大筒木一族

登録日:2019/08/25 (日) 22:00:10
更新日:2019/09/02 Mon 20:50:44
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大筒木一族とは、漫画『NARUTO‐ナルト‐』に登場する架空の一族。


●目次

【概要】

チャクラの祖とされる大筒木カグヤが属していた一族。
作中世界とは次元の異なる異世界出身であり、千年に一度神樹に実るといわれるチャクラの実から仙丹と呼ばれる丸薬を錬成し、これを食らい「不老長寿・怪力乱神」を得ることで不老不死を保っている。

現在登場している大筒木一族は、個人差はあるものの皆人間と変わらない体格だが、青白い肌に髪、額あるいは頭部から伸びる2本の角、白眼及び輪廻眼を所持していることが共通している。
更に一族直系と思われる者達は、いずれも特異かつ高度な瞳術、空間転移能力、飛行能力を持つと思われる。
カグヤの子孫は人間との交配により、その特徴の一部のみを引き継いでいる。例としてカグヤの子である大筒木ハゴロモは瞳術を輪廻眼のみ、その弟のハムラは白眼のみを引き継いでいる。


【一族の特徴】

カグヤが地球に飛来したのは約千年前とされることから、数千年単位で存在している模様。
日向一族と同じく本家と分家があり、作中最強クラスの強さを持つうずまきナルトうちはサスケを終始圧倒したカグヤは、本家からチャクラ採取のために派遣されたただの調査員、ナルトとサスケ、各里長である五影を相手に圧倒的な実力を見せつけたモモシキとキンシキ(アニメ版ではウラシキも)は本家からカグヤ追跡のために派遣されただけの下っ端に過ぎない

モモシキらはカグヤからの連絡がないため地球を訪れたとされるが、カグヤの子孫であるトネリの存在と劇場版「THE LAST」で発生した一連の事件とその結末を知っていることから、何らかの形で情報共有が可能なシステムとなっている模様。

また、大筒木一族には代々親役と子役が存在しており、親役が子役に能力を継承する際、輪廻眼の能力で親役を人の成りから赤黒い大きな玉ねぎのような果実に変質させ、それを食らうことで代々能力を一代で失うことなく引き継がれてきた。

その際、体格や姿があまりにも変貌するが、この能力を持つためか、モモシキは優れた力を持ちながらも子孫に直接引き継がせることができないナルトたちのことを見下し哀れんでいた。

小説版では、一族間には複数の派閥が存在し、チャクラの実の覇権を奪い合っているらしく、異空間を超えて神樹の生えた星を巡ってはその星の原住民を瞳力をもって壊滅状態に追い詰めたことが語られており、大筒木モモシキの発言から他の星も地球と同じような環境と知的生命体が存在しており、地球でいう尾獣も存在していたと思われる。

そのためか同じ大筒木一族同士でも利害の不一致などから内輪揉めが頻発している模様で、カグヤは他の大筒木一族の進攻を想定し大量の白ゼツ軍団を組織していた。


【共通能力】

その能力は個人で若干異なっているが、共通して異空間経由で時空間を移動する能力を持つ。更に血継限界三大瞳術である写輪眼白眼輪廻眼は元々この一族をルーツとする能力であり、全員が共通して白眼と輪廻眼を持ち、チャクラを武器状に実体化させて操ることもできる。

なお、輪廻眼は全員が持っているわけではないらしく、アニオリではカグヤは当初白眼しか持っておらず、チャクラの実を食したことで額に輪廻写輪眼を開眼しており、息子である大筒木ハゴロモとその直系の子孫達へとその因子(写輪眼)が受け継がれた。

同族であるモモシキとウラシキも白眼と共に輪廻眼を保有しているが、モモシキは両掌に眼球が埋め込まれる形となっており、ウラシキは通常は白眼だが、任意で輪廻写輪眼への変更が可能となっている。



【登場人物】

地球の大筒木一族

かつて地球にやってきたカグヤを先祖に持つ一族。

大筒木カグヤ

作中最初に登場した大筒木一族で、『NARUTO』におけるラスボス。
大筒木一族からチャクラ採取のために派遣された所謂調査員ポジだったが、地球に愛着がわいてしまったため、事実上離反している。
本家からは裏切り扱いされているらしく、他の大筒木に対抗するべく白ゼツの軍団を組織していた。
詳細は別途項目参照。

大筒木ハゴロモ

カグヤの長男。
忍の祖・六道仙人」とされる人物で、両目に輪廻眼を持ち、地球で初めてチャクラを使った忍術を編み出し、普及させた。
詳細は別添項目を参照。

大筒木インドラ・大筒木アシュラ

ハゴロモの2人の息子。
この2人の確執が、長きにわたる千手一族とうちは一族の確執の原因となる。
詳細はハゴロモの項を参照。

血縁者となる一族・人物

長い歴史の中で複数の一族に分かれており、現在までに確認されているのは以下の一族である。
  • 千手一族
カグヤの孫である大筒木アシュラを祖とする一族。初代火影・千手柱間と二代目火影・千手扉間もこの一族であり、現在は柱間の孫で五代目火影・綱手のみとなっている。
  • うちは一族
カグヤの孫である大筒木インドラを祖とする一族。代々写輪眼を有する戦闘に長けた一族として名を馳せていた。
戦国時代は千手一族と対立関係にあったが、柱間とうちはマダラの時代になって、共に木ノ葉隠れの里を創設したことで事実上和解するも、扉間が二代目火影になって以降は徐々に里と軋轢が生じ始め、『NARUTO』の物語開始の数年前にクーデターを企てるまでになるが、うちはイタチの手によりサスケを除く一族は皆殺しにされた。その後作中で発生した様々な出来事などを経てイタチを含め密かに生き残っていた者も死亡したため、現在生き残っているのはサスケとその娘であるうちはサラダの2名のみ。
  • かぐや一族
骨を操る血継限界「屍骨脈」を持つ。霧隠れとの戦闘で滅亡している。
  • 雪一族
血継限界である氷遁を操る一族。その能力で大戦期は戦に重宝されていたが、戦後はその能力を恐れられて迫害されるようになる。
  • うずまき一族
渦潮の国に存在した封印術に長けた長命の一族。特徴として赤い髪と強靭な生命力を持つ。長い戦乱を経て現在は散り散りとなっている。
  • 金角・銀角兄弟
二代目雷影の時代に雲隠れの忍だった兄弟。
「雲隠れ史上最悪の大罪人」と呼ばれ、雲と木ノ葉の同盟式典の際に二代目雷影と扉間を騙し討ちにした。
またカグヤの息子・大筒木ハゴロモの血を引いているため、彼の宝具を自在に操ることができ、尾獣の肉を食べてその力を使うこともできた。


月の大筒木一族

大筒木ハムラと共に月に移住した一族。
ハムラとその子孫たちは、千年もの間、自分たちの白眼の眼球を集め、世界を滅ぼす力と甦らせる力を生み出すエネルギー体である『転生眼』を作り上げ、千年が経っても地上の人々がチャクラを正しく使い、世が平穏であるかを見極めていた。
しかし、ハムラが死亡すると、彼が説いた教えの解釈を巡って、一族間で抗争が起こってしまい、ハムラの真意を理解する宗家は、歪んだ解釈をした分家の者たちが暴走して転生眼の力を使ったことによって滅ぼされてしまった。
なお、一族は月の表面ではなく、地球空洞説のように月の内側で生活していた。

大筒木ハムラ

カグヤの次男でハゴロモの双子の弟。長い長髪と両目の白眼が特徴。
アニオリでは若い頃は白眼を駆使してトラブルシューターとして活躍。後にハゴロモと共に十尾と戦った後、外道魔像を監視するため兄に「千年待とう」と告げて一族と共に月に移り住んだ。
兄弟仲は極めて良く、別離した後も兄の作ろうとした世界に賛同していたが、彼の子孫たちはハムラが説いた教えの解釈をめぐって同族間で争いを始めてしまい、作中では直系の子孫としては下記のトネリしか生き残っていない。
「陣の書」によれば厳格な性格とのことだが、若かりし頃は真面目な反面調子のいいフランクな性格であり、一人称は「オレ」。

大筒木トネリ

CV:福山潤
ハムラの子孫で、月に移り住んだ大筒木一族最後の一人。
一見紳士的な性格であるが、目的のためであれば手段を選ばず、他人の言葉を意に介さず洗脳して無理矢理結婚式を行うなど非情な一面や傲慢で短気な一面もあり、少しでも気にくわないことがあると自分が嫁にと攫ってきた日向ヒナタにも強気な口調になる。
一族によって作られた月の内部に存在する地底空間に住み、彼以外の一族の生き残りは存在せず、エネルギー体転生眼の力で動いている傀儡人形たちと生活している。
月に移り住んだ大筒木一族は生まれてすぐに両目の眼球を抜き取られ、それらを代々ハムラの子孫たちの白眼の眼球を封印し続けて作り上げたエネルギー球体『転生眼』に封印する仕来りを持つ。
そのため眼窩(眼球が入るスペース)は空洞となっており、普段は常に目を瞑っているが、チャクラを集めた心の目で周囲の状況を感じ取って行動している。

彼はハムラの一族の分家筋にあたり、ハムラの教えを歪んでとらえた結果、「チャクラを争いの道具に用いる地球の民」を悪と断じ滅ぼすことを決意した。ハムラのチャクラを最も強く受け継いだ日向宗家の娘であるヒナタを花嫁に迎えようとしたことでナルトたちと対立したが、紆余曲折を経て和解。罪滅ぼしのために月に残留する。
アニメ版『BORUTO』では引き続き月に留まっていたが、他の大筒木一族の侵攻に備え、うずまきボルトの右目に白眼の亜種・淨眼を開眼させた。


血縁者となる一族・人物

ハムラの一族は月に移り住んでいるが、何らかの形で地球で生活する者たちも存在する。

  • 日向一族
ハムラの直系の子孫で白眼を有する木ノ葉隠れ有数の一族。
ヒナタの父である日向ヒアシをはじめとした日向一族の一部の者はハムラの教えやその解釈を巡って起こった争いのことを知っていたようであり、トネリと地上で最初に出会っている。


その他の大筒木一族

大筒木モモシキ・大筒木キンシキ

カグヤの封印から約16年後に地球にやってきた大筒木一族の2人組。
キンシキはモモシキの親役で、主従関係はモモシキの方が上。
チート級の実力を持つが、実は2人とも大筒木本家からカグヤ追跡のために派遣されただけの下っ端でしかない。

モデルはモモシキが『桃太郎』、キンシキが『金太郎』。

詳細は別添項目を参照。

大筒木ウラシキ

CV:中井和哉
アニメ版『BORUTO』で新たに登場した大筒木一族の男。
眉間を除いた額を覆うように角が映えており、服装はモモシキたちと比べるとかなりの軽装。
武器は釣り竿。両目の白眼は輪廻写輪眼への切り替えが可能。

モモシキとキンシキと共に大筒木本家から派遣された。
表向きはモモシキの配下という扱いで、モモシキの命令で大筒木カグヤや尾獣、ゼツの事など情報収集を行っているが、モモシキのいないところでは「モモちゃん」と呼ぶなど小馬鹿にしている節がある。
月面でのトネリとの戦闘では時間凍結と呼ばれる術で1万年行動不能にすることでトネリを戦闘不能にし勝利した。
中忍試験編では我愛羅から尾獣チャクラを奪うために結界を張った雷車の個室へ進入し、チャクラを奪う。
中忍試験会場では我愛羅と長十郎と交戦。仙人モードを使用しようとしていたミツキのチャクラを珍しがり、抜き取って行動不能にした後に撤退した。
異空間での五影とモモシキ・キンシキとの戦いには一切参加しなかったため、中忍試験編後も生存している。

モデルは『浦島太郎



追記・修正は、チャクラの実を食してからお願いします。

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