爺ファンタジー(魔法陣グルグル)

登録日:2019/03/31 Sun 19:18:06
更新日:2024/10/22 Tue 17:49:50
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このじじいたち―――危険( デンジャラス )につき。



爺ファンタジーとは、漫画『魔法陣グルグル』に登場する四人組のパーティー。
あまりにも強すぎて無敗のまま60年、運命に導かれすぎた四人の男たちのこと。
全員キタキタおやじ(52歳)より年上の老人で、全盛期よりかは衰えたものの、現在でも「秘技"かっこいいやつら"」を駆使してボスクラスのモンスターと真正面からやりあえるほどの実力を持つ。
ただし死神は怖いらしく、その噂が漂うジタリの遺跡を30年も放置していた。
元ネタは雑誌のGファンタジーと、かつて同誌で連載されていて現在もコミックZERO-SUMで連載中の峰倉かずやの漫画『最遊記前世紀から連載してんだからもう爺と言われてもしょうがない。名前の由来は東西南北。

変態と美少女の巣窟である『魔法陣グルグル』において屈指の色モノ集団であり、終盤の登場だったにもかかわらずその自由奔放ぶりから読者に絶大なインパクト与える。
一応ニケたちの力量を推し量るためでもあったのだが、ニケは「疲れる……メチャクチャ疲れるよ…」とめまいを覚えていた。

一発屋で終わるかと思いきや、まさかの最終決戦に参加。
ニケが"勇者の剣"を完成させるまでの時間稼ぎをするなど、最後までボケながら勇者一行を支える先輩ヒーローのポジションであり続けた。
…ニケからは「ホモ」と決めつけられてしまったが。

アニメ3期ではテーマソングである『伝・説SILVER LOVE』がばっちり挿入歌として流れた上、そのためだけに専用のスタッフを雇うという力の入れようを見せる。まさに公式が病気。
こちらの元ネタは登場頃に流行っていたモーニング娘。の『恋愛レボリューション21』である。
ちなみに、原作とアニメで全員服装が違う。


【メンバー】

ヒガジ


「弱い力も力のうち…合格だ!」

パーティーのリーダー役。頭頂部はハゲているがロン毛。超高速で尻をかく。
アニメではしれっとジョジョ立ちを披露。
ちなみに声優の子安氏はアニメ1期でタテジワネズミを演じていた。


ミナジ


「オレたちと同行しないか? この大陸の重要ポイントに案内するぜ!」

メンバーで唯一頭髪が全滅している。
熱血・純情タイプとのことだが、ぶっちゃけ一番地味。
しかしニケが押し潰されるサイズのカギを持っていたあたり、体力は随一と思われる。


キタジ


「フッ…まだまだ負けねえぜヒガジ!!」

波平タイプのハゲ。クールで荒っぽいという説明文と上記の台詞から、リーダーのライバルポジションと思われる。
同じ台詞を二回言ってしまうほどにボケている。


ニシジ

CV.江越彬紀

「きみは世界の修理屋なんだよ」

眼鏡。基本は糸目だが時々開眼する。
穏やかな知性派で、ククリを「魔王ギリに対抗する世界の修理屋」と表現した。
なお、彼はパーティーのツッコミ役ではない。爺ファンタジーは全員ボケ役なのだ。


【かっこいいやつら】

光の者が発動する「かっこいいポーズ」を一人ずつ決めることで注目度を格段に上げ、魔物の動きを止める割と有用な技。


【画面割り込みの術】

どんな場面であっても強引にカットインとテキストフレームで割り込むことができる主役っぽい(だけ)の技。
絵面的には普通に邪魔である。


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最終更新:2024年10月22日 17:49