ゴーオンイエロー/楼山早輝

登録日:2020/07/28 Tue 05:04:16
更新日:2025/09/23 Tue 22:53:38
所要時間:約 6 分~14 分で読めます


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スマイル、スマイル!

楼山早輝(ろうやまさき)は『炎神戦隊ゴーオンジャー』の登場人物。

演:逢沢りな、菊池和澄(幼少期)

キャラクターソング:「Smile×Smile」


【概要】

ゴーオンイエローに変身する、鹿児島県出身の黒髪ロングの少女。
ゴーオンジャーのスマイル&癒し担当。
オープニングクレジットやジャケットでのキャッチフレーズは「SWEET ANGEL」
「スマイル」を信条とし、落ち込んでいる人が傍にいれば、「スマイル、スマイル」とその頬を引っ張って相手を笑顔にさせるのがお約束。*1

ショッピングが好きで、よく服や限定品のスイーツを買っている。そして、男性陣を荷物持ちに使う。
おしゃれや流行に敏感で、暇な時はおしゃれに没頭したり流行の雑誌を読み漁ったりする。

菓子作りが得意で、甘いもの嫌いである軍平も絶賛する腕前だが、それ以外の料理は味付けを極端に甘くしてしまうので不評。
しかし、早輝本人は自分の料理が不味いことが全く分からない、所謂「味オンチ」
自覚症状こそないが、「味オンチ」はコンプレックスになっており、夢であるパティシエの道を諦めている。それでも料理に関しては、次回作の『侍戦隊』の姐さんの上位互換なのだが。

運転免許を持っているが、ギンジロー号の運転は主に走輔が行っているため、無事故無違反のペーパードライバー。

そして何より、特筆すべくはその容姿
ぶっちゃけた話、とんでもないくらいの美少女であり、彼女をひと目見て仰天した当時の視聴者は少なくなかったと思われる。
スーパー戦隊シリーズで可愛い女性メンバーといえば?」と聞かれたら、放送終了から十数年経った今でも名前が挙がるだろう。
アメトーークの「スーパー戦隊大好き芸人」では、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」のたかし氏オススメの女性メンバーとして紹介された。


【人物】

明るく純真無垢な性格で、人当たりが良い。
他のメンバー同様正義感も人一倍強い。
鹿児島出身なので、感情が高ぶると鹿児島弁が出て一層度胸が据わる。
一方で、ジャン・ボエールの講義のような小難しい話は苦手。
が、1人でヒラメキメデスを撃退する作戦を思いつくなど決して頭が弱いわけではない。
年頃の女の子故、寝癖を指摘されて落ち込んだり、走輔の着替えを見て赤面したりするデリケートな一面もある。


【人物関係】

初期メンバーなので最も一緒にいる期間が長く、チームワークも抜群。
GP-06では、ひょんなことから早輝に結婚願望があると勘違いした際に、「幸せの女神は後ろハゲなんだ」と例えは頓珍漢だがエールを送ったことがある。

こちらも初期メンバー。
GP-46では家出したボンパーを一緒に探した。

年が近いので、よく一緒に行動している。
たまに、早輝からは荷物持ちとして買い物に付き合わされる。おまけに、スマイルも強要される。
GP-09では、レンズバンキの能力でジャンクワールドに飛ばされてしまい、落ち込む早輝を励ますため彼女の頬を引っ張って笑顔を作らせた。羨ましい。
この時の会話がきっかけで、早輝は諦めていたパティシエの道を目指すようにする。
あと、「ゴーオンゼミナール」で早輝を抱っこした事がある当たり前だが制裁された。

なお、範人はどちらかと言えば年上好きらしく早輝を異性として見ることはない。
早輝も範人とは仲間として接している様子。

加入して間もないGP-03の冒頭で、組手をした。
この時の早輝の「まいった~」は可愛いので必見。
GP-34では後述の楼山早苗を改心させると宣言し、かなり感謝された。結果は察してくれ……。
『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』では一緒に落ち葉を掴む修行をする。

ウイングスのアニの方。
登場当初はレベルの違うゴーオンジャーとは敵対関係だったが、早輝に対してはそこまで嫌味を言っていない。
GP-29では、激昂していたあまり早輝のプリンを台無しにしてしまい、十数個も弁償している。
早輝からは長らく「大翔さん」と呼ばれていたが、GP-44でお化け屋敷のお化けに怯えている時に活を入れられてからは呼び捨てになり、「早輝みたいな妹も良い」という彼に「お姉さんにならなってあげても良い」と返している。

ウイングスの妹の方。
女の子同士気が合うのか、真っ先に打ち解けた。
戦闘やEDではペアになることが多い。
GP-38では男性陣が軒並み戦闘不能の状況で弱気になっていたが、早輝にビンタされ立ち直った。
GP-48ではケッテイバンキの猛攻に怯える早輝に対して、「早輝のスマイルには何度も助けられた」と勇気づけている。

  • ボンパー
こちらも初期からの長い付き合い。
早輝からは「ボンちゃん」と呼ばれている。某オカマは関係ない。
ゴーオンジャーが結成して間もない頃、上手く戦うことができずに落ち込んでいた早輝を励ますために、ストラップをプレゼントした。
早輝はそのストラップを常にゴーフォンに付けており、大切にしている。

  • ベアールV
早輝の相棒の炎神
強い信頼関係で結ばれている最高のコンビ。
炎神では紅一点なので、早輝に悩みを話すこともある。


ゴーオンイエロー



チェンジソウル、セット!


レッツ!ゴー・オン!


メットオン!


スマイル満開! ゴーオンイエロー!!


CV:逢沢りな
SA:人見早苗

早輝がゴーフォンにチェンジソウルをセットして変身した姿。
小柄な体格なので素早さが高く、死角からの攻撃やキック技が得意。
なお、早輝は髪型を束ねずにメットオンする事が多いが、メットの中は超空間になっているため髪が乱れることはない。

  • レーシングバレット
イエロー専用のレースカーの形をした弾丸。
前面のシルバーのバンパー部分は特に頑丈な合金で作られており、何にぶつかってもびくともしないほど丈夫。
強力な小型モーターのパワーで、イエローのコントロール通りに自動で高速走行して敵を追尾する。
得意技は、敵の周囲を走らせ、突進攻撃を繰り返すバレットクラッシュ
ハイウェイバスターの弾丸も担う。


【来歴】

かつてはパティシエになるために製菓学校に通っていたが、先生に味オンチを指摘されてから通わなくなる。
その後、サーキットで売り子をしていたところガイアークの襲撃を受け、人々を守る為に立ち向かう。
その正義感を炎神達に認められ、ゴーオンジャーに選ばれた。

伝説の男に似たフルート奏者と良い感じになったり、ジャンクワールドに飛ばされたり、森で不思議な少年に出会ったり、ギャルに変装したり、実姉の楼山早苗(演:英玲奈)が上京してきたり*2、座敷わらしに髪飾りを盗まれたりと様々な出来事を経験する。海水浴にも行ったが、水着はお披露目されなかった。
美羽やケガレシアとアイドルユニット「G3プリンセス」を組んだ話は有名すぎて語るまでもないだろう。
その縁もあってか、ケガレシアとキタネイダスがヨゴシマクリタインに反旗を翻し散っていった後、両者の亡骸の手を携え丁重に供養している。
本編では一度も死亡・離脱することなく最後まで戦い抜いた。

ベアール達と別れてからは、ケーキ屋で働いている。早苗に給料を横領されたが。


【その後の活躍】

害統領バッチードの攻撃で、範人と共に再びジャンクワールドに飛ばされる。
出番は少ないが、同じくジャンクワールドに飛ばされた流ノ介を励ました。

レジェンド戦隊として登場。
レジェンド大戦に参加し、ザンギャックとの激闘の末にゴーオンイエローの力を失った。
冒頭、チーフ達と一緒にゴセイジャーと会話する。

美羽、ケガレシアと共に小人サイズのG3プリンセスとして登場。
衣装はチアガール。
野球仮面との対決にて、ゴレンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャーがゴレンジャーハリケーンで召喚した。 

スーパー戦隊最強バトル!!では乗り物チームの1人として参戦するも、戦闘シーンでの出番は与えられなかった。


【余談】

演者の逢沢りな氏は撮影開始時は現役の高校一年生
スーパー戦隊シリーズ初の平成生まれのメンバー*3であり、本作で女優デビューした。
撮影中に17歳の誕生日を迎え、共演者やスタッフにお祝いされた。
早輝については、「負けず嫌いなところが自分と似ている」とコメントしている。

『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』では、かなり大人びた雰囲気になっており驚くスタッフも居たとか。

ゴーカイピンク/アイム・ド・ファミーユ役の小池唯氏は高校の同級生。

逢沢氏は現在もTwitterで時々ゴーオンジャーに関する事を呟いている。
2020年4月ではTwitter上で、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼び掛ける為に「ゴーオンスマイルプロジェクト」に参加した。
2025年には東映特撮に複数回出演し、東映公認のラジオ番組『仮面ラジレンジャー』のパーソナリティを務める神谷浩史氏と結婚している。

また、劇中で走輔達を悶絶させた早輝の手作りオムレツだが、スーパー戦隊シリーズとパセラリゾーツがコラボした『スーパー戦隊レストラン』において「サキ、特製オム…いや、チョコレート??」という名前で提供されている。
それもデザート枠で。
見た目は普通のオムレツにチョコソースをかけた物となっている。
まあ早輝に限らず「芋長の芋羊羹ピザ」や「サモーン シャケメシイタメ」等ネタに走っているメニューはそこそこあるが…。
勿論連が作ったオムレツも「アレンジ!オムハヤシ」という名前で提供されている。

追記・修正は笑顔を忘れずにお願いします。












































あれから10年……。


Vシネマ『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』で正義の味方達は帰ってきた!!

しかし……!?



【警告】ここから先のリンクは『炎神戦隊ゴーオンジャー 10 YEARS GRANDPRIX』のネタバレを多数含みます。


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最終更新:2025年09月23日 22:53

*1 とはいえ、GP-08で走輔にやった時は、当の走輔がちょうど炎神達が十分に戦える状態ではないことに焦りを覚えていたため、逆に怒らせてしまっている。

*2 早苗の性格は早輝と真逆で「かなりの自己中心的な悪女」。幼い頃から事あるごとに早輝を虐めており、その凄まじい所業の数々から早輝は彼女を「悪魔」と呼んでおり、「ガイアーク以上」に恐れている。

*3 範人役の碓井将大氏と美羽役の杉本有美氏も平成生まれ。ちなみに逢沢氏と碓井氏は同い年。