登録日:2021/07/13 Tue 02:13:40
更新日:2025/04/30 Wed 19:24:57
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出典:葬送のフリーレン、3話『人を殺す魔法』、2023年9月29日~2024年3月22日まで放送。
「葬送のフリーレン」製作委員会、マッドハウス、
© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会。
■概要
『腐敗の賢老』の
異名を持ち、同じ魔族からも
天才と呼ばれるほどの実力者。
姿形は数mほどの背丈で体躯は屈強。非常に長い顎鬚を蓄え口端と瞼の端が縫い合わされた「羊の仙人」のような
化け物といった具合で、
後に登場する魔族と比べ
見た目には人間らしさを欠片も感じさせない。
長らく魔王直属の幹部『七崩賢』の一員なのか不明だったが、63話にて
『七崩賢』ではなかった事が判明した。
七崩賢
最強と言われる
黄金郷のマハトとは友人関係だったようで、少なくとも同格程度の立ち位置ではあったようだ。
本編の約80年前に表舞台に現れ、中央諸国を侵略し悪逆の限りを尽くしたことで恐れられた。
クヴァールが開発した史上初の貫通魔法『人を殺す魔法』によって、中央諸国の冒険者の四割、魔法使いに至っては七割までもが殺されたという。
そんな状況下で現れたのが
勇者ヒンメル一行だった……が、彼らでさえ
クヴァールに勝つことはできなかった。
最終的にフリーレンが一計を案じ、クヴァールの身体を中央諸国にある
「グレーセ森林」近くにある崖で封印。『
人を殺す魔法』の脅威はひとまず落ち着くこととなった。
フリーレンはあくまで「負けた」と認識しているが、周辺の国々にとってはとてつもない朗報だったに違いないだろう。
なお、ヒンメルは魔王討伐後も50年間に渡ってクヴァールの封印の状況を確認し続けていた。
クヴァールの様子を見にすら来ないフリーレンを愚痴りながらも「村を見捨てるほど薄情ではない。封印が解けるころにはやってくる」と常々村人に語っていたヒンメルのお人好しさとフリーレンへの信頼、そして勇者が毎年わざわざ確認しなくちゃいけないクヴァールのヤバさがわかるエピソードである。
そのためか「クヴァールさん」と呼ぶ読者も多い。
■人物
一人称は
「儂」。
怪物然とした外見に反して老人めいた言動は何とも飄々としており、自らの封印を解除した
フリーレンに対しても
「久しいのう」と宣ってみせた。
- 魔王が死んだと知って仇討ちをしようとする
- フリーレンと魔法談義を繰り広げる
など堂に入った立ち居振る舞いも見せ、見た目は人間らしくても総じて中身は人でなしな他の魔族達とは一線を画する人間臭さを持っている。
ただし「魔王様」に関してはこれ以降口に出すことはなく、またアニメでその事を述べる口調は比較的軽い感じ。
どちらかというと「エルフと人間の小娘に自らの力を示して殺す、仇討ちはついで」のようにも取れる。
この辺りはやはり他者とはわかり合えない魔族であることには変わりないのだろう。
だがフリーレンも彼に対しては一目置いていたのか、「大人しくするなら楽に殺してやる」と基本魔族に容赦のない彼女にしては慈悲を見せていた。
とはいえ彼も魔族、人類とはどこまでいっても交わることのない存在であり、結局は魔法による殺し合いという形で決着をつけることになるのだった。
あるいは「魔族を欺いて殺す」スタンスのフリーレンとクヴァールの恐ろしさを考慮するとこの言葉は慈悲ではなく、余計なリスクなく始末できる可能性を狙ってただけなのかもしれないが。
■本編
ヒンメルの死から27年。
封印の効力も限界に近づいたため、フリーレンは自ら封印を解いてクヴァールを討伐することを決断する。
クヴァールは得意の『
人を殺す魔法』でフリーレンを狙うが、同行していた
フェルンが防御魔法を展開し防ぎきる。
切り札をあっさり防がれたクヴァールとともに、かつて人類を震撼させた魔法を目の当たりにしたフェルンにも一つの驚きがあった。
……フリーレン様、これはどういうことですか……?
……今のは一般攻撃魔法です。
あらゆる防具・防御魔法を貫通する強力な攻撃魔法『人を殺す魔法』だが、皮肉にも「余りに強力過ぎたこと」が逆に仇となった。
彼が封印されていた80年の間で、『人を殺す魔法』は徹底的な研究がなされ、これを防ぐ仕組みが盛り込まれた新しい防御術式が開発されたのである。
結果、かつての凶悪な殺戮魔法は防御魔法を張ってさえいれば防げる一般攻撃魔法に成り下がった。
各種装備の耐性自体も向上しており、『人を殺す魔法』はすでに人を殺す魔法ではなくなっていたのだった。
時代の移り変わりによる技術の陳腐化を象徴するかのような展開となったが、そこは腐っても『腐敗の賢老』。
初めて見たはずの防御魔法をその場で分析し、「燃費の悪さ」という弱点を早々に看破。『人を殺す魔法』の乱れ撃ちによって魔力を枯渇させる戦法を取る。
自らの切り札を破られても冷静さを失わず、即座に対策を取ってくる老獪さは他の魔族には見られないものであり、メンタルの強さも抜きんでていることがうかがえる。
またアニメではフリーレンが80年前まで魔族の専売特許だった飛行魔法を使っても、「飛べるのか……!」と驚愕とも歓喜とも取れる言葉を発している。
相手が強者であれば心を震わせる辺り、やはり魔族としては異質であり厄介な相手と言えるだろう。
最後はフェルンに自身の『人を殺す魔法』を捌き切られ、その際に生まれた一瞬の隙を突いたフリーレンの放った大出力の『魔族を殺す魔法』によって、
肉体の殆どを消し飛ばされ絶命。そのまま塵となった。
■戦闘能力
なるほど。
なるほどのう。攻撃魔法に同調し威力を分散させる仕組みか……。
複雑な術式じゃのう。
魔力の消費もさぞつらかろう。
魔王軍の中でも屈指の魔法使い。
魔力量こそフリーレンに劣るが、生涯を費やして開発した貫通魔法『人を殺す魔法』の殺傷力は折り紙付き。
魔族は生涯を費やしてひとつの魔法を研鑽していく習性を持つため、クヴァールは『人を殺す魔法』による中遠距離攻撃に特化した戦闘スタイルを取る。しかし真の恐ろしさは
- 自らの切り札を破ってみせた人類の防御魔法に感心してみせる胆力
- 一度見ただけで初見の魔法の仕組みや弱点を瞬時に看破してみせる観察力と考察力
の方であり、良くも悪くも魔族らしからぬ柔軟性は、単純な戦闘力以上の底知れない恐ろしさ・威圧感を放っていた。
結果的にはあっけなく討たれた形ではあるが、フリーレンが初見殺しの利を生かして上手く仕留めたと言った方が適切だろう。
……万が一にも仕留め損なって研鑽の時間を与えていたら、どんな対策を講じてきたかわかったものではない。
原作では戦闘シーンは僅か数ページなため描写が薄いが、アニメでは戦闘において
- 防御魔法の仕組みを見抜いた際に自分でも実際に生成してみせる。
- 飽和攻撃をフェルンに防がれてしまったので大出力の攻撃へと切り替えて、フェルンに防御魔法を広範囲で展開させる。
- フリーレンが空中にいることを驚きつつも即座に攻撃の体勢を取る。
などの描写が追加されている。
『七崩賢』の一員である
断頭台のアウラや、
魔王にさえ勝った勇者一行でさえ封印が精一杯だったということからその実力はわかるというモノ。
- 彼が編み出した後述する魔法の有用さ
- 80年掛けて発展した人類の魔法技術を一目見ただけで理解して欠点すら見破ってみせる優れた洞察力と適応力
- それでいて自らの切り札が陳腐な物になっても決して動じなかった精神力
は読者からも高く評価されている。
こうして、連載が進むごとに「逃がしたら絶対に自分の魔法を改良してさらに強くなっていた」「こいつには一日たりとも時間を与えてはいけない」
「人類の80年を1分で理解した天才」「あの場で倒せていて本当に良かった」「物語序盤で出てきて良い敵ではないがあそこで負けてたら人類が詰んでた」と考察・評価され株を上げていったキャラクターである。
彼の存在はフェルンにも印象的だったらしく、後にフリーレンが「自分より魔力の劣る相手に負けたことがある」と語った際は真っ先にクヴァールの名前を挙げていた。
当時クヴァールと戦って無事に生還した勇者一行と、そのクヴァールを従えていた魔王の株も上がっている。
余談として、彼の脅威によって防御魔法が進歩した結果、攻撃魔法の在り方も大きく変化した。
防御魔法に求められるのは「魔法に対する防御性能」と「発動から展開までのタイムラグを限りなくゼロにすること」であり、結果として展開による燃費が増大し、物理攻撃への防御力はほどほどに抑えざるを得なくなった。
ゆえに現代の攻撃魔法は「大質量の物体を操作して物理的に衝突させ、防壁を力づくで貫通する」ものが主流となっており、
フリーレンのような「防御魔法を展開させ続けて魔力を削り、ガス欠になるのを待つ」戦い方はオールドファッション扱いになってしまっている。
言うなれば『人を殺す魔法』が組み込まれた前と後で、人類の魔法体系そのものが大きく変動したのと同義。
人間の魔法の歴史そのものに大きな影響を与えたという点でも凄まじい魔族である。
使用魔法
クヴァールが開発した史上初の貫通魔法。
ビジュアルは掌から発射される高出力ビームだが、
当時の人類が有するあらゆる防御魔法・装備の魔法耐性を貫通して人体を直接破壊する驚異の性能を誇り、
80年前の人類の装備品・防御魔法では防御不能だった。
そのうえ速射性にも優れ、魔力消費も少ないという欠点らしい欠点がない魔法である。当時の人類からしたら文字通りの問答無用の即死、
アバダケダブラみたいなもんだっただろう。
また貫通魔法とは言うが、この魔法は
原子分解や
空間破壊、
概念的即死などといった「完全防御無視」の類
ではない。
他のマンガで例えると
スペシウム光線やら
かめはめ波やら
虚閃やらと同じ
「ただの純粋なエネルギー攻撃」である。つまりはただのビームに過ぎない。
人体だけに影響を及ぼすわけではなく、ビームが掠った地面は抉れ、草木も吹き飛ぶ辺り人間以外にも有効。
その真髄は超越者による絶技ではなく、
- 人を一撃で即死させられる十分な殺傷力
- 当時の人類のあらゆる防御手段を確実に突破できる貫通力
- 従来の攻撃魔法を大きく上回る弾速
- 同時展開も容易い燃費と速射性
これらを余さず満たしつつも、決して過剰にはなっていない非常に高度なバランス配分であった。
そのため直撃すれば人間を絶命させるには十分ではあるが、大型竜のような高い耐久力を持つ存在を一発で仕留めるほどの威力は持たせていない。
原作で描かれたのは連射攻撃程度だったが、アニメでは空中にワープゲートのようなものを作って斜め方向から発射するなどの発展技を見せている。
後に作中でも、(その時は防御に関してではあるが)発動時間などを代償にするため、戦闘魔法のオーバースペックはあってはならないと語られる。
このような知見もまた、『人を殺す魔法』によって齎されたもののうちの一つと言える。
後の話において、クヴァールを一撃で殺したフリーレン愛用の攻撃魔法が『人を殺す魔法』の改良品であることが判明。
『人を殺す魔法』は一般攻撃魔法となり、そして『魔族を殺す魔法』に進化していたのだった。
魔族側にも『人を殺す魔法』の脅威は知れ渡っており、クヴァールの封印から30年が経過した頃には魔族も克服したことで十分な対策は講じられていたのだが、その上をゆくだけの優れた拡張性も持ち合わせていたわけである。
裏を返せば魔族をもってしても克服するのに30年もかかったわけであるが。
拡張性については
デンケンも触れており、
「防御魔法の発展に対応するように『人を殺す魔法』も改良に改良を重ねてきた」とのことで、もはや人類の扱う『
人を殺す魔法』は、クヴァールが開発した当時の『
人を殺す魔法』とは別物とも呼べる域にある。
「クヴァールを逃したら独自改良して絶対にヤバかった説」の説得力が増すことになった
こうして『人を殺す魔法』の脅威に晒された人類が開発した新・防御魔法は「耐える」ことを諦め、「攻撃魔法と同調する事で威力を分散する」仕組みを取っている。
だが対策はあっても燃費・速射性等の面からも十分に優れた魔法であり、そもそも前述した通り直撃すれば人の命を奪える十分な威力はある。
作中現代では文字通りの「“一般”攻撃魔法」として魔法使いの間に定着するに至った。
陳腐化したと言っても、作中現代の魔法戦はこの魔法の存在を前提とされており、唯一と言っていい対策である防御魔法の適切・迅速な展開は魔法使いの必須スキルとなっている。
フリーレンの方針で「一般攻撃魔法」に特化したフェルンの戦いぶりを見ても(彼女だからこそという部分もあるが)、この魔法の恐ろしさはよくわかるというもの。
この魔法を大魔族のソリテールも「極めて汎用性の高い優れた攻撃魔法」と評価している。
一方、その欠点について「人類でも理解して扱えるほど洗練された美しい術式構造をしていたこと」としている。
実際のところ、魔族の魔法、特に七崩賢の魔法は別種の精神性や物理的に脳の構造が異なることを理由に人類にはまるで理解もできないシロモノである。
人類が使用している魔族の魔法の例としては、現代の魔法使いが当然のように行使する飛行魔法があるが、それも未解明の術式のため、応用は全くできない。
要ははどういう原理で飛行を可能にしているかも分かっておらず、とりあえず元の術式をコピーしたら飛べたのでそのまま使っているだけにすぎないのだ。
“史上初”の“貫通魔法”などという性質を持ちながら、人類が発展・改良も可能なほどつまびらかにできた簡明さは、他に類を見ない性質のものだったのである。
魔法の習得にかかる時間もまた優秀で、例えば特異かつ強力な“呪い返しの魔法”は人類の魔法でありながら習得までに百年の時間を要する。
それに対してこちらは戦いの前提にされるくらいの普及性なのだから、なんともまぁ優れているのだろう。
前述通りの経緯と性質を持つが、その一方で「一般攻撃魔法」に分類されるほど流通した結果、人類同士の争いにおいても使用されていたらしく、南側諸国の人類同士の戦争では
皮肉にも『最も人を殺した魔法』になってしまった。
さながら現実世界のダイナマイトや
AK-47カラシニコフのようである。
■余談
名前の由来は
ドイツ語で「苦悶」を意味する『Qual』。
単行本1巻で登場する、封印地点が勇者一行のスタート地点の傍、と言った事から序盤のボスといった感じのするクヴァール。
しかしヒンメルの死後27年目(魔王討伐から数えて77年目)の時点で「80年ぶりの再会」とのことなので、
勇者一行とは冒険7年目で戦った次第になる。ようするに中盤の大ボスである。どっちにしろあんな場所に居るような敵ではないが
「およそ80年」という意味で使った可能性もあるが、約90年と表現しなかった事から少なくとも冒険序盤で戦ったわけではないようだ。
追記・修正は『人を殺す魔法』を防いでからお願いします。
- やってることがまんま銃なんだよな。それまでの鎧や盾では防げず貫通し当たる場所によってはそのまま即死する。そして作りもシンプルだったせいで即座に解析とコピー、発展して魔族を殺す改良版まで登場してる -- 名無しさん (2023-11-15 19:37:14)
- 即席兵でも前に飛ばせるメリットはあるけど熟練兵の弓の方が強い初期の銃の段階をすっ飛ばして戦国時代にいきなりカラシニコフが現れたような感じ -- 名無しさん (2023-11-15 22:09:46)
- ゾルトラークはクヴァールやフリーレンだけじゃなくてフェルンでさえ地面を大きくえぐってるのに威力自体は実のところほどほどってほんと? -- 名無しさん (2023-11-19 00:21:41)
- ドラゴンが生物として強靱すぎるだけや -- 名無しさん (2023-11-19 03:28:26)
- ↑4 しかも銃と違って術式なのでその場で改良できる拡張性と安定性を兼ね備えてるから、完成品の時点でピカティニー・レール(規格化されたアクセサリー土台)が付いてるレベル -- 名無しさん (2023-11-21 20:03:10)
- フリーレンも単なる防御魔法と飛行と魔族を殺す魔法の初見殺し頼みではなく詰将棋みたく手順を組み立てて臨んでいる。某暗殺一家の天才児の言を借りれば「(対峙してからの)言動全部が罠」 -- 名無しさん (2023-11-21 20:17:10)
- というか事前にフェルンに防御魔法の部分防御を練習させたあたりフリーレンもクヴァールが魔力消費が激しいって弱点を見抜いて飽和攻撃してくるって予測してたんだろうね。描写が足されているアニメを纏めると復活後即攻撃→フェルンが防御魔法展開で防ぐ→クヴァールは怯まずに弱点看破し対抗策を構築→クヴァールが飽和攻撃で魔力切れを狙う→フェルンは全身防御は使わずに部分的に展開して防御するから魔力切れは起きないし、攻撃も全て捌ききっている→クヴァールがゾルトラークの出力を上げて無理矢理フェルンに防御魔法の広範囲展開を使わせて魔力切れを狙う方法に切り替える(あとよく見るとこの時のフェルンが2枚防御魔法を展開してて1枚破壊されてる気がする)→飽和攻撃が止んで逃げ道が出来たのでフリーレンが飛行魔法で斜線から離れて攻撃準備→空を飛んでいる事に戸惑うことなくクヴァールがフリーレンに狙いを定める→それよりも早くフリーレンがゾルトラークでトドメ。広範囲の防御魔法を使わされたからフェルンは魔力切れが近かったのか膝をついている。うん、本当にギリギリの詰め将棋だわ。 -- 名無しさん (2023-11-21 20:33:19)
- ↑ついでに足すとゾルトラーク陳腐化(スタンダード化とも言えるのに煽り方向なのも意味あり)の歴史を丁寧に解説したのは逃走防止。本文にもあるように一番マズいのは全力で逃げ打たれることだから。魔族のクソみてーな性質として自分の魔法を腐されて対抗手段もご披露されてその欠点を見つけてしまった時点でクヴァールは逃げるという選択は取れなくなった。 -- 名無しさん (2023-11-21 21:03:40)
- ↑自己レスだけど「楽に殺してやる」は慈悲じゃなくて挑発(と「ゾルトラーク攻略した気になって調子こいてますよ」アピール)なのかなあ。もしも魔族への憎しみや人類としての善悪観とは別に魔法使いとしてのリスペクトをクヴァールに抱いてたのならそこで本当に諦めるクヴァールなんて見たくないと思うだろうし。 -- 名無しさん (2023-11-21 21:17:32)
- ↑楽に殺してやるはリスペクトとかじゃなくて「説明して諦めてくれたら儲けもの」レベルだと思うわ。フリーレンは魔族との戦闘を楽しむタイプじゃないしあんなバケモンとまともに戦ってられないでしょ。無抵抗で殺せるならそっちの方がいいに決まってるよ。欺いて殺すスタンスにもあってる -- 名無しさん (2023-11-21 21:24:31)
- ↑そうなれば儲けものってあやふやな目論見よりはもっとハッキリとクヴァールを詰将棋の土俵に上がらせる策の一環だと思う。魔族の性質を知り抜いてるからこそ魔法の尊厳を傷つけられた流れで上からの慈悲()を垂れられて本当に諦める魔族なんていないことも分かってそうだし。 -- 名無しさん (2023-11-21 21:35:48)
- ↑いや、詰め将棋云々は否定してないけど単純にリスペクト云々がありえないだろって話なんだが。だってそれ勝つための戦術とかフリーレンのキャラ設定とかと一切関係ないでしょ。フリーレンがクヴァールをリスペクトしてたとか諦めるクヴァールは見たくないとかなにそれどこ情報?そう考察するに値する作中描写はちゃんとあるの?ないならあやふやどころか単なる妄想レベルの話になっちゃうぞ -- 名無しさん (2023-11-21 21:44:41)
- ダイの大冒険で言うとメドローアが一般化したせいでマホカンタが必須になったみたいな感じ -- 名無しさん (2023-11-22 00:38:43)
- フリーレンにとっては欺いて殺すが通用しない、完全な実力勝負な相手で、フェルンがいなければかなりきつい、下手すると勝てないから封印期間延長とかの対処になった気がする。 -- 名無しさん (2023-11-26 19:06:05)
- 無料公開されたの読んでるけど凄いな、封印が解かれた事にも動じず、淡々と進んで行く感じがこの作品の良さが出ている -- 名無しさん (2023-12-05 16:30:05)
- マハトの友人だったりソリテールが名前を出してたところをみるとこいつも人間が研究対象だったんだろうか? -- 名無しさん (2023-12-23 20:08:48)
- 今のところそんな設定とかそう取れる描写とかは存在しないから多分違うだろうとしか言えないな。シュラハトの研究対象が人間だったとか聞いたことないし、マハトの友人だとかソリテールが名前を挙げたからって理由だけでクヴァールは人間を研究してたは飛躍しすぎてる -- 名無しさん (2023-12-23 21:21:43)
- ゾルトラークが「人体という構造物」を破壊することにあまりにも適しているから、人体の強度、筋力によって保持可能な装備限界、人間の限界反応速度とか開発過程で調べてた可能性が微レ存 -- 名無しさん (2023-12-25 18:14:59)
- ゾルトラークの恐ろしい所は人の身体を破壊することじゃなくて防御魔法とか装備の魔法耐性を貫通することだったはずだが……? -- 名無しさん (2023-12-25 18:37:23)
- テイクザットユーフィーンド! -- 名無しさん (2023-12-27 14:17:38)
- ログ化を提案します -- 名無しさん (2024-01-14 10:35:37)
- 読み返すと発明品だけでなく本人の振る舞いも強者すぎてヤバイ。マジで時間を与えなくてよかった -- 名無しさん (2024-01-24 08:13:45)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-01-26 14:12:21
- ↑8 マハトのご友人?素敵だ♡ -- (名無しさん) 2024-02-14 21:23:48
- ↑そないやクヴァールのCV、ブルートゥと同じやったな… -- (名無しさん) 2024-05-13 16:39:03
- アウラが七崩賢でクヴァールやソリテールが七崩賢じゃないのは何でだろう? -- (名無しさん) 2024-05-20 00:57:47
- ソリテールが七崩賢の魔法は人類には脳の構造的に使えないといってたから、そういう理由じゃない?魔族的にも難易度が高い魔法を使いこなすのが条件とか。No.2のシュラハトは七崩賢に含まれてないのもそういう理由かも -- (名無しさん) 2024-06-09 21:03:33
- ↑↑魔族の価値観として「自分にしかできないオリジナル魔法亅を研鑽するのが上位ってのがあるので誰でも使えるゾルトラークは地位的な評価はされなかったんじゃないかな?本人も興味無さそうだし、なおその誰でも使える簡単な魔法を克服するのに魔法特化種族である魔族が30年かかった模様… -- (名無しさん) 2024-09-14 14:52:26
- ゾルトラーク、立ち位置的にはマジに無煙火薬発明後の銃火器と同じカテゴリなんだよな。連射出来て高威力で個人で装備可能な防具(旧来の具足や鎧)では防げないくらいの高火力。対策も根底から覆った -- (名無しさん) 2024-12-11 15:10:46
- 陳腐な策だが、効果があるからこそ多用されるし、多用されるから陳腐にもなる。という言葉を思い出した -- (名無しさん) 2025-04-30 19:53:11
最終更新:2025年04月30日 19:24