フリーレン(葬送のフリーレン)

登録日:2021/06/17 Thu 08:17:12
更新日:2024/12/08 Sun 17:23:48
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私はもっと人間を知ろうと思う。



出典:葬送のフリーレン、5話『死者の幻影』、2023年9月29日~2024年3月22日まで放送。
「葬送のフリーレン」製作委員会、マッドハウス、
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会。


概要

『フリーレン』とは、『葬送のフリーレン』の登場人物で同作の主人公。
本編の約80年前に人間の僧侶ハイター、ドワーフの戦士アイゼン、人間の勇者ヒンメルと共に魔王を討伐したエルフの魔法使い。


幼く見えるがエルフゆえとんでもない長命で、少なくとも軽く1000年は生きている
そのため人間とは時間の感覚が大きく違っていて、放っておくと1つのことに半年でも1年でも没頭してしまう。

魔王討伐後はひとりで各地を旅し、様々な魔法を収集して過ごしてきた。
ただし、手持ちの魔法は実用性が微妙なものばかり。まれに世界を変えるレベルのものもあるが。
そうする理由は「かつての仲間が自分の使う魔法を面白がってくれたから」
勇者ヒンメルとの死別により彼のことをほとんど知らなかったことを自覚し、人間の生が僅かなものである事を実感してからは、「人間を知る」ことを旅の大目標としている。
なので、訪れた先では出来るだけ人と関わるようにしている、らしい。
ただ、ヒンメルやハイターに比べるとあまり名を知られていないらしく、後からヒンメルの元仲間と判って驚かれるパターンも多い*1

超一流の魔法使いではあるが、魔法を管理する団体が(エルフ感覚では)頻繁に変わるため、魔法使いなら持っているべき資格を持っていない。
一応聖杖の証という前時代のものと思しき資格証らしきものを持っているが、フェルンからは「骨董品」と断じられている。
ただ、見る人が見れば……現一級魔法使いの実力者*2が、これを改めた途端丁寧な口調になり目を丸くし*3、一級魔法使いの受験条件*4をパスするほど凄い物ではあるらしい。
そのためフェルンから「無資格の闇魔法使い」と呼ばれたが、聖杖の証の価値を知るゲナウからは「最後の大魔法使い」と呼ばれた。

人(?)物

以前は、自身の100分の1にも満たない寿命の人間との交流に意味を見出せず、弟子を取ることさえ「すぐに死ぬから教えるだけ時間の無駄」と断ずるなど冷淡な性格だった。
だが、ヒンメルとの死別を経て、人間を知るためにほとんど無償での人助けを行うなどして、積極的に人間との関わりを持ち始めるようになった。
ハイターからフェルンを託されると、持ち前の知識により彼女を16歳にして一線級の魔法使いに鍛え上げるなど、フェルン自身の資質も当然あるものの、師としても優れた才を発揮している。

約束事についても人間視点だとだいぶルーズで、「半世紀後に来てもらう」という約束でも平気で80年後に訪れる*5
クヴァール封印の確認、会う約束をしたとはいえヒンメル達にろくに顔を見せようとしない等々、知り合いに「つめたいよね」と言われてもしょうがない。
いっぽう、長大な時を生きる関係でそもそも忘れてしまいかねなかったり寿命やらが来かねない数十年後というスケールでも履行してくれたりする、長い目で見れば非常に頼もしい約束相手でもある。
なにせ50年後が曰く「すぐじゃん」である。エルフからすればついこの前の“最近”の約束なのだ
このため、人付き合いをあまりしないくせをして、人間の意識でははるか昔の細かなやり取り、出来事をよく覚えている不思議な人、もといエルフ。忘れないよ、だって最近のことじゃん。
……翻って根に持ちすぎだろとかいつの話しだよとか、いい加減忘れろと言いたくなる小さな悪口やらもずっと保持することにも繋がっている。
エルフの特徴なのだろうが、フリーレンが引きずる性格なのもたぶんある

しかし、長く生きている割に性格はどこか子供っぽく隠し事が下手。まずいことがあると小動物のような顔になり、嘘をついていると一発で見抜かれる*6
また体型的な意味での幼さもわりと気にしており、フェルンが服が透けて見える魔法でフリーレンを見て「面白くない魔法」とボヤくと、
「悪かったね、面白い体じゃなくて」と自虐するほど。フェルンの巨乳に気分を害することも。

生活習慣はかなりだらしがなく、朝に弱く寝坊は日常茶飯事で、寝相も相当に悪い。
その寝坊癖は勇者一行を困らせハイターを舌打ちさせるほどだったが、勇者ヒンメルに怒られた事はたった一度のみで、しかも寝坊癖とは別件。仲間達の器の大きさが分かるというものである。
(怒られた理由はアウラが操る死者の軍勢を魔法で吹っ飛ばしたことに対し「勇士の遺体はもっと丁寧に扱うべき」というもの)
自力で早起きするとフェルンに褒めてもらえる(本人もまんざらではない)。介護か?
魔法を使えば炊事や洗濯はこなせるが、元々がズボラなので着替えや髪のセットなどの世話までフェルンに任せる機会が多く「これ私完全にお母さんですよね?」とツッコまれた事も。*7

そのうえ強欲な部分も持ち合わせ、ダンジョン内の宝箱に突進してはミミックに食われるという醜態を繰り返しヒンメルたちを呆れさせていた。
なお、鑑定魔法でミミックだと分かっていても開ける。説得しても断固として開ける。そして、食われる*8

エルフとしてはまだ若いらしいので、自分を「お姉さん」と自称するが、「クソババァ」「お婆ちゃん」等、年寄り扱いすると静かに怒る。これを同じ人物に三度言われると癇癪を起す。
癇癪を起こすと三日三晩泣きわめくため、勇者ヒンメルでさえ恐れ戦いた。

総じて、とっつきにくく見えてその実親しみやすい人柄の持ち主と言えるが、一方で魔族に対しては「人の声真似をするだけの、言葉の通じない猛獣」と断じ、情け容赦なく抹殺する。
とはいえ、これは当の魔族たちからも「的確な表現」と言われるくらい至って適正な評価であり、作中でも散々その正しさが証明されている。
後述するように、魔法使いとしての技術も敢えて対魔族に特化した戦法によって、古より魔族を葬り続けてきた彼女が、その性質を十二分に理解しているのも当然のこと。
タイトルである「葬送のフリーレン」は、作中ではもっぱら多くの同族を狩られた魔族側からの仇名として用いられている。

過去

1000年前、エルフの村を魔族に襲われ家族を皆殺しにされる。
身内を殺した魔族、玉座のバザルトは打ち取る事に成功したが、死にかけていた所を師匠となる人間の大魔法使いフランメに拾われ、魔族特化の魔法使いとして鍛えられる。

フランメの死後は魔王を殺すために魔族と戦っていたが(600年前にはマハトと戦って負けている)、500年を過ぎた頃から森に引きこもり修行しながらだらだらと生き始める。
本人曰く「魔王と戦うのが怖かったから」らしく魔王討伐に行くのを先送りして実戦すら500年間もしなくなっていた。

引き籠って500年が過ぎた頃、ヒンメル一行がフリーレンをスカウトしにやって来て仲間になった。
なお、その直前には南の勇者も望み薄と知りながら勧誘に訪れている。


戦闘能力


アウラ、お前の前にいるのは、

千年以上生きた魔法使いだ。


この世界の魔法使いは体内の魔力が外部に放出されており、その放出量から術者の魔力量が測定できる。
フリーレンの魔力量は熟練の老魔法使い程度でハイターの1/5ほどと控えめ。
しかしこれは師匠のフランメから放出魔力を「一生」1/10以下に抑えておけと言われたからであり、1000年間魔力を鍛え続けたフリーレンの本当の魔力はハイターや500年生きた断頭台のアウラと比較しても軽く倍はある。
(ちなみにこのシーンは、1000年以上生きているフリーレンの魔力と比べて、ただの若者の僧侶たるハイターの魔力量がおかしいことを示すシーンでもある)
何故抑えているのかと言うと、己の魔法に誇りを持つと同時に魔力の多寡で社会的地位が決まるため、魔力を隠すという発想など全く存在し得ない魔族の習性の裏をかき、
上辺の魔力量で油断を誘い、隙をついて殺すと言う戦法を可能とさせるため。
アウラなどからは「馬鹿じゃないの?」「なんでそんな訳の分からないこと」と言われたが「馬鹿みたいなやり方ではあるが魔族に勝てる」と言い返した。
大師匠にあたるゼーリエの評ではフリーレンは年齢の割に技術が甘い魔法使いらしいが、この方法で歴史上もっとも多くの魔族を屠っており、師匠であるフランメのやり方は正しかったと思っており、この戦法も弟子のフェルンに継承されている。
ちなみにフリーレンが魔力偽装を解除したのは作中ではアウラ戦とソリテール戦の2回のみ。

しかしこの方法は人類の優秀な魔法使いには「実用的ではない」とはっきり言われている。
ゼーリエ曰く魔族は人類よりも遥かに魔力に敏感なので*9生まれ持った才覚でもなければ百年や二百年制限したところで魔族を欺けないかららしい。
「まさに時間の無駄でその時間を別の鍛錬に使えば何倍も強くなれる」と辛辣な評価を下しているが、それと同時に「非効率極まりないがその非効率が隙を作ることがある」とも認めている。

フリーレンが本当に年齢の割に技術の甘い魔法使いなのかは実のところ不明である。
理由としては技術が甘いと言ったのがゼーリエ…フリーレンよりも遥かに格上の魔法使いだけだという事。
また、魔法そのものに関する方針やスタンスの違いから彼女に快く思われていない点も考慮する必要がある。
実際の作中ではその彼女の結界を破ったり、同等近い実力者のソリテールの魔法を瞬時にコピーするなど、
一級魔法使いなどと比較してもかけ離れた技術を示している。

別の問題点として、魔法を使う瞬間にほんの一瞬だけ魔力探知が途切れるという見習い魔法使いがよくするミスを悪癖として抱えており、フリーレンにとって致命的な隙と言われる。
その一方で他の技量が余りにも卓越しすぎているので、実際にその隙を突ける魔法使いなどほとんどいないとも言われている。

魔力だけではなく魔法の技術も高く、使う魔法の種類は前述の経緯もあって多種多様。
しかし魔法の速射性はフェルンに劣り、これまでの人生で自分より低い魔力の持ち主に11回負けた事がある。
(内訳は人間が6人、魔族が4​人(判明しているのは腐敗の賢老クヴァール黄金郷のマハト)、エルフが1人)


基本魔法

  • 一般攻撃魔法/人を殺す魔法(ゾルトラーク)
魔族のクヴァールが開発した魔法で、既存の魔法とは一線を画する威力と貫通力で防御魔法が全く意味を為さない攻撃魔法。
当時は最も人を殺した魔法と言われた。
しかし約80年前のクヴァール封印の後、フリーレンを始めとした大陸中の魔法使いによって研究・解明され、人類の手にこの魔法が渡る。
また防御魔法の研究も進み、防御魔法で普通に防げるようになっており、作中の年代では一般的な攻撃魔法となった。
80年前なのでフリーレン基準で言えば習得してから日はまだ浅いが、
もっとも速射性に優れている非常に優秀な魔法なので基本的に攻撃魔法はこれしか使わない。

  • 魔族を殺す魔法(ゾルトラーク)
上記の『人を殺す魔法(ゾルトラーク)』をフリーレンが改良し魔族殺しに特化させた魔法。
魔法陣が五芒星から六弁花の図式に変わっている。

  • 破滅の雷を放つ魔法(ジュドラジルム)
凄まじい雷を迸らせる魔法。
水鏡の悪魔(シュピーゲル)』の複製体との戦いで本人・複製体ともに初手で使用した。

  • 地獄の業火を出す魔法(ヴォルザンベル)
杖から凄まじい火炎放射を出す魔法。
複製体戦のほかに過去編回想でも使用しているシーンが多く、ゾルトラーク習得前の主力魔法の一つだった模様。
杖から炎を出す魔法はドゥンストやブライも使用しているが同一のものかは不明。

  • 防御魔法
六角形のバリアが蜂の巣のような形状となって相手の魔法と同調し分散させる。
魔法に対しては絶大な防御力がある分、消費魔力も多い。

  • 飛行魔法
魔族が使っている術式をそのまま使っているため原理不明。
そのため応用も出来ず、人より大きな物は短時間しか飛ばせない。


民間魔法

フリーレンが集めているのは主にこれ。
民間というだけあってえらく狭い需要や所帯じみたものが散見される。
何をもって他と区別しているのかは不明。
洗練されていないためか大雑把に適用範囲が広がる利点にもなれば、実用性に疑問が残る射程といった欠点を持っていたりする。
登場し報酬として提示されたぼちぼちの数の民間魔導書は現地の人からして「ロクなものがない」扱いされがち。

  • 暖かいお茶が出てくる魔法
少量ずつ出る。どばっと出られても困るといえば困るか。
多種多様な魔法を使えればどこに行っても平気……なわけでは全然なく、
自然環境もエゲツない牙を向いてくる世界なので、食料が尽き寒さに耐えかねる状況等で有用……かもしれない。少量ずつしか出ないが。

  • 銅像の錆びを綺麗に取る魔法

  • 甘い葡萄を酸っぱい葡萄に変える魔法
アイゼンの好物が酸っぱい葡萄であり、本編で再会した際に振る舞っていた。

  • 綺麗な花畑を出す魔法
フランメが戦闘魔法以外で唯一フリーレンに教えてくれた、フランメが一番好きな魔法。
術者がきちんと姿をイメージできる花しか出せない。

  • 服が透けて見える魔法
フリーレンの弁によれば「服と認識する範囲によっては隠し持ってる武器とかが……」との実用性はあるらしい。
現状、つまらない魔法だの言葉に出しただけでセクハラ警戒されるだのある種当然の反応しかされていないが。

シロップを出す魔法はない。一条の形で少量ずつ出る。

  • 底なし沼から引っこ抜く魔法

  • 失くした装飾品を見つけ出す魔法

  • カビを消滅させる魔法
  • しつこい油汚れを取る魔法
これまでのフリーレン一行の旅を一変させるほどの伝説級魔法だったとか。

  • 鳥を捕まえる魔法
かつて狩猟を生業とする一族が編み出した魔法。
鳥っぽければなんでもいいらしく、大型の魔物から小型の鳥まで発動可能。
音速で飛び立ち氷ぐらいなら簡単に砕く隕鉄鳥をも身動きが取れなくするほど拘束力こそ高いが、
射程が50cmほどしかないので鳥相手なのに接近しないといけないチグハグな設計。

  • 命懸けで宝物庫の扉を閉じる魔法
フリーレン本人は使用していないが、水鏡の悪魔(シュピーゲル)が生み出したフリーレンの複製体が使用していることから、フリーレンも会得していると思われる。
民間魔法ではトップクラスに強力な封印魔法であり、術者が死なない限り解除されない。
使う場面が訪れるのがいいのかさえ分からない魔法だが、少なくともこれのせいで参加した一級魔法使い試験の難易度が極悪になった
例えフリーレン級が門番していても封印さえなければ打倒必須ではなくスルーできる条件だったのに……

  • 背中の痒い部分を掻く魔法

  • 卵を割った時に殻が入らなくなる魔法
フリーレンを気に入ったメトーデに「なでなで」される事を引き換えに譲って貰った。

  • 生き物を氷締めにする魔法
アニメOP楽曲用原作小説『葬送』で披露。
生物を氷漬けにして仮死状態にする魔法。使い方を間違えると殺してしまう。
人間の死体にしか反応しない竜を退治するため、「フリーレン、撃て」というヒンメルに使用した。

  • 人肌に温める魔法
上記の魔法で仮死状態になったヒンメルを蘇生するために使用。

  • 音を本に記録する魔法
小説『葬送』で習得。

その他

  • 魔法として認識できない攻撃?
水鏡の悪魔(シュピーゲル)戦にて、フリーレンの複製体がフェルンに対して使用した攻撃。恐らくは魔法だと思われる。
発動させた際に複製体の足元に魔法陣らしきものが出現しているのだが、フェルンは何をされたのかわからなかったどころか魔力を全く感じずにこの攻撃を魔法として認識できなかった。
しかし隙だらけになってしまい、その隙を突かれて複製体はフリーレンにとどめを刺されてしまった。
フリーレンの反応からすると一種の隠し玉であるらしく、攻撃を受けているフェルンは壁にめり込む形となっているが詳細は不明。

  • 黒い光線を放つ魔法?
これまた水鏡の悪魔(シュピーゲル)戦にて、フリーレンの複製体が放ったもの。
一級魔法使いレルネンもおそらく同種の魔法を常用している。
どうやら防御魔法に有効な性質を持つらしく、防御魔法を破砕する。
レルネンが撃ったものはフリーレンが後退しながら何枚もの防御魔法を展開しても貫通され続け、軌道をそらすのがやっとだった。こんなものを街中でぶっ放すんじゃないよ一級魔法使い。
ゾルトラークのように扱えながら防御魔法を貫通することから、対人用の手札といったところだろうか。

  • 切断攻撃
腕を振った延長線上の物体を切断する。
風圧系の魔法なのかは不明だが、若年の魔族の手足を認知する暇も与えず切り飛ばす速度と切断力を持つ。
牢屋でのドラートとの戦闘で使用。
その際には首を絞めて殺す攻撃も見せている。

必殺技

フランメから教わった色仕掛け。
その威力は絶大でありヒンメルを一撃で失神させ、フェルンとシュタルクも「直撃したらヤバかった」と言わしめるほど。
しかしザインには好みの違い故か通じなかった。


余談

名前の由来はドイツ語で「凍っている」ことを意味する『Frieren』。彼女の冷淡な性格を表しているのだろう。

英語版のタイトルは『Frieren:Beyond Journey’s End』*10なのだが、なんと二つ名の『葬送のフリーレン』の方は『Frieren the Slayer』と訳されている。
ドーモ、マゾク=サン。フリーレンザスレイヤーです。
魔族殺しという意味での二つ名なので間違ってはいないのだが。




追記・修正は魔法を集めてからお願いします。

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\暗いよー!! 怖いよー!!/

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最終更新:2024年12月08日 17:23
添付ファイル

*1 一般的には「ヒンメルの仲間にエルフの魔法使いが居た」と伝わっている程度で、名前を知る者もフリーレンがその本人だとはしばらく思い至らない場合も。

*2 レルネンという最初の一級魔法使い。フリーレンもとんでもない手練れと認めて、ゼーリエにすら「魔王軍との戦火の時代に生まれていれば名だたる英雄たちと共に歴史にその名を残したであろう」とよく言われているほど。

*3 「これを持っている人が今さら一級を受けるの?」と驚いていると取れなくもない表情だった。

*4 五級以上の魔法使いの資格。

*5 フリーレン自身の見立てでは80年後でも問題ないしそう伝えた事情もあるが。

*6 他者と交わっていたのは人間である師匠と共に居た頃とヒンメルらとの旅の10年だけなので、社交性や対人スキルにかけるのは止むを得ないと言える

*7 読者に「フェルンママ」という愛称が定着する一因となった

*8 精度99%の鑑定魔法が失敗した1%に眠るまだ見ぬ魔法を探して、というちゃんとした理由はある。……のだが、それはそれとして食われる。

*9 フリーレン自身も、アウラに対して「魔族はそこまで正確に魔力を観測できるのか」と驚きの声をこぼしている。

*10 journeyは旅という意味と同時に、人生という比喩的表現でも使われるため、「魔王討伐の旅の終わりの先」と「仲間の死を超えて」というダブルミーニングになっていると思われる。