オイカッツォ/魚臣慧

登録日:2020/12/31 Thu 15:20:00
更新日:2025/03/11 Tue 14:18:59
所要時間:約 9 分で読めます





積み上げれば強くなる

掛け算が出来なくても足し算ができれば百に到達することだって出来るのさ


オイカッツォ/魚臣(ウオミ) (ケイ)シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の登場人物。




プロフィール

性別:男性
年齢:19歳
誕生日:8月29日(乙女座)
家族構成:姉2人、妹
通称:プロゲーマー『K』、慧きゅん
好きなもの:ゲーム、勝利
嫌いなもの:敗北
趣味:500円玉貯金
特技:徹夜、見てからジャストガード、舌でさくらんぼのヘタを結ぶ
好みのタイプ:プライベートの生活リズムが合致する人
嫌いなタイプ:スケジュールが合わない人
日課:朝のランクマ、夜のランクマ
夢:全米一に10先を取る
好きなゲームカテゴリ:格ゲー
嫌いなゲームカテゴリ:ロボゲー
好きなゲーム:ジェイル・チェイン・デスマッチ FullDive Remake
嫌いなゲーム:プリティ・ファッショニスタ ~かがやけ!ミラクル☆ランウェイプリンセス!!~
特徴:プロゲーマー、日本最強、総受け
座右の銘:山溜、石を穿つ
CV:小市眞琴


概要

マルチプロゲーミングチーム電脳大隊(サイバーバタリオン)の格闘ゲーム部門爆薬分隊(ニトロスクワッド)に所属するプロゲーマーK(ケイ)
国内公式戦において勝率8割を維持し続けており、実質的に日本最強の座に君臨する同チーム不動のエース。
世界規模で見てもその実力は屈指とされる。

プレイ動画を見たことが切っ掛けで購入した格ゲー「ベルセルク・オンライン・パッション(通称:便秘)」サンラクと出会い、人智を超えたバグ技の洗礼を受けた。
以来ゲームフレンドとして付き合っており、対戦ゲームやVRMMOでよく一緒に遊ぶ仲。

便秘ではゲーム内最強のプレイヤーにまでなったが、その実力とアクティブプレイヤーの少なさからNPC相手に練習するだけの日々を送っていた。
ある日、サンラクから神ゲーと言われるVRMMOシャングリラ・フロンティアを始めたことを聞かされ、その話に興味を持ったことで自分もシャンフロを始める。

人物

歌舞伎の女形を彷彿させる線の細いイケメン
チームメイトの夏目恵や、ライバルシルヴィア・ゴールドバーグをはじめ5人くらいとフラグが立っている色男。

性格は一見愛想の良い好青年だが、ナチュラルに毒を吐く毒舌家。
楽郎や天音永遠同様、外道なことを自然に考えるタイプ。
筋金入りの負けず嫌いでもあり、幾たび敗北しようとも勝利を目指してひたすら努力を積み上げる。
便秘でも最初はズタボロにされていたが最終的に最強のプレイヤーへと成長し、本業では世界最強のシルヴィアにほぼ全敗しながらも依然勝つことを諦めていない。

サンラクと関わってからはクソゲーも嗜むようになり、特に「鬼畜難易度に調整されたクソゲー」を好む。
伝説のクソゲー「フェアリア・クロニクル・オンライン~妖精姫の祈り~(通称:フェアクソ)」もプレイしていた。

その実力と甘いルックスから非常にファンの多い人気プロゲーマーだが、ファンからどの組み合わせでも満場一致で「総受け」の認識を持たれているという哀しみを背負っている。

プレイヤーネームはゲームによってバラバラだが、必ずカッツォという単語を入れる。
これは本名の漢字を一部変えて一文字に纏めると「鰹」になることから。
なお、「カッツォ(Cazzo)」はイタリア語で悪態をつく時に使われる汚い意味のスラングになる。
更に言えば「男性器」を意味する単語でもあるので、とても往来で言葉に出して良い類の言葉ではない。
本人はスラング的意味を知らないようだが、意味を知っている様子のシルヴィアことアージェンアウルはシャンフロ内ではカッツォを「ケッツォ」日本語的によろしくない響きの呼び方をしている。
下ネタに詳しいディープスローターからは「単語規制を回避するために一見魚類の名前のように思わせつつもイタリア語で堂々と名乗るすごい人」と認識されており、初対面時には「なんて勇気ある名前なんだ!」と大絶賛していた。
2022年1月に各キャラクターのアルファベット表記が公開されたが、オイカッツォの表記は「Oicazzo」とイタリア語として本当によろしくないものであることが判明した。イタリア人の反応が楽しみである
が、さすがに原作サイドもまずいと思ったのか、公式サイトにおけるアルファベット表記は「OiKatzo」となっている。

キャラメイクがあるゲームの場合、アバターは女性型を使って遊ぶことが多いらしい。*1


ゲームプレイヤーとして

プレイスタイルはあらゆる検証と反復練習を経て、万全の状態で相手を迎え撃つ徹底的な理詰め型
ゲームの仕様はもちろん、容認されるならばバグすら全てを把握して利用する。
相手の手札を推測し、相手の取る選択肢に応じて様々な戦法を使い分け、的確に対処していくことが非常に巧い。
このスタイルの関係上、事前情報がない初見の場合は勝率が落ちるが、研究が進めば進むほど手が付けられなくなっていく。
所謂技巧派であり、反応速度は特別秀でている訳ではないのが欠点。

苦手とするのは、セオリーを完全に度外視したロマン技やアドリブを積極的に交えてくる相手。
得意とする「読み」をスカされて虚を突かれる上、その度に想定する対処方法を切り替えることを強いられるためと思われる。
これを並外れた反応速度と共に繰り出してくるサンラクを特に苦手としており、相手にした場合どの対戦ゲームにおいても最初は惨敗を喫し、対戦を重ねることで最終的に勝率は7割程度に落ち着く。
「勝率8割が当たり前の日本最強相手に3割勝てるサンラクが凄い」と言うよりは、苦手なタイプであってもトータルで見れば勝率7割を勝ち取れるカッツォがおかしいと言える。

他、単純に地力が上で相手のリズムを崩すことが得意なアメリア・サリヴァン、「読み」で対応できる次元を超えた反応速度と異常なスタミナを持つシルヴィアには分が悪く負け越している。


プレイヤーキャラクター「オイカッツォ」

シャングリラ・フロンティアにおける慧のアバター。クラン旅狼(ヴォルフガング)所属。
ビルドはある程度ダメージを受けることを前提とした近接格闘アタッカー。
アバターは試行錯誤の結果行きついた女性型で、偶然にも現実の自分を性転換して髪型だけ変えたような造形になっている。
性別についてはシステム的にも奇跡的なバランスの下にいるらしく、ユニークモンスター「深淵のクターニッド戦で性別反転効果を受けた際は外見が一切変わらないのに生えてきたらしい。
なお、本人は現実とアバターが酷似していることに気づいていない。

旅狼のメンバーで唯一ユニークシナリオを一度も自発したことがなく、ことあるごとにサンラクから「ユニーク自発できないマン」と煽られている。
これはカッツォ本人の引きが強く、「何事もうまく行き過ぎる」ためとされる。*2
一方、ゲームスタイル故に事前準備と調査を欠かさないので、サンラクが苦戦したエリアボスをソロで一蹴する場面も。

ユニークに因らないリソースを積み上げることを行動方針としており、様々なサブ職業に手を出したり、野良パーティでレイドモンスターに挑んたり、レベルダウンビルドを行ったりと試行錯誤している。


初めてユニークモンスターを討伐したプレイヤーの一人であるにも関わらず、その後一度も目立つことをしていないため旅狼の中で最も知名度が低い。
個人ではまだ特別なことをしていないモルドにすら負けている様子。*3


アクセサリー


武器


防具


アイテム


スキル


魔法


職業



シャンフロ外でのカッツォ

個々のゲームの詳細に関しては個別ページかシャングリラ・フロンティアに登場するゲームを参照。

ベルセルク・オンライン・パッション

プレイヤーネームは「モドルカッツォ」
本ゲームにおける最強のプレイヤー
漫画版で描かれたアバターは五〇悟みたいな布で目を隠したツンツン頭の男性型。
当初は初見かつバグの少ないDL版だったこともあり、サンラクに合計15連敗を喫する。
後にバグまみれのパッケージ版を購入、本業そっちのけの研究の末に圧倒的な実力を身につけ、20連勝してリベンジを果たした。

ユナイト・ラウンズ

プレイヤーネームは「カッツォタタキ」
漫画版で描かれたアバターは長剣を持った黒い全身鎧の正統派騎士。
「王様暗殺したら面白くね?」というサンラクの提案に乗って2人で王城に乗り込み、ラスボスプレイヤー・鉛筆戦士を相討ちで葬った。

ギャラクシア・ヒーローズ:カオス

現実のイベント「グローバル・ゲーム・コンペティション(通称:GGC)」でアメリカ最強のプロゲーミングチーム「スターレイン」と本ゲームのエキシビションマッチをすることになり、爆薬分隊のメンバーに欠員が出たためサンラクと鉛筆を助っ人として招待した。
トラブルがありながらも因縁のシルヴィアと対戦し、鉛筆とサンラクが事前に撒いておいた餌のお陰もあって彼女に初めての黒星をつけることに成功。
しかし、そこで浮かれてしまいイキリにイキった挙句大将戦でストレート負けしてしまった。
GGCで使用したキャラはヒーローのシルバージャンパー。前作からの得意キャラは同じくヒーローのアムドラヴァ。

正式発売後はアップデートで追加されたキャラクター・ダストの性能を確認するため、「カッツォクラウン」というアカウント名でオンラインレート戦に潜っている場面もあった。

ファンタジウス建国立志伝V

プレイヤー名は「サシミカッツォ」
対戦では国家商会の一商人としてスタートするが、プレイヤーのアバターが戦闘可能なことを逆手にとって有力商会から盗みを働き続け、資金が貯まったところで強力な亜人と契約を結んで国家商会を破滅させ、新たに国家商会「ポン酢と生姜」を建国した。NPCの最強国を滅ぼした後で二人と直接対決になったが、各方面に喧嘩を売っていたサンラクと裏で通じており、ペンシルゴンの隙を突いて敗北させた。

イベントでFPSに駆り出された格闘ゲーマー、追記修正をお願いします

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最終更新:2025年03月11日 14:18

*1 ただし現状判明している女性アバターのゲームはシャンフロのみ。

*2 高度なAIがライブ感覚でイベントフラグを作っていくシャンフロの仕様上、至極真っ当かつ効率的なプレイスタイルが故に寄り道的な迷走やNPC相手の交流と縁がないためにイベントフラグと遭遇しにくいものと思われる。ユニークモンスターとの遭遇などのイベントを平時とかけ離れた「事故」とするなら、うまくいく=事故に遭わないで済んでしまう、ともいえる。

*3 相方のルストが隠しダンジョン関連で色々やらかしたため、いつもルストの隣にいる奴としてモルドの知名度も上がった。

*4 後にプレイヤーメイド可能な通常規格の戦術機が登場した。本来であればこちらが先に解放されるはずだった。