天覇のジークヴルム

登録日:2022/08/17 Wed 00:11:42
更新日:2022/08/31 Wed 18:59:35
所要時間:約 30 分で読めます





我が名はジークヴルム、神代の守護者にして世界を灼くモノ

来たる災禍にて英傑を待つ者……

おぉ英傑よ示せ、示せ

煌めくが如き英傑の行いを、戦禍においてただ一つの輝きを!!


「天覇のジークヴルム」は、シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の劇中作VRMMOシャングリラ・フロンティアに登場するボスモンスター。
「七つの最強種」とも呼ばれる、世界に七体しかいない「ユニークモンスター」のうちの一角である。



概要

同じくユニークモンスターの一角「夜襲のリュカオーン」と同様の徘徊エンカウントタイプに属する黄金のドラゴン
ドラゴン故に翼を持つこともあって徘徊範囲が非常に広く、旧大陸と新大陸の双方で遭遇可能。
遭遇報告が最も多いユニークモンスターでもある。

人語を理解・喋ることもでき、人間に対して友好的。
英雄の資質を持つ者を求めており、気に入ったプレイヤーにマーキングとして「呪い」を刻むことがある。

ゲーム世界において魔法やスキルを発動する際に用いられる「マナ粒子」に干渉する能力を持っている。
サービス開始以来、度々目撃情報、あるいは接触した事例があったが、同じユニークモンスターである墓守のウェザエモン深淵のクターニッドが撃破されたことでワールドストーリーが第3段階「竜災大戦」に進んだことを機にストーリーに大きく関わるようになる。


外見

全体の造形は逞しい人型の肉体を持つ所謂「二足歩行型ドラゴン」の姿をしている。
無論、ドラゴンらしい翼を4枚、特徴的な黄金の鱗を持っており、頭には左に2本と右に3本、合計5本の角がある。
その正体は「炉心を中核として『魔力を殺す魔力みたいなもの』で全身が構成された神代の人造ドラゴン」


性格

これまで討伐されたウェザエモンやクターニッドと比べて饒舌で、仰々しい話し方をする。
下着が丸出しとなった相手にモラルを説いたり、プレイヤーの名前をうろ覚えだったために間違えるなど、冗談を解する知性や愛嬌を備える。

好戦的で常に強者を求めており、プレイヤーとの熾烈な戦いを望むが、「戦闘狂」という訳ではない。
どちらかというと戦闘そのものより、自分を超えることのできる真の強者の登場を待ちわびている。
自分に挑む者を褒め称え、常に全力で相手する騎士道精神に似た精神性をしている反面、強者には強者らしく真っ向勝負の力比べをを強いる厄介な面もある。


出現条件

地上では徘徊エンカウントだが、旧大陸の市街地であるテンバートとフォルティアンの間にあるエリア気宇蒼大(きうそうだい)天聖地(てんせいち)を拠点・休息地としているため、ここに到達できれば高確率で戦闘を行うことができる。
ただし、ワールドストーリーが第3段階に進行してからなければ絶対に討伐できないようシステムロックが掛けられている。


ユニークシナリオEX「来たれ英傑、我が宿命は幾星霜を越えて」

ワールドストーリーが第3段階に進行、新大陸の開拓が進んでレイドボス級ドラゴン型モンスター「色竜」との遭遇などを含む条件が満たされると発生するユニークシナリオEX。
他のユニークシナリオEXが複雑な条件をプレイヤー各々が達成しなければならないのに対し、本シナリオは新大陸に到達した全てのプレイヤーに発生する。

決戦フェーズに移行したと同時に、新大陸に渡っていた全プレイヤーに通知が届き、色竜が3体以上が一つの場所に集まった時にジークヴルムは姿を現す。


戦闘能力

元々100人単位のプレイヤーを単独で相手取ることを想定されているため、攻撃力や耐久力といった単純なステータスはプレイヤー単独ではどうにもならないほどの格差がある。
先述した通りに「人型」であるが故に「手指」を用いた格闘術も扱える。
作中では黒竜ノワルリンドの攻撃を掴んで投げ飛ばしていた。

使用するスキル・技

  • 龍法律(ノトーリアス)悪性増幅重力圏(バッド・インクリース・グラビティ)

我が律はこの地を覆い、万象を圧し潰す

英傑に喝采を、愚者に罰を……これ即ち、龍法律(ノトーリアス)……!!


対人類第一試練、未来を憂う龍王が課す人類種の意志を問う黄金の重力圏。
広範の戦闘範囲に金色の特殊フィールドを生成、範囲内のプレイヤー、NPCのロールプレイを参照する特殊状態「B.I.G.」を付与する。
付与されるのは「特殊状態」なので他のユニークモンスターの呪いといったバフ・デバフのレジスト効果をも貫通し、いかなる能力を以てしても無効化は不可能な模様。
プラス判定マイナス判定が存在し、どちらかに偏った状態で死亡した場合、リスポーンする際に判定に応じた特殊効果が発動する。
戦闘が進む中で一定以上のプラス判定が蓄積することで制限が解除され、「B.I.G.2」が解禁される。

マイナスとなる条件は「英雄的な行為をしなかった時」
タンク役を盾にするだけでマイナス判定となる上、逃亡を示唆するような言動でもマイナス効果は発生するため、この効果範囲内では実質「英雄的な行為」というロールプレイを強制させられる。

  • 輝ける龍王(トゥーバック=アマル)
我が龍体輝きし時、マナの具現(・・・・・)その悉くが砕け散ると知れ!!


ジークヴルムを龍王たらしめる神代の叡智たる「対始源機能」の一つ。
2本の角を起点に全身からエネルギーを発し、高濃度の黄金のマナ粒子を衣のように纏う。
この黄金のマナ粒子で、あたかも「より濃い色のペンキで塗り潰す」かのように外部のマナ粒子を溶かし混ぜる形で阻害することで、魔法」に定義される一切を無効化する。
プレイヤーからの魔法は勿論、色竜のブレスですらこの能力の前では意味を成さない。

対処法は主に二つ。
一つは後述するスキル無効化の結界「狂騒領域」との併用が不可能であるために、スキルによる攻撃が有効
もう一つは、魔法的プロセスを経た「物質的干渉」……つまり「元から用意した弾丸を魔法でぶっ飛ばしたもの」は無効化できない。
ただし、後者は作中の時点で扱える手段を持っている者はごく僅か。

発動に際してジークヴルムの角が「左右に一本ずつ」残存していることが条件であり、左右一組が成立しない場合は発動が不可能になる。

  • 狂騒領域(Jazzy-Zone)
我が狂騒領域(Jazzy-Zone)は貴様らの内なるマナを狂わせる技能(スキル)殺しの領域。


ジークヴルムを龍王たらしめる神代の叡智たる「対始源機能」の一つ。
特殊な振動により異常挙動するマナ粒子による結界を展開し、マナ粒子の内的活性を阻害することで、一定範囲の相手が扱う「スキル」に定義される一切を無効化する。

欠点は先述のとおり、魔法を無効化する「輝ける竜王」との併用が不可能な点。
また、発動に際してジークヴルムの角が「同方向に2本以上」残存していることが条件であり、本数が不足している場合は発動が不可能になる。

  • 灼滅威吹(ブレス・オブ・ベイン)
我が炎滅に叫べ……「灼滅威吹(ブレス・オブ・ベイン)」!!


対始源機能、マナ粒子そのものを消失させる(アンチ)マナ粒子を含有した息吹。
マナ粒子同士の対消滅を焼却という形で可視化、赤熱した黄金とでも言うべき朱色のブレス
あらゆるスキル、魔法の効果を貫通HPだけでなくMPをも削る。
そして威力は言わずもがなで、直撃したノワルリンドも一撃で重傷を負うほど。


ジークヴルムの真骨頂、始源に抗う人類種が辿り着いた回答であり切り札。

しかしその炎は世界を焼くにはあまりに乏しすぎた。

  • 龍王機関(Dragon×Driver)
世界を灼くに手助けなど無用、疾れ! 我が残影は熱を抱く!!


対始源決戦機能。自身の核をオーバーフローさせる事で出力を飛躍的に上昇させ、残存する角の本数に応じた分身を形成する。
形成された分身は一定以上のダメージ、もしくは本体の対応する角の破壊で消失する。
また、この特殊行動が角に起因する関係上、先述した「輝ける竜王」「狂騒領域」とは併用不可となっている。
そしてジークヴルムであれどノーリスクではなく、過剰に過ぎるマナ粒子の大量生産はジークヴルムの「寿命」を急速に縮める。

ちなみにこの特殊行動、本来はジークヴルム単独でプレイヤー達を相手取る想定で設計されていた。
4体の色竜が集結したイレギュラーな大混戦になったことでシステム的に「封印」されていたが、ノワルリンドが実質プレイヤー側の戦力として動いていること、システム側の想定よりも早く赤竜ドゥーレッドハウルが倒されたこと、そして何よりプレイヤーの「質」を計測して耐えられるだろうと判断されたことで解禁された。

  • 覇滅炉心(バスターピース)(調和を討つモノ)

人よ、遍く広がりし一号の人よ、この神骸の世界を拓く二号の人よ。

これこそがジークヴルムの課す最期の試練である。


対人類最終試練、全身全霊に相応しい全マナ粒子を一点集中させる事で規格外の破壊力とする一種の自爆。
この時のジークヴルム自身は大まかな形状維持以外の制御を放棄しているため、膨張する程に漏れ出したエネルギーが即死級レーザーとして周囲に撒き散らされる。
そして準備が完了して自爆されれば、前線拠点を含めた新大陸の超広範囲が灰燼となる。

常にマナ粒子が充填されていなければ放出した魔力が全てジークヴルムの体内へと戻ってしまうため、この試練を乗り越える方法はジークヴルムの魔力制御における唯一の間隙である逆鱗を穿ち、魔力の流動を強制停止させることのみである。

ちなみに、web版での能力披露時においての名前は「覇滅炉心」となっているが、後述する真理書の記載では「調和を討つモノ」と表記されている。



特殊行動として、ジークヴルムは通常ヘイトの他に別枠の注目(ヘイト)を搭載している。
B.I.G.のプラス判定を瞬間的に高めたプレイヤーに意識を向けやすく、またその際の対応次第では通常のヘイトよりも優先される場合がある。


攻略

攻略方法だが、単純にHPをゼロにすることで倒せる相手ではない。
ジークヴルムを活動停止(・・・・)させる方法は、活動できなくなるまで魔力を使わせてガス欠とさせるか、「捨て身の」ジークヴルムの逆鱗を穿つのいずれかとなる。

そしてどの道を選ぶにせよ、ジークヴルムをその気にさせる方法(ギミック)はただ一つ。
英雄的(ヒロイック)な行動でジークヴルムのテンションを上げることが攻略法となる。
実際、ジークヴルムはB.I.G.の総累積値に応じて行動を変える。
B.I.G.の蓄積が低いほどジークヴルムは攻撃の届きにくい場所に留まる傾向を見せるが、色竜のいずれかを倒すなどの結果を示すことで地上へと降りてくる。

地上に降りて以降は先述の別枠ヘイト管理を続行しつつ、空中では行わなかったブレス攻撃等を解禁。
以降はB.I.G.ヘイト、残存体力、角の残存数を参照しつつ進行する。

体力が規定ライン以下になった時点で「龍王機関」を発動、以降は前述ヘイトを参照しつつ残存体力5%になった時点で最終試練「覇滅炉心」を発動する。
そして発動までの間に逆鱗を穿つ、あるいは「覇滅炉心」が発動した時点で戦闘が終了する。


討伐報酬

  • 黄金の龍灰
ジークヴルム戦における確定報酬の一つ。
何らかの「進化」の素材になるようだが、現状では不明。

  • 霊角の残影
ジークヴルムの角を破壊した者に贈られる報酬。
種別はアクセサリーで、装備すると非物質性の金色の角が生える。
霊角1つにつき武器1つに特殊なバフを与える他、暗いところでも光るため照明代わりにもなる。
厳密には「角を折った『偉業』という概念が具現化した存在」であり、物質ですらない概念に近しい存在なのだが、実は物質化して素材として利用できる*1

  • 世界の真理書「天覇編」
ユニークシナリオEXに共通する確定報酬。
運営が想定していた攻略方法や背景ストーリーが記述された攻略本のようなもの。
レイドイベントに参加した100人単位のプレイヤーに与えられたので、これまでの真理書と比較して希少価値はほとんどない。


関連キャラクター

NPC

  • 色竜
新大陸の各地に生息するレイドボス級ドラゴン型モンスター。
ドラゴンとされているが、一部を除いて皆異形寄りの姿をしている。
・黒・の5体が存在する。
共通してコアを所持しており、それがある限り何度でも蘇ること、討伐寸前まで追い詰められると災害状態(ハザードモード)という発狂モードに移行する特性を持つ。
性格も似ていて5体ともプライドが高く、自分以外の生物を敵視している。
本来は新大陸の各地に離れて活動しているが、とあるプレイヤーのイレギュラーな干渉のせいで一挙に一か所に集結
決戦フェーズではギミックボスとして、プレイヤーとジークヴルム相手に大混戦を繰り広げることになる。

  • ヴァイスアッシュ
ユニークモンスターの内の一体で、ラビッツの長を務めるヴォーパルバニー。
経緯は不明だがジークヴルムと旧知で、クターニッドが倒された後にジークヴルムを尋ねてもいる。
ジークヴルムの角は本来6本なのだが、そのうちの1本をへし折ったのが他ならぬ彼である。
ジークヴルムの正体と「稼働停止」させるための方法も知っており、サンラクに伝えている。

  • 慈愛の聖女イリステラ
シャンフロ内の宗教「三神教」の聖女。プレイヤー間の愛称は「聖女ちゃん」。
「開拓者の方々にこの身が一助になるならば……」という滅私奉公な理由で新大陸に渡っており、スカルアヅチに居を移していた。
決戦フェーズでは突如として前線で暴れるサンラクの前に現れ、ジークヴルムの元へ連れて行ってほしいと依頼する。
自身の能力の一端も披露しており、ジークヴルムと色竜の襲撃タイミングを予測した他、ノワルリンドの考えを言葉を交わさずに読み取ったり、致命傷に近い傷を負っていたノワルリンドをあっという間に治療、サンラクの「リュカオーンの刻傷」を一時的に無効化したりと活躍している。

  • ジーク・リンドヴルム
作中では既に故人である、神代の植物学者。
天津気刹那を筆頭とする神代最高峰の科学者たちには劣るが、優秀な人物だったらしい。
マナ粒子の性質を調べるうちに「抗獣計画」を閃き、計画の最高責任者を務めた。
「ジークヴルム」の父親的存在。実戦投入前には、調整を受けている最中に英雄譚などを語って聞かせている。
本来は「ドラゴン」としての確固たる自覚を育むための教育だったが、長い時の中で試練としての「竜」という自己認識を確立した事で英雄フェチに至った。
最期は両腕と下半身が吹き飛ばされ、延命処置を拒んで亡くなった。享年38歳。

  • その他新大陸の亜人種
新大陸各地に出没していた色竜が一堂に会するというだけあって、様々な思惑から色竜と戦うため、NPCの亜人種達も参戦している。
+ 参戦した亜人種
  • 巨人族(ギガント)
年月を経るごとに巨体化する体躯を誇る種族。
決戦フェーズでは白竜ブライレイニェゴを追って「オディヌ氏族」総勢58名が戦線に登場。
作中ではネームドとして無双の双剣(モラ・ベガルタ)のディナルディア、無双の双剣(モラ・ベガルタ)のフィオネが登場している。

  • 蟲人族(バグマン)
人型の蟲とでも言うべき種族。
モンスターと見間違えられる率ナンバーワンだが、分類上は人類である。
決戦フェーズでは強者の尊称である戦士の誇り(バグズ・プライド)が、2人込み*2で総勢15名が戦線に登場。

  • 鳥人族(バーディアン)
人型の鳥とでも言うべき種族。
決戦フェーズでは赤竜ドゥーレッドハウルが開拓地に進撃するのに合わせて、「飛ぶこと自体は可能な彼らの中で稀に生まれる生まれつき飛ぶことそのものが不可能な忌み子達」の中でも「卑屈の果てに道を違えず、確たる意思を翼に宿す若者」で構成された「拳翼愚連隊」総勢20名が参加。
作中ではネームドとして拳闘鶏(デスペラード)」ハクジが登場している。

  • 獣人族(ビーストマン)
人型の獣とでも言うべき種族。現在4つの勢力に分かれて内ゲバ中。
決戦フェーズでは4勢力のうち、「獅子心衆」「狐火の会」「豊象軍」の3勢力からそれぞれから20名ずつ、総勢60名が参加。

  • 魚人族(マー・マーン)
人型の魚とでも言うべき水中呼吸能力を持つ種族。
サンラクが新大陸へ向かう際に釣り上げた魚人族をきっかけに、かつてサンラクと共闘したアラバが新大陸へ上陸。
その結果プレイヤーと魚人族の間に交流が生まれており、決戦フェーズでは後方支援に参加していた。


プレイヤー

大多数のプレイヤーを巻き込んだ決戦フェーズにおいて、ノワルリンドへの対応を巡って当日になって方向性が二つに割れ、様々な思惑が絡むこととなる。
ここでは二つの派閥と、特に印象的な動きを見せたプレイヤーを紹介する。

ノワルリンド討伐派


ノワルリンド擁護派


その他



作中での活躍

本編前

先述の通りサンラクが始める前からすでに存在は確認されており、プレイヤーとも接触をしている。
本編前にあたるエキスパンションパスVol.1では、60人のプレイヤーから成る討伐隊を返り討ちにしたことが語られている。

旅する狼よ、大志を抱け

この時は情報だけが登場。
web版ではあとがきに記載されていたが、漫画版ではキョージュが語る形で紹介された。

竜災未だ止まず、狼は吠える

ウェザエモン、クターニッドの撃破を感じて訪ねてきたヴァイスアッシュと会話している。
エピローグにも登場し、前線拠点を強襲していたノワルリンドの元に現れて戦闘を開始する。
ノワルリンドを半殺しにまで追い詰めた後に見逃した模様。

龍よ、竜よ! われらが拓くは未知と真実

ノワルリンドやドゥーレッドハウルを撃退して「自分が登場する最高の舞台が整うまで大人しくしてようか」と出番が来るまで寝ようとしたところ、貪る大赤依が撃破されたことを感じ取りフィーバーしていた。

竜よ、龍よ! われらが駆けるは憧れの果て

決戦フェーズに色竜3体以上が一か所に集まったことを合図に、前線拠点に姿を現す。
その圧倒的な力でプレイヤー、あるいはNPCの猛攻を受け止め続けるが、色竜の撃破とプレイヤー側の諦めない猛攻により徐々に追い詰められ、切り札であった「龍王機関」すら凌がれる。
そして、最期の覇滅炉心による自爆もノワルリンドと秋津茜によって逆鱗を割られたことで止められ、

───幸運を、人間の征く未来に勝利の栄光があらんことを

覇滅炉心のエネルギーの逆流に耐えられず、その身が消え行く中、今を生きる人類たちに警告と祝福を遺し、金色の灰として散っていった。


シナリオクリア後の影響

ユニークモンスター撃破に伴い、「シャングリラ・フロンティア」の根幹を成す「ワールドストーリー」が4段階目に進行。
抑止力だったジークヴルムが消えたことで息を潜めていたレイドモンスター「始源眷属」達の脈動が始まる。

また、最終盤でサンラクが目覚めさせた恒星間航行(バハムート)級アーコロジーシップ「リヴァイアサン」により銃火器をはじめとする神代の装備や設備が解禁。
それらを渇望していたプレイヤー達から歓声が上がった。

大戦に参加した色竜では赤竜、白竜が討伐され、緑竜は逃走。
そして黒竜ノワルリンドであるが、自身の魔術の影響で大型犬サイズになりながらも生存。
その後、ノワルリンド討伐派の筆頭であった「黒竜討伐隊」の笑みリアに渋々ながら謝ったことで和解し、そのままスカルアヅチに居を移すようになった。


設定



余談

  • 討伐タイミング
運営が想定していたユニークモンスターの討伐順では3番目なので、広義で言えば想定通りである。
しかし、本来なら新大陸の開拓が進んでから決戦となるはずが、ノワルリンド以外の色竜と先んじて接触・扇動したディープスローターの暗躍があったために、運営の想定より早いタイミングでの決戦と相成った。
WMの継久理創世はノワルリンドの結末が自分の想定と違う*4ことに納得がいかず、その原因となった秋津茜をBANしようと考えた……が、「原典」を改めて確認してノワルリンドの人類友好ルートが想定されていたことを知って取り止めている。


追記、修正はB.I.G.判定をプラスにしてからお願いします。

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最終更新:2022年08月31日 18:59

*1 ただし、素材として利用するには鍛冶師系の隠し最上位職業「神匠」の力が必要。

*2 蟲人族の里でお世話になっていたサイガ-0とイムロンのこと。

*3 NPC専用魔法だが、彼女の場合は「魔法を使用できるNPCを篭絡する」という無茶苦茶な方法で実質無制限に使用できる。

*4 元の想定であれば、完全に討伐されるか、人類側の敵となる予定であった。