アージェンアウル/シルヴィア・ゴールドバーグ

登録日:2021/09/01 Wed 01:14:16
更新日:2025/04/15 Tue 23:10:53
所要時間:約 8 分で読めます





全力(・・)? ノンノン、違うよカースドプリズン

本気(・・)でやるんだよ


アージェンアウル/シルヴィア・ゴールドバーグシャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~の登場人物。




プロフィール

性別:女性
年齢:20歳
身長:151㎝
体重:SECRET
誕生日:11月23日
通称:全米一位、リアルミーティアス、無敗のチャンピオン
好きなもの:ハンバーガー、挑戦者
嫌いなもの:オートミール、鼠
趣味:ゲーム、カフェ巡り
特技:シンバルキック、勝利
好みのタイプ:勝つつもりで挑んでくる人
嫌いなタイプ:勝つつもりが無い人
夢:全力を尽くした対戦
好きなゲーム:ギャラクシア・ヒーローズシリーズ、ミーティアス・レコーズ
嫌いなゲーム:ミーティアス~ザ・スターライト・ストーリー~
特徴:金髪碧眼、幼児体型、プロゲーマー
座右の銘:太陽でなくとも、月でなくとも、心に残る流星でありたい*1
CV:髙橋ミナミ


概要

アメリカ合衆国の大手マルチプロゲーミングチームZodiac Cluster(ゾディアック・クラスタ)の格闘ゲーム部門Star Rain(スターレイン)に所属するプロゲーマー。
作中世界のフルダイブ格闘ゲームシーンにおけるメジャータイトル「ギャラクシア・ヒーローズ」シリーズにおいて、他に比肩する者のいない圧倒的な戦績と伝説を打ち立て、全米No.1・世界最強の座に君臨する怪物にして一等星
愛称は「シルヴィ」。

日本で開催される世界中の新作ゲームをお披露目する一大イベントグローバル(G)ゲーム(G)コンペティション(C)で、ギャラクシア・ヒーローズの新作「ギャラクシア・ヒーローズ:カオス」を使ったエキシビションマッチに招待され、スターレインの面々と共に来日。
ライバルの一人・魚臣慧率いる爆薬分隊(ニトロスクワッド)、及びその助っ人メンバーの顔隠し(ノーフェイス)名前隠し(ノーネーム)と激突する。


人物

金髪碧眼でショートボブの髪型が特徴の少女。
年齢は20歳と成人しているが、身長が低い上に凹凸が少ない幼児体型なので、一見中学生~高校生程度に見える容姿をしている。
特段ロリという訳ではないものの、全身から迸るエネルギッシュさが実年齢以上に幼く見せているらしい。
作中世界ではプロゲーマーはプロスポーツ選手と同等の扱いをされていることから、ファンアイテムとして写真集の発売も検討されたが、「写真集が児童ポルノに引っかかる」というあんまりな理由でお蔵入りとなった過去がある。

かつてとある格ゲー大会のアマチュア部門に突如現れ、初戦から決勝戦までの全試合でノーダメージパーフェクト勝利を達成し、更にエキシビションマッチでプロゲーマー相手に2ラウンド先取して圧勝するという鮮烈なデビューを飾る。
その場でゾディアック・クラスタからスカウトを受け、それから一年と経たないうちにシルヴィアのためのチームとして「スターレイン」が設立された。
以来、フルダイブ格闘ゲーム界のトップスターとして第一線で活躍し続けている。
デビュー後は公式・非公式試合を問わず、引き分けこそあれ一度も敗北を経験していない。

トップスターとして人前でパフォーマンスをすることが日常なので、テンションが高く愛想の良い性格。
ゲームプレイヤーとして己の腕前に絶対の自信を持っているが、それを鼻に掛けることなく常に「全力」で戦うことを信条としているなどストイックな一面を持つ。


作中世界のアメコミレーベル「ギャラクシア・コミック」から出版されているコミック「ミーティアス」の大ファン。
コミックの主人公たるヒーロー・ミーティアスに共感を覚える程に入れ込んでおり、ギャラクシア・ヒーローズでも持ちキャラとして愛用している。*2
ミーティアスを操る際の振る舞いやバトルスタイル、正義のヒーローそのものとも言える圧倒的な強さから、コミック「ミーティアス」の原作者公認で「リアル・ミーティアス」という渾名でも呼ばれる。

「自分こそがミーティアスである」という自負心から、コミック「ミーティアス」におけるメインヴィラン・カースドプリズンを十全に使いこなす「リアル・カースドプリズン」の出現を心待ちにしている。
このためシルヴィア相手にカースドプリズンを使用することは「本気でかかってこいクソッタレ」と喧嘩を売るのと同義であるとされ、実力不足の人間にカースドプリズンを使われると普段の様子から180°反転したかのような冷酷かつ辛辣な態度に変わる。


異性の好みのタイプは優男風のイケメンらしく、経緯は不明だが慧に好意を抱いている。
プロゲーマーとしては自分を敗北寸前まで追い詰めたことや、一度は引き分けにまで持ち込んだことから非常に高く評価しており、ライバルの一人だと公言している程。
GGC後にしばらく日本に滞在することを決めてからは、慧が住んでいるマンションの隣の部屋を借りて半同棲生活を送っている。


ゲームプレイヤーとして

フルダイブ型VRシステムに適した脳の持ち主であり、テンションとプレイヤースキルが直結しているテンションファイター
特に集中力反応速度に秀でており、両者を駆使した高速戦闘を得意とする……という本作の主人公・サンラクと同じ性質の持ち主。
対戦ゲームをプレイする上での思考や癖も似通っている。
特にその反応速度はまさに超人的で、同タイプのサンラクが驚愕・ドン引きする程。
加えて世界トップレベルの技術、どんな場面においても安定したパフォーマンスを発揮すること等から、総合的な面においてもサンラクの上位互換と評される。

もちろんプレイスタイルの差異は存在し、サンラクが「応用性と反応速度を高水準で両立している」とするなら、シルヴィアは「応用性をある程度絞る代わりに極めて高い反応速度を持つ」とされる。
サンラクが多種多様なクソゲーム経験から様々な戦法・戦術の引き出しを持つのに対し、シルヴィアは超人的な反応速度と素の技術のみであらゆる対戦相手を蹂躙する。

シルヴィア最大の特徴は、その集中力と反応速度ではなく、両者を長時間発揮し続けることができる無尽蔵のスタミナ
サンラクもスタミナは十二分に多い方であるが、インターバル等で一度緊張が途切れてしまうと疲労が噴出してしまい、再度同レベルのパフォーマンスを発揮することはできない。
一方シルヴィアはどんな場面・タイミングにおいても極限の集中力と反応速度を常に発揮することができる。

戦闘中の思考はテンションが高かろうとも根本の部分は冷静なままだが、選択肢の情報を大量にぶつけられる等してストレスが一定ラインを超えると「キレて」しまう癖がある。
このブチギレ状態においては極限をも超えた超人的絶技を発揮するが、無尽蔵のスタミナでも賄えない程に疲労を蓄積してしまい、その後のラウンドでのパフォーマンスが低下するのでweb版では付け入る隙ともされていた。
漫画版ではこの点が言及されておらず、特にパフォーマンスの低下も見られないのでより手が付けられなくなっている。
一方で「正義のヒーロー、ミーティアスである」という自負から、ヒーロー足りえない行動に躊躇する面が見受けられる。

以上の点から、真向勝負においては自身に迫る反応速度を持ち、アドリブで様々な奇抜な戦法を駆使するサンラクこそがカウンターたりうる存在で、最適解を模索する慧が最もやりやすい相手。
「こうすれば勝てる」と挑む限り、「その『こうすれば勝てる』に対してこうすれば勝てる」をリアルタイムで実行され続けるわけである。


プレイヤーキャラクター「アージェンアウル」

シャングリラ・フロンティアにおけるシルヴィアのアバター。
ビルドは自己回復手段に重点を置いた前衛アタッカー。
アバターは現実の容姿とは真逆のグラマラスな女性型。
プレイヤーネームは本名を銀(Silver)と金(Gold)に読み替え、更にラテン語化して捩ったもの(Argentum Aurum)。
日本でのバカンス中のみのプレイのため、周囲に配慮してクランには所属していない。

GGCのために来日した際、「話題沸騰のゲームを体験したい」ということで本業の練習をほったらかしてアバターを作成した。
奇しくもサンラクと同様、始まりの街「ファステイア」外のエリア「跳梁跋扈の森」からスタートし、そのままエリアボス「貪食の大蛇」の全攻撃を見切ってノーダメージ撃破。
第2の街「セカンディル」の先のエリア「四駆八駆の沼荒野」は情報収集の過程で知り合った野良プレイヤー2人とパーティを組んで攻略し、エリアボス「泥掘り」戦では初見殺しのかち上げ攻撃を受けたものの咄嗟の回復ポーションと五点接地による着地により落下即死を回避する……といった凄まじいプレイングで一晩で第3の街「サードレマ」に到達した。

GGC後そのまま日本に滞在することになり本格的にプレイを開始。
「シャンフロを攻略したい!」というよりも「慧と一緒に遊びたい!」という動機でのプレイからか、基本的にはカッツォとパーティを組んで行動している。
実質キャリーされていたとは言え破竹の勢いでゲームを進行し、短期間のうちに新大陸に到達。
ユニークモンスター「天覇のジークヴルムのユニークシナリオEXを兼ねる大規模レイドイベント「竜災大戦」に参戦し、ルーキーとは思えない動きで複数の色竜相手に激闘を繰り広げた。

スキル


魔法


職業



シャンフロ外でのシルヴィア

個々のゲームの詳細に関しては個別ページかシャングリラ・フロンティアに登場するゲームを参照。

ギャラクシア・ヒーローズ:バースト

作中の来日前まで主に本ゲームで活躍していた。持ちキャラはもちろんミーティアス。
このゲームで数々のスーパープレイや名試合、伝説を打ち立て一躍大スターとなった。
プロ格闘ゲーム界では、シルヴィアの操るミーティアスに一撃を入れられるようになってようやく一人前のプロゲーマーと認められる。

ギャラクシア・ヒーローズ:カオス

GGCで本ゲームのエキシビションマッチに参加するために来日し、顔隠しと名前隠しを加えた爆薬分隊と対戦。
オーダーではスターレインの副将を務め、それまで大暴れしていた名前隠しをミーティアスで瞬殺する。

続く顔隠し戦ではカースドプリズンを使用した上での時間稼ぎ行為*5に失望するが、その呆れ顔を見て「キレた」顔隠しが当初の目的を捨てて第2ラウンドより本領を発揮。
これまで戦った誰よりも「カースドプリズンらしい」戦い振りを見せる顔隠しに歓喜し、いつもの「全力」ではなく「本気」で戦う相手であると見定める。
お互い同じタイプのプレイヤーということも相俟って最高潮のテンションを更に高め合い、互角の戦いを繰り広げた。
第3ラウンドでギリギリの戦い果てにダブルK.O.となるが、ログアウト休憩を挟んでのエクストララウンドではスタミナの差により余裕を持って勝利した。

爆薬分隊の大将である慧との対戦では、「格ゲー=タイマン」という無意識の思考の隙を突かれたことで思わぬ苦戦を強いられる。
web版ではストレスフルな戦法にキレた結果大きくスタミナを消耗したこと、漫画版では「正義のヒーロー」という自負を弱点として突く策に嵌ってしまったことが原因となりデビュー後初の敗北を喫した。

敗北後はチームとの以前からの契約に則り、長めの休暇を取得。
バカンス先に日本を指定し、現実とゲームの双方で慧に猛アタックするべくシャングリラ・フロンティアを開始する。

Nephilim Hollow

プレイヤーネームは「SyG」。
ルストに誘われ、完全初見ながら最終イベント「アポカリプス・フェスタ」に参加。
異常な操作難易度に直ぐに順応し、サンラクから簡単なレクチャーを受けた僅か2分後に高難度テクニックの鋭角ターンを習得する。
その後もサンラクの持つテクニックをラーニングするために練習教室に居残るなど、専門外のゲームながら強くなるために努力を惜しまない姿勢を見せた。




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最終更新:2025年04月15日 23:10

*1 ミーティアスの台詞。

*2 ミーティアスしか使えないということはなく、プロゲーマーとして全キャラ一通り使用できる。

*3 二つの王権が争う中でどちらかの陣営に所属している、といった特殊なイベント中など。

*4 基本的にスキルはMPを消費しない。

*5 慧が上司命令で別ゲーの試合に参加する羽目になり、合流までの時間稼ぎをする必要があった。