登録日:2011/11/12 Sat 23:00:42
更新日:2025/04/06 Sun 00:09:32
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「パラドックス、決闘だ!決着をつけよう!」
「劇場版 遊☆戯☆王~超融合!時空を越えた絆~」とは、遊戯王放送開始から10周年を記念として作られた映画である。
●目次
◇メインスタッフ
原作:高橋和希(集英社「週刊少年ジャンプ」)
連載:遊☆戯☆王GX、遊☆戯☆王5D's(集英社「Vジャンプ」)
監督:竹下健一
監修:小野勝巳
脚本:
吉田 伸
デュエル構成:彦久保雅博
キャラクターデザイン・モンスターデザイン・総作画監督:
加々美高浩
Dホイールデザイン:こかいゆうじ
アニメオリジナルカードデザイン:長森佳容
アニメオリジナルカード原画:菊池陽介
中島渚
江原康之
原 憲一
美術監督:東 潤一
色彩設計:箕輪綾美
撮影監督:枝光弘明
音響監督:平光琢也
アニメーション制作:ぎゃろっぷ
主題歌:「makemagic」(jealkb)
CM部分だけだと遊戯王らしさバリバリなのだが序盤からどんどん遊戯王関係なくなっていく。またの名を化粧品の歌。
◇概要
2010年1月23日に公開され、さらに2011年2月26日より本編映像に加え「特別追加映像」をあわせた公開となった。
一度ご覧いただいた方にも再度楽しめる形としてアンコール上映をされる等とかなりの人気を獲得。
海外でも公開された。
入場者にはSin 真紅眼の黒竜のウルトラレアが配布された。
後にMOVIE PACKでも再録。
さらにはBD/DVDにも劇場仕様が付属した。
放送中だった遊戯王5D'sでは、公開日に合わせて各話事にOPの序盤で映画新モンスターの映像が紹介される他、
公開後はEDに映画の映像が組み込まれる等のサービスが行われた。
ED映像はアンコール上映期間も行われ、ED映像だけで映画の内容が理解できるんじゃないか的なレベルのネタバレ映像が毎週相次いだ……
今作はパラレル設定ではなく、本編とリンクした作品となっており、
5D's本編の敵と繋がりを持つ人物が登場した、シリーズの垣根を越えたクロスオーバー作品としては珍しいケースとなっている。
各遊戯王シリーズにリンクされており、
の時期に絡んでいる。
◇ストーリー
ネオ童実野シティをデュエルによって守っている不動遊星は、
世界を破滅させるために未来から来た謎の男・パラドックスに自分のエースモンスターである
スターダスト・ドラゴンを奪われる。
遊星は
赤き龍の力によりタイムスリップし、カードの精霊の力を使うことができる遊城十代のもとにたどり着く。
そこで事件の真相を知る遊星。その真相とは…
パラドックスを追い、伝説のデュエリスト・武藤遊戯の時代にやってきた遊星と十代は遊戯と出会い、力を合わせて戦うことを誓う。
世界を救うために、そして遊星のスターダスト・ドラゴンを取り戻すために、遊戯・十代・遊星はパラドックスと壮絶な決闘を繰り広げる!
(公式サイトより)
◇登場人物
◆
不動遊星
「駄目なのか…俺たちの未来は…破滅。」
遊戯王5D'sの主人公。
シグナー。
5D'sが放送中だった為、主人公の中でも主役的なポジションにいる。本編ではそうそう見られない敬語な後輩姿が拝める。
デュエル中にスターダスト・ドラゴンを奪われてしまい、歴史の歪みにより街が滅びるのを防ぐため、赤き龍の力により過去にタイムスリップする。
デュエル終盤で絶体絶命のピンチが訪れた時には先輩達を立てるためか少し弱気になる部分も。
◆
遊城十代
「なんだよ遊星、もう諦めちまうのか?時を越えてここまでやってきたってのに。」
遊戯王GXの主人公。別名二十代。
ロンドンにて決闘者が襲われる事件を調査していた際に事件に巻き込まれる。そして序盤でリアルファイトを繰り広げる。
ネオスの実体化等を平然とやってのけたり、3階以上の屋根から地面へ華麗に着陸したりと相変わらずの化け物ぶり。
原作終了後なので比較的初期の十代に近い明るい性格となっている。
あと猪木顎も披露した。かがみん自重し(ry
◆
武藤遊戯
「俺達はDMを信じているからこそ時を越えて出会えた。ならばそこにはきっと意味がある。」
ご存知初代主人公。
先輩として十代と共に遊星を導いていく。こちらのアテムは十代達を呼び捨てで呼ぶ。
「それはどうかな」でパラドックスに唯一ダメージを与える等とデュエルチャンプの風格を見せつけたりする。
また「だが、これで」という亜流のセリフがかなりかっこいい。
ジャックの「伝説のデュエリストである武藤遊戯とデュエルしたいのならタイムスリップでもしない限り無理だ」という発言から
5D'sの時代では既に亡くなっているように思えるが、アテムのほうの遊戯を指しているとも取れる。
◆
パラドックス
CV.田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
今作のラスボス。
滅びた未来の住人であり、時空を行き来する事で最善の歴史を見つけだそうとしている。
デュエルモンスターズに原因があると突き止め各時代の強力ドラゴンを奪い戦力とし、ペガサスの抹殺にかかった。
3対1のハンデ無しデュエルをやってのけ、高攻撃力の上級モンスターを絶え間なく繰り出し、
主人公達を追い詰めたりと
ラスボスに相応しい人物である。
顔芸も必見。
◆
ペガサス・J・クロフォード
「Noooooooooooooooooooooo!!!!」
デュエル大会の主催者として来日していたのだが……
本作の描写によってGX及び5D'sの世界線がペガサスの生存によって成り立っていたことが判明。
◆
武藤双六
遊戯と一緒にペガサス主催のイベントに来たが、パラドックスの攻撃に巻き込まれSinでしまう……
例によって今作でもヒロイン。
◆大徳寺&
ファラオ
十代と共にパラドックスと対峙。
その後、タイムスリップにもついてきたが、ぶっちゃけ空気。まあ、出番があるだけましだが。
◆チーム5D'sの方々
過去に旅立った遊星の身を未来から案じていた。
遊星以外のエースはパラドックスの眼中になかったようだ。
◆アッキーナ&アメリカザリガニ
デュエルイベントの司会者役でゲスト出演。
イエーガー?はてさて
◆
E・HERO ネオス
十代のエースモンスター。初代
過労死。
劇中では十代の時代にリアル召喚されたSinレインボードラゴンとSinサイバーエンドドラゴンの攻撃から十代を守るためにリアルファイトを繰り広げた。
デュエル中では遊星のジャンクガードナーと融合し、ネオス・ナイトとして二体のSinを倒す活躍を見せた。
◆
スターダスト・ドラゴン
遊星のエースモンスターで今作でのヒロイン担当。パラドックスに寝取られたり洗脳されたりするが、デュエル途中で遊星の元に戻る。
そして、ブラック・マジシャンとネオスの力を借りることで攻撃力10000となり、遊星たちを勝利へと導いた。
ネオスが喋らなかったので、なんとかあの悲劇はなくなった。
◆
ユベル
カードの精霊でヤンデレな十代のスタンド。
残念ながらデュエル中には登場しないが、十代のためにその力を発揮する。
特典資料により前世は
少年であることが判明する。
◇劇場版オリジナルカード
◆師弟の絆
フィールドにブラマジがいる時、デッキからBMGを特殊召喚できる魔法カード。
OCG版:さらにブラマジまたはブラマジガールの必殺技カードをデッキからセットできる。逆の効果の賢者の宝石に比べ格段に使い勝手がよくなった。
◆黒・魔・導・連・弾
ブラックマジシャンガールの攻撃力をフィールドのブラマジに加える魔法カード。
OCG版:お互いのフィールド、墓地のガールの攻撃力の合計分アップでき爆発力が増した。
◆ネオススパイラルフォース
◆ブラックスパイラルフォース
フィールドのモンスターの攻撃力を倍にする罠カード。ただし発動ターンはそれぞれブラマジ・ネオスでの攻撃が封印される。
上記四枚はタッグフォースに収録されている。名前の割に劇場版の効果ではブラマジとネオスが場になくても使えた。
◆希望の転生
手札を2枚墓地に送って発動する魔法カード。
2ターン後、デッキから好きなカードを手札に加える。
◆奇跡のマジックゲート
魔法使いが2体以上いる時、相手モンスターを守備表示にして、コントロールを得る魔法カード。
地味に
対象を取らない
上、奪ったモンスターには
戦闘破壊耐性がつく
おまけまで存在する。
◆スターダスト・ミラージュ
スターダストが場にいる時、そのターン破壊されたモンスターを全て復活させる罠カード。
追記・修正は伝説のデュエリストにタイムスリップで出会ってからお願いします。
- もうすぐ15周年らしいしこれに遊馬と遊矢を加えた映画を作って欲しい -- 名無しさん (2014-01-23 21:55:45)
- ↑人数さすがに多いから、遊星か十代。もしくは遊戯除いた四名くらいが見やすくていいな -- 名無しさん (2014-01-23 22:00:08)
- 今日テレ東でやってたな -- 名無しさん (2014-03-21 19:20:04)
- ↗︎ 正直ラストが微妙に感じたわ。 -- 名無しさん (2014-03-21 20:56:25)
- 面白いんだけど時間が一時間もないのはキツイ・・・ -- 名無し (2014-03-27 00:29:06)
- ラスボスのZ-ONEとも深いつながりがあるとわかったのは初公開後一年後のことであった -- 名無しさん (2014-03-27 00:53:15)
- 社長と元キングの競演も見たかったな。 -- 名無しさん (2014-03-27 23:10:35)
- ↑その2人を絡ませると濃すぎて扱いにくそう。 -- 名無しさん (2014-03-27 23:54:54)
- ↑GXから誰を持ってくるか、という話にもなりかねんしな。 サンダーかカイザーだろうけど(ヨハンは城之内辺りのポジション) -- 名無しさん (2014-03-27 23:57:29)
- そしてヒロイン達の会話が1番想像できない。 -- 名無しさん (2014-03-28 00:27:13)
- 一人リア充の小鳥ちゃん、リア充とまではいかなくてもイチャイチャできるアキさん。他の二人?しら管 -- 名無しさん (2014-04-22 23:06:44)
- ↑3 5D'Sの城之内ポジってクロウor龍亜どっちだろう・・・・・ -- 名無しさん (2014-04-22 23:43:21)
- 海馬、元キング、サンダーのライバルバージョンと杏子、明日香、アキのヒロインバージョンも作ろう -- 名無しさん (2014-04-23 00:34:46)
- 確か十代の手札がさりげなく1枚増えてるんだよな・・・ -- 名無しさん (2014-04-28 00:14:26)
- ↑増えてたっけ? うろ覚えだけど融合とネオスと伏せ4枚じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2014-04-28 00:21:31)
- ↑続き 伏せはEバリアとEミラージュとクリボーを呼ぶ笛とネオススパイラルフォースだったっけ? -- 名無しさん (2014-04-28 00:25:06)
- ↑3融合解除の事ならあれは遊戯が伏せたやつ、遊戯は伏せ2でブラックスパイラルフォースしか発動してないし -- 名無しさん (2014-04-28 00:45:04)
- ↑ホントだ、今確認したらさりげなく遊戯のターン終了時にデュエルディスクに2枚刺さってた。伏せのソリッドヴィジョンが反映されてない上、当然のように十代が発動してたし、テンポよく進んでたから見落としてたんだな -- 名無しさん (2014-04-28 01:21:37)
- BDの初回特典の書下ろしスリーブをカードスリーブと勘違いした人はデュエル脳 -- 名無しさん (2014-05-15 15:43:10)
- 遊星の回想で出てきた鬼柳の服装がチーム満足時代だったから超融合の時系列は満足タウン行く少し前くらいだと思う -- 名無しさん (2014-05-17 17:49:25)
- ↑満足町でのペンダントも出てるから -- 名無しさん (2014-05-17 18:11:32)
- 超融合!時を超えた顔芸!マリク、斎王、アポリア、ベクター -- 名無しさん (2014-07-25 11:43:54)
- ↑そこに北斗は入らないのかい? -- 名無しさん (2014-07-25 12:22:30)
- 時空を超える技術はパラドックスが他の人にもたらしたものなのかな? -- 名無しさん (2014-11-16 00:14:00)
- 十代とリアルファイトした時は虹竜もサイエンもSin化してなかったぞ -- 名無しさん (2015-05-20 18:48:15)
- 何気に十代がデュエルを楽しんでたのが一番うれしかったw -- 名無しさん (2015-12-15 21:31:07)
- 今年の映画の公開記念として、地上波の再放送をやってもらいたい -- 名無しさん (2016-04-15 22:16:49)
- 新作映画に比べたら短いけれども、短い中に非常にきっちりとドラマとデュエルを入れてることがわかる良作だと再認識できた -- 名無しさん (2016-05-10 20:11:39)
- あえてこの映画で個人的に残念だったことを言えば、プレミしたパラドックスさんだろうか(攻撃順序はともかくスタダの効果はちょっと知っててほしかった)。逆にそう来たか、と感心したのは遊戯の融合解除を使う十代。 -- 名無しさん (2016-05-10 20:14:57)
- なんでアテムはパラドックスに三幻神使わなかったのだろう。パラドックスに三幻神使うのふさわしくないと思ったのだろうか。「神出す場合はOCG版で出さないといけない」とかいう人がいるかもしれないけど「THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」だと(特別か分からんが)おそらく原作効果そのままのオベリスクが登場したんだしそれこそアテムがパラドックス相手に原作効果そのままの三幻神を出すということだってありだった思う。 -- 名無しさん (2016-05-22 11:18:47)
- 希望の転生のときはブラック・マジシャン持ってこないと何もできない状態だったしなぁ。それにスタダ取り返す必要もあったし -- 名無しさん (2016-05-22 11:22:26)
- スタダ回収優先だろう。王様にとって神は一戦力にすぎないし -- 名無しさん (2016-07-19 22:20:45)
- 遊戯王版超時空の大決戦 -- 名無しさん (2016-10-03 23:09:08)
- 原作ラーとかチート過ぎだからだろ。 -- 名無しさん (2016-11-06 10:57:58)
- スターダスト・ミラージュの後に激おこオベベ出して(ターンは気にするな)ゴッド・ハンド・インパクトする二次創作を見た覚えはある。主人公のエース3体リリースとか贅沢な神だと -- 名無しさん (2016-11-06 11:20:08)
- 今更ですけど、三幻神出さなかったのは単に引かなかっただけじゃ……一応カードゲームですし。 -- 名無しさん (2017-01-08 20:46:13)
- 主人公6人の新作映画でないかなー -- 名無しさん (2017-06-25 23:05:39)
- ↑1 遊馬、遊矢、遊作の3人による世界観一新チームもあり。ARC-Vのフォローも兼ねてね。 -- 名無しさん (2017-06-25 23:11:06)
- アストル界突入後の話とか最終回後のARC-V世界の日常とか色々見たいよなぁ -- 名無しさん (2017-06-25 23:19:06)
- この映画があったから遊星が遊戯と十代を年齢関係なく「さん」付けで呼んでも違和感無いんだよな。遊作も遊馬や遊矢をさん付けで呼ぶっぽいけど、流石にちょっとメタネタ感ある気がする(ので映画やってほしい) -- 名無しさん (2019-04-24 11:31:49)
- ↑3 この場合は3人ともエクシーズ使ってるからキーカードはRUMになるのかな -- 名無しさん (2020-05-18 07:07:13)
- ↑2 -- 名無しさん (2021-04-22 17:19:29)
- ↑途中送信した。イベントだと遊矢から遊馬へがさん付けだったのがあった。 -- 名無しさん (2021-04-22 17:22:21)
- 公式配信されてるから初めて見たけど見事なクロスオーバーだった。遊戯、十代、遊星それぞれが本編で使ってたカードや戦法を駆使してて無理やり感ない自然なデュエルだった。それでいてネオスナイトみたいな映画ならでは(当時の)オリカも出てて、お手本のようなクロスオーバー作品だと思った。 -- 名無しさん (2025-04-05 01:43:55)
最終更新:2025年04月06日 00:09