ガンダムイージスナイト

登録日:2020/08/29 (土曜日) 11:48:10
更新日:2021/01/20 Wed 12:38:08
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よっしゃ完成ぇ!
これさえありゃあ、アルスだろうがゼルトザームだろうが!


…いや、もっぺん仕上げのチェックすっか。




GUNDAM AEGIS KNIGHT


ガンダムイージスナイトとは『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場するガンプラである。


【目次】




【スペック】


型式番号:GAT-X303K
全高:18.9m
重量:64.7t*1
所属:BUILD DiVERS
ビルダー:トリマチ・カザミ
ファイター:カザミ


【概要】


エルドラの戦いの終結に向けてジャスティスナイトに代わり、作品終盤からカザミが製作・使用するガンプラ。
メインカラーはグレーと白、各部にライトグリーンと赤、金のアクセントが加わっているのが特徴。

名前の通りベース機はイージスガンダム……というわけではなく、厳密にはガンダムタイプの機体にイージスの特徴(頭部や肩のシルエット、脹脛のX300系フレームなどの意匠)を付加した感じになっている。
所謂「見立て改造」の類。

先代同様騎士風の外見であるが、ベース機の武装を殆ど廃して装飾的なパーツを追加していたジャスティスナイトとは逆に、
本機は可変機構等イージスの特徴を盛り込むことをメインとしており、装飾パーツは少ない。
その分ジャスティスナイト以上に多くのギミックが設けられ、全体に手間のかかった創意工夫が凝らされている。


ゲームだと思っていたエルドラでのミッションが、実は現実で起こっている出来事だと知り、
エルドラの人達、そして仲間達を本気で守りたいと思ったカザミの決意を表すかの如く、本機は盾役としての役割が強い。
全てを耐え抜く防御力は勿論、即座に仲間の元へ駆けつける機動力、そして仲間の為に敵を倒すための攻撃力等、チームの先頭に立つ守りの要を担える能力を目指している。
また、ガンプラの製作にあたってはジャスティスナイト以上に各種処理を丁寧に行ったうえ、設計で行き詰った部分にはチームの仲間達に意見を求め、コアガンダムなどのギミックを参考に改良が施された。

守るべきもののため仲間を頼り愛機を創る。
そこにはもう、撃墜数や見栄えを気にして独りよがりな行動をしてきた彼の姿はなかった。


完成後も慎重にチェックを重ねたうえで実戦に参加した本機の防御力は凄まじく、カザミ自身が元来不向きな攻勢よりも守勢を優先するようになったことも手伝ってその性能を遺憾なく発揮。
エルドラでの初戦から大量のヒトツメ機の攻撃を防ぎ、強敵ゼルトザームをはじめ、GBNでもベテランダイバーであるオーガやクジョウ・キョウヤとも渡り合った。
その完成度から他の上位ダイバー達からも高い評価を受けている。


なお、元々『SEED』系作品が好きな描写の多かったカザミが、その中から敢えてイージスをモチーフに選んだのは、
幼少期に訪れた縁日の屋台で父親にイージスのガンプラ(コレクションシリーズ)*2を買ってもらった思い出が関係している模様。



【各形態】


  • 高速巡航モード
パックパックの機首部分を展開して変形する高速形態。
素早く味方の元に辿り着くための機動力を得ることができる。
更に、四肢などボディパーツの大半を分離したうえで、機首部分と武装のみで構成されたコアファイター形態になることも可能。


  • 強襲戦闘モード
俺が!俺自身が!ファンネルになるしかねぇ!!

イージスのMA形態を彷彿とさせるクロー型の攻撃形態。
全身を複雑に変形させていたイージスとは違い、頭と腰を180度回転させながら四肢を前に伸ばして全体的にそれっぽく見せている簡易的な変形。
なので背後から見ると頭部は丸出しでちょっとシュール。また構造上クローアームは閉じることはできないため、イージスの巡航形態は再現出来ない。
しかし四肢からはビームサーベルが発生させ敵機を捕らえ、
胸部のビーム砲で攻撃する等、イージスに近い戦法は可能。


  • キングモード
頭頂部に畳まれているプレートパーツを起こしてブレードアンテナと合体させ、王冠を被ったような姿になった形態。
初陣のゼルトザーム戦で後述のビームソードと共に披露された。
だが、あくまで演出の為の形態であり、この姿自体は特にこれといった能力を発揮する物では無い。
敢えて効果があるとするばカザミに気合が入るというぐらいか。



【装備】


  • KT-E05R ライティショットランサー改
本機のメイン武器。
先代のジャスティスナイトのショットランサーの改良版。
刺突といった物理攻撃力はもちろん内蔵ビームガンの破壊力など、武器としての性能全般が向上している。


  • AS-1215 イージスシールド
ジャスティスナイトの円形シールドを改修し、上からイージスのシールドを重ねたような形状となっている。
防御性能はかなり向上し、仲間を何度も守ってきた。
名前の割に盾要素の薄かったイージスよりイージスっぽい。


  • KT-R01B レーヴァテインビームレイピア
シールドに内蔵された近接用武器。
魔法剣をイメージしてビーム刃となっている。


  • KT-HBS06GW ケラウノスハイパービームソード
イージスシールド・ショットランサー改・腰部のスラスターを合体させた巨大な武器。
長い柄の先端に形成されたデバイスから極太のビームソードを発生させることができ、その威力は今まで敵う者のいなかったゼルトザームのランチャーを相殺するほど。
恐らくνジオンガンダムのジオニックソードを参考にしたものと思われ*3、ヒロトからも合体機能について相談していた。
キングモード専用だと思われがちだが、別に通常時でも使える。
劇中では攻撃よりも相手の攻撃を相殺するために使う事が多い。


  • ビーム発生器
両肩アーマーと爪先の裏にそれぞれ内蔵されたビームサーベル発生器。
強襲戦闘モード時には肩アーマーを両腕の先端に移動させることで、四肢の先端からビーム刃を出力する。
イージスのMA形態のビームクローに比べると可動域が狭いが、強襲戦闘モード時の敵機捕縛には十分に堪える。


  • ビーム砲
胸部正面に内蔵されたビーム砲。普段は露出しておらず、使用時にのみカバーが開いてビームを放つ。
イージスの「スキュラ」を意識した装備のようでビームのエフェクトも同じ。
イージスのスキュラと違い発射口のカバー以外には特にビームを妨げるパーツが無いためMS形態のままでも使えそうだが、強襲戦闘モード時しか使っていない。



【ガンプラ】


HGBDで発売。関節フレームに∞ジャスティスの物が流用されている。
複数の可変機構や武器合体機能、大量のビームエフェクト等ギミック盛りだくさんのキットとなっている。
でも巨大ビームソード用のエフェクトパーツは無い。

BUILD DiVERSの機体では最後発となったのだが、本編ネタバレを避けるためにバンダイから販売店にパッケージ画像や商品内容の発売日前の公開を控えるよう要請が来ていた。
公式サイトでのCG画像もギミックに関わる部位は形状が変更されており、中国で展示されていたサンプルも該当部位は見えないように調整されていた。



【余談】


乗り換え後のモチーフが旧型化している珍しい例である。
だが、GBNではベース機の性能よりもビルダーの作り込みと技量が影響されるので特に問題はない。



追記、修正は全て守ってからお願いします。

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最終更新:2021年01月20日 12:38

*1 全高・重量共にダイバーの独自設定

*2 可動箇所の少ないシンプルなガンプラ

*3 カザミが元いたチームのことを考えると『西遊記』の芭蕉扇の要素も入っているのかもしれない