クレオン(騎士竜戦隊リュウソウジャー)

登録日:2020/03/16 Mon 00:43:08
更新日:2025/01/27 Mon 18:41:43
所要時間:約 5 分で読めます





レディース、アーンド、ジェントルメン!マイナソーの誕・生ですっ!拍手~♪


「クレオン」とは、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」に登場する敵キャラクターである。

CV:白石涼子
SA:神尾直子

キャラクターソング:「ドロドロ・シンドローム」


【データ】


属性/スライム型モンスター
分類/キノコ目クレオン科
身長/178cm
体重/267kg
分布/楽しい職場
経験値/900(クレオン)


【概要】

戦闘民族ドルイドン族の1人…ではなく彼らに協力している宇宙人
緑色で手足の生えたキノコのような姿をしており、セーラー服風の鎧のような物を着ている。


【人物像】

少年のような口調で喋り、基本的には明るい性格。
その実態は上司であるドルイドン幹部陣には表向きは媚びへつらいつつも、陰では文句を言いまくる典型的な腰巾着の小悪党気質。
だが自分を認めてくれる相手には本心から好意を示し、忠義を尽くす情に熱い所もある。

人間やリュウソウ族に対しては敵対してることもあり見下してはいるものの、それは幹部のノリに合わせている所が大きく、
趣味嗜好が合えば友情を結ぶ等種族の壁はあまり気にしてはいない。

根が真面目で頑張りすぎる所もあるのか、上司の無茶振りに応えようとして倒れてしまうこともある。


人間社会にはかなり馴染んでおり、自作の動画を投稿していたこともある。


【能力】

体から液体を絞り出し、生物(実は無機物でも可)に与えることで負の感情を増幅し、「マイナソー」という怪物を生み出す能力を持つ。
この能力によりドルイドンに戦力を与える形で協力している。

欠点はどんなマイナソーが生まれるかクレオン自身にもわからないことと、自分の体液を使っている都合上、体力を消耗してしまう事である。
特に後者が致命的であり、一度過労死しかけたこともある。

また、体が液体で構成されているので、物理攻撃を受けてもバラバラになるだけですぐに再生する不死身の存在。(痛みは感じる模様)
ちなみに心臓は存在しない。

その反面戦闘能力は無きに等しく、ドルン兵にすら敵わない。
だが武器に大きなフォークを持ち、子供1人くらいなら抑え込めるくらいはある。


【人間関係】

最初に仕えた幹部。
当初こそ陰口を叩く程毛嫌いしていたが、自分のギャグに付き合ってくれるほどには柔軟性があったため、比較的関係は良好。


2人目の上司であり最も付き合いの長い幹部。
そのエンターテイナーぶりから気が合い、いつしかまるで兄のように慕うようになる。
それが終盤影響してくることに…


3人目の上司であり相性最悪の幹部。
そのブラック企業顔負けのこき使いぶりにより、危うく死にかけたことも。
なので彼が戦死した時は解放感からテンションが上がってしまった。


4人目の上司にして最後に現れた幹部。
当初はその不死身ぶりから興味があったようだが、後に自分の勢力を固めることに執着していき、彼の存在なんてなかったかのように振舞っている。
それが彼の離反に繋がることに…


  • リュウソウジャー
立場上宿敵ではあるが、意外にも彼らからはそこまで敵意は向けられていない。
あくまでドルイドンではないからであろうか、彼を倒せばマイナソーを根絶できるにもかかわらず、バンバですら彼にを向けていない。
コウに至っては彼に助けられた時はお礼まで言っている。


【本編での活躍】

第1話から登場し、ドルイドン幹部からの命令で人間達からマイナソーを生み出し暴れさせていた。

タンクジョウとは冗談を言い合い、ワイズルーとは楽しく悪事を働き、ガチレウスにはこき使われながらも、
リュウソウジャーに最後は阻止されるという日常を過ごしていた。


そして物語終盤、プリシャスやサデンが現れると、彼等はドルイドンを自分のものにしようと働き始める。
それはクレオンの日常を「楽しくない」物に変えていき、自分もそれにのまれそうになるが…


「俺なんて、どうでもいいのか…?」




そんな中、偶然リュウソウジャーの重要アイテム、リュウソウカリバーを入手。
サデンはクレオンにそれを渡せと言うが…



「やだ! やだやだ! 死にたくない! まだ……まだ何も……何も心から満足出来ていないっ!!」




そう言って、リュウソウジャーにリュウソウカリバーを返してしまう。
戦いの後、コウからはお礼を言われるが、悪態をついて帰っていった。

そして、ドルイドンに残された唯一の良心にして慕っていたワイズルーがリュウソウジャーとの戦いに敗れ生死不明となってしまう。
残ったのは自分に毛ほどの興味もないプリシャスとサデン、自分を玩具扱いするガンジョージのみ。
更に彼らのであるエラスが強力な兵隊を生み出せるので、最早ここに自分の居場所がないことを悟り、ワイズルーを探すために旅立つのだった。


「誰かに…認めて欲しかったんだと思う。ただ…『クレオンは偉いね』って、言われたかったんだ。俺は…ワイズルー様を探す!楽しかったあの日々を取り戻す!!」



そして…











【自分の居場所と、新たなる旅立ち】

その後、どうにかしてワイズルーと合流し、リュウソウジャーに敗北したプリシャスの前に現れる。
2人はプリシャスに手を差し伸べるが、ここでエラスが完全覚醒、プリシャスを吸収してしまう。

その後はエラスの見せる夢からはいち早く抜け出し、リュウソウジャーを叩き起こす等して彼らに協力した。


全てが終わった後、ワイズルーから1つの提案が出される。


「何でお前はマイナソーを生み出せたのか」

「もしかしたらお前はお前の星のエラスかもしれない」

「その謎を解くためにお前の星に行こう」


こうして、奇跡的に生き延びていたプリシャスと共に、3人仲良く新たな未来へと旅立つのだった。


クレオンは何故マイナソーを生み出せたのか。

どういう経緯でドルイドンに協力していたのか。

彼に関しての謎は残るが、今後のスピンオフ作品や、来年放映されるであろう次作の戦隊とのVSシリーズで明かされるのだろうか…
今後の展開に期待しよう。


【余談】

経験値は「クレオン」の語呂合わせ。
1話から登場しているからか、かなりの高数値である。


演じる白石涼子は、今作が戦隊シリーズ初出演である。


OPやEDでは、他のドルイドン幹部を差しおいて登場している。




追記、修正する意味なんて考えちゃ駄目だ…無駄な考えは捨てよう…

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最終更新:2025年01月27日 18:41