害気大臣キタネイダス

登録日:2021/03/20 Sat 07:38:17
更新日:2025/04/23 Wed 23:55:54
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黒く染まった空気よ! 私、害気大臣キタネイダス!!

キタネイダスは『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場するキャラクター。

CV:真殿光昭
SA:日下秀昭

【概要】

蛮機族ガイアーク」三大臣の一人で、大気を汚す害気目の蛮機獣を作り出す。
左右非対称の不気味な悪人面。
一人称は「私(わたし)」(GP-27のみ「わし」)で「〜ゾヨ」が口癖。
頭脳派でビックリウムエナジーやガイアークが使用する兵器などの製作も行っている科学者。

戦闘時には「キタネイバー」と呼ばれるを振るって戦う。
大臣の名に恥じぬ強さを誇る。

【人物】

「ヒューマンワールドの住民を拉致してウガッツに変える」「催眠電波で人々を洗脳し環境破壊を助長させる」といった陰険で狡猾な作戦を実行するガイアーク随一の卑怯者。
……だったが、話数が進むにつれてガイアーク特有のバカっぽさが露呈。

落ち込むヨゴシュタインを慰めたり、ケガレシアと淋しく7並べで遊んだり、女装してヨゴシュタインとデュエットしたり、とばっちりでシャワーバンキの酸性雨を浴びて固まったり、時には独りでババ抜きをして遊ぶ姿が描写されるなど、コミカルな一面が目立つようになる。

ヨゴシュタインやケガレシアに比べると前線に出る頻度が少ないため影が薄くなりがちだが、部下の努力はきっちり評価する部下想いの人情家としての顔も持つ。
ヨゴシュタインのを受け入れ最初に奮起したのもこの男である。
科学者としての頭脳は優秀であるが、立案した作戦の多くが無駄に回りくどいものだったりする典型的な頭のいいバカ
そもそも「害目」なのに、レンズ・ダウンジング・屋台・ダンベルといった大気と一切関係ない蛮機獣も造っているし。(ダンベルバンキは一応「トレーニングをして濃ゆい二酸化炭素を吐く」という回りくどい作戦要員だったが)

その他、様々な世界に知人が居るなど人脈は中々に豊富。
なおヒューマンワールドで覚えた趣味はトランプで、特に「7並べ」を得意とする。

【末路】

ガイアークに独裁者はいらないゾヨ!!

終盤で、散々自分達を虐げて強権を強いてきた暴君ヨゴシマクリタインに反逆。
ケガレシアが奪ったムゲンゴミバコをキタネイバーで破壊するが、致命傷を負ってしまう。
最期はゴーオンジャーに永久機関「デウス・ハグル・マギア」の存在を教えて息絶え、ケガレシアと共にヨゴシュタインの元へ旅立った。

ヨゴシマクリタインに対して放った先述の台詞は、彼らが「ガイアークの理想」を己よりも強大な第三者にさえ譲らず最後まで貫いてきた証明とも言える作中屈指の名言。

【その後の活躍】

死後は3人仲良く三途の川で暮らしていたが、『侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!』でバッチードに引き揚げられる。
が、こき使われるのが嫌だったようでゴールド寿司でビールを飲みながら屯した後、寿司を食い逃げして姿を消した。

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE』では魔空監獄の囚人として登場。

『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』では自力で修理して完全に復活を果たした。
ヨゴシュタイン同様出番は控えめで、ゾンタークとの決戦には不参加。

【余談】

三大臣では唯一巨大化していない。

担当声優の真殿氏は、前作『獣拳戦隊ゲキレンジャー』で幻獣ミノタウロス拳シユウの声でゲスト出演していた。
また、パワーレンジャーシリーズ初代パワーレンジャーのビリー・クランストン/ブルーレンジャーを吹き替えをしたことがある。
最終回では軍平の上司の美空警部補役で顔出し出演した。



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最終更新:2025年04月23日 23:55