創造王リュウオーン

登録日:2021/05/16 Sun 04:47:05
更新日:2021/05/29 Sat 21:56:12
所要時間:約 8 分で読めます




さらばだ明石暁、どこぞの馬の骨と共に死すがいい!


リュウオーンは『轟轟戦隊ボウケンジャー』のキャラクター。

CV:森田順平

人物

赤い鱗の肌と兜や鎧を纏ったジャリュウ一族の長。

人間を忌み嫌っており、竜の遺伝子を持った自分たちジャリュウ一族こそが世界を支配すべきであるという考えを持つ。
プレシャスを使って世界征服を目論んでおり、特にレムリア文明関連のプレシャスを『夢の力』と口に出すほど欲しており、手に入れるためならば部下を簡単に犠牲にすることも厭わない非情に冷酷な性格の持ち主。
その薄情な性格から、部下を見捨てない正反対の信念を持つ明石暁とぶつかり合うことが多い。
しかし、その反面小説家・香川慈門が自身の小説の元にしたヨーロッパの図書店で入手した私記に書かれていた理論を何故か知っているという謎のある過去を持つが…。


戦闘能力

戦闘能力は高く、二振りの剣や古い拳銃を武器にボウケンジャーを一人で相手取り、明石とも互角に渡り合える程の実力を持つ。さらに額や手腕部から光線を放つ。
また戦闘以外にも恐竜の改造手術や自身の遺伝子から竜人を生み出すといった、学者らしい長きにわたる研究を一人でこなす技術力も持つ。

しかし、ジャリュウなどの製造に加え度重なるボウケンジャーや他の勢力との戦いによって終盤で肉体が徐々に限界を迎えていき…。


竜の略奪者の末路

闇の三つ首竜を闇のヤイバに奪われた挙句自身の全てをつぎ込んで生み出した邪悪竜ダガーギンすらもボウケンジャーに敗れてしまい、もはやまともなジャリュウすら生み出すことも出来ないほど弱ってしまったリュウオーンはそれでもなお人類を滅ぼす力を求め、最後の望みとして禁断のプレシャス「パンドラの函」に手を出そうとする。

しかし、全てのプレシャスを破壊するために体にゴードムエンジンを3つも埋め込んだガジャを前に圧倒され函の鍵を奪われてしまう。そしてガジャの決意を目にし、自身の甘さと弱さに打ちひしがれ、弱り行く体に自ら剣を突き刺し自害する。

200年の長きにわたり、竜と化して生きたリュウオーン…。結局は滅びるか…。

よく見よ ボウケンレッド!力を求め滅びる…これが冒険者の末路…!。

リュウオーンの体は人間時代の顔を浮かべながら溶けてしまい、兜しか残らなかった。
その後リュウオーンの兜はレムリアの秘宝を改造した物であることが判明し、プレシャスとしてサージェス財団が集めてきたプレシャスを収める「プレシャスバンク」に牧野先生が直々に保管するが…。









ここがプレシャスの保管庫か!

なんと兜に残された細胞から秘技・邪竜転生によって復活。自害したのはプレシャスである兜を通じて自身を大量のプレシャスが保管された「プレシャスバンク」に忍び込むための策略だったのである。そしてそこに保管されているプレシャス「レムリアの卵」に自身を投じて幻獣として生まれ変わり、完全に人間を捨てようと画策する。

目論見通りプレシャスバンクで復活したリュウオーンは牧野先生と警備員を襲い、手に入れられなかった「レムリアの卵」を奪おうとするが、リュウオーンの行動に不信感を抱き駆け付けた明石と最後の対決を繰り広げる。プレシャスバンクに保管されたプレシャス「三国覇剣」を手にボウケンレッドを圧倒する。

明石「何故だ!?何故そこまで人間を捨てたがる!?」

人間など狡く、弱く、他人を踏みにじるしか知らない生き物…我はそんなモノを超える。

最後のトドメに拳銃をレッドに撃とうとするが、それでも諦めないレッドの猛攻に一瞬の隙を突かれてしまう。

何故だ!?何故まだこんな力が…!!

明石「リュウオーン、お前は俺の闇かも知れない…。」

闇だと!?

「冒険者が陥る闇…。俺もいつかは冒険者の魂を失い、力を求めるようになるのかと…。」
「だが今俺の仲間が、たった一人で自分の闇と戦っている。」
「あいつに負けるわけにはいかない…俺も、俺の闇と戦う、そして勝ってみせる!!」

負けぬ!我が夢、果たすまでは!!

仲間を信じ人類の夢であるプレシャスを守ろうとする明石、仲間に裏切られ人類を憎み人間を捨てようとするリュウオーン。
それぞれの想いを懸け、全ての力を注ぎ最後の一騎打ちを挑んだ果てに両者大きなダメージを受け明石は変身が解除されてしまう。

しかし、それと同時に弱り果てた身体がボウケンレッドにダメージを与えられ、力を使い果たしてしまったことで遂に元の人間の姿に戻ってしまった。

嫌だ戻りたくない!嫌だ…私は、私は竜だ!!竜の、王だァァァァ!!

いや、リュウオーン!お前は…人だ。

人間に戻るも竜への執着を捨てきれず、そのまま錯乱しながら爆破寸前のプレシャスバンクに駆け込み、最後の足掻きと言わんばかりに自爆システムを防ぎレムリアの卵で今度こそ人間を捨てようとするが、その寸前に追ってきた明石に止められてしまう。

俺にも夢がある。プレシャスを守るのが夢だ。
人はさまざまな夢を持った。空を飛びたい、時を越えたい、無限のエネルギーが欲しい…
そのためにプレシャスを生んだ。プレシャスとは人の夢、俺はそれを守る!

人の夢を守る?愚かな!

愚かか…だがなリュウオーン
夢を見るのは…人間だけだ。夢を見続ける限りお前は人間なんだ!
そして、夢に挑む者は冒険者なんだ!

その言葉に一度体を止めるが、まだ人間を捨てたいという想いが残り明石の差し伸べた手を払いのけ、爆破するプレシャスバンクに残り自身が求めたレムリアの卵や数多くのプレシャスと共に壮絶な最期を遂げる。その姿は正に自分が今まで嫌っていた人間の姿そのものであった

また、この爆発に巻き込まれた明石は一時期消息不明となり、さらにその直後災厄の怪物・デスペラードと神になろうとするガジャの魔の手が世界に広がり、残されたボウケンジャーのメンバーは絶望的な状況に陥ることとなる。


まさかの復活


ハハハハハハ!蘇った!蘇ったぞぉ!!

海賊戦隊ゴーカイジャー』のレジェンド回『冒険者の心』にて4年ぶりの再登場。
爆破したプレシャスバンクの跡地に残っていたのか、ジャリュウ一族の残党と思われる一体のジャリュウがリュウオーンの遺体にプレシャス「黄泉の心臓」を埋め込んだことで復活。
体はプレシャスバンクの爆発と死体の腐食によって左半身は黒く焦げている。

復活直後、黄泉の心臓を回収するためにやって来た宿敵の明石とゴーカイジャー達と対決する。
ゴーカイジャー達を単体で圧倒し、ゴーカイスクランブルを防いで反撃するといったレジェンド戦隊の宿敵としての貫禄を見せつける。

ハカセ「やっぱ並の強さじゃないよ!」
マーベラス「面白いじゃないか!ならこれだ!!」
鎧「ハイ!!」

「ゴーカイチェンジ!!」

ボーウケンジャー!!

何だと!?ボウケンジャー!!?

マーベラス「海賊版だがな、アタック!」

ボウケンジャーにゴーカイチェンジしたゴーカイジャーの連係攻撃に押されるも黄泉の心臓を狙ったマーベラスのボウケンボーによる攻撃を防ぐ。

お前の狙いは分かっている!黄泉の心臓を破壊させると思うか!終わりだ!!

そしてそのままマーベラスをボウケンボーごと投げ飛ばそうとするが、その瞬間ボウケンボーのクロー部分に腕を掴まれてしまう。

マーベラス「まだ終わりじゃねぇぜ!ガイ!!」
鎧「ハイッ、行きますよー!!」

ゴーカイジャーの狙いは黄泉の心臓の破壊ではなく回収であり、ガイ達のミキサーヘッドによって足を固定され身動きが取れなくなってしまう。

おのれ冒険者共め...!!
マーベラス「悪ぃな、俺達は唯の冒険者じゃない...海賊だ」
マーベラス「欲しいものはこの手で必ず掴み取る!」

そしてそのまま黄泉の心臓を奪還され、トドメにゴーカイシルバー・ゴールドモードによる
「ゴーカイレジェンドリーム」を食らわされてしまう。

しかし、黄泉の心臓の再生能力が暴走したことで巨大化。
完全に自我が失われておりハカセからは「怪物みたいになっちゃってんじゃん!」と言われ、皮肉にも、かつて自身が追い求めた「人間を捨てた姿」になってしまったのである。

巨大化戦でゴーカイオー豪獣神の攻撃に耐えきり圧倒するも、ボウケンジャーの大いなる力により、ダイボウケンの幻影の攻撃とゴーカイアドベンチャードライブによって爆散。

今度こそ次世代の冒険者によって倒されるのであった。


余談


  • ゴーカイジャーにおけるボウケンジャーのレジェンド回『冒険者の心』にて、リュウオーンが復活した際に、ガジャ様はTwitterで「ずるい!ずるいぞ!リュウオーン、そしてテレビ朝日!」と呟いたのは地味に有名になっている。

  • 歴代戦隊ロボがモデルになっている本作の怪人の例に漏れず、リュウオーンのモチーフは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神。頭の形や胸の牙、背中に恐竜の頭がついているなど比較的元ネタが分かりやすいデザインなのだが、デザイナーの篠原氏曰く中々気付いてもらえなかったらしい。


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最終更新:2021年05月29日 21:56