害地副大臣ヒラメキメデス

登録日:2021/10/26 Tue 05:18:12
更新日:2021/10/28 Thu 07:53:00
所要時間:約 ? 分で読めましてございます




ポク…ポク…ピーン!ヒラメきまして御座います!

ヒラメキメデスは『炎神戦隊ゴーオンジャー』の敵キャラクター。



【概要です】

GP-15から登場する「蛮機族ガイアーク」の害地副大臣で、害地大臣ヨゴシュタイン直属の部下。
頭にある3つの電球と生暖かい目が特徴。
大半がおバカなのもあるがガイアーク屈指の知性派で、計算と策謀と閃きを元に徹底的に相手を追い詰める。
蛮ドーマ等を開発したのも彼で、自身専用の蛮ドーマSPは緑なのに某シャアの如く3倍の速さで飛行できる。
ヨゴシュタインが直々に手渡した定規+分度器+な見た目の「ハカリバー」武器に正三角形斬りや二等辺三角形斬りなど独自の計算を用いて編み出した剣技を多用する。

いい作戦やアイデアを閃いた時の「ヒラメキましてございます」が口癖。その際頭の電球も光る。
勘違いしがちだが副大臣という職はヨゴシュタインが功績を讃え、勝手に与えたものなので、他の大臣の側には副大臣はいない。


【人物でございます】

丁寧な言葉遣いと柔らかな物腰が特徴だが、非常に狡猾な性格で炎神達にトラウマを植え付けている。
反面、上司のヨゴシュタインに対する忠誠心は深く、彼からの信頼も篤い。
元々は身分の低い科学者で自分を認めてもらえないガイアークを倒そうとしたが、ヨゴシュタインに認められ現在の地位に就かせてもらったことに恩義を感じている。
ヨゴシュタイン曰く「やれば出来る子」
キタネイダスやケガレシアからは快く思われていないが、当人は特に気にしていない。

このように『ゴーオンジャー』では珍しい参謀キャラなので、「腹に一物あるのでは?」と疑う視聴者も少なくなかったが……。

【私の来歴です】

本編開始前にマシンワールドを襲撃し、炎神達に連戦連勝していたが、トリプターとジェットラスには敵わず逃走する。
その後、ヒューマンワールドに襲来しゴーオンジャーを圧倒するが、自身を追ってきたトリプターとジェットラスに妨害され撤退。
更に、次話でゴーオンジャーに雪辱を果たされてしまい、これを機に敗北を重ねるようになる。

そして、とうとう後が無くなったGP-21。
キタネイダスが製作したフーセンバンキを活かす作戦を思い付き、ゴーオンジャーの打倒を狙うがまたも失敗。
自身もゴーオンウイングスに敗れる醜態を犯してしまい、遂にヨゴシュタインの怒りを買ってヨゴシュピアで腹部を貫かれてしまう。
ボロボロになりながらヘルガイユ宮殿から去っていくが、非情にもヨゴシュタインはヒラメキメデスを粛清すべくボーセキバンキを差し向けた…。

最後ノノゾミ

ゴーオンウイングスの別荘の近くでボーセキバンキとウガッツ達にリンチされ谷底に落とされたが、ゴーオンジャーに発見される。
ヨゴシュタインから受けた傷はボンパーでも修復不可能な程重く、このまま死を待つしかない。
だが、走輔の武士の情けでゴーオンゴールドと蛮ドーマSPでレースをしたいという最後の望みを話す。
勿論最初から信じてもらえる訳ではないのは百も承知で、ゴールをガイアークの本拠地・ヘルガイユ宮殿にし、レース終了後は攻めても良いとする事でガイアークからの離脱を証明。
大翔もこの条件を飲んでヒラメキメデスとのレースに参戦し、壮絶なデッドヒートを繰り広げる。
結果は大翔とトリプターとの勝利に終わり、ヘルガイユ宮殿にたどり着いたのだが……


以下、ネタバレ注意



























ゴーオンゴールド、レースの勝利は貴方に譲りましょう。

ただし、人生の賭けは私の勝ちです。


ホログラムのヘルガイユ宮殿を消すと、ボーセキバンキとウガッツ達を引き連れてゴーオンゴールドの前に現れた。
そう、実はこのレースはゴーオンゴールドを倒すための罠で、ボーセキバンキやヨゴシュタインとは最初からグルだった。ヨノワールさんかあんたは。
敵を騙すなら味方からという事でキタネイダスやケガレシアも今回の作戦は伝えられていなかった。
自身の傷は予め仕込んでおいた高度な修復システム*1で修繕。

太平洋に浮かぶ名もなき島にゴーオンゴールドをおびき寄せて、巨大化したボーセキバンキで倒すのが今回の作戦だったが……例によってバレバレですぐにゴーオンシルバーが駆けつけ、セイクウオーで応戦される。
しかし、ヒラメキメデスの作戦はこれで終わりではなかった。
上空に飛んだセイクウオーに落雷が直撃したのだ。
須塔兄妹の超能力は天候までは読み取れない事も踏まえた綿密な計画。
遂にヒラメキメデスが勝利する……筈だった。

ガンバレ!! ヒラメキメデス!

何?

負けるな、ゴールド!!


何とエンジンオーとガンバルオーに乗ったゴーオンジャーが泳いでやって来た。
実は彼らは本気でヒラメキメデスを信じており、ご丁寧に応援旗まで持参した。
予想以上にバカ向こう見ずで罠にかからなかったゴーオンジャーの乱入でゴーオンウイングスを助け出されるアクシデントに加えて、新たに登場したエンジンオーG9に完全敗北。
蛮ドーマSPとボーセキバンキを失い、ヨゴシュタインまで巻き込んだ計画は大失敗に終わってしまった。

暴走ヒラメキ

このままでは、ヨゴシュタインに会わせる顔が無いと思ったヒラメキメデスはゴーオンジャーの打倒に固執するが、既に何度も交戦していたゴーオンゴールドには完全に攻撃を見切られており、返り討ちに遭ってしまう。
そして、自分の計算のどこが間違っていたのかと考えた末に……

私はゴーオンジャーを倒すために複雑な計算ばかりしてきました。

だがそれは間違いだったのです!

計算が何だ!!力ずくで叩き潰す!!それが私が見つけた答えなのです!


デタラメデス

ちがーーう!!俺はもはやヒラメキメデスではなーい!

蛮機獣100体分のビックリウムを吸収し、でたとこ勝負のデタラメデスとなったのだ、ゲヒャハーーヒハァッ!

大量のビックリウムを吸収した反動でヒラメキメデスが変貌してしまった姿。
凶悪な表情や頭から飛び出しているバネ、体に逆さに付いている大砲など、ヒラメキメデス時代の理性的な姿は欠片も見当たらない。
性格の変化の影響で一人称は「俺」に変化し、声や言動も狂気を帯びており、情緒は常時不安定。悪く言ってしまえば薬物中毒者
複雑な計算を捨てた文字通り「出鱈目」な戦い方を得意とし、「3×3=100」「6-3=25」といったその名の通り訳のわからないデタラメな事を抜かしながら攻撃する。
字面だけ見れば単なるネタ技だが、デタラメ故に攻撃が読みづらく正攻法での対処は困難。
必殺技は「デタラメ殺法・思考停止斬り」。


【末路だぜェェェ!!】

滅茶苦茶な戦い方でゴーオンジャーを大苦戦させ、溜まりにたまった鬱憤を晴らす。
エンジンオーG9にも終始優勢で、ジャンボエールも打つ手無しの状況まで追い込んだ。
だが、近距離でG9グランプリを放つ捨て身の戦法を取ったゴーオンジャーと相討ちになり巨大化を解除される。
等身大になってもゴーオンゴールドを下し、ゴーオンレッドをも圧倒する。

しかし、ゴーオンゴールドの助言で従来の「先を読まない戦い方」に切り替えたゴーオンレッドの「サーベルストレート・ゴーオンランデブー」を叩き込まれ、追加幹部でありながら真っ先に戦死してしまった

馬鹿な…俺が負ける筈が無い。俺は勝ってヨゴシュタイン様の元へ…!

ヨゴシュタイン様ァァァァァ!!!

あばよっ!


自分が見込んだ忠臣を失ってしまったヨゴシュタインは完全に傷心してしまい、二大臣の慰めにも応じなくなってしまった。


「追記+修正-冥殿×全消し÷集い=アニヲタWiki(仮)!!」































だが、肉体は滅びても忠誠心と恨みは消えていなかった。


うらめしや~

ウラメシメデス

ポク、ポク、チーン。

ウラメシまして御座います。

ゴーオンジャーに敗れても、恨みのあまり死ぬに死にきれなかったヒラメキメデスが魂だけとなった姿。
サムライワールドで出会った伐鬼や亡者達と手を組んでゴーオンジャーを付け狙う。
ヨゴシュタインからは「ガイアークの鑑」と絶賛された。
幽霊なので実体が無く、物理攻撃は一切通じない。

【ガイアーク随一の忠臣の最期】

ゴーオンジャーを森に閉じ込めて亡者達の嫌がらせや伐鬼の襲撃で苦しめさせる、ゴーオンイエローに伐鬼を倒される。
すると、伐鬼に憑依してウラメシ伐鬼となってビックリウム無しで巨大化。胸にウラメシメデスの顔付けただけとか言うな
エンジンオーG9を苦戦させるが、「悪霊には塩が効く」事を思い出したゴーオンイエロー発案の悪霊退散ブラスターソウルにキッチンの塩を振りかけた「G9成仏グランプリ」を受けて…

私の復讐もここまでなのか…

さらばです…ゴーオンジャー!!


こうしてヒラメキメデスは成仏し、完全に本編から退場したのであった。

そして皮肉にもヒラメキメデスの死をきっかけに、ヨゴシュタインは暫く迷走してしまうことに…。

【その後です】

侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!』では三途の川に流されていたようで一瞬だけ登場。
『仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z』では宇宙犯罪組織マドーの怪人として登場した。
Vシネマ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』では三大臣は完全復活したが、残念ながら未登場。
それどころかスーツは怪人の野泉チルドレンに改造された可能性がかなり高いので、今後新規の映像作品でヒラメキメデスにお目にかかれる機会はほぼ無いと思われる。

【余談】

名前は「閃き」とギリシャの哲学者「アルキメデス」から。

テレビマガジン特製DVDには、兄のココロオトメデスが登場した。

担当声優の中井和哉氏は『特捜戦隊デカレンジャー』でイーガロイドの声を担当していた他、後に『宇宙戦隊キュウレンジャー』でヒラメキメデスに負けず劣らずの忠犬・オオカミブルー/ガルを演じることになる。



「このヒラメキメデス、命に変えても追記・修正してアニヲタWikiの名誉を守ってみせます…!」

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最終更新:2021年10月28日 07:53

*1 炎神が作ったボンパーに見破れる代物ではないらしい。