ロロノア・ゾロ

登録日:2009/10/03 Sat 21:20:06
更新日:2020/03/09 Mon 21:49:08
所要時間:約 16 分で読めます






「背中の傷は…剣士の恥だ!」


漫画『ONE PIECE』の登場人物の1人。

●目次

【プロフィール】

所属:麦わらの一味
役職:戦闘員
通称:海賊狩りのゾロ
誕生日:11月11日(侍・士でゾロ目)
年齢:19歳→21歳
身長:178cm→181cm
出身:シモツキ村(東の海(イーストブルー))
懸賞金額:6000万→1億2000万ベリー→3億2000万ベリー
夢:世界一の剣豪
好きな食べ物:白米、海獣の肉、酒に合う物
嫌いな食べ物:チョコ(甘すぎる)
CV:中井和哉高木渉(OVA版)、浦和めぐみ(幼少期)


【外見】

緑髪の短髪(サンジ曰く「マリモヘッド」)と腹巻きに左耳の三連ピアスが特徴。
左腕に黒い手拭いを巻いており、本気を出すと、これを頭に巻く。
人相が悪く、戦闘中に笑ったり睨みをきかせた表情はかなり凶悪。


【人物】

冷静な性格で麦わらの一味の引き締め役。

非常に義理堅く、「約束」を重んじる。
誰と交わした約束であろうと必ず守ろうとし、悪党相手でも約束が守られると信じている(初登場エピソードでは、そのせいで危うく死にかけた)。
そもそも彼が愚直に「最強」を目指し続けているのは、子供のころに幼馴染と交わした約束のためであり、バラティエでミホークに敗れた後「二度と誰にも負けない」とルフィに約束したためである。
自分を顧みない部分は仲間からもよく心配される。

普段は皮肉屋でダズ・ボーネスを挑発したり、それが原因でサンジとしょうもない争いを繰り広げることもある。

一方、端から見ると冷徹に見える男だが、方向音痴(後述)だったり、ターザンロープで「ア~アア~」と言ったり、キャンプファイアーにノリノリだったり、自分に高額懸賞金がついたことにヘラヘラ喜んだり(ヴィンスモーク家のサンジに額を越されてからかわれた際にはイラついた)と意外とノリがいい性格。

戦闘員

肩書は戦闘員だが、エニエス・ロビー突入時にはまとめ役になったりと実質的には一味の副船長格でバルトロメオらもそのように認識している。

船長のモンキー・D・ルフィからの信頼は厚く、ゾロもまたルフィをリーダーとして立てる場面が多い。
また戦闘時の気性の荒さはおそらく一味随一で、人の姿を借りた魔獣とまで言われている。
「2番手にして『1億2000万』。人に従うような男には見えないが…船長の度量が伺えるな……」とは“怪僧”ことウルージさんによる評価。

余談だが麦わら一味の中で彼だけ明確な役割を持たないため、しばしばニートとネタにされることがある。
平時においてゾロが船上でしている事といえば、修行か昼寝ばかりであり、
特に偉大なる航路序盤の航海で、異常気象の連続に同乗者のMr.9やミス・ウェンズデーまで走り回って対応しているのに関わらず、
一人だけグースカ寝ていたのも一因だろう。

もっとも作中ではちゃんと力仕事等で必要な作業はしており、前述のとおりむしろ一味におけるNo.2的なキャラともいえるため、この指摘は決して正しいとは言えない。

特に、お調子者揃いの麦わら一味の中では貴重な引き締め役であり、エニエスロビー編後のウソップの進退について
「一度脱退した以上、正式に謝罪して復帰を願い出てくるまでは、出戻りを認めるべきではない。
 なし崩し的に受け入れてしまうようであれば、船長の権威が落ち、今後の航海にも支障をきたす」
とけじめを求めるシーンに、彼の重要さが伺える。
自他にも厳しい考えには普段から仲の悪いサンジですら肯定的になる事が多く、敵からも賞賛されたことがある。
逆につい仲間に甘くなりがちなナミチョッパーなどは「いくらなんでも…」と疑問視されたことがある。

サンジとは、普段は喧嘩ばかりしているがいざという時は抜群なコンビネーションを見せる。
ただ、サンジはゾロの名前を作中で何度か言っているがゾロは未だにサンジの名前を呼んだことがない。(アニメオリジナルでは、ごく稀に言うことがある。)
作者曰く「性格が合わないとはいえ、ルフィにとっても大切な両翼を担う二人を皆で見守っていこう」とのこと。(原作73巻 SBS

トレーニングマニア

かなりの修行バカで、寝ている時以外はほぼトレーニングに励んでいる。
凄まじい重量の負荷を掛けて平然と筋トレをこなすことが非常に多く、恐ろしいほどの怪力を更に鍛練し続けている。
なにげに日常から「修行」が描かれている珍しいキャラ(他の面々は船内を駆け巡る船長だったり自分の仕事をしたり読書をしていたりするため)。

その腕力たるや脇腹を串刺しにされても大の大人5人がかりで運ぶ檻にルフィを入れて走り回り、恐竜の死体を片手で引きずり回し、4mほどの巨体を有するフォクシー海賊団のピクルスを素手でぶん回す程。
アラバスタでは病み上がりの体で巨岩を両腕に乗せて座禅を組み、一年中冬の『冬島』では寒中水泳をするなど、もはやギャグの領域に踏み込んでいる。

そんな状態なので自分の修行の足りないと考えると大抵その後は、
例え全身包帯まみれのミイラ男になり傷を治すための補強を外してでも、修行を慣行する悪癖にまでなっている。
当然船医のチョッパーにとっては悩みのタネ。

方向音痴

極度の方向音痴。方向音痴の例に漏れず、方向の概念を理解しておらず、自覚もない。
「北」を目指そうとして高い場所に上る、同じエリアを延々と回り続ける、最後尾にいたはずなのに何故か前方から現れるなどかなりの重症。しまいには(鳩や鮭など自力で住処に戻ってこれる)動物以下といわれる始末。
初期はまだマシ*1だったが、『偉大なる航路』に入って以後、作品が続くごとに悪化し、次元移動レベルのひどさからファンタジスタ呼ばわりされることもある。
最近では一人で出歩かないよう注意されるほど。

アニメでは先頭を走るだけでウソップサンジに心配され、ナバロンでは一本道でも違う出口から出てしまい、結果ジョナサンの待ち伏せをかいくぐった。

女性関係

心配されやすい性格な為か、冒険の中でも、リカ(シェルズタウン)、ペローナ(シッケアール王国跡地)、小人のウィッカ(ドレスローザ)、日和(ワノ国)など、結構女性との絡みが多い。伝染したのか最近では船長も中々。
色恋にまったく興味がないというわけではないがかなり硬派で、アラバスタでの女湯覗きにも参加していない。
ケイミーと出会った時は連想したココロのイメージを忘却させ、ケイミーのことを「初めて出会った人魚」として自身に認識させた。
不器用なためつい心無い言葉をぶつけてしまうこともあるが、遠回しながら厚意は受け取り、非があれば謝罪している。
基本的には女性に剣を向けないものの、必要とあれば斬る覚悟もある(大体みねうちや寸止めで終わるが)。

幼馴染だったくいなに瓜二つのたしぎには「パクリ女」と呼ぶなどかなり苦手意識を抱いていたが、パンクハザードでの共闘以降は彼女のことを認め「メガネ女」に呼び方を変えるなど以前よりは関係は改善されている。


【戦闘スタイル】

両手に一本ずつ刀を持ち、なおかつ口にもう一本を咥える「三刀流」という我流の剣術を使う。
元々は二刀流だったが、後述の幼馴染の形見に刀を譲り受けてから、三刀流に開眼した。
戦闘中は状況に応じて一刀流、二刀流の技も織り交ぜて使用するが、やはり最も威力を発揮するのは三刀流である。
口に咥えた刀が右向きだったり左向きだったりするのは多分本人の気分。
刃物であれば大体なんでも使えるらしく、普通の刀より遥かに短い切腹刀でも問題なく飛ぶ斬撃を披露した。

ついでに素手の力も強く、怪力自慢のミス・マンデーを力で破り、空島では凶暴な空サメを殴り飛ばして気絶させた。
一部の技はその怪力に依存しているため、無手で発動することも可能ではある。

なお、口に刀をくわえるとろくに喋れないはずだが、彼は戦闘中も流暢に会話している。
「腹話術で喋っているのか?」という読者からの質問に対する作者の答えは「心意気」だった。
柳田理科雄センセイによると敵の振り下ろした武器を口にくわえた刀で受け止めるとテコの原理で凄まじい力が歯にかかるので
最低でも顎の力は17tあるとか。壊れない和道一文字の柄も凄い。

技名に食べ物関連が多く、SBSでは度々ネタにされる。
例)
鬼斬り→おにぎり
弍斬り→握り(握り寿司)

他にも仏教用語や動物を交えた駄洒落なども多い。

一味の中ではNo.2を張ることもあって実力はかなりのもの。
戦闘ではバロックワークスダズ・ボーネスCP9カクのような『二番目に強い敵』や『敵集団の中で最も強い剣士』と戦うことが多い。
(因みに、一番強い敵はルフィが、三番目に強い敵はサンジが担当する)。

『刀』という武器の性質上、自然系能力者には手も足も出ない(向こうがチートだから仕方無いが)。
しかし2年後はゾロも武装色の覇気を習得しており、実際に自然系相手に傷をつけている。
覇気の強さは、ドンキホーテファミリー最高幹部ピーカのそれを凌駕する。

また、あり得ないほど頑丈で、ジュラキュール・ミホークに斬られた後ハチと戦ったり、高所から落ちたりしても平然としている。
その異常な頑丈さは作中でもサンジやロビンに呆れられている。

その他、覇王色の覇気を持っているという描写はないが対峙した相手がたじろぐほどの殺気・気迫*2を放つ場面が多々ある。
この気迫は自覚しているようで、これを利用した技もいくつか持っている。

その衝撃的な剣技を目の当たりにした者たちは思わず呆気に取られてしまうことも多々あり、ワノ国の侍である錦えもん たちも驚愕していることから相当な実力者だといえる。


◆刀

  • 黒い鞘の刀×2
最初から所持していた刀。
バラティエでミホークと戦った際に両方折られてしまい、アーロンパークではヨサクとジョニーの刀を借りて戦うことに。
アニメ版では駆け出し賞金稼ぎヨサク&ジョニーと出会った頃、自分の馬鹿力についていけない刀がポキポキ折れて苦労するエピソードが描かれた。


  • 和道(わどう)一文字(いちもんじ)
ゾロが初登場時から愛用する白塗鞘太刀拵、すなわち真っ白な鞘の刀。
上の黒い刀の色違い…と思われたが、上記の通りくいなの形見。
実は売ると1000万ベリーはする大業物21工の一振り。
素晴らしい切れ味を誇る名刀。ゾロがまだ未熟故に上記2本がポキポキ折れてる中、唯一折れない等、頑丈さもなかなか。
作中では主に口にくわえて使用している。

『鼻くそ斬っちまった!!』


  • 三代(さんだい)鬼徹(きてつ)
持ち主を殺すと謳われた妖刀“鬼徹一派”の内の一振り。
れっきとした「業物」で、普通に売れば100万ベリーほどする。
たしぎが見立てたのだが妖刀なのでローグタウンの武器屋いっぽんマツも処分に困っていた(よって、こっそり投げ売りされていた)が、ゾロは運試しにより主人と認められた。

切れ味は石斧を容易く切り裂くほどだが、ゾロ曰く『じゃじゃ馬』『問題児』。
これは「斬りたい時に斬れるのが真の名刀なのに、コイツは違う」から。

本来は乱れ刃だが割と頻繁に直刃で描かれている。


  • 雪走(ゆばしり)
鬼徹との運試しに勝ったゾロにいっぽんマツが惚れ込み、「特別に金はいらない」と譲り渡した刀。
良業物50工の内の一振り。
値段は不明だが、いっぽんマツの家宝だったこともありそれなりに値打ち物と思われる。
軽くて扱い易く、切れ味もかなりのもの。

ゾロも「軽い…いい刀だ」と評価し気に入っていたが、
エニエス・ロビーにてシュウ大佐との戦闘で、彼のサビサビの実の能力によって修復不能になる程に破損。
スリラーバークにてルンバー海賊団の遺骨とともに供養された。
このとき「死んだ刀だ、一緒に供養させてくれ」と言っていることから、いかにこの剣が大切に思われていたかがよくわかる。


  • 秋水(しゅうすい)
剣豪リューマから譲り受けた刀。
上の『和道一文字』と同じく大業物(売ると1000万ベリー位か)。

ミホークの背負っている十字刀「夜」と同じく刀身が真っ黒な『黒刀』と呼ばれる物で、一般的な刀より一回り大きいのが特徴。
さらに恐竜が踏んでも一ミリも曲がらないと称される圧倒的な硬度を誇る。
見た目通りかなり重いが威力も相当で、飛ばした斬撃を一纏めにするなど色々凄い。
妖刀でこそないがゾロ曰く『大人しい刀では無さそう』。

ちなみに、秋水はゲッコー・モリアがリューマの遺体と共にワノ国から盗み出した物のため、当然ながらワノ国では盗難扱いされている。
ワノ国の伝説の英雄リューマの愛刀だけあってワノ国では「国宝」に指定されて祀られており、この国宝盗難後に国難が訪れたこともあり、ワノ国の人々が取り戻すことを心底望んでいる。

ゾロも気に入っていたが、後にワノ国で父おでんの遺品「閻魔」を譲渡すると申し出た日和からの懇願を受け、秋水を日和に返却した。


  • 閻魔(えんま)
大業物21工が一振り。光月日和から秋水と交換という形で譲渡された。
50年以上前にワノ国を違法出国した刀鍛冶霜月(しもつき)コウ三郎(ざぶろう)が仕上げた刀。光月おでんの愛刀であった。

「閻魔」の名に恥じぬ名刀にして妖刀で、斬る際に持ち主の覇気(流桜)を勝手に放出し必要以上に斬ってしまいつつ並の剣士なら覇気の放出で干からびてしまうほどのじゃじゃ馬(原理は三代鬼徹も同じ)。
使いこなせたのはこれまでに光月おでんただ一人。
ゾロが試しの一振りをしてみた所、あっさり海岸の崖を真っ二つにしながら、ゾロの腕が覇気の放出で一度痩せ細ってしまったほど(その後に気合いで刀から覇気を戻した)。


現在の連載時点(ワノ国編)で使っているのは「和道一文字」「三代鬼徹」「閻魔」

◆技

食べ物関連やダジャレが多いが、いわゆる「必殺技」に該当する技は仏教から引っ張られている。

三刀流

  • (おに)()
ゾロの代名詞と言えるほど有名な技。三刀で斬り抜ける。
ヨサク&ジョニー曰く「出せば100%相手がぶっ飛ぶ技」で、ルフィのゴムゴムのバズーカとも真っ向から打ち合えるほど強力。

  • (やき)(おに)()
リトルガーデンで放った即興バリエーション。炎を纏った鬼斬り。

  • 艶美魔(えんびま)夜不眠(よねず)(おに)()
エニエス・ロビー編で使用したバリエーション。
気迫(名前の通り美しい鬼女の姿)で刀身の像を歪ませて間合いを誤らせ、その隙に斬り抜ける。

  • 煉獄(れんごく)(おに)()
新世界篇で会得したさらなるバリエーション。
ヒョウゾウを一撃でノックアウトした。

  • (たつ)()
三刀の斬撃による渦を差し向ける。一撃で建物の屋根を数フロアに渡ってぶち抜けるほど。
腕を振るっただけの衝撃で吹き飛ばす「無刀流」バージョンもある。

  • 黒縄(こくじょう)大龍巻(おおたつまき)
新世界篇で会得したバリエーション。龍巻きの渦に加え、鉄の甲羅をぶった切る程の真空波が山ほど含まれているという悪魔のような技。
持続時間が長く切れ味も上がっている。本人曰く「地獄の果てまで追いかける」。
強化前同様、劇場版第13作にて「無刀流」バージョンを披露した。

  • (とら)()
三刀目の刃の方向に二刀をそろえ、虎の爪の如き軌道で一気に切り下ろす。なお、「虎狩り」であり、「虎刈り」ではない。
「とらがり」で変換すると真っ先にこちらが出てしまうのが原因か。

  • (ガザミ)()
三本の刀で相手の首を狙い付け、断ち切る力技でその構えから蟹のハサミが開いてる姿に因んでいる。
決まれば相手の首を飛ばす恐ろしい技。

  • 牛針(うしばり)
目にも止まらぬ連続突き。

  • 刀狼(とうろう)(なが)
敵の攻撃をすり抜ける技。力技(剛剣)が多いゾロの持ち技としては珍しい、柔剣に分類される技。

  • 百八煩悩(ポンド)(ほう)
三刀で放つ「飛ぶ斬撃」。

  • ゴムゴムの三百煩悩(ポンド)大砲(キャノン)
ルフィとの合体技。
アクア・ラグナに大穴を空けた。

  • 二剛力(ニゴリ)(ザケ)
右腕と左腕に力を集める「一剛力羅(ゴリラ)」「二剛力羅(ゴリラ)」から放つ技。力で強引に斬る。

  • 牛鬼(ぎゅうき)勇爪(ゆうづめ)
三刀の突きによる突破攻撃。海王類をステーキのように斬れるTボーン大佐の斬撃を真っ向から打ち破った。

  • 豹琴玉(ヒョウキンダマ)
三刀を構えた状態で回転しながら弾丸のように突っ込む。

  • 夜叉鴉(ヤシャガラス)
三刀を交差させて高速回転しながら移動。オーズの右腕にカラスの足跡のような斬撃を浴びせた。

  • (さん)(ぜん)()(かい)
三刀流奥義。
二刀を風車のごとく高速回転させながら突っ込み、三刀で同時に切り裂く。
バラティエ編でのミホーク戦で叩き込んだものの見事に破られており、次に登場したのはスリラーバーク編。
ゲームではゾロの最強技として扱われている。

  • 一大(いちだい)三千(さんぜん)大千(だいせん)世界(せかい)
ドレスローザ編終盤で登場した、覇気を纏った刀から発動させる三千世界の強化版。
この際、和道一文字と鬼徹が覇気で黒刀になり、更にアニメでは3本の刀が黒色のオーラを纏っていた。
その威力はピーカの特大の石像を両断させる程。
その後通常の「三・千・世・界」で、石像から出て覇気を体全体に纏ったピーカを倒した。
担当声優の中井氏もお気に入りならしい。

  • 六道(ろくどう)(つじ)
新世界篇で会得した新奥義。どんな技かは不明だが、クラーケンの足を膾切りにして見せた。



二刀流

  • 弐斬(にぎ)
技ではなく構え。派生技がいくつかある。

 ・登楼(とうろう)
弐斬りからの派生技。同時に切り上げる。

  ・応登楼(おうとうろう)
登楼からの連続技。切り下ろす。

 ・(ひらめき)
横斬り。

  • 砂紋(さもん)
跳躍からの一閃×2。

  • 居合・羅生門(らしょうもん)
二刀で斬り抜ける技で、大きな海列車の車両を2両まとめて縦に真っ二つに両断してしまう程の絶大な威力を誇る。
故に剣豪リューマが真正面から受けきった時には、さすがのゾロも戦慄していた。

  • 七十二煩悩(ポンド)(ほう)
二刀で放つ「飛ぶ斬撃」。

  • 犀回(サイクル)
二刀を逆手に持った状態で回転しながら斬る。


一刀流

  • 居合・獅子(シシ)歌歌(ソンソン)
居合。ダズ・ボーネス戦で会得した「鉄をも斬る刀」。その威力もさることながら、居合の速度も、読者に「ヤベッ読み飛ばした」と錯覚させるほどの神速である。
あくまで鉄の硬度の呼吸を読み取って斬る技のため、逆に柔らかい物は斬れなかったりする。
六式の使い手であるカクは鉄塊ではなく同じ斬撃である嵐脚を使い受け止めた。
バーソロミューくまにも使い、彼の鉄以上の硬度の体にはさして傷を与えられなかったが、その速さで肉球による防御をすり抜けて斬りつけ、怯ませる事には成功。

  • 三十六煩悩(ポンド)(ほう)
空島篇で会得した「飛ぶ斬撃」。一撃で煙突を断ち割る程の威力を有する。

  • 飛竜(ひりゅう)火焔(かえん)
リューマ戦で放った大技。跳躍からの急降下で相手を斬り捨て、切り口を発火させる。

  • ()獅子(シシ)歌歌(ソンソン)
更なる研鑽を積んだことで威力などが上がった、獅子歌歌の昇華技。
パンクハザード編で使用され、襲いかかった頑強な龍の首を切り落とした。

  • 大辰撼(だいしんかん)
敵に突撃し、その勢いに気迫を込め大上段に振り下ろす技。
地面ごと一直線に叩き切る豪快な技で、作中ではモネを相手に使用。
その時は覇気を使っていなかったため、モネの体自体にはダメージは無かったのだが、恐怖のあまり再生することもおぼつかなくなっていた。




鬼気(きき) 九刀流(きゅうとうりゅう)阿修羅(アシュラ)

気迫による幻で、三面六手の鬼神の像を周囲に見せる。
新世界編では恒常的に使用されているモンキー・D・ルフィの“ギア2”やサンジの“悪魔風(ディアブル)(ジャンブ)”と違い使用頻度は少なめで、新世界編ではいまだ未使用。作画がめんどくさかったからだろうか。
ここからの派生技には以下のものがある。


弌武銀(いちぶぎん):斬撃を全て叩き込んで敵を一撃で斬り捨てる。エニエスロビーでの決戦にて、能力をものにしたカクを彼の最強攻撃ごと真正面から叩き斬った。
魔九閃(まきゅうせん):回転しながら連続斬りを叩き込む。
穿威(うぐい):突進しながら敵を切り伏せる。STRONG WORLDにて披露し、Dr.インディゴを撃破した。

その他

  • 大撃剣(だいげっけん)
スリラーバークでのオーズ戦で、フランキーが自前のヌンチャクを柱に差し込んだものを借りて使用。刀で刺して保持し、オーズの腕を弾いた。




【来歴】

ルフィの記念すべき最初の仲間。名前は第2話から登場、本格的に姿を見せたのは第3話から。
シェルズタウンにて、モーガンに処刑される寸前にルフィによって助け出された。

◆過去

少年期に道場に通っていて、当時から実力は高く、大人相手でも勝てる位であったが、その道場の師範の一人娘くいなには2001連敗している。
2001戦目の文字通り『真剣勝負』にて敗北後、くいなと“どちらかが世界一の大剣豪になる”と約束したが、その翌日にくいなが石階段から転落する事故で死亡。
形見にくいなの白い刀を貰い海に出る決意をする。
当初は二刀流だったのだが、これを機に元の二刀にくいなの形見を加えた三刀流を会得した。

数年後、世界最強の剣豪ジュラキュール・ミホークを探すために海に出たが、ナミのような航海術をもたずに旅に出たのと、持ち前の方向音痴が祟り遭難。
シモツキ村に帰れなくなってしまい、生活費を稼ぐために賞金首を狩っていたとのこと。通称の“海賊狩り”はこの事に由来する。

アニメではこの時にヨサク・ジョニーと知り合ったエピソードが追加されている。
また、この頃にバロックワークスから勧誘された模様。当然蹴った上に勧誘してきたエージェントが襲い掛かってきたので斬ったらしいが。

◆東の海編

ルフィとの出会い

放浪中に訪れたシェルズタウンで、人を襲っていた狼を斬り殺すが、
それは町の支配者である海軍大佐モーガンの息子ヘルメッポのペットであった。
そのため海軍に拘束され、海軍基地の野外に磔にされたまま飲まず食わずで一ヶ月間生き延びれば解放するという約束をヘルメッポとする。
約束を信じて一週間耐え続けていたところ、海軍基地にやってきたルフィに海賊に勧誘される。
当初は悪名で名を上げたくはない(海軍にあっさり捕まったのもそのため)ということで勧誘を断るも、
ヘルメッポは約束を守る気などさらさらなく、処刑されかけてしまう。
しかし、ルフィの乱入で救助された事で、己の野望を達成するために一味に加入すると決め、ルフィとの連携でモーガン親子を倒す。
以降、ルフィの第一の仲間として、バギー海賊団、クロネコ海賊団と交戦する。

VS世界最強の剣士

そして、海上レストラン・バラティエにて、首領クリークを偉大なる航路から追ってきたジュラキュール・ミホークと遂に遭遇。
満を持して挑むも技がことごとく通じず、くいなとの約束以後負け知らずだったゾロに世界の壁の高さを知らしめた。
三刀流奥義「三・千・世・界」を放つも刀もくいなの形見以外の二本は折れてしまい、ゾロ自身も黒刀による一太刀を真正面から受けるが、
ゾロの強い意志と覚悟を汲み取ったミホークに自分を超える事を期待され、生かされる。
この時、ルフィに『二度と負けない』ことを誓った。
これ以降、勝負を挑んだ剣士やその他の非能力者に対しては無敗を誇っている。
一部の能力者には相性の問題もあって何度か負けているが。

“始まりと終わりの町”ローグタウン編

ローグタウンにて、くいなの形見が「和道一文字」という名刀であることが判明。
武器屋いっぽんマツで新しい刀、「三代鬼徹」と「雪走」(後述)を手に入れる。

また、くいなにそっくりな海軍本部曹長たしぎに出会う。
最初は素性を知らなかったこともあり普通に交流を交わしていたのだが、正体がばれると悪党に名刀が渡ることが許せない彼女に和道一文字を狙われるも退ける。
これ以降何度か遭遇することになるが、見た目のみならず性格も似ているため、かなり苦手にしており、
実力で上回っていながら、彼女に遭うと一目散に逃げ出してしまう。

◆偉大なる航路編

アラバスタでのバロックワークス戦後、「ウイスキーピークでの賞金稼ぎ100人切り」と「ダズ・ボーネス(Mr.1)討伐」から政府に実力を判断され、
ついに6000万ベリーの賞金がかけられることになった。
エニエス・ロビー編で倍額の1億2000万ベリーに跳ね上がった。

エニエスロビー編ではTボーン大佐やCP9カクを打ち破る活躍をするが、海軍大佐シュウとの交戦時にサビサビの実の能力により雪走を失う。

スリラーバーク編で剣豪リューマとの一騎打ちの末、彼の愛刀「秋水」を譲り受ける。
王下七武海バーソロミュー・くまにより一同が戦闘不能となる中、自身と引き換えにルフィの助命を嘆願し、覚悟を汲んだくまに「ルフィが今回の戦いで受けたダメージ」を引き受けさせられるも耐え切り見逃され、船長と仲間の命を人知れず守り抜く。

シャボンディ諸島では大将・黄猿によって重傷を負わされ、再び現れたくまの能力でクライガナ島のシッケアール王国跡地に飛ばされた。

同じく先にくまに飛ばされていたペローナに介抱され、ルフィの一大事を知って駆けつけようとするもクライガナ島に棲息する
人間の知能を持ったヒヒ「ヒューマンドリル」に苦戦。
その中で新聞に載ったルフィからのメッセージに気づき、ヒューマンドリルを全滅させた上で島を根城にしていたミホークに頭を下げ弟子入り。

◆新世界編

2年後の合流時には左目に傷があり、隻眼になった模様。
また刀の鞘にはミホークのトレードマークである十字が刻まれていた。
実力は他のメンバー同様大幅に向上、大帆船を一刀両断し、覇気を纏った一撃でPXくまを破壊している。

魚人島到着後、クーデターを目論む新魚人海賊団に雇われた剣士ヒョウゾウを撃破。

パンクハザードでは、巨大な龍、ドンキホーテファミリーの一員のモネを倒した。この時たしぎと共闘し以前よりは関係が改善されている。

ドレスローザでは、ドンキホーテファミリーを打ち倒そうとしていた小人族とファミリーから離反したヴィオラと共に王宮に侵入。
鳥かご発動後、最高幹部の一人・ピーカをオオロンブスやエリザベロー2世との連携で斬り伏せ、リク王を窮地から救った。
そしてこの時懸賞金も3億2000万ベリーに上昇。大物海賊の域にいてなお“海賊狩り”の異名はそのままだが、実際これまで戦ってきた相手のほとんどが海賊なのでむしろ異名に箔が付き続けているとも言える。

ゾウ到着後、ローの船を使ってワノ国に侵入。

ワノ国

浪人として潜入していたが、人斬りの汚名を着せられ切腹させられそうになったりルフィと合流後も持ち前の方向音痴で迷子になったりと相変わらず波乱万丈。
狂死郎一家の下っ端に絡まれたトの康という浮浪者を助けた縁で彼に懐かれえびす町を来訪し、貧しいながらも笑顔で笑いを取ったり励ましたりするトの康やえびす町の人々に好感を抱く。しかしそこで牛鬼丸に「秋水」を盗まれ、それを追う途中でオロチの刺客「鎌ぞう」に追われる光月日和を助け、牛鬼丸の横槍で負傷。
トの康こと霜月康イエの処刑後には、トの康達の笑顔が「SMILE」によるものと知り、珍しく激情のままに作戦も忘れ、康イエの仇である黒炭オロチの命を狙ったが、狂死郎に阻まれた。
その後、ゾロや日和・河童の河松らの事情を把握した牛鬼丸より間接的に秋水を返還されたが、国宝である秋水の返還を願う日和の渾身の頼みと彼女から代わりにおでんの愛刀「閻魔」を差し上げると提案されたこともあり、これを受諾し秋水を日和に返し、作戦当日までに「閻魔」を使いこなせるよう修練に励んだ。

【余談】

  • 名前の由来
17世紀のカリブ海賊「フランソワ・ロロネー」から(SBS参照)。
貧しい家庭に生まれ、腕っぷしで名を上げたのだが、「捕虜という概念が全く無い」「スペイン軍が嫌いすぎてスペイン兵を殺して食っていた」など、
あまりに残虐すぎて、「あいつに会うくらいなら死んだ方がマシ」と同業者さえ震え上がらせていた極悪人だったらしい。
インディオとの戦闘に負けた際にはあまりに嫌われすぎていたため焼いて食われたという伝説すら残っている。

  • 中の人
中の人である中井和哉は『アッコにおまかせ』でナレーションをしていることで有名で、一度番組内でワンピースが紹介された時、

アッコ「ナレーションさん、あなたこのアニメに出てなかった?」
中井「あ、はい。出させて貰ってます」

と言うやり取りがあった。
のちに、和田アキ子が『ゾロの声でナレーションをしたらどうか』と提案したが、出演者が『雰囲気が重くなる』といって断ったらしい。

ゾロは「中井和哉=剣士」のイメージを植え付けた役でありこれ以来先端恐怖症なのに剣士役ばかり来ると本人は苦笑いしている。
また、中井和哉の出世作でもある。

なお、最初に作られたOVA作品では、ベラミーやデッケンの声を当てた高木渉氏が演じていた。




ウルージ「(麦わら一味の項目が)4番手にして『1億2000万』。追記修正されるような男には見えないが…
Wiki籠りの度量が伺えるな……」

ゾロ「いや、誰だよお前」



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