねぷねぷのねんどろいどはアニメのDVDか何かの初回生産特典である!単品とかアマゾンで買えんじゃない? -- 名無しさん (2015-02-09 08:09:57)
- ↑3 女神勢は可動フィギュア映えしそうだから欲しいよな… -- 名無しさん (2015-07-10 01:06:05)
- エグゼイドネタ何時になるのか… -- 名無しさん (2017-09-11 13:50:56)
- スパクロでセガハ参戦したしネプギアンダムで参戦して欲しい -- 名無しさん (2017-11-07 14:49:38)
- アズレン とコラボだと!? -- 名無しさん (2017-12-20 12:39:44)
- VとV2のキャラや作品の項目も立ってほしい -- 名無しさん (2018-01-21 10:15:38)
- 戦艦じゃなくて軽巡なのネプチューンと被るからか? -- 名無しさん (2018-02-21 14:21:58)
- PS4でリバース1がリメイクされた。 -- 名無しさん (2018-08-15 21:16:31)
- ↑15 ネプテューヌも元嫁に… -- 名無しさん (2019-02-17 20:28:46)
- ファミ通で1/4ページで紹介されていたこれを目にしたときには、見事冥界住人になるとは思わなかった。そのわずかな紹介だけで買おうと思った時点で手遅れな気もするけど。 -- 名無しさん (2019-02-17 20:55:00)
- 10周年記念にねんどろいどパープルハート登場 -- 名無しさん (2020-02-13 14:52:03)
- え!?完結 -- 名無しさん (2020-03-25 13:57:57)
- もう10年も経つのか。 -- 名無しさん (2020-08-21 12:43:19)
- Goネプはどうなるんだ? -- 名無しさん (2020-08-21 12:56:35)
- ネプテューヌシリーズは阿澄佳奈、植田佳奈、酒井香奈子(現さかいかな)、かないみか、花澤香菜と「かな」と付く声優が5人もいる。 -- 名無しさん (2020-11-05 16:00:37)
- PS5でもう3回目ぐらいになるであろうリメイク作が出た…なんかもう、PS系で新ハードが出る度にリメイクのを出してるよなあ。しかもPS5のソフトはネプさんの以外あんまり興味が湧かないのが、今んとこ多い有様…。 -- 名無しさん (2021-04-28 12:49:11)
- 失敗続きだしな、Vコラボも閃乱コラボも。最新の外伝も評判良くない+売り上げ最低みたいだから -- 名無しさん (2023-09-28 21:16:58)
- 型月とコラボとか無理なのかな?(殺生院キアラ) -- 名無しさん (2023-10-25 13:36:47)
- 偶然かもしれないけど変身コンセプトがアキハバラ電脳組に似てるのは気のせいか? -- 名無しさん (2024-08-23 14:33:53)
- ↑2 経験値にシナリオ任せるか(セガ好き) -- 名無しさん (2024-12-16 14:40:51)
- 題材自体がもう化石みたいなシリーズだけど未だにファンではある。VIIの続編みたいなの作ってるって話だけどなかなか新情報こねえなあ -- 名無しさん (2025-03-22 19:31:49)
- ↑ DLCでグリーンシスターを追加できるように調整中だったりして(個人的願望) -- 名無しさん (2025-03-22 19:49:05)
- ↑2ゲームハード自体進化しているけどこのシリーズは出遅れ気味なんだよなぁ -- 名無しさん (2025-03-27 14:56:45)
- 今だとブラックハートがPS5モチーフで白くなり、ホワイトハートがスイッチモチーフで黒くなり、携帯版XBOXモチーフでグリーンシスター登場(ベールさん歓喜)、スチームデックちゃん&ROGALLYちゃん辺りと抗争するとか。でもsteamネタは忍ネプでやってたっけ。 -- 名無しさん (2025-03-28 12:29:14)
最終更新:2025年03月28日 12:29