フリント・ゴールドツイカー

登録日:2021/10/18 Mon 12:05:39
更新日:2025/07/19 Sat 17:36:35
所要時間:約 4 分で読めるよ~♪





それね。私がデザイン、パクった。ゴーカイジャーってやつの世界? 行った時に見かけて、なんかカッケ〜なぁって



フリント・ゴールドツイカーとは、スーパー戦隊シリーズ第45作『機界戦隊ゼンカイジャー』の登場人物。

演:森日菜美




概要

第9カイ!「世界海賊、愉快ツーカイ!」で初登場。

海賊トピア出身で、あらゆる世界を渡り歩いて活動する世界海賊(=界賊)「ゴールドツイカー一家」の長女にしてメカニック担当。
兄のゾックス、双子の弟のカッタナーとリッキーがおり、兄のことは「アニキ」と呼び、弟たちには「アネキ」と呼ばれている。


人物像

一人称は「私」もしくは「あたし」
兄と同じく陽気な性格で、勝ち気な面もあるが、兄とは対照的に短気で合理主義的。
兄の子分扱いされることを嫌っている。
五色田介人と兄の勝負の結果とはいえ、品行方正を心掛けなければならなくなったことには不満を露にし、自分達の振る舞いを注意するゼンカイジャーのことも快く思っていなかった。隙あらば彼らを倒そうとすら考え、「邪魔さえしなければどうでもいい」兄の方針に渋々ながら従っていた。
第14カイ!で兄がゼンカイジャーと協力して勝利を収めてからはほぼ完全に彼らと共闘関係になっており、一家総出でカラフルに訪れたり、ゼンカイジャーと協力・連携してワルドに対抗している。

メカニックとしては天才的な技術力を持っており、ゾックスがツーカイザーに変身するギアダリンガーや、トジテンドから盗み出した設計図を元にクロコダイオーに搭載された世界を移動するゲートも開発したほか、介人のセンタイギアを模倣してツーカイザー用の海賊版をあっさり作り出し、『セイバー』の世界に行った時には会ったこともないはずのゼロワンジオウを含めた仮面ライダーのギアまで制作している。
本人曰く、ツーカイザーのデザインはゴーカイジャーの姿をパクってデザインしたという。

銀色の四連式のマスケット銃を武器にしており、海賊行為をする際には躊躇なく相手に銃口を向けるが、カシワモチワルドにより柏餅中毒にされた際には他人を攻撃して奪うことはせず店員を恫喝するだけにとどめていた。
兄と共にトジテンドパレスに殴り込んだ際には銀色のハンマーを振るって大暴れしていた。
普段の戦闘時には後ろでの応援や給水所を作ったりなどのサポートポジションに落ち着いているが、戦闘センスはかなり高く、クダック数体程度なら容易に蹴散らせる。
ただし現状で戦闘要員ではないため、サカサマワルドの能力で兄と体が入れ替わった際に彼女の体でツーカイザーに変身した兄が戦い終わり、元の体に戻った際には疲弊しきっていた。
それでも変身願望はあるようで、兄が自身の体で変身した際には兄の体で「変身叶ったあたしの体♪変身叶ったあたしの体♪」と歌いながら踊って喜んだ。
なお演じた森氏によると、この歌はアドリブだったとのこと。
さらに演者の体格差もあり、兄が彼女の体で変身したツーカイザーは五味涼子氏がスーツアクトレスを務めた。

上記の通り、当初は方針の違いでゼンカイジャーと衝突していたが、共闘関係となってからはスーパーゼンカイザーへの変身を可能にさせるなどゼンカイジャーの戦力アップに大いに貢献している。が、同時にツーカイザーの強化もちゃっかり並行するなど抜け目がない。


フリントツーカイザー



チェンジ、痛快!


ツ―――カイザー!!!

(♪♪♪)ヘーイ!(♪♪♪)ヘイヘーイ!!


ヨッホッホ~イ!

ヘイヘ~イ!


(♪♪♪)ヘーイ!(♪♪♪)ヘイヘーイ!!

豪快に、行け~!


ツーカイに、レボリューショ―――ン!


海賊のパワー! ヨッホッホ~イ! ツーカイザー!


TTFC限定オリジナルエピソード『ツーカイザー×ゴーカイジャー ~ジューンブライドはたぬき味~』に登場。
フリントが伊狩鎧から借りたゴーカイツイカーユニットを装着したゴーカイセルラーとツーカイザーキーを使って豪快チェンジした姿。
基本的な姿は兄の変身するツーカイザーとほとんど同じだが、豪快チェンジであるため新たにスカートが追加されている。

変身アイテムが武器ではないため、基本的な戦闘スタイルはオーレンフォームを彷彿とさせる徒手空拳から格闘戦が主だが、劇中ではゴーカイピンクからゴーカイサーベルを借りて剣術を披露し、更には彼女と共にファイナルウェーブを繰り出していた。

これを切っ掛けに、フリントは自分専用の変身アイテムを作ることを決めたようで……?



人間関係

信頼するアニキ。
彼の変身時は後ろでダンスのリズムに乗っていることも多い。
頼れる兄として信頼しており、ゾックスもまたその信頼に応えようと努めている。
……ゾックスからの愛情は、ほかのきょうだいに対するものと同様、ちょっぴり重めに見えるのはご愛敬。

  • リッキー&カッタナー・ゴールドツイカー
弟たち。
船外での活動の際はSDサイズの彼らを両手に抱えてあげていることも多い。
猪突猛進が過ぎる2人には憎まれ口をたたくこともあるが、家族として深く愛してもいる。

  • ゼンカイジャーの面々
前述の通り、当初は倒してやろうと思う程度の相手であったが、共闘を重ねる中で、なんだかんだ気安い間柄となっていく。
のちに、アニキらとともに介人の母親探しに協力するようになるほどに(カラフルの代金をおごってもらうこと目当てではあるが)。

ゲートの設計図の元の持ち主ということで、盗んだ事をかなり恨まれている模様。
また、同じメカニック担当としての対抗意識も(少なくともイジルデの方には)あるらしく、ゼンカイジュウギアとゼンカイジュウオーについても「また妙なモンを作りおって!」と憤慨された。


余談

演者である森氏は、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』の頃からスーパー戦隊シリーズのオーディションを受けていた。

2022年2月に講談社より発売された森氏の1st写真集『もりだくさん。』には、劇中のフリントの衣装を用いた『ゼンカイジャー』とのコラボグラビアが掲載されている。
ちなみに同写真集を見る限り、劇中では衣装ゆえに目立たないが中々の巨乳

プロデューサーの武部は、ゼンカイジャーのヒロインはマジーヌで、本作品の番組としてのヒロインがヤツデであるため、オーディションでもフリントはヒロインではないという文言が入れられていたという。

本編においてフリント本人の変身は最後まで実現しなかったものの、シアターGロッソにおけるゼンカイジャーショーのシリーズ第4弾である素顔の戦士公演においては変身が実現し、銀色の戦士「ツーカイフリント」として戦っている。
容姿はツーカイザー同様にゴーカイジャーがモチーフだが、ゴーカイジャーの女性戦士とは異なりスカートは着用していない。

また、森氏は後に「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ36にてブンピンクこと志布戸未来の友人、野木秋として出演。
変身アイテムのブンブンチェンジャーを持ち出すも、変身方法が分からなかったため、やはりここでも変身はできなかった。


追記叶ったあたしの項目♪修正叶ったあたしの項目♪

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最終更新:2025年07月19日 17:36