アシュ/クエスター(轟轟戦隊ボウケンジャー)

登録日:2022/08/01 Mon 20:59:52
更新日:2025/07/19 Sat 16:13:43
所要時間:約 10 分で読めます




※推奨BGM:「NEXT MISSION」



Task.17!

アシュの時代を再び!

アシュに関われば、お前ら…死ぬぜ?

通路を開く鍵は人間の血だ…!

俺様は高丘映士、アシュの監視者。


アシュの鏡


高丘…映士か。








アシュの時代を…再び!



アシュ/クエスターとは、スーパー戦隊シリーズ第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場する敵組織の1つ。



【概要】

アシュ


彼奴らは“アシュ”。まだこの世界にいようとは…

Task.17にて初登場。
かつて人間が猿から進化する中で枝分かれし、現生人類とは異なる進化を経て生まれた生物。
人間世界で今なお伝説として語られる語られる妖怪や悪魔、様々な怪物達の元になった存在とされている。

基本的にはライオントラヒョウオオカミといった肉食哺乳類を模した異形の姿をしている者がほとんどだが、中には人間と遜色ない姿をした個体も確認されており、どのような切っ掛けでこの差異が生まれるのかは不明。
一方、その見た目に反して人間と同等以上の知能と社会性を持っており、武器の開発に人間社会と似たような部族単位での生活や、その中でもさらに上下関係や幼なじみの概念もあるなど、もはや「亜人」の域に達している。

そして何より、このアシュ達の一番の恐ろしさは単純な戦闘能力に限れば、劇中最強クラスの力を個々人が保有している点にある。
実際、ガイとヒョウガの2体だけでもボウケンジャー5人と闇のヤイバ、風のシズカを同時に相手取ってほぼ完全に優勢というレベルであり、普段冷静な最上蒼太も強い危機意識を抱くほど。
加えてそれぞれのアシュが固有の「魂」を宿しており、その魂に起因する特殊能力を発動する事が可能。
また、「肉体を捨てる」事で巨大化できる*1が、これを発動すると二度と元の大きさに戻れなくなるため、文字通り捨て身の最終手段である。

遥か昔から存在し、地球の覇権を賭けて人間と激しい戦いを繰り広げてきたが、高丘家の先祖を始めとした特殊な術を操る人間達によって、異世界「百鬼界」へと追放された。
……と思われていたが、実はごく少数ながら追放を免れたアシュもおり、その一員であるガイとヒョウガが百鬼界と人間界を繋ぐプレシャス・百鬼鏡を奪い返さんと、
それを取り合うボウケンジャーとダークシャドウの前に現れた事を切っ掛けに『ボウケンジャー』の物語に参戦する。

出会ったばかりで連携の取れていなかった高丘映士とボウケンジャーの行動もあって一度は百鬼鏡を奪い返し、レイを呼び戻す事に成功するが、映士に百鬼鏡を壊された為にそれ以上のアシュは呼び戻せずに終わった。
また、ボウケンジャーとの戦いで姿を現した3人全員が戦死し、アシュは完全に根絶された。

……かに思われたのだが……


クエスター


見るがいい! ガガム・ゲードム……!

誕生せよ! クエスター!

クエスターとは“探索者”。あらゆるプレシャスを手にする、最強のチームだ……!


Task.19から登場。
ゴードム文明の大神官ガジャが砕け散って消滅したガイとレイの体を呪術で再構築し、さらに「ゴードムエンジン」を胸に埋め込んで強化復活させた姿。
容姿はアシュの頃から一転して黒鉄色をベースとした無機的で機械的な装甲「クエスターボディ」へと全身が変換されたものであり、アシュ時代の面影は残っていない。
この成り立ちの影響からアシュとは全く異なる生命体に変質しており、映士が当初所持していた対アシュ用の錫杖も効力を発揮できない。
ただし肉体が別物に変化した影響か、アシュの奥の手であった「肉体を捨てて巨大化」が不可能となっている。

元々ガジャは完成したばかりのゴードムエンジンを使おうとしていたが、あまりの高出力のせいで戦闘員のカースでは耐えられず、有効活用できる被検体に困っていたところ、アシュの卓越した生命力に目を付けて彼らを自身の手駒にしようと目論んだ。
……しかし、そんなガジャの思惑に反して彼らは復活早々に独断で動き始め、挙句にガガドムの完成を目途にそれを奪うとゴードム文明から離反。
そのままゴードム文明、ジャリュウ一族、ダークシャドウに続く新たなネガティブシンジケートの一角に名を連ね、人間を皆殺しにしようとプレシャスを求めるようになった。

戦闘能力は体内のゴードムエンジンからのエネルギー供給を受け増大。
ボウケンジャーのアクセルスーツを凌ぐスペックのクエスターボディにアシュ時代の知識と経験、「魂」の力も合わさった結果、相変わらず脅威度は高い。
しかも登場当初はゴードムエンジンの機能により、ボウケンジャーのアクセルスーツへのパワー供給やゴーゴービークルの作動を妨げてしまうという副次効果まで持っている始末だった*2
さらには巨神ガガドムを奪った事で巨大メカの開発ノウハウまでも手に入れてしまい、そこから強力なクエスターロボを生み出す技術力まで取得。
その凶暴性も相まってボウケンジャーを何度も苦しめてきた劇中の中ボス的存在となった。

だが、人類に対する危険度が他の勢力と比べても段違いに高かった為にボウケンジャーからも一層危険視された事や、規模が2人だけと本編に登場したネガティブシンジケートの中では最小だったせいもあってか、唯一TV本編中で完全に壊滅した勢力となってしまった*3

なお、人類への脅威度は先述のようにネガティブシンジケートの中でもズバ抜けているが、同族同士の絆はかなり深いようで、各々が強大な力を持ちつつも仲間割れや手柄の取り合いをするような真似はせず、終始一貫して仲間意識は強かった。


【構成員】

クエスター


どんな罠でも構うこっちゃない。しょせん人間だ。
あんな奴ら5人や10人でも、俺達の敵じゃぁなーい!

形勢逆転だな! お前ら終わりだよ!


(アシュ時)
身長:209cm→44.5m(巨大化時)
体重:94.3kg→102t(巨大化時)
分類:アシュ

(クエスター時)
身長:220㎝
体重:128.8㎏
分類:アシュ→クエスター

銀の体と緑の鬣を持った唐獅子のような出で立ちのアシュ。クエスターとして復活するとライオンのような出で立ちとなった。
人間界に残った勢力の中でもリーダー的存在らしく、ヒョウガからはレイと共に「様」付けで呼ばれている。
飄々としてノリの軽いチンピラのような性格の持ち主で、普段の言動は粗暴かつ軽薄だが、常に相手を煽って神経を逆撫でしようとするなど陰湿さも強い。
映士の父・漢人を殺害した張本人で、映士からは激しく敵視されている他、ガイ自身も彼を「高丘の」と呼び、因縁の深い関係になっている。
詳細は個別項目を参照。

  • “大いなる獣”レイクエスター・レイ

怒りの鬼神よ、それだけでは足りない。
苦しめて苦しめて苦しめて、ヒョウガの無念を晴らす……

もはやアシュではなく、『クエスター』だ。


(アシュ時)
身長:207cm→46.5m(巨大化時)
体重:93.4kg→150t(巨大化時)
分類:アシュ

(クエスター時)
身長:218㎝
体重:133.6㎏
分類:アシュ→クエスター

二足歩行のトラのような姿のアシュで、映士曰く「悪魔の伝承の元になったと言われる最悪のアシュ」
ガイとヒョウガによって百鬼界から呼び戻された最初で最後のアシュでもある。

軽薄なガイとは対照的に口調は落ち着いており、常に冷静沈着。ガイの事は主に「怒りの鬼神」と呼ぶ。
しかし、同族の仇として人間へ多大なる苦しみを与える事を考え付くなど、ガイと同等以上の陰湿さと残忍さを秘めたサディストでもある。
また、性格は正反対ながらガイとのコンビネーションは常に高く、息の合った連携で何度もボウケンジャーを窮地に陥れた。

術魂(じゅつだましい)を宿しており様々な超能力を駆使。
アシュ時代は両腕の鋭い爪に加えて、
  • 物を自在に浮かせる念動力(サイコキネシス)
  • 灼熱の炎を生み出し操る発火能力(パイロキネシス)
  • 対象の心と記憶を読み、心の中のトラウマを引き摺り出して幻影として再現する毒霧
……といった様々な妖術を操っていたが、クエスター化以後もアシュ時代の超能力は健在。
クエスター化以降は現代の科学技術を学習した影響からか、自身の超能力と現代のテクノロジーを連動させた発明品までも生み出せるようになった。
戦闘では両腕の爪の代わりに蛮刀に変形するショットガン「グレイボンバー」を操るが、どちらかというと直接戦闘よりもプレシャスの探索役やクエスターロボの開発・調整といった裏方業務を担う事が多いメカニック担当。

モチーフはアシュ時代が『五星戦隊ダイレンジャー』の気伝武人・ウォンタイガー、クエスター時代が同じく『ダイレンジャー』の牙大王


その他アシュ


お前達人間が、アシュに勝てるわけがないだろ!

身長:205cm(巨大化時:55m)
体重:92.5kg(巨大化時:150t)
分類:アシュ
CV:浜田賢二

鎧を纏ったヒョウのような姿のアシュ。
ガイの部下として行動したが、最初にボウケンジャーに討伐された。
詳細は個別項目を参照。

  • オウガ

貴様の穢れた魂だけは、俺の命に代えてもォォォォ!!

身長:216cm(巨大化時:62m)
体重:103.3kg(巨大化時:166t)
分類:アシュ
CV:矢尾一樹

Task.40に登場。
一本角を生やした銀色のオオカミを思わせるアシュ。
数十年前、高丘家の先祖の手でとある山の中に封印され、百鬼界行きを免れたところを偶然レイに発見され、彼の手で目覚めさせられた。

「西のアシュ」と呼ばれる一族を束ねる長であり、ケイの幼なじみ。
相当親しい間柄だったらしく、彼女に大きな親愛を抱き、彼女が次元の狭間で苦しんでいる事に心を痛めていた。
そして、その分ケイが苦しむ原因とも言える映士を「穢れ」扱いして大きな憎しみを抱き、彼に襲い掛かった。
ケイへの愛情やそれ故の苦しみは本物のようだが、映士を殺す事で彼女を救えると一方的に考え、ずっと息子を見守っていた彼女の真意に気付こうとしないなど、身も蓋もない言い方をしてしまえば大嫌いな人間に親しかった女性を奪われ、嫉妬に狂った男でしかない。
しかもその感情をガイとレイに利用され、プレシャス・メルクリウスの器を手に入れる為のボウケンジャーの足止めに使われてしまった。

武器は両刃ので、喰魂(しょくだましい)を宿しており、敵の攻撃や植物の力を吸収して反撃や回復に活かす事ができる。
また、その力を応用した「百鬼陽炎映し」という妖術によって敵のコピーを生み出し、使役する事も可能。
そして最終奥義「百鬼次元封鎖」を使う事で、滅びる自分の魂と引き換えに相手を石化し、その意識を永遠に次元の狭間に幽閉してしまう。
そして映士の意識の中でケイに化けて映士を言葉巧みに騙したものの、自分の前から去ろうとする映士を見て元の姿に戻り、今度こそ映士を始末しようとする。
だが、ケイが映士に錫杖を託した事で形勢が逆転、「アシュ魂滅」を受けてケイの名を叫びながら今度こそ滅び去った。


  • ケイ

私達は、惹かれてはいけないと知りつつも、愛し合いました……

演:東山麻美

白い髪と右の目元に痣を持つ、白ずくめの女性型アシュ。
他の面々と違い、メガピンク人間に酷似した姿を持つ。
映士の母親で、漢人との間に彼をもうけたが、息子が生まれた時点で既に他界していた。
しかもアシュには大罪の人間との婚姻により、その魂は百鬼界にも行けず次元の狭間を彷徨い続けているが、そのような状態になっても息子を見守り続けていた。
当初自分の素性をよく知らなかった映士からは彼の使命もあって憎まれていたが、菜月を通してその真意に気付いた事で考えを改め、さらにはボウケンジャーに入る切っ掛けとなった。


【クエスターロボ】

今週の怪人……というより、週替わりの巨大戦力枠。
ガガドムの技術を基にガイとレイが開発した巨大ロボットで、内部にある2人乗りのコックピットで操縦される。
主動力は巨大ロボサイズの大型ゴードムエンジンで、パラレルエンジン及びアクセルスーツへの妨害効果はガイとレイのゴードムエンジンよりも上。
そしてガイとレイの体内にあるゴードムエンジンと直結すれば更なる出力強化を可能にする。

「人類に対抗するため、人類が開発した兵器を模す」という設計コンセプト上、間宮菜月から「戦うことだけ考えたみたいな」と評された純粋なる戦闘マシン。
大邪竜など他のネガティブシンジケートの巨大戦力と比較しても一際ハイスペックであり、素の状態でもアルティメットダイボウケンを超えるスペックを持っている事に加え、劇中では登場する度に強力なプレシャスを装備している場合も多く、実際の対戦では最終的に敗北こそすれど、そのどれもが
  • 第三者の介入
  • 持久戦によるオーバーヒート
  • 負担とダメージ無視の自爆同然の特攻
……と、イレギュラーなものばかりであり、ボウケンジャー側が正攻法の真っ向勝負で勝利した事は一度もなかった。
固有名は漢字一文字だが、その読みは漢字と関係がある英単語になっている。


一覧

  • 巨神ガガドム

ダサい名前で呼ぶなぁ。ガガドムは今日から『クエスターロボ』!!

全ての人間を滅ぼす……楽しみに見ていろ。

身長:51.4m
体重:4970t
所属:ゴードム文明→クエスター
分類:巨神ロボット→クエスターロボ

Task.20に登場。
ガジャから奪い取ったガジャ開発の巨神型ロボットで、いうなればクエスターロボのプロトタイプ。
石でできた三段のトーテムポールのような姿をしており、後頭部にある翼で空中を駆け回り胸部の3つのランプからビームで周囲を破壊できる。
主動力の巨大ゴードムエンジンによってゴーゴービークルのパラレルエンジン及びダイボウケンを機能不全に追い込むのみならず、途中で入手した巨大な大砲型のプレシャス雷砲(かみなりほう)によってボウケンジャーを圧倒し、市街地を瓦礫の山に変えた。

モチーフは『超獣戦隊ライブマン』のライブロボ

  • クエスターロボ・(ターボ)

正真正銘、俺達の力で造り上げたクエスターロボだ!

ガジャのとは違うぜぇ~? お前はその凄さを見る事はなぁーい!!

身長:53m
体重:1250t
所属:クエスター
分類:クエスターロボ

Task.23に登場。
戦闘機をモチーフにしたクエスターロボ1号機。
黒く鋭利な細身の体で、両肩に大きな機翼を装備している。
両翼とアフターバーナーの推進力を利用し、最高速度600km/hの走行スピードで飛ぶように疾走する機動力に長けた機体で、戦闘時には両腕にブレードを出現させて連続の斬撃を見舞う。
また、パワーもサイレンビルダーを軽々と投げ飛ばすほどのものであり、ダイボウケンとの2体がかりでも易々と圧倒してみせた。

モチーフは『科学戦隊ダイナマン』のダイナロボ

  • クエスターロボ・(エリート)

見るがいい、伝説の鎧の力! これが『クエスターロボ・(エリート)』の真の姿だ!

ヒャーハァ!! そうだ! これで『(エリート)』は無敵だぜェ!

身長:46.5m(伝説の鎧装着時:52m)
体重:1268t(伝説の鎧装着時:1560t)
所属:クエスター
分類:クエスターロボ

Task.28に登場。
ガスマスクとヘルメットを装着した軍人のような出で立ちのクエスターロボ2号機。
「重火器や装甲装備などの武装に即座に対応する」というコンセプトから兵装のスムーズな着脱が可能。
両腕のアームカノンと両肩の六連ミサイルランチャーなど全身に搭載した銃火器が武器であり、パワー・スピード・運動性共にアルティメットダイボウケンを上回る。
この時点でもアルティメットダイボウケン相手に完勝しかけるほどの高性能だが、プレシャス「伝説の鎧」を纏う事で鎧武者のような姿へとパワーアップを果たす。
この姿になると大太刀を武器に戦い、必殺技「クエスター十文字斬り」を繰り出す。息ぴったりかつノリノリで技名を叫ぶクエスターの2人はある意味必見。
更に伝説の鎧の如何なる攻撃を受けても傷一つ付かない鉄壁の防御力を獲得し、攻守共に飛躍的な強化を遂げている。
このようにクエスターロボでも最強格だが、プレシャスを使う事を前提にゴードムエンジンの回転数を限界ギリギリまで上昇させた影響により、一定時間稼働し続けるとオーバーヒートを起こして機体が動作不全に陥ってしまう為長期戦には不向きというのが唯一にして最大の弱点。

モチーフは『地球戦隊ファイブマン』のファイブロボで、伝説の鎧装着時の姿はスーパーファイブロボ

  • クエスターロボ・(ブレイズ)

ボウケンジャー、ロボ共々丸焼きだ!

身長:50m
体重:1450t
所属:クエスター
分類:クエスターロボ

Task.31に登場。
戦闘ヘリをモチーフにしたクエスターロボ3号機。
頭頂部にヘリコプターの巨大ローターを装備しており、ホバリングや変則飛行のようにトリッキーに空中を飛行できる空中戦に長けた機体。
プレシャス「亡国の炎」の使用を前提とした設計であり、亡国の炎を運用するための窯を頭部に内蔵。
コックピットにセットした亡国の炎を頭部の窯に搭載し、両肩の空気吸入口「インテークマニホールド」から大気を吸引してプレシャスの熱量を上げる事により、胸部からアルティメットダイボウケンの限界温度を上回るほどの超高熱火炎放射を行う。


  • クエスターロボ・(ラジアル)

てめぇら全員叩き潰してやるぜ!

身長:65m
体重:1500t
所属:クエスター
分類:クエスターロボ

Task.36に登場。
重装甲車をモチーフにしたクエスターロボ4号機。
その名の通りラジアルタイヤを彷彿とさせるマッシブな体つきをしており、角に見立てた頭のミサイルも相まって、まるで黒いを彷彿とさせる。
ゴードムエンジンのエネルギーを増幅して強力な雷撃エネルギーに変換する「エレクトロジェネレーター」を搭載。
ここから発生したその雷撃エネルギーを全身に巡らせる事で機体性能をパワーアップできる他、その名の如く山をも砕くプレシャス「山砕きの金棒」を装備しており、雷撃エネルギーと組み合わせてダイボイジャーをも叩きのめす強力無比なパワーファイトが持ち味。

モチーフは『電子戦隊デンジマン』のダイデンジン及びデンジタイガー

  • クエスターロボ・(キャノン)

フハハハハ! どけどけ! 邪魔だ邪魔だァ!!

映画『轟轟戦隊ボウケンジャー THE MOVIE 最強のプレシャス』に登場。
迷彩柄のボディーとモノアイが目を引くが、頭部と全身に施されたキャノン砲が最大の武器。
両肩は戦車のキャタピラを模しており、右腕のバケットと左腕の丸鋸のようなグラインダーによる攻撃も強力。
劇中ではボウケンジャー不在時に謎の少女・ミューズが呼びかける岩山へと向かうが、映士の駆るサイレンビルダーに阻まれた。


  • クエスターロボ・(オーバー)

やったぞ! これで俺達は世界の頂点に立つ! ヒャハハハハハハ!!

俺達クエスターが人間世界をブチ壊す姿を、指をくわえて見てるがいい!

身長:53.3m
体重:3400t
所属:クエスター
分類:巨大戦力

Task.41に登場。
下記の「ホムンクルス」と「クエスタージェット・(オーバー)」が合体した最強最後のクエスターロボ。
ホムンクルスの頭部と上半身に合体する事でホムンクルス制御下に置き、その強大な力を兵器として効率的に運用する事が可能になった。
ホムンクルスの口からの強力な破壊光線と強大な剛力、クエスタージェットの堅牢な装甲と胸部の二門のビーム砲を駆使して戦う。
レイが「破壊の神」と豪語するだけあってプレシャス3つ分のパワーはこれまでのクエスターロボやその他の巨大戦力と比較しても桁違いであり、初戦ではアルティメットダイボウケンはおろか、ダイボイジャーと大剣人ズバーンすらも完敗に追い込んだ。



【その他の兵器】

  • クエスタージェット・(オーバー)

全長:19.5m
体重:450t
所属:クエスター
分類:ジェット戦闘機

Task.41に登場。
他勢力を出し抜いて世界中のプレシャスを強奪するべく、ステルス戦闘機を元にして開発した航空兵器。
最新鋭の光学迷彩システムを搭載しており、視覚だけでなくあらゆるレーダーから姿を消す事ができる。
変形してホムンクルスと強制的に合体する事で、その意識をクエスターの支配下に置く機能を搭載。
変形合体後はホムンクルスの上半身を護る鎧の役割を果たす。

モチーフは『光戦隊マスクマン』のマスキーファイター。

  • ホムンクルス

杖は骨となり、ハーブが血となり、水銀が肉となり、そして!

人間は錬金術の力により、永遠の命を手に入れようとした! これがその秘術の究極!!

身長:53.3m
体重:2950t
分類:人工生命体

Task.41に登場。
プレシャス「メルクリウスの器」に3種のプレシャス「賢者のハーブ」「カドゥケウスの杖」「パラケルススの水銀」を入れて錬成し、生み出した人工生命体。
全身銀色の巨人のような姿をしており、この時点では自我を持たず、破壊本能のままに暴れるのみだが、「クエスタージェット・奪」と合体する事でクエスターに操られる。



【余談】

アシュのモチーフは全て過去のスーパー戦隊シリーズの動物型メカ……さらに言うとそれを象った霊的な存在となっている。


追記・修正は、人間を全滅させてからお願いします。

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最終更新:2025年07月19日 16:13

*1 動作的には、自分の体を引き裂いて内部から巨大化した自身の体が飛び出すように描写される。

*2 後にゴーゴービークルのパラレルエンジンを全てネオパラレルエンジンに換装する事で克服された。

*3 ゴードム文明はガジャが再度永い眠りについただけ、ダークシャドウは戦死した闇のヤイバを除けば健在、ジャリュウ一族はジャリュウが2体生き残っていたが、数年後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』において完全に壊滅した。