ゾンビ(Minecraft)

登録日:2019/06/28 Fri 08:27:56
更新日:2024/02/07 Wed 18:50:52
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ヴァー…… ヴァー……



サンドボックス型ゲーム『Minecraft』に登場する敵性MOBの一種。

●目次


【概要】

マイクラ世界を代表するモンスターのひとつ。
ヴァーヴァー鳴くので、近くにいれば隔離されていても声が聞こえてくる。
見た目は黒い横棒の目の顔に、全身の肌が緑色、生前の名残なのか水色のシャツと青いズボンをはいている。
ゾンビなだけに両腕は常に前へ突き出したまま。
Java Editionではプレイヤー、村人、行商人、アイアンゴーレム、スノウゴーレムを認識すると腕を上げて襲いかかってくる。これは、ゾンビ系mob全てで同じポーズをとる。


【性質と行動】

よくあるゾンビそのままである。
至って単純な行動原理で、プレイヤーや村人を見つけると近付いて襲い掛かる。
近くに獲物がいない時は不定期にウロウロして立ち止まってを繰り返す。
動きは単調でトロく、プレイヤーの歩行速度よりさらに遅い。
また、アンデッドらしく太陽光を浴びると炎上し、夜に生えてきたゾンビの多くは日の出と共に焼け死ぬ。

毒が効かず、回復(治癒)のポーションを使うと逆にダメージを受けてしまう辺りもまさにアンデッド(再生のポーションは無効)。
勿論、直接飲んでくれることはないのでスプラッシュポーションにして投げつけるか、ポーション効果付きの矢(威力が上昇する)を撃ち込む必要がある。
難易度イージーでもワンパンはできないものの、落下させるなりして事前に弱らせておけばポーション一本で集団を一掃したりもできる。
ダメージのポーションも、使うと逆に回復(矢は威力が低下)してしまう。

知能は動物なみで、日中は木陰に隠れるスケルトンのように逃れようとする知能もない。脳すらないヤツより無能とは一体…
攻撃対象が直接届かない位置にいる場合は、付近にルートがあれば回り道する程度の知能はある。
どこぞの腐った豚のように目前の穴や壁すら感知せず落ちたり詰まったりするほど頭が悪いわけではない。

また、ゾンビは一度プレイヤーを見つけるとその付近にいる別のゾンビも一斉に反応する。
地上ではそんなに気にならないが、洞窟内で突然ワラワラとやってくるのはこれが理由。

他にもプレイヤーからダメージを受けた個体を中心に、近くに別のゾンビを確率でスポーンさせる特性を持っており、雑に殴って長引かせるほど人海戦術のツボにハマるようになっている。
無論だが難易度が上がるほど増援が生まれる確率は高まる。

また、難易度が上がると最初から武装していたり、落ちているアイテムを拾ったりする可能性がある。
特に頭部位で何かしら被っている場合、日光の影響を受けないのが厄介。
チェーン系装備はこいつの他にスケルトン、防具鍛冶の村人との取引、森の洋館のチェストおよびBedrock Edition限定で埋もれた宝のチェストからしか入手できない貴重品だったりする。シースルーのチェーン帽子で日光を防げるのもおかしな話だが

なお水に沈み続けるとドラウンド(後述)になる*1



【脅威度】

ドラクエで言うスライム的な最弱のザコである。
太陽光で燃える、無頓着、フェンスは登れない、すっとろくて殴るだけで死ぬ…。

だが、マイクラを始めたばかりの右も左も分からない初心者にとってはこんな奴でも立派な強敵。
こいつに限った話ではないが、いかんせん武器無しでは固いのだ……。

当然、最初にワールドへ降り立った時は道具も武器もない状態の為、
何も知らないで試行錯誤していると準備もないまま夜になって遭遇する事になる。
夜の時間帯は、ゾンビないしそれ以上に危険なモンスターがうじゃうじゃと湧き出すのだがら、
素手でちまちま殴り合おうものなら日が暮れて日が明けてしまう。


「なんでもいいから武器を作れ」と初心者に教えてくれる教師役のような存在とも言える。
なにしろゾンビ一体ごときにいちいち死闘を繰り広げるようでは、夜に限らずこの世界を生き延びるのは難しいだろう。
ゴルゴの如く弓矢を正確に射ってくるスケルトン、近づいて自爆するクリーパー、ゾンビより速い上に高くまで登れるやたら好戦的なクモ
特に運悪く遭遇した初心者にトラウマを植え付けるウィッチや邪悪な村人などは昼間でもうろついている。
こいつらに苦しめられるうち、プレイヤーは身を守る安全な拠点作りと、明かりや武具の重要性を自然と身に着けていくのだ。

ちなみに難易度ハードでない限り実害は少ないものの、放置しているとベッドで眠れなかったり鳴き声が響いたりドアをバシバシ叩いたりと地味にやかましい。

【対処法】

ゾンビはザコに違いはないが、バンバン湧いてくるので鬱陶しい事に違いはない。
ここでは対処法を一部紹介する。

足元(下半身)攻撃法

ゾンビに限らないが、モンスターの視界は人間と同じく頭部にある。
なので頭の部分が遮られていると、あらゆる二足歩行型はプレイヤーを視認できず攻撃もできなくなる。
例えばまず2ブロック分の縦穴を地面を掘り、その縦穴の隣を1ブロックだけ掘る。
そして縦穴の上を何でもいいので蓋をし、隣の1ブロックに落ちてきたゾンビの足元を殴るといった具合。
ただし子供ゾンビの攻撃は届くし、スケルトンも角度次第で矢で隙間を射貫いてくるという難点がある。

湧き潰し

これもゾンビに限らないが、スポーンする可能性があるのは、「地上、地下を問わず、光源のない暗い場所であれば何処でも」。
この「何処でも」というのが問題で、せっかく建てた家だろうと村の中だろうと明かりが無ければ平然と湧き出してくる。
ひどい場合では村の空き家にゾンビが湧いたなんてケースもあり得るのである*2
更に性質の悪いことに、難易度Hardではダメージを受けると周囲に一定確率で仲間をスポーンさせる可能性がある。

松明を設置するとその周辺が明るくなるおかげで、ゾンビに限らず敵性MOBがスポーンしなくなる。
これを利用した“湧き潰し”はマイクラにおける常識といっても過言ではなく、ゾンビを含めた敵性MOBの脅威を未然に防ぐことができる。
洞窟で採掘中に暗闇からゾンビ、という心臓に悪い遭遇も減らせるので、採掘の際は少し奥まで光源を確保するのが基本戦略となる。
屋内や地下に限れば「Caves & Cliffs(洞窟と崖)」アップデート第2弾(1.18)からは、完全な暗闇でのみ敵性MOBがスポーンするようになったので湧き潰しの敷居は下がったが、そのぶん暗闇からゾンビ現象が心なしか増えた気がしないでもない……

仕掛け

最も単純な挙動の敵対MOBなので、ゾンビを封じ込める為に高度な設備は一切必要がない。

  • 水流
  • フェンス(バリケード)
  • トラップドア

ゾンビはプレイヤーと違って水流にまともに抵抗できないので、そのまま流されていく。
ジャンプ力が低いのでフェンスが乗り越えられない。攻撃判定も短いので殴り放題に。
2ブロック以上の堀を登れない。プレイヤーは2ブロック目にはしごがあれば普通に登れる。
トラップドアを地面と認識するので向き合った2枚のトラップドアを開いておけば勝手に落ちていく。
…等。

また、地下の洞窟には稀にこのゾンビ(スケルトンやクモ版もあり)を一定の周期で召喚し続けるスポナー(モンスター スポーナー)が配置されることがある。
本来はトラップめいたギミックなので見つけたらすぐに破壊しろ…と言いたいところだが、手慣れた人はこれを壊してしまうのではなく、まずは松明で周辺で念入りに明るくしてゾンビを召喚しなくする。
何故なら、ゾンビを大量に召喚する性質を利用して稼ぎができるから。一度しっかり囲んでしまえば、また暗くするだけで倒し放題のゾンビ生産装置に早変わりである。
安定した経験値、交易に使える腐った肉、作物のニンジンやジャガイモ、何かと要りような鉄インゴット等々…。治療可能な村人ゾンビに確実に出会える方法の1つでもある。

この稼ぎ装置(通称トラップ)の作り方は様々だが、基本は水流や落とし穴等でゾンビを一箇所に閉じ込めた上で、一方的に殴り倒せる様に隙間を設けるだけでOK。素直に寄ってくるので他のスポナーよりもお手軽に作れる。
慣れれば落下させて適度に弱らせたり足元にホッパーを置いてドロップ品を集めたりと仕掛けを試すにもピッタリ。

【ドロップ】

ゾンビを倒すと高確率で『腐った肉』をドロップする。何の肉かは考えない方がいい…のかもしれない。
一応食うことは出来るが、高い確率で食あたりをおこして30秒間満腹度が早く減ってしまうのでほぼマイナスアイテム。
しかし貯め込んでおけば、いつか村人との交易に役立つ……かもしれない。

なお、食あたり中に食べても30秒の効果時間は超えないのでまとめて食べれば収支的にはプラスになる。トラップで余ってるなら一考の余地は有るだろう。
ミルクで食あたり自体を打ち消すという手段もなくはない。食あたり中にミルクなんぞ飲んだら余計に腹を下しそうなものだが。

それ以外には作物であるニンジンおよびジャガイモ、ごく稀に鉄のインゴットを落としていくこともある。特に前者の作物2つは村やチェストが見つからない場合はゾンビを倒す位しか入手手段がない。

装備や道具を所持している場合はそれを落としていくこともある。日光等で自滅した場合は殆ど落とさないので、金や鉄の原料を集めたいなら極力自分で倒すことを推奨。

可能ならドロップ増加のエンチャントを用いればこれらアイテムを落とす確率を上げられる。

村人とゾンビ】

ゾンビのテンプレに忠実なので、生きている村人を見つけたらそっちに襲いかかっていく。
なので村人達も、ゾンビに近づかれると屋内に逃げる。大抵は木のドアに阻まれて無事にやり過ごせるのだが、Hardでは時間をかけてドアを破壊しようとする
鉄製に置き換えれば大丈夫……と思いきや、こちらはレッドストーン回路やレバーを設置しないと開けられず、そのままでは村人に使えないので工夫が必要。*3
ハードモードで序盤に見つけた村を守りたいのであれば、村人が通れない2ブロック以上の壁で囲み、出入りを地面に付けない梯子一つにすると安全。
(プレイヤーは梯子前でジャンプすれば登れるが村人は登れない。地面に接地していると村人も登れる)


ある程度大きく発展した村*4は、一定確率でゾンビの襲撃イベントが発生する。
これは一度に大量のゾンビがスポーンするというもので、放っておくと村人をどんどん襲い始める。
特にHardの場合は上記の仕様があるため、その村の発展と交易を望むならゾンビの群れを排除することになる。
発展した村には中立MOB(基本村人側)のゴーレムがスポーンすることもあるが、ゾンビ全部を任せるのは流石に心もとない。武器を持ち出して積極的に狩ろう。
村と周辺の明かりを徹底したり、村を越えられない壁で囲っておけば襲撃イベントの発生はほぼ無くなる。

襲われて死んだ村人は難易度Normal以上だとゾンビ化してしまうことがある。
Hardでは確定ゾンビ化。プレイヤーキャラの都合とはいえ一切感染しないスティーブさんパねぇ*5
かように恐ろしいゾンビ化だが、Hardに挑むクラフターたちは更なる闇へ手を染める者もいる。詳しくは後述。



【バリエーション】

子供ゾンビ

ちっちゃい子供のゾンビ。
しかし子供かと侮るなかれ、身軽な分移動速度が超絶強化されており、プレイヤーを見つけると倍以上の速さで猛ダッシュしてきて襲いかかる。普通のゾンビの群れにやけに速い影がいたら確実にコイツで、初見では凄くビビらされる。
しかも体力と攻撃力は大人のゾンビと全く変わらず、更に身長が低いので当たり判定が小さく、1ブロック分の隙間を遠慮なく通り抜けてくる。
ゾンビトラップを作る際も、攻撃して倒す場所はハーフブロック等で狭くしないとこの子供ゾンビがトラップから脱走してしまう。
実質的に大人ゾンビの強化版みたいなもので、基本的にこいつとの戦いは幾らかダメージを受けることは避けられないだろう。複数来たら軽く死ねる。
昔は日光に耐性を持っていたせいで更に恐ろしい強敵だったが、アップデートでちゃんと影響を受けるようになった。

ちなみに下記で並べたハスク等の亜種でも、子供ゾンビが発生する可能性は有り得る。


チキンジョッキー/ベイビーゾンビジョッキー

子供ゾンビがニワトリ、あるいは何かしらの動物、ゾンビとその亜種*6に騎乗した個体。*7
前者はJava EditionとLegacy Console Editionでのみ、後者はLegacy Console EditionとBedrock Editionでのみ発生し、チキンジョッキーの代わりに登場するが別物として扱われている。
チキンジョッキーはニワトリの持つ落下耐性*8と高い移動速度をもってプレイヤーに襲いかかるため、実際に敵対すると脅威。
ベイビーゾンビジョッキーは上記2種で登場する子供ゾンビの習性によるもので、敵対すると付近の動物、ゾンビとその亜種に乗っかる形で生まれる。
ニワトリにも騎乗するがスポーン直後は騎乗しない。
チキンジョッキーはゾンビおよび後述するゾンビの亜種やゾンビピグリンの子供全てで発生する。そのためJava Editionではネザーでもニワトリが乗られる形でスポーンする。
ベイビーゾンビジョッキーは子供ゾンビ、子供村人ゾンビ、子供ハスクでのみ発生する。
そのため、子供溺死ゾンビ、子供ゾンビ化ピグリンのベイビーゾンビジョッキーは存在しない。*9

……ただ、チキンジョッキーを実際に見たというプレイヤーは少ないだろう。
というのも、スポーン確率がとても低いのもそうだが、彼らは知らない間に勝手に自滅しているのだ。
以前のバージョンでは壁際や段差に近寄ると操縦者のゾンビだけが地形に埋まって窒息していたが、今は修正された…かと思ったら
今度は1ブロック分の隙間に入り込んで操縦者の頭だけ天井にめり込んで窒息という悲惨すぎる体質になってしまっている。
ゾンビトラップでたまに子供ゾンビだけが勝手にダメージを受け始めるのは大抵この性質によるもの。
ベイビーゾンビジョッキーでは一緒に湧いた大人のゾンビに肩車しようとする結果、自分から狭い壁にめり込んでしまうのだ。

普通、プレイヤーもモンスターも身体より狭い場所には入れない。当たり前である。
なのにチキンジョッキーだけはなぜか自分より狭い場所に入れてしまうのだ。
コッソリ観察していると、ニワトリが騎乗者を謀殺しているようにしか見えない。
ゾンビはダメージから逃れるという知恵がない為、そのまま窒息死してニワトリだけが残ることも多い。
これらの理由から、生きたチキンジョッキーを拝めるのは本当に稀なのである。


無事な姿を拝みたいというプレイヤーは、1マスの隙間がない巨大な空間を作って放置してみよう。
スパイダージョッキー(クモに乗ったスケルトン)と共に拝めることが多い。
拠点の地下に巨大空間を作るような真似をするときは注意して見ると良いだろう。

ただ、サバイバルモードではどうやっても見ることができないチキンジョッキーもいる、それは…ドラウンドのチキンジョッキーである。
後述するが、ドラウンドは水中のみでスポーンする。子供のスポーン時に低確率でゾンビや他の亜種同様チキンジョッキーになるが、水中ではスケルトンホース以外のジョッキーは騎乗が解除されてしまう。
そのためスポーン直後にニワトリと子供ドラウンドに分かれてしまう。ニワトリは水に浮くため海面まで浮かぶ。
稀に、周り一面が海、大きな河川の真ん中付近、帯水層の中心付近にニワトリが一羽浮いていることがあるのはそのためである。
サバイバルモードでは見れないがクリエイティブならば、スポーンエッグやコマンドでスポーンが可能である。

なお、村人ゾンビが乗ったチキンジョッキーを治療するとニワトリに乗った子ども村人となる。残念ながら座っている時のデザインはないため下半身はニワトリに埋もれているものの、非常にレアなmobといえる。*10

スピンオフ作「マインクラフトダンジョンズ」にも登場。ダメージを受けた時の声はニワトリが代わりにダメージを受けているのかニワトリのものになっている。行動は本家と変わらない・・・が、本作ではたまに子供ゾンビが5体積み重なった個体(チキンジョッキータワー)が出現、攻撃を加えると落とされた子供ゾンビが一斉に攻撃するという非常に厄介な敵となっている。


村人ゾンビ

村人の成れの果て。詳細は村人(Minecraft)の記事を参照。


ハスク

砂漠のバイオームにおけるゾンビ。
ハスクとは乾物や残滓を意味する言葉の一つであり、つまりは一種のミイラ。
高確率で通常のゾンビと置き換える形でスポーンする。
ゾンビと振る舞いは変わらないが、水を避けようとする思考を持ち、日光耐性まであるため日が昇っても死なないのが厄介。砂漠の村が一気に危険地帯と化した。しかもこの仕様のせいで砂漠にトラップを作って放置すると地上がハスクだらけになり、処理するのが大変なだけでなくゲーム自体の負荷も馬鹿にならない。
おまけにハスクからの攻撃を受けると、空腹の状態異常を付与されて凄まじく腹が減ってしまう。ゾンビ以上に触れ合いたくない。

なお乾いた死体という理屈からか、水に沈み続けるとゾンビを経てドラウンドになる。ふえるワカメかな?

そんなこんなでゾンビの上位種のようなハスクだが、上述した村人ゾンビ化ネゴシエーターに声がかかる事も。
砂漠なら雷が落ちないので村人の魔女化対策が不要、ハスクも日光耐性のおかげで屋根が不要といい事づくめである。


ゾンビピグリン/ゾンビ化ピグリン(旧名:ゾンビピッグマン)

地獄の異界、「ネザー/暗黒界」に生息する腐った豚男。地上で豚が雷にうたれるとこいつに変化する。
常に剣で武装した恐ろしい外見に反して中立MOBであり、普段は素通りしてもノーリアクションだが、ひとたび攻撃を受けると一転して激しく敵対する。
周囲のゾンビピグリンも一斉に敵対化して襲いかかる。
剣の攻撃力も合わさって(手を出した時の)危険度は高く、気軽にケンカを売っていい相手ではない。
だが何も考えずフラフラ歩き回るため、困ったことに他の敵対MOBの間に割り込んできてはうっかり叩いて逆ギレされる(敵側も同様)こともある。
ピグリンと違って倒さずに追い払う手段が無いのもまた厄介。
火炎耐性があるので溶岩に沈んでも生きている。
ちなみに、内部データ上はただのピッグマンも存在した。
「ネザーアップデート」によりゾンビピッグマンは同じアップデートで登場したピグリンという豚獣人がゾンビ化したという設定になった。
グラフィックもゾンビピッグマンと違い、ピグリンがゾンビ化したような姿となっている。
ゾンビピッグマンでは二重スキンにより大人と子供で見た目が違っていたが、ゾンビピグリン/ゾンビ化ピグリンではその仕様が引き継がれず大人も子供も同じ見た目になっている。

主なドロップ品はやはりというか腐った肉と、所持している金の剣。
性格は腐ってもピグリンということか金塊や金インゴットを直接落とすこともあり、そのままピグリンとの取引に使うことも可能。

ドラウンド/溺死ゾンビ

「アップデート・アクアティック」で追加された新種のゾンビ。水死体と言うに相応しい、ドロドロした外見が特徴。
水まわりの大幅なアプデに伴い現れた、水中の新たな脅威。
プレイヤー同様に泳ぐことができ*11、日中はプレイヤーが潜っている時にしか感知しないが、夜中では陸に上がるようにもなる。
それなりの確率で釣竿やトライデント、オウムガイの殻といった何かしらのアイテムを持っており、倒せばドロップ*12するが、中でもトライデントを持った個体はかなり危険
遠くから正確にトライデントを投げてくる上に、これが防具無しだと結構痛い。
Legacy Console EditionとBedrock Editionでは3ブロック以内だと近接攻撃をしてくる。Java Editionでは距離に関わらず投げてくる。
そのためLegacy Console EditionとBedrock Editionでは接近戦に持ち込めばいいが、ちょっとでも離れただけですぐ投げてくる。Java Editionでは前述の通り距離に関わらず投げてくるため、盾がない限り対処が難しい。
このせいで最近の序盤の死亡原因によくあがる。水辺の近くを歩いてたら唐突に大ダメージ、何が起きたのか慌てて周囲を見回してる間に2発目で死亡。
しかも、ドラウンドは水があるならどこにでもスポーンするため、日中なのにその辺の川底でうろついていることも日常茶飯事。川を越えるにも油断できなくなった。
泳ぐ速度はゆっくりであるものの、子供ドラウンドはそれ以上の猛スピードで泳いできて地味に怖い。その恐怖はさながらジョーズ
ちなみにオウムガイ持ちは必ずそれを落とす。

かように恐るべきモンスターだが、中にはこんなものでも利用するクラフターもいる。
こう見えてドラウンドはトライデント持ちを除いて、昼間かつプレイヤーが水に触れていない間は紳士中立なのだ。近付きすぎると殴られるが。
そこで、例えばヒカリイカ(発光するイカ)トラップで付随して溜まってしまうウーパールーパーの処分を任せる等といった利用法がある。
トライデント持ちを一人確保して名札をつけておけば、ウーパールーパー対策に深穴を掘る必要がなくなるという訳である。

手持ちのアイテム以外には腐った肉や銅インゴット*13を落とすが、腐った肉は普通のゾンビで良く、銅インゴットも需要がイマイチなので狙って狩られることは稀。

【余談】

  • 昔は体力が減るとなぜか攻撃力が増大する仕様があった。すぐに次のバージョンで削除されたが。

  • ゾンビの襲撃とは別に、邪悪な村人(イリジャー)による襲撃イベントが存在する。そちらはゾンビと比べ物にならないほど危険で、数段階に分けて敵の群れが襲いかかるなど難易度が高い。

  • 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALでは、スティーブ/アレックスのカラーバリエーションの1つとして出現する(スティーブ3種、アレックス3種、ゾンビ、エンダーマン)。
    採掘やTNT火薬、エリトラを使用するゾンビというなかなか珍しい光景が見られる。



追記・修正は腐った肉を食べつつお願いします。
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最終更新:2024年02月07日 18:50

*1 昔はゾンビとスケルトンは水に浸かっても浮き上がる仕様だったが、後述のアプデ後に沈む仕様に変更された。

*2 村は最低限の明かりこそ用意されているが、屋内には松明が無い建物もあり暗いことが多い。また最低限の明かりだけなので、家の外も全体的に暗くモンスターのパラダイスになりやすい。

*3 ちなみに、マイクラwikiには「道以外全てマグマ」「ドアのない迂回路を複数用意」「ゴールが村人(ゾンビと村人はドア1枚で隔てられている)」の状態でゾンビに村人を襲わせると、迂回路よりもドアの破壊を優先する習性がある、という画像が用意されている。

*4 ベッドが10個以上、村人20人以上の村でかつ、その村の有効なベッド全てから割り出した"中心点"から半径+1ブロックの範囲にプレイヤーがいる状態が条件

*5 ただ、ゾンビのスキンはどう見てもスティーブの服そのものなので、死んだ数多くのスティーブのなれ果てという可能性も考えられる。

*6 溺死ゾンビは除く

*7 ゾンビとその亜種は子供ゾンビをおんぶしているように見える。

*8 落ちても羽ばたいて低速落下する

*9 ただ、ゾンビ化ピグリンに関してはゾンビピッグマンの頃に実装されていたが、Bedrock Editionの基となったPocket EditionのAlpha版ver0.16.0にて削除された。

*10 と言いたいところだが、実はこれバグである。こちらを参照→https://bugs.mojang.com/browse/MC-200418

*11 Bedrock Editionではプレイヤーと同じ泳ぎ方をする。Java Editionでは1.13.2までは腕を振りながら立ち泳ぎをする独自の泳ぎ方があり、1.14から1.19.3まではバグによりゾンビと同じポーズを取るようになってしまったが、1.19.4より再び1.13.2までの泳ぎ方に戻った

*12 オウムガイの殻は確定でドロップする。

*13 Java Edition ver1.16.5およびBedrock Edition ver1.16.221までは金インゴット(金の延べ棒)をドロップしていた