大筒木ウラシキ

登録日:2021/06/13 (日曜日) 23:23:39
更新日:2024/08/23 Fri 08:25:24
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その辺は…まっ、俺らケンカ上等ってことです




大筒木(おおつつき)ウラシキとは漫画『BORUTO‐ボルト‐』の登場人物。



◆概要

大筒木モモシキ・大筒木キンシキと共に大筒木本家から派遣された大筒木一族の一人。
原作漫画や劇場版には登場しないアニメオリジナルキャラクター。

眉間を除いた額を覆うように角が映えており、服装はモモシキたちと比べるとかなりの軽装。

名前と能力のモデルは『浦島太郎』。


◆人物

一人称は「オレ」で、地球の人間に対してもフランクな敬語で話す。
普段の口調は丁寧ながらも軽い性格で、無意味な破壊行為を「暇つぶし」と評して行うなど行動も軽率且つ自由奔放。一方覚醒後は口調が荒くなる。

表向きはモモシキの配下という扱いでモモシキの命令で大筒木カグヤ十尾ゼツの事など情報収集を行っているが、モモシキのいないところでは「モモちゃん」と呼ぶなど小馬鹿にしている節がある。
また、カグヤ関連の調査と並行して大筒木トネリによる日向ヒナタを巡る騒動についても調べているが、月の大筒木であるトネリのことを知っていた理由は不明。


◆能力

キンシキと同じようにチャクラから武器を作り出せる能力に加え、時間に関係する能力を持つ。
更には一族の中で唯一瞳術の切り替えを可能としており、白眼からその他の瞳術へと変化させたりしている。


◆使用術

  • チャクラ武器
現在確認できるのは釣竿状に作り出したものと、腰に付けられた魚籠(びく)のような形の2種類のみだが、その釣竿を通して釣りの要領で長距離からチャクラを人魂の形にして文字通り釣り上げてしまう。

  • 天須波流星命(あめのすばるぼしのみこと)
魚籠に蓄えたチャクラの持ち主の術を再現する。

  • 封印術
トネリに1万年の時間凍結をかけ、戦闘不能にしている。

  • 時空間忍術
我愛羅と長十郎から逃げる時などにカグヤが使用していた「黄泉比良坂」に似た高度な時空間移動の術を使用していた。

  • 瞳術
瞳力としては今の所作中唯一の白眼輪廻眼・輪廻写輪眼の使用が可能であり、戦闘中は適宜切り替えが可能。
輪廻眼は眼球が青白く発光し、輪廻写輪眼は赤く発光しており、前者を使用中は自身のみを対象とした時間の巻き戻しが可能であり、後者を使用中は黄泉比良坂に似た異空間への移動が自在となる。


また、自身の眼球を食べることで頭部に羽が生え額に金色の輪廻眼、食べた眼に代わる金色の双眸を持つ異形の姿に変貌する。眼球を食べる事がトリガーなのではなく、眼球を食べた取り込んだチャクラが足らなかったからである。この変異はモモシキがキンシキを取り込んで変異したものと同一である可能性が高い。
この時は時空間忍術は使えなくなる一方で凄まじいパワーアップを果たし、様々な技も使用する。


◆作中での活躍

月面でのトネリとの戦闘では時間凍結と呼ばれる術で1万年行動不能にすることでトネリを戦闘不能にし勝利した。
中忍試験編では我愛羅から尾獣チャクラを奪うために結界を張った雷車の個室へ進入し、チャクラを奪い、中忍試験会場では我愛羅と長十郎と交戦する一方、仙人モードを使用しようとしていたミツキのチャクラを珍しがり、抜き取って行動不能にした後に撤退した。
異空間での五影とモモシキ・キンシキとの戦いには一切参加しなかったため、中忍試験編後も生存している。

それからしばらくは音沙汰がなかったが、やがて尾獣のチャクラ蒐集を再開し、手始めにトネリから奪っておいた自律型傀儡を率いて守鶴を襲撃する。
防衛のため待ち構えていた我愛羅に傷を負わせサスケを異空間に飛ばし、守鶴を木ノ葉に運ぶボルトとシンキを追跡するが、ボルトの浄眼で時空間からの攻撃を予測され反撃を受けた挙句、異空間から戻ってきたサスケに角の一部を砕かれ撤退した。

その後、タイムスリップ編にて現代での尾獣の回収は困難と判断し、大筒木一族に伝わる時間移動の宝具・カラスキを使って過去(「BORUTO」より約20年前(サスケの里抜け直後))の木ノ葉にタイムスリップし、少年時代のナルトから九尾チャクラを奪おうとする。
しかし時間移動に巻き込まれ一足先に過去に来ていたボルトとサスケの介入によって能力の仕組みを解き明かされ、徐々に劣勢に陥る。
魚籠に貯めていたチャクラと自身の眼球を喰らい、圧倒的な力でボルトとナルトを追い込み九尾の暴走を促すが、ボルトによって暴走は沈められ、自来也の指導により編み出されたボルトとナルトの巨大な螺旋丸をぶつけられる。
自らの術で押し返そうとしたが、援護に入ったサスケと自来也によって体制を崩されてしまい、螺旋丸に呑み込まれ消滅した。


◆余談

  • 構想段階では映画にも登場を予定していたが、尺不足から没になりテレビアニメ版で登場することになった。

  • また『NARUTO -ナルト- 疾風伝』682話では、カグヤが自身の脅威となる存在とした3人の中に彼と思われる人物がシルエットで登場している。
    残りの2人はモモシキ、キンシキと思われる。



追記・修正は過去の時代に渡ってからお願いします。


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