バンガード(ロマサガ3)

登録日:2021/01/23 Sat 15:17:34
更新日:2021/01/25 Mon 10:51:14
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バンガードは、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」に登場する町および施設である。



【所在地】

作中で静海沿岸と呼ばれる地方にある。近隣の都市や町や有名な場所は以下がある。
  • ルーブ山地:バンガードの北にある山地。
  • ヤーマス:バンガードから内湾を隔てて東にある商業都市。
  • モウゼス:バンガードの南にある町。
  • ウィルミントン:バンガードの南にある商業都市。



【アクセス】

ピドナ*1から定期船が出ている。
船賃は片道500オーラムである。



【バンガードの歴史】

300年前

バンガードは、300年前の聖王の時代につくられた。

現在

バンガードは、町長のことをキャプテンと呼んでいて、「わたしたちアツアツなんです。」と話すカップルがいるくらいの普通の町である。

殺人事件発生

ある夜、アツアツカップルが殺害される事件が発生し、町は騒然となる。リア充爆発した
現場は人の手によるものとは考えられないほど荒らされており、モンスターのしわざではないかと思われた。

殺人者は夜になるとやってくるらしいと聞いた主人公たちは、宿屋に泊まり込んでおとり捜査を敢行する。
そして、トイレに起きた仲間を間違えて包囲するギャグシーンをはさみつつ闇に乗じて侵入してきた襲撃者へ先制することに成功する。
殺人者の正体は、巨大なかぎ爪を持った魚人のようなモンスター、フォルネウス兵であった。

主人公らはこの出来事をキャプテンに報告し、フォルネウスと戦うためにバンガードを動かすことを提案する。
ちなみに金を要求する事もできる。普通にやってたらがめつさがカンストしているであろうハリードは強制的に金を要求するが、ウォードさえ仲間になっているのなら特にデメリットもないので好みによるが貰っておいていい。

地下室探検

バンガードを動かすには内部に入らなければならない。が、入り口が見つからない。
早くも頓挫かと思われたが、入り口は意外なところにあった。キャプテンがいつも座っている椅子の下だ。

地下の通路には、長らく使われていなかったからかモンスターが入り込んでいた。
昆虫系や蛇系のモンスターが多いあたり変なところでリアルさがある
主人公たちの活躍でモンスターを追い払い、最深部のコントロールルームへの道が切り開かれた。
そしてさらに、キャプテンが古い文献を調べたところによると、バンガードを動かすにはイルカ像と玄武術士が必要であることがわかった。

イルカ像捜索

イルカ像は、主人公たちが地下のモンスターを撃退した時点では、コントロールルームに存在しなかった。
キャプテンはこれを聞き、イルカ像は盗まれたのではないかと直感する*2
そして町の地下からイルカ像を持ち出すことができたのは、町の人間の誰かではないかとも推理する。

そうして主人公たちが町の人たちへの聞き込みを行ったところ、パブのマスターが怪しいことがわかってきた。
彼に関して、昔はどうしようもないワルだったがあるとき急に金回りがよくなって店を始めたこと、イルカという言葉を聞くだけで嫌な顔をすること等の証言が得られたのだ。
これをもとにマスターを問い詰めたところ、以前にイルカ像を盗み出し、ヤーマスの故買商のもとに持ち込んだことを認めた。

主人公たちはイルカ像を取り戻すためにヤーマスへ向かうが、イルカ像は海賊ブラックに奪われてしまっていた。
ブラックが活動していた温海地方では、彼が財宝をどこかの洞窟に隠したという噂が流れている。
イルカ像の行方を突き止めるため、主人公たちは温海沿岸のリゾート地、グレートアーチへと向かう。

グレートアーチでブラックの隠し財宝の情報を集める主人公たちの前に、片足が義足で白髪の老人が現れた。
ハーマンと名乗るその男は、イルカ像を手に入れてどうするつもりだと主人公たちに問う。
フォルネウスと戦うためにバンガードを動かすのだという答えを聞いたハーマンは、情報料を支払う代わりに自分も連れていけと鬼気迫る態度で要求する。
こうして主人公たちは、否応なしにハーマンとともにイルカ像を探すことになる。
だが、ハーマンは財宝の洞窟の場所はおろか、内部の構造や仕掛けられた罠までも知悉しており、彼の案内で主人公たちは無事にイルカ像を入手することができた。

術士集め

バンガードを動かすためには、イルカ像のほかに玄武術士の協力が必要である。
術士が集まる町の情報を得た主人公たちは、バンガードの南にあるモウゼスの町を訪れる。

しかし、モウゼスでは玄武術士のウンディーネと朱鳥術士のボルカノが町を二分しての抗争を繰り広げており、術士を集めるどころではなかった。
町の人々の話によると、ウンディーネとボルカノは町の中央にある「死者の井戸」の中にある何かを巡って対立しているらしい。
二人とも使える手駒は喉から手が出るほど欲しい状況であり、金を積んで主人公たちにもう一人の排除を依頼してくる始末である。
かくして主人公たちは争いを収めるために奔走することになる。


最果ての海へ

イルカ像を入手し、事情を聞いたウンディーネの手配*3により玄武術士を集めた主人公たちは、ついにバンガードを起動する。
オリハルコンで増幅された玄武術士の力を注ぎ込むが、最初はびくともしない。
だが、玄武術の力を注入し続け、シンクロ率が100%を超えて200%、400%と上昇する中、バンガードは少しずつ動き始める。
そしてついに、バンガードは大地の鎖を断ち切って自由になり、大海原へと発進した。

ハーマン曰く、フォルネウスの本拠は大海原の西の最果てにあるという。
その言葉の通り西へ西へと進むと、そこには最果ての島と呼ばれる小さな島があった。

海底宮突入

最果ての島に住むロブスター族は、フォルネウスの配下の水龍に脅かされていた。
ロブスター族がフォルネウスの本拠地である海底宮の場所を知っていたため、水龍を送り込んで島を破壊しようとしているのだ*4
主人公たちは海底宮の座標を教えてもらい、バンガードで乗り込むことにする。

海底宮近海に移動したバンガードは、サブマリンモードで海底宮の場所を探索する。
最初はなかなか見つからないが、深く深く潜航していくとついに海底宮を発見する。
町の人々や建物がどうなっているのかは不明
海底宮の最深部にはアビスゲートがあり、フォルネウスを撃破すればこれを閉じることができる。



【関連人物】

著名な人物

聖王

300年前の人物。
当時世界を支配していたアビスの四魔貴族と戦った。

ヴァッサール

300年前の人物。聖王の仲間の一人である玄武術士。
バンガードの建造を進言し、聖王がフォルネウスを撃破する契機となった。

フォルネウス

アビスの四魔貴族の一人。
300年前は世界の海を支配していたが、最終的に聖王に敗れてアビスに追い返された。
現在はアビスゲートを開くために自身の幻影を送り込んでいる。
海賊ブラックが片足を失ったのはこの幻影によるもの。

詩人

各地を放浪している詩人。
聖王とフォルネウスの戦い、バンガードの活躍を歌ってくれる。
そして勝手に仲間に入ってくる。そして謀殺される

ヨハンネス

ランス在住の天文学者。アンナの兄。
天文学者なので昼は寝ていて夜に活動する。
彼からアビスゲートの話を聞くことでバンガードの殺人事件が起こるようになる。
アビスの話を聞いた時点からアビスの魔物による被害が可視化されてくるというのは物語としては理に適ってはいるが、自分たちのまったくあずかり知らぬところで死亡フラグを立てられた被害者としてはたまったものではないだろう。

アンナ

ランス在住の少女。ヨハンネスの妹。
上記の通り兄は昼間は寝ているのでアンナにしか話しかけられないのだが、アビスゲートのことを聞くとヨハンネスがタイミングよく起きてきて話を引き継ぐ。

ウンディーネ

モウゼスに拠点を構える玄武術士。女性。34歳。
ボルカノと対立している。
プレイヤーの選択によっては死亡する。
生存していた場合、仲間に加えたり玄武術を購入したりできる。
町の人の評判が「若作りしている」「まわりに優男の術士ばかり集めている」と微妙に辛辣。

ボルカノ

モウゼスに拠点を構える朱鳥術士。男性。
ウンディーネと対立している。
プレイヤーの選択によっては死亡する。
生存していた場合朱鳥術を購入できる。こちらは仲間にはならない。
優男を集めているウンディーネに対し、こちらは弟子が頭の悪いモンスターである。
ファンアートなどでは昔からウンディーネと二人セットで扱われたりカップリングされたりしていた。

ブラック

海賊。温海地方で活動していた。
その暴れっぷりや遺したとされる財宝の噂など、現地では伝説級の人物とされている。

ハーマン

片足が義足で白髪の男。
海賊ブラックの財宝のありかを知っているらしい。
主人公がフォルネウスと戦うためにバンガードを動かそうとしていることを知ると、同行させるよう要求してくる。

ボストン

最果ての島に住むロブスター族の一人。
バンガードに興味を持っており、乗船を許可することで仲間になる。
最終決戦直前のセリフがやたらと渋くてカッコイイと評判。


町の人々

キャプテン

バンガードの町長。見た目は杖をついたモブキャラの老人男性。
アビスの魔物の脅威を目の当たりにして町をどう守るか考えあぐねていたが、主人公の「バンガードを動かそう」という提案に乗って協力する。
このとき、彼からお金を巻き上げることも可能である。

アツアツカップル

モブキャラの男女。
当初は話しかけても「わたしたちアツアツなんです。」と答えるばかりでぼっちのプレイヤーの殺意を煽っていた。
そうしていたら、フォルネウス兵によって本当に殺されてしまった。リア充ざまあ
当該のイベントはフォルネウス兵が血まみれの男の死体を引きずってきたり、壁や床に大量の血が飛び散ったりとドット絵ながらホラーなグロ描写が多く、人によってはちょっとビビるレベル。
リア充相手とはいえ誰がここまでやれっつった
ちなみにこの時に使われている男の死体グラフィック(通称:死体男)だが、ロマサガ3のTAS動画でバグを起こした際に何故か主人公のグラフィックになってしまうという珍事が発生し、場合によっては死体が世界を救うことになってしまう。

パブのマスター

どの町にもひとつはあるパブのマスター。見た目はひげ面のモブキャラの中年男性。客の男によれば昔ワルだったという。
イルカ像捜索イベントで描写されたところによると、かつてイルカ像を盗み出して換金し、その金を元手に店を始めたようだ。
そういうわけで「イルカ」という言葉には飛びすさるくらい過剰に反応する。
彼にイルカ像の行方を白状させるためには3回ほど問い詰める必要があり、その度に飛び退くのだが、途中で話題を変える*5と定位置に戻ってくるため、壁にめり込むほど移動させることはできない。

男の子

モブキャラの男の子。
バンガードが発進するまでは「この町が動くなんてただのおとぎ話さ。」と発言していた。
発進後に話しかけると「ボクはみとめないぞ」「そうだ、これは夢に違いない」と言う。往生際が悪い。

その他の人々

モブキャラの老若男女。
殺人事件発生時にはいろいろな情報を提供してくれる。
バンガード発進後に話しかけると「すごいですねー。本当に動いてますねー。」と素朴な感想を話す。



【余談】

トレードではキャプテンがエージェントを務めている。
物件は地方の産業のほか、バンガードそのものも物件として取得可能。
また、パブに「グッドフェローズ」という名前がつけられていることがわかる。

殺人事件が発生するタイミングは、アビスゲートの話を聞いた後に地域マップからバンガードに入ったときである。
よって、アビスゲートの話をスルーするか、ピドナからの船でバンガードに入れば*6アツアツカップルを延命できる。
ストーリーを進めるにはどうしても死んでもらう必要があるのだが

イルカ像捜索イベント中にハーマンに話しかけると、強制的に仲間に加入する。
イベント発生前にハーマンから財宝の場所を聞いておけば*7、彼を仲間に加えなくてもイルカ像を入手できる。
この場合ハーマンをブラックに戻すことができないため、ブラックを使いたい場合はイルカ像捜索中に仲間に加えておこう。

イルカ像は普通に店で売り払うことができる。
バンガード発進前にイルカ像を手放した場合、ヤーマスの道具屋で買い戻すことができる。お値段はビックリ価格の9,999オーラム。
ここでイルカ像を購入し、仲間に装備させてから別れるとまた道具屋に並ぶため、イルカ像を増殖することができる。
イルカ像は玄武術を強化するアクセサリーとしても使えるため、増殖させてとっておいてもいいだろう。

バンガードが発進するシーンで、地面ごと崩れ落ちて海に沈んでしまう建物がある。
バンガードが動くことや、動ける範囲を知らないで建ててしまったのだろうか?*8

バンガードが発進すると、地域マップにあるアイコンの場所も変化する*9
発進後のバンガードからはボタンひとつで地域マップに移動することができなくなり、必ず船着き場から出なければならない。けっこう不便。





追記・修正は、シンクロ率400%に達してからお願いします。

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最終更新:2021年01月25日 10:51