リングフィット アドベンチャー

登録日:2021/02/12 Fri 01:15:00
更新日:2025/03/06 Thu 17:33:48
所要時間:約 26 分で読めます








筋肉は一生の相棒

〜本作パッケージを開けると真っ先に飛び込んでくる言葉





「もう二度とヒーローに開幕必殺技使えって言えないね。」

〜本ゲームに寄せられたコメント



リングフィット アドベンチャー』(Ring Fit Adventure)とは2019年10月18日に発売されたNintendo Switch用ゲームソフト。


【概要】

Wii用ソフト『Wii Fit』シリーズの「ゲームと運動の融合」を継承させ、更なる発展を目指し、Switchというハードの特性を活かして全身運動をゲームと連動させるようにしたものである。
右のJoy-Conを専用コントローラー「リングコン」に接続し、左のJoy-Conをレッグバンドに装着することで全身の動きを捉えるようになっている。
このリングコンは航空機などにも使われる「繊維強化プラスチック」を使用しているため、かなりの強度があり、強い押し引きにも耐えられるため、筋力自慢にも安心な設計。
具体的に言うと、「握力日本一の人が100kgぐらいで握っても壊れない」レベル。
ゲーム機で擬似的にモーションキャプチャーを行っているため細かい動きまで正確に捉えることはできず、
誤差が大きくても状況次第では許容してしまう造りとなっているが、あくまでもゲームソフトなのでそこは割り切ろう。

Joy-Conを切り離し、画面から離れてプレイするため、TVモードが推奨される。
当たり前だが携帯モードではリングコンなど使用できないため、Switch Liteは非対応とされている。
一応、ゲームシステム上テーブルモードには対応しているため、Liteに外付けのJoy-Conを接続すればプレイできないことはない。
ただし体を動かす関係上、本体の小さな画面を見ながら指示に従って適切な姿勢を取ることは困難だし、ある程度以上細かい動きと調整が要求されるミニゲームなどはまず画面が見えても反応しづらいので基本的には不向きである。
出先でのジョギングモードやフィットネスジムなど動きが単純なメニュー向けだろう。

ゲームとしては『スーパーマリオブラザーズ3』のようにワールド内のマップを冒険してシナリオを攻略する形式で、運動しながらアドベンチャーゲームを進める形式となっている。
ストーリー自体もそこそこのボリュームが有り、公式サイトでは1日30分プレイして3ヶ月でクリアできるとのこと。
毎日プレイしていなければストーリークリアは更に月日を要することになる。

なお、フィットネスとは言うものの、どちらかと言えば筋トレ(加重負荷器具を使わない「自重トレーニング」寄り)仕様であり、プレイヤーのフィジカルが試される。
連続プレイ時間に制限はないが、プレイヤーのリアルなスタミナがなければシナリオを進めることは難しい。10分運動していたりワールドクリアすればゲームのほうから休憩を勧めるメッセージが出てくるほどである。
運動不足のプレイヤーの中にはダイナミックストレッチ(準備運動)が既にきついという人もいるとか。
また、ほとんど身体を動かす事が無い引き籠り用としては負荷が過剰になるケースも有り、プレイして筋肉痛が激しすぎて医者に行ったら
「トレーニングなんてレベルの身体状態ではない、80代の老人レベルの状態なので30分の近辺の散歩辺りの軽い負荷から始めてください」と注意された人も居るので
あくまで「健康な一般常人向け」の負荷と認識した方が良い。当然内臓疾病などを持病として持っている人はプレイを避けるか担当医に運動負荷面の相談をするべき。

一方でマッチョなプレイヤーの中にはRTAを挑む猛者もいるらしい…。バテて悲鳴を上げるRTA走者も勿論いる。 *1
現在Speedrun.comでは「負荷1or30」×「正しい姿勢か正しくない姿勢か」×「どこまでクリアするか」で部門分けされているため、「負荷1×正しくない姿勢」部門であれば割と気軽に走れるとか。

RTA in Japan Online 2021 Summerでは当ゲームの「負荷30×正しい姿勢でのプレイ×ワールド1クリア」が大トリとなり、走者は「負荷30×正しい姿勢×100%とany%とワールド1クリア」「負荷30×正しくない姿勢×any%*2」の4冠王者が担当。
実況はプロのアナウンサー、解説は「負荷1×正しくない姿勢×ワールド2クリア」他3部門王者という非常に豪華な体制で放映。
同時接続18万人強というRiJ最高記録を更新し、Twitter他各所で話題となった。
走者はボディビルダー並のマッチョというのも話題になった。
その後のインタビュー記事によると「これだけ鍛えてても負荷30の100%ラン翌日は全身筋肉痛になった」とか…。
このゲーム本当にフィットネス向けなんですかね?
なお、走者はその後2021年9月に負荷30×正しい姿勢×Beat World1/2/5/10、Any%、100%、ジョギングモード、および負荷30×正しくない姿勢×Any%の8冠を達成しており、その後もRTA解説など精力的に活動していたが、2023年2月には長距離部門(Any%〜100%)から引退し、同年11月で完全にRTAを引退している(SNSや動画サイト等のアカウントも全て削除されている)。

それから、このゲームは「自分のペースで楽しく筋トレ継続する」ことを第一に設計されており、ゲーム自体が「褒めて伸ばすスタイル」を取っている。
ついでにプレイをサボっても(多少演出は変化するが)怒られることはない。
追記したwiki篭りの所見としても、無理に毎日プレイするよりもできるタイミングで続ける(本当に辛い時は休む)方が結果的に長続きしやすいので、ダイエット/筋トレに初めて挑戦するwiki篭り諸兄は自分のペースで挑戦してみるのがオススメである。
一応言っておくとRFAで消費出来るカロリーは「15分で20kcal」ぐらいなので、ちゃんと食生活や普段の生活まで気をつけないと、筋トレは出来るがダイエットはかなり難しい。
本ゲームでダイエットに成功する猛者は毎日ひたすら続けてスタミナをつけ、1日に200や300といった一定以上のカロリーを基礎代謝として安定して消費できるようになったような人物達である。
ただ、少しずつでも良いから過度に大きなブランクを空けず地道に続けていればダイエットはできなくてもスタミナはそれなりに上がるし、それなりにプレイが進む。

個人差が非常に大きいゲームであり、1年以上経っても未だにエンディングを見ていないプレイヤーも少なくない。
逆に言えばいつ始めても乗り遅れにくいゲームなので、興味がある人も運動不足の人もゆっくりと取り組んでみよう。


【あらすじ】

異世界に迷い込んだ主人公は、謎の声に騙され、その声の主であるドラゴの封印を解いてしまった。
ドラゴは闇のオーラで鍛え上げられた筋肉をもって、世界を支配しようとしてしまう。
主人公はドラゴを封印していたリングと共に力を合わせ、世界を救うべくドラゴを追っていく。


【登場人物】

主人公以外のキャラクターには基本的にボイスが割り当てられている。
ただし明確に言語を喋るのはリングのみ。
他のキャラクターのボイスはゼルダの伝説シリーズのように、「わあ♪」「ああ♪」「ううう〜」など掛け声のようなものになっている。

  • 主人公(リングフィットトレイニー)
スポーツウェアを身に着けたプレイヤーキャラ。リングによるとアドベンチャー作中世界の住人ではないらしい。
名前はスマブラSPでのスピリット出演時に判明。トレイナーの誤字ではなく、鍛えられる側の人(trainee)。
外見的な性別(スタイルと呼ばれる)、肌の色を変えることができる。
スポーツウェア一式*3は本作唯一の装備品で、変更することでステータスを強化したり特殊なセット効果を発揮したりする。
リングとシンクロすることで髪の毛が燃えるようになり、正しい姿勢で運動すればするほど強く燃える目印となっている。
様々なフィットネスを通じ、RPGのようにExp(エクササイズポイント)を得ることができる。これによってレベルが上がると、攻撃力・防御力・スキルなどの能力が強化されていく。だが、エクササイズで本当に強化されるのは、画面の外のプレイヤー本人かもしれない……

  • リング(男性CV:新祐樹 女性CV:伊藤静)
主人公がプレイヤーの分身であれば、こちらはリングコンの分身とも言うべき存在。
プレイヤーがリングコンを押したり引っ張ったりすると、主人公がそれに合わせてリングを押したり引っ張ったりする。
このゲームのトレーナー役であり、姿勢が正しいかどうかや「あと半分!」「あと3回!」「よし、左右を入れ替えよう」など音声でプレイヤーに教えてくれる。
プロの監修が入った褒めて伸ばす方針で、つらくなる頃合いには「あと少し!」「頑張れ!」などと励まし、達成できれば全力で褒めてくれる。
とはいえプレイヤーはヒィヒィ言いながらトレーニングしてる中、上記のセリフを爽やかに投げかけてくるので「煽ってくる」と取られることもしばしば。

なおボイスは当初男性ボイスだったが、アップデートで女性ボイスへの変更も可能になった。
ゲーム内に声の性別を変更するオプションがあり、好きなタイミングで変更できる。

ドラゴによって能力を奪われており、ストーリーを進めることで順次解放される。
使うスキルと同じ色の敵への攻撃力が上がる『色バトルの能力』、素材を絞ってスムージーを作れる『スムージーの能力』、水路を移動できるようになる『川渡りの能力』、リングコン連続押し込みで敵をかわしたり高い足場に登れる『二段ジャンプの能力』、空を飛んで空中ルートを通れる『翼の能力』の5つ。

  • ドラゴ
シングレット*4を身に着けた二足歩行の筋骨隆々としたドラゴン。大半のワールドのボスとして登場するが、場合によっては後述のマスター4が代わりに登場することもある。

かつてはリングの相棒だったが貧弱な体であったため、劣等感から過度な筋トレで自分を追い込んでしまい、闇のオーラに見入られて凶悪な性格になってしまった。
闇に染まってからも狂ったように日々体を鍛えており、ドラゴスタディオンではいつも筋トレをしながら主人公らを待ち受けている。
いかつい顔と巨体で軽快なステップを踏んだりバランスゥに乗ったりしている姿は見方によっちゃシュール。

ドラゴスタディオンでの登場BGMは通常、威圧感のあるものとなっているが、例によってステップを踏んでいるときはリズムに合わせた軽快なアレンジとなり、バランストレーニングをしているときはテンポを落として落ち着いた雰囲気のアレンジとなる。

初戦以外は、HPが半分以下になるとラッシュを叩き込んでくる。こちらの防御力が中途半端だと、ガード行動に失敗したら一撃で倒される危険がある。
なお、序盤でダンベルガニを両手に持っている場合は高い攻撃力と引き換えにダンベルガニを倒すまでラッシュが発動できない。
逆に終盤で次々に色属性が変わる状態の場合、連続行動で一気にHPを削っても各属性ごとのラッシュ攻撃だけは必ず叩き込まれる。

  • ダンナ&ハニー
アイテムショップ「よろず屋」を経営しているラブラブ夫婦。各ワールドの町に必ずいる。
ダンナはスムージーと素材、ハニーはウェアを取り扱う。

  • ミブリさん
ゲーム世界と現実世界をつなぐメタ的な次元の存在。
ストレッチやフィットネスのお手本を見せてくれる。基本的にフィットスキルはミブリさんの動きを真似すれば高い威力を出せる事が多い。
セリフはないが、ゲーム開始時には時々慌てて画面外から登場したり酷い時には盛大にすっころげてそのままフェードアウトするなどお茶目な(?)ところを見せてくれることがある。
RiJの走者はそのガタイから「ミブリさんLv999」とか呼ばれている。


マスター4

作中世界のトップアスリートだった人たち。
ドラゴの闇のオーラによって洗脳されてしまい、ドラゴの忠実な部下として主人公たちと戦うことになる。
HPを半分まで削るとラッシュを叩き込んでくる。各部位のフィットネスで防御でき、成功すれば大ワザを跳ね返して逆にかなりの追加ダメージを与えられる。

  • ジョー・ワン
上半身の筋肉が凄まじい大柄な男。非常に暑苦しい性格で、語尾を溜めて話す癖がある
……ぞっ!

正々堂々とした戦いを好んでおり、洗脳されてもほとんど性格が変わっていない。

  • アッシリーナ
脚が自慢の美女。一位に拘るがあまり心に隙が生まれ、洗脳されてしまった。
バトルでは右を軸足にして左足の力で攻撃してくることが多い。

  • フッキンリー
腹筋が自慢の[[チャラ男]]イケメン。よくモブに変装して登場することが多い。
「やあ♪」「ヤッハー♪」だの浮かれた雰囲気のボイスが割り当てられている。

  • オババ
マスター4のリーダー。全身をバランス良く鍛えた老婆。
ヨガスキルが弱点のモンスターを従えていることが多いが、嫌らしいことにオババ自身は弱点なしの無属性扱い。
登場する度にリングから「出た」だの「オバケ」だのと散々な扱いを受けるのがお約束。
HPを削るごとに腕、腹、足のラッシュを叩き込み、攻撃力過剰でも全てのラッシュを受けきらない限り倒せない、総まとめ的な強敵。



【コース】

ステージにはいくつかの種類があり、それによって内容が異なる。



【魔物】

コース上に揺らめく白い炎の姿で最大5匹同時に現れ、接触するとエンカウント扱いになる。
二段ジャンプして頭上を通り越せば戦闘回避可能だが、空気砲をぶつけたり吸い込んだりすると巨大化して回避不能になる。
一部の魔物は運動器具モチーフであり、ドラゴがトレーニングに使っていることがある。
赤、青、黄色、緑、黒の5種類の色属性をもっており、赤は腕、青は足、黄は腹、緑はヨガ(低速重心移動の有酸素運動)…と同じ色のスキルで攻撃すると1.5倍のダメージを与えられる。
黒は無属性であり、どのスキルで攻撃してもダメージは増えない上、色付きよりもステータス自体が若干強い。
ボスステージでは雑魚魔物も若干ステータスが強化されて名前の末尾に+が付く個体になる。
一部の魔物には刺々しくなったオニ○○という上位種がいるほか、後半では闇のオーラを纏ったダーク○○・ダークオニ○○となり、ステータスが上がった状態で登場する。
ただし、必ずしも毎ターン攻撃してくるわけではない。




【お邪魔ギミック】


  • ピンハネ虫
特定のステージで主人公の前方から現れる妨害キャラ。
立木のポーズをキープすることでやり過ごせるが、片足バランスが苦手なトレイニーにはこれだけでも既に苦しい。

  • ゼニトリー
特定のステージで主人公の後方から現れる妨害キャラ。
移動速度を上げると振り切れるが、スクワットやウシロプッシュのリフトに乗ったところで出くわすと地獄を味わえる。

  • ローラー
衝突するとお金を落としてしまう棘付きローラー。
ジャンプしたくなる場所やタイミングを合わせないとダメな場所、着地して間もないところに襲い掛かってくる。
タイミングを合わせて上手に飛んで回避しなければならず、間隔やアイテムの配置に寄ってはによっては避けるのが超難しいことも。HPダメージじゃなくてよかった…
一部のステージではバンザイサイドベンドのリフトで移動中に足の下を転がっている場合もあり、この場合はタイミングを合わせて止まることで衝突を回避する。



【攻撃手段】

戦闘は一度に魔物1〜5体と戦うターン制バトルとなっている。このゲームでリアルタイムバトルは死ぬ。
攻撃手段は、多種多様なトレーニングがスキル化された「フィットスキル」を適宜使用するというもの。
それぞれのフィットスキルには属性(腕、腹、足、ヨガ、回復の五種類)、威力、攻撃範囲(1、3、5体)、再使用までのクールタイムが設定されており、その中から一定種類のスキル*5をセットし、セットされたものから選んで使用する。
ちなみに回復や自己強化効果のスムージーがターン消費なしでいくらでも飲めることと後述のRMPの兼ね合いから回復スキルは空気気味。
ただし称号獲得のためには回復系フィットスキルも避けては通れない上、ボス戦でごくまれにスムージーを一時的に飲めなくさせられることがある。
基本的に高威力なものほど高負荷となっており、より上位の威力のスキルを習得しても楽な下位スキルを設定したままという人も多い。
MPのようなゲーム内の発動コストはないが、プレイヤーの【RMP<リアル・マッスルポイント>】(ようするに画面の前でリングコンを握るあなたの体力)を消費するので基本的に戦闘は早期決着を狙うのがセオリー。

フィットスキルの習得方法はレベルアップ、宝箱からの入手、スキルポイントを使用した習得、ミニゲームクリア報酬の四種類。

また、ゲームを進めていくと同じトレーニング内容で威力の高くなっている「〇〇Ⅱ」や「〇〇Ⅲ」といったスキルも習得可能。
敵が攻撃してくるときはリングコンを腹に押し当てる「腹筋ガード」を張ることでダメージを軽減できる。
レベルを上げてスキルを修得して行くと連続行動やターン終了時のラッシュが使えるようになり、相手に与えられるダメージとトレイニーへの負荷が上がる。
ボス戦ではボスのHPを一定以上削ると相手は強力な一撃を仕掛けてくる場合がある。
相手や攻撃の内容に応じてトレイニーは強力なガードを張るか対応した攻撃を跳ね返さねばならない。
主人公への致命傷を防ぐ代わりにプレイヤーは小さくないダメージを受けることになる。


以下、フィットスキルの一例を紹介。
筋トレBIG3の一角かつ本作の基本。RFAでもランニングをスクワットに変更できる(足音の騒音対策)他、ステージ上の各種ギミックでスクワットを要求される場面が多い。
戦闘では足スキルの単体攻撃。ただし、正しいフォームで行わないと膝関節などにダメージが入るので注意。
強化版として足を広げて行う3体攻撃のワイドスクワット、手を挙げてリングを持ち上げながら行う5体攻撃のバンザイスクワットがある。

  • プランク
トレイニー殺しその1
RFAを買って最初に躓くフィットネス。黄色・腹筋スキル。
一般的なプランクは両肘とつま先で体を支えて体を一直線にしキープするもので、この時点で相当腹筋にくるのだが
本ゲームではその状態で腹筋を引き絞り腰を上げ下げする運動が要求される
序盤から使える範囲攻撃なのだが、「強力だが反動のある必殺技」感を現実で味わえると評判。

  • マウンテンクライマー
トレイニー殺しその2
足スキルだが腹と心肺にも大ダメージ。そして足音の騒音も無視できない。
RFA上では左右交互に飛んで着地するが、本物は常に片足浮かせで、短距離走の如く一気に行うとか。
しかし貴重な青スキルの高威力全体攻撃であり、まずは雑魚を散らすのがセオリーの本ゲームでは要所で使わざるを得ない。
みょーにBestが出にくいスキルだが、「足を引く時は胸の辺りまで引きつける、伸ばすときは腿が水平になるレベルまでしっかり伸ばす」がコツな模様。

  • 船のポーズ
いつからヨガスキルは休憩だと錯覚していた?
ヨガスキル扱いだが、実質は腹筋スキル、というかフルレングスのシットアップ。
そもそも上半身が持ち上がらないという人々が続出。
反動をつけずに~とかリング君が呼びかけるけど、正直慣れても無反動は難しい。
それでも貴重な緑スキルの高威力全体攻撃ry

  • 椅子のポーズ
Beat World1の武器。
序盤で手に入るスキルの中で一番DPSが高いため、1-1でレベルを上げて取得、他のスキルを全部外してこれ1本で走り切るというのがパターン。
使用スキルが無いと相手が2度行動するが、それを差し引いても効率的にはベストだとか。

  • アームツイスト&バンザイコシフリ
RTA走者御用達。
長距離部門ではレベルを上げてこれらを入手してから走り出すのが基本らしい。
両方とも単体、5体攻撃での最高DPSを誇る。



【アイテム】

本作ではスムージーと呼ばれるドリンク類が回復アイテムとなる。
ハート(=HP)回復するスムージーや特定の色スキルの威力を引き上げるスムージーなどがあり、シナリオを進めるほど入手できる種類が増えて行く。
町のよろず屋でも購入できるが、素材を集めて作れるもののほうが高性能のものを入手しやすい。
本作では戦闘中にターンを消費せずに何個でも使用できる(連続行動とラッシュ確定を除く)ため、戦闘を楽に進められる。
しかし毎回スムージーがなければ倒されそうなギリギリのレベルでプレイしているとボス戦で詰むのでレベル上げや装備更新はしっかりと行おう。マップやミッションを埋めてたりながらモードをやってれば自然と余裕が出来る程度だが
レアホップやカネホップと戦うときはEXP2倍/お金2倍と、連続行動+攻撃上昇系があると心強い。



【プレイモード】

【お手軽モード】

純粋に自分のペースで、余計なことを考えず好きな部位を鍛えられるモードその1。
お手軽な運動が出来るモードではなく、お手軽に筋肉痛になれるクイックプレイモードである。

特定の部位の筋肉を限界まで追い込める「シンプル」、
要望に合わせたトレーニングセットが組んである「セットメニュー」、
アドベンチャー中に登場するミニゲームを任意にプレイできる「ミニゲーム」、
本作では希少な「ダイエット向きの有酸素運動」ができる「ランニング」*6
と小粒なものから任意のものを選んでプレイできる。


【カスタムモード】

純粋に自分のペースで、余計なことを考えず好きな部位を鍛えられるモードその2。
アドベンチャーモードではフィットスキルになっている各部位のフィットネスジム版トレーニング、魔物不在のステージを走るランニング*7、アドベンチャーモードでも登場したミニゲーム、後述のリズムゲームなど、お手軽モードとリズムゲームの中から好きなもの・好きなノルマ・難易度を自由に選択して自分だけの専用トレーニングメニューを組む事ができる。
レーシングゲームのタイムアタック練習よろしく、ここでトレーニングしたところでアドベンチャーモードへ直接フィードバックされるものはないが、運動時間と内容・称号実績はカスタムも合わせての累計が記録される。


【リズムゲーム】

DDRよろしく音ゲー風味で筋肉を鍛えるモード。無料アップデートで追加されたおまけモード。
画面の指示に合わせ、タイミング良くリングの押し引きを行なってハイスコアを目指す。
やはりフィジカルが物を言う上、タイミングまで要求するため結構難しい。
難易度は初級、上級、超上級、極上級の4つである。(極上級は難しいで表すレベルではない)
音楽は劇中で登場するもののほか、マリオオデッセイ・ブレワイゼルダ・スプラトゥーンとWiiFitのBGMも選べるようになっている。
やはりアドベンチャーモードへのフィードバックはない。


【ながらモード】

リングフィットアドベンチャーに接続したJoy-Conに追加される機能。
名前の通り、他のテレビ番組や動画などを観ながらトレーニングすることを想定している。
Switch本体がスリープまたは電源オフの状態で、右のJoy-Conをリングコンに接続したうえでスティックボタンを押し込むとながらモードが起動する。
ながらモード中にリングコンを押し込んだり引っ張ったりすると音が鳴り、回数を記録する。
記録した回数はJoy-Conに500回まで保持され、それをユーザーごとのセーブデータに送信することでアドベンチャーモードのEXP+お金+アイテムにフィードバックできる(次にセーブデータでアドベンチャーに入るまで、合計5000回分まで保持できる)。
フレンドにプレゼントすることもできる。






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最終更新:2025年03月06日 17:33

*1 「運動負荷最大値で1周クリア」のタイムアタックは「いくらなんでも死人が出る」と当初ためらわれていたが、日本人ランナーが22時間(最大負荷のRFAを22時間ぶっ通しプレイ!)で完走した事を機に参加者が現れ、2021年2月現在の負荷30Any%の最速タイムは15時間23分、負荷30+100%も最速28時間22分が記録されている。じ、人類…。

*2 最初に行うレッグバンドの設定で不具合があったため、正しい姿勢として認められずに正しくない姿勢に回されただけであり、プレイは正しい姿勢準拠で世界記録を出している。それでも前世界記録を上回ったというだけで驚きである。

*3 トップス、ボトムス、靴

*4 レスリングやウエイトリフティング等の選手が着用する様な、上下一体のボディウェア

*5 初期は5枠だが、レベルアップやスキルポイントの消費で最大10枠まで増やすことが可能

*6 魔物や妨害キャラは出ないがジャンプ台などのステージギミックはそのままなので、コースを駆け抜けるだけでもフィジカルに物を言わせる必要がある

*7 お手軽モードと違い、クリア済みステージ全ての中から任意に選んでプレイできる。最初のステージをひたすらマラソンすることもできるし、ギミックが全体的にハード寄りのドラゴスタディオンを集めて走破に挑むことだってできる