ルスト/佐備夏蓮&モルド/鹿尾野葉

登録日:2021/03/20 Sat 23:50:00
更新日:2025/02/04 Tue 23:33:48
所要時間:約 8 分で読めます





……自慢ではないけれど、今の私は……訂正

私達(・・)は、かなり強い

……制限時間内のバトルなんて毎朝やってる、叩き落としてあげる


ルスト/佐備(サビ)夏蓮(カレン)モルド/鹿尾野(カビヤ)(ヨウ)シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の登場人物。
常に二人一緒に行動しているコンビプレイヤー。




プロフィール

佐備夏蓮

性別:女性
年齢:16歳
身長:148cm
体重:40kg
誕生日:10月1日
家族構成:父、母
好きなもの:Nephilim Hollow、ギリギリの戦い
嫌いなもの:未完、投げっぱなしの展開
趣味:Nephilim Hollow、ストレッチ
特技:早起き、開脚前屈
好みのタイプ:いちいち指示しなくても動ける人
嫌いなタイプ:いちいち指示しないと動けない人
夢:Nephilim Hollowが今世紀最大の覇権ゲーになること
好きなゲームカテゴリ:ロボゲー
嫌いなゲームカテゴリ:経営系ゲーム
好きなゲーム:Nephilim Hollow
嫌いなゲーム:ギガンティック・ファントム*1
特徴:低身長、妖怪ネフホロ激推し女
座右の銘:好きこそものの上手なれ
CV:高橋李依

鹿尾野葉

性別:男性
年齢:16歳
身長:188cm
体重:67kg
誕生日:10月2日
家族構成:父、母
通称:最強のオプションパーツ、緋翼連理のブレイン、ルストの相方のデカい方
好きなもの:Nephilim Hollow、完勝
嫌いなもの:背の低い扉
趣味:Nephilim Hollow、読書
特技:速読、早口言葉
好みのタイプ:一生懸命な人
嫌いなタイプ:話を聞いた上で軽んじる人
好きなゲームカテゴリ:Nephilim Hollow、タワーディフェンス全般
嫌いなゲームカテゴリ:格ゲー全般
特徴:高身長、ゲラ
座右の銘:先ず勝つべからざるを為して、以て敵の勝つべきを待つ
CV:石川界人


概要

双方の親公認の仲の幼馴染高校生2人組。
諸々のステップをすっ飛ばして熟年夫婦のような関係を築いている。

操作難易度が異常に難しいVRロボット対戦ゲームNephilim Hollow(通称:ネフホロ)絶対王者の座に君臨するプレイヤーコンビ。ルストが操作、モルドがコマンダーを担当している。
VRMMOシャングリラ・フロンティアも存在が噂されていたSFロボット系装備を目当てにプレイしていたが、発売後半年経っても手掛かりすら見つからなかったため引退していた。

ある日、かつてネフホロで自分達を追い詰めた謎のプレイヤー・サンラクが突如復帰*2し、再戦をしたことで交流を持つ。
サンラクがシャンフロでSFロボット系装備こと「戦術機獣」を発見・所有していることを聞いて驚愕。
戦術機獣を触らせてもらうため、引退直前に自分達が発見していたユニークモンスター「深淵のクターニッドに繋がると思われるユニークシナリオの情報を交換条件に提案し、シナリオが本当にクターニッドに繋がるか確認するためシャンフロに復帰、サンラク達と行動を共にする。


人物

佐備夏蓮

ショートボブの髪と大きめのお尻が特徴の少女。
表面上は大人しく、あまり感情を表に出さない無感情系クールな性格をしている。
その実、挑発されると直ぐにキレるあたり沸点は低め。

狂的なロボット好きであり、ロボゲーであるネフホロに情熱と青春を捧げているロボオタク。
ロボのことになるや目の色を変えて熱く語る癖があり、しばしば周囲をドン引きさせている。
ネフホロへの愛は深く、「自分が死ぬ前に思い出すのは間違いなくこのゲームのこと」と語る程。
ネフホロ2が発表された際は感極まり過ぎて遂に感情を発露するようになったが、オン・オフはできてもハイ・ロウが上手くできないので躁鬱のような感情表現になってしまう。

その情熱に当てられて周囲のプレイヤー達も盛り上がっていくという一種のカリスマの持ち主。
ネフホロではやり込みの末に絶対王者になったが、閉塞した環境を憂いており、自分達を打倒して環境を一気に変えるようなプレイヤーが現れることを心待ちにしていた。
実際に自分達を倒してネフホロを活気づかせたサンラクに感謝しており、好敵手として見ている。

非常に柔らかい身体の持ち主で、マックナイフ(180度開脚)ができる程。
関節の可動域の広さ故にゲームにおいても無茶な体勢を平然と取ることができる。*3

ゲームをプレイするに当たりプレイヤーネームは「ルスト」で統一している模様。
由来は苗字の「佐備」を「錆」と読み替え、更に英訳したもの(rust)。

鹿尾野葉

運動部からのスカウトが後を絶たない高身長が特徴の少年。
草食系男子で、気弱だが善良で温厚な性格。
夏蓮に完全に尻に敷かれている。

常に夏蓮と行動を共にしており、何事も彼女の希望に合わせて動くことが基本。
部活動からのスカウトも夏蓮が帰宅部なので断り続けている。

笑いの沸点が低い筋金入りのゲラであり、「笑い袋」と揶揄される程しょうもないギャグで一分近く爆笑する悪癖がある。(通称:「モルドする」
ただし、本当につまらなかったり、完全に滑っていたりすると全く笑わないので「モルドしない」のは相当にヤバい状況と言える。
ネフホロのプレイヤー達にこの癖がバレて以降、対戦中にモルドを笑わせて集中力を削ぐ戦法が真面目に考案・採用され始めている。

ゲームをプレイするに当たりプレイヤーネームは「モルド」で統一している模様。
由来は苗字の「鹿尾(野)」を「黴」と読み替え、更に英訳したもの(mold)。


ゲームプレイヤーとして

佐備夏蓮

二つの物事を同時に思考・処理できる並列思考の持ち主。
「相手のスペックから出来ること」と「相手が実際にやってること」を同時に判断し、「自分のスペックから出来ること」と「自分が実際に出来ること」を瞬時に判断して対処する。
思考から行動に移すまでがずば抜けて速いという特徴を持ったデータ型と言え、プレイヤーとして真っ当に強いタイプ。
前提知識と相手に対する理解度が重要なので、夏蓮が想像すらしていないセオリーから外れた初見殺しには滅法弱い。
一方で、戦法を体験してカラクリの理解さえできれば判断材料が増えることになるので、やり込めばやり込む程に強くなっていく。
スタイルのロジックが違うが、他の登場人物では結果的に魚臣慧に近いタイプと言える。

また、座右の銘でもある「好きこそものの上手なれ」の言葉通り、そのプレイヤースキルはロボットやパワードスーツを操作する場面において最大限に発揮される。

鹿尾野葉

単純なプレイヤースキルそのものは中の下程度とそこまで高くはない。
一方で優れた洞察力の持ち主であり、一歩引いた視点で的確な状況把握と戦術立案を得意とするコマンダー・オペレータタイプ
この特徴から自分の指示を過不足なく実行できる相棒と組んだ時が最も本領を発揮する。
夏蓮不在時のネフホロでもそれなりの実力を持った野良プレイヤーとタッグを組んだだけで連勝を重ねたこともあるほど。
そのため彼の実力が知れ渡るネフホロ界隈では「タッグマッチのモルドは最優先で潰せ」「デバフを撒き散らす呪いの石像」「広域スピーカーで落語を流すのもやぶさかではない」といった有り難くない畏敬と揶揄を含んだ評価を頂いている。

コマンダー以外では遠距離戦闘を得意しており、ドローンの思考操作やライフル狙撃が特技。
ドローンについては、自衛への注意を怠らずに複数の機体を苦も無くマニュアル操作できるほど卓越しており、ライフル狙撃もその上で空挺部隊に配備させれば敵無しと言われる。


プレイヤーキャラクター

ルスト

シャングリラ・フロンティアにおける夏蓮のアバター。
当初はフリーだったがサンラクに誘われて旅狼(ヴォルフガング)に加入した。
ビルドは魔弓をメイン、剛弓をサブ武器とするSTR高めの遠距離アタッカー。
アバターは身長をより低めに、肌を褐色、髪色を銀にした以外は現実の容姿ほぼそのままの女性型。
漫画版では秋津茜に年下と思われている様な事を言われた為に、キャラメイクを適当に済ませた事を後悔していた。

引退直前はなかなかバイオレンスなプレイをしており、旧大陸最後の港街「フィフティシア」でゴロツキNPCを大量に殴り倒した結果ユニークシナリオ「深淵の使徒を穿て」を発生させていた。
復帰後、同シナリオを進行した直後にユニークシナリオEX「人よ深淵(ソラ)を見仰げ、世界は反転(マワ)る」が発生。
ダンジョン「深淵盟都ルルイアス」に転送され、サンラク・サイガ-0秋津茜・モルド・エムル・シークルゥ・特殊NPCの自称大海賊スチューデ・魚人族(マーマーン)NPCのアラバと共にこれを攻略、深淵のクターニッドを撃破した。

その後は大規模レイドイベント「竜災大戦」で規格外戦術機鳥【朱雀】を使って活躍した以外は特に目立った動きをしていなかったが、隠しダンジョン「リヴァイアサン」の攻略を始め……遂に弾けた
ミニゲームとギャンブルを楽しめる第三殻層「戯盤」でワザと破産し、借金返済*4のため戦術機を使った競機獣レースでジョッキーとして活動。
思う存分ロボットを扱える環境ということで暴れに暴れ回り、出場レースで全参加者を撃破して悉くを無効レースにする様から最強ジョッキー「レッドワン」*5と呼ばれるようになっていた。*6
サンラク達が第三殻層まで上がってきた際に合流し、競機獣レースで全参加者をKOして任意の順番でゴールにブチ込むという力技で第四殻層への通行証の一つ「パーフェクト万馬券」を入手して攻略を進めた。*7

リヴァイアサン制覇後は「(VIP)」ルームに入り浸り、思うが儘に自分好みの戦術機をカスタムし、コロシアムで性能確認に勤しんでいる。
リヴァイアサンの統括AI・勇魚からは、戦術機の扱いに関してのみならばユニークモンスター「墓守のウェザエモンに匹敵するかもしれないと評された。

アクセサリー


戦術機関連


職業


モルド

シャングリラ・フロンティアにおける葉のアバター。
ルストと共にクラン「旅狼」に加入した。
ビルドは後衛・支援特化型……と見せかけて優れた自衛能力も合わせ持つ。
アバターはweb版では顔を強面・男前にした以外は現実の容姿ほぼそのまま、漫画版では長身でイケメンな男性型。

持ち前の自衛能力によりちょっとやそっとでは倒れず、支援魔法を飛ばし続けるスタイルを取る。
ルストとのコンビプレイではヘイトコントロールも完璧にこなすとされる。

戦術機関連


職業



シャンフロ外でのルストとモルド

個々のゲームの詳細に関しては個別ページかシャングリラ・フロンティアに登場するゲームを参照。

Nephilim Hollow

ランキング戦五連覇の実績を持つ本ゲーム最強のプレイヤーコンビ
使用する機体は近距離戦闘を得意とする高機動型ネフィリム「緋翼連理」
五連覇した際に運営から贈られた赤い特殊機体塗装色(ユニークペイント)を緋翼連理に施しており、この色から不死鳥(フェニックス)の異名を持つ。
また、ルストは早朝5時~7時の間には必ずログインしているため「早暁の女王」と呼ばれることもある。
「負けるまで機体を変えない」という縛りを課しており、ランキング戦初優勝以降は緋翼連理一機のみで頂点に君臨し続けていた。

復帰したサンラクの操る超高機動型ネフィリム「キングフィッシャー」を倒すが、後日の再戦で新造された初見殺し特化ネフィリム「フィドラークラブ」に敗北。
この際、web版ではフィドラークラブの初見殺しに全く対応できずに瞬殺された上にその後もマッチで3勝2分5敗と負け越していたが、漫画版では超反応で即死攻撃を回避する描写が追加されweb版よりも善戦している。

その後はweb版と漫画版で若干展開が異なり、web版ではシャンフロでのロボの件(とサンラクのネフホロへの定期的なログイン)を賭けた対戦を行い、なりふり構わずフィドラークラブを徹底的にメタった遠距離狙撃型ネフィリムで完封勝利した。
漫画版では取引は対戦抜きに成立したものの、ネフホロへの復帰ついてサンラクの「『新しい機体』が完成したらまたログインしに来るよ」という言葉を受け、既に構築済だった新機体「二律灰反」を持ち出してその場で再戦、勝利したことが示唆されている。

シャンフロ復帰後も早朝のルーチンは崩さず並行してプレイしている。

Nephilim Hollow 2

現実のイベント「ジャパン・ゲーミング・エキスポ(通称:JGE)」にネフホロを運営するブラックドール社から広告塔として招待され、公開試遊のバトルロワイヤルに参加。
その実力を存分に発揮して当然の如く勝利した。
試遊後、ルストが勝者としてインタビューを受け、現実で顔を晒していることも厭わず超早口でネフホロ2を批評・解説してインタビュアーの笹原エイトをドン引きさせる。
更にSNSで「早口少女」としてトレンドインしたが、そのことをまるで気にしない強メンタルぶりを見せた。






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最終更新:2025年02月04日 23:33

*1 ネフホロのパクリゲー。

*2 ユニークモンスター「墓守のウェザエモン」の討伐で戦術機獣を入手したは良いが、自分に刻まれた呪いの効果で装備できなかったことにメンタルブレイクし、気分転換にネフホロをプレイしていた。

*3 ゲームの仕様上は可能なのに、現実の認識から無意識にセーブが掛かって現実以上の動きができないケースがフルダイブゲームには多々ある。

*4 ジョッキーでい続けるため、満足するまで完済する気はさらさら無かった。

*5 渾名の由来は「赤ゼッケンの一番」を毎回着用していることから。レースに出場し過ぎてゼッケンの色と番号を優先的に選択できるようになった。

*6 あまりに圧倒的だったため他のプレイヤー達からは「これはこれで面白い」と一種の興行のような扱いをされていた。

*7 第四殻層に進むには第三殻層で遊べるミニゲームをクリアするか、ギャンブルで大当たりを出す必要がある。パーフェクト万馬券は後者のうちの一つで、一位からドベまで全てを的中させた馬券のこと。

*8 Ο:ボールメン(遊撃型)、◇:キューブメン(前衛型)、△:ピラミッドメン(後衛型)

*9 射程距離にもよるが25メートル程度であれば使用エネルギーの4割は回収可能。