奥田陽介(仮面ライダーリバイス)

登録日:2022/01/23 Sun 15:57:40
更新日:2022/03/01 Tue 08:35:41
所要時間:約 4 分で読めます





あ…すいません!ここにフェニックスの相談窓口があるって聞いたんですけど…。

……え?

あっ、お願いします!あいつを探してほしいんです!


奥田(おくだ)陽介(ようすけ)とは、特撮テレビドラマ『仮面ライダーリバイス』の登場人物。

演:塚本凌生



【概要】

第17話「裏切りの深化、バディの真価」、第18話「バディの軌跡、炎と氷の奇跡」に登場。
後のデッドマンズ幹部・フリオとなる玉置豪の高校時代の親友だった男性で、彼とは非常に仲が良く、休み時間はよく2人でカードゲームに興じていた。
また、玉置がクラスの不良グループにイジメられて落ち込んだ時は「スマ~イル!」と言って励ましており、そういう意味では玉置の心の支えでもあった。

しかし、ある日を境に2人の友情は終わりを告げた。
陽介は玉置から親友の証として渡されたレアカード「太陽神龍トナティウ」を不良グループの命令で、彼の目の前で破いてしまったのだ。
もちろん陽介は玉置の事が心から嫌いになったわけではなく、不良グループの報復を恐れて泣く泣くやっただけだった。
だが、玉置はカードを破かれた事よりも陽介が裏切った事にショックを受けてしまい、人間不信に陥ってしまう。
結局そのまま玉置は引っ越してしまい、最後まで謝罪すら出来なかった。不良の皆さん、貴方達はファントムですか?

結論から言えば、玉置がフリオとしてデッドマンズに身を置くようになった元凶。
陽介があの日玉置を裏切らなければ、彼が社会から完全に孤立する事もなく、他の信者同様デッドマンズに居場所を求める事はなかっただろう。
だが、陽介は不良グループのせいにはせず「あの時の事を謝りたい」と猛省しており、良心を持っている事が伺える。

玉置はというと、あの日の出来事が完全にトラウマになり、「裏切り」を何よりも嫌う粗暴な人物に変貌してしまった。
一方でアギレラの機嫌を取る時は陽介のように「スマ~イル!」と言うなど、まだ心のどこかでは陽介を憎んでないような節が見受けられる。

なお、玉置が引っ越す数日前、陽介は彼に「引っ越しの日、見送りに行くからな!」約束していたが、何故か当日になってすっぽかしてしまう。
果たしてこれが意味する事とは……?


【来歴】

玉置がフリオとして指名手配されている事を知ると、政府特務機関フェニックスの相談窓口となっていた「しあわせ湯」を訪れ、五十嵐さくらに全ての事情を話し、「玉置を助けてほしい」と依頼する。

その後、フェニックスとデッドマンズの交戦に乱入したフリオと遭遇する。
さくらが仮面ライダージャンヌに変身して説得を試みるが、オルテカへの復讐心で我を忘れているフリオは全く耳を傾けなかった。

戦いが一段落した後、さくらの仲介でようやくフリオ=玉置と対面を果たす。
フリオは親友である事を否定された事と見送りに来なかった事を今でも恨んでおり、「お前が俺を裏切ったんだ」と断罪する。
陽介はその言葉を否定せず、セロテープで修正した「太陽神龍トナティウ」をフリオに渡し、心から謝罪する。


その通りだ……。だから謝りに来た。

玉置に謝る為にずっと持ってた……。あの日からずっと……!

玉置、あんな事してごめん!
もし許してくれるなら、俺ともう一度友達に戻ってほしい…!


実は「太陽神龍トナティウ」は玉置が陽介を待っていた時に持ってきた物で、最終的には待ち合わせ場所に置いていった。
つまり、陽介がそれを持っているという事は、あの時玉置が待っていた場所に来たのだ。
では何故陽介は姿を現さなかったのか?


以下、ネタバレ注意!








違う……違う……。


フリオは陽介から渡されたカードを見てそう呟く。
それは、渡すカードを間違えたとかそういう単純な問題ではなかった。


俺には行かなきゃいけないところがあるんだ!

陽介……

実は玉置が引っ越した日、陽介は確かに見送りに行こうとした。
しかし、不良グループに捕まって暴行を受けていたせいで間に合わなかったのだ。やっぱりファントムの手口じゃないか
玉置はこの光景を引っ越しの車の中で目撃していたが、あの時の陽介と同じく見て見ぬ振りをしてしまった。


裏切り者は俺の方だったんだ…。


フリオ…否、玉置はようやく当時の記憶を鮮明に思い出し、自らの過ちに気付く。
こうして、玉置はリバイスに悪魔を分離してもらった後、陽介と仲直りしてもう一度親友になりましたとさ。めでたしめでたし。

































   *   *
 *   + うそです
  n ∧_∧ n
+ (ヨ(*´∀`)E)
  Y   Y  *










   *   *
 *   + うその方がよかったけどな!
  E) ∧_∧ (ヨ
+ u (#・Д・) u
  Y   Y  *


陽介ごめ―――えっ?



玉置が陽介に謝ろうと顔を上げた時、そこには不敵な笑みを浮かべて陽介を拘束するオルテカがいた。

陽介!!

そんなオルテカの手にはギフスタンプが握りしめられており、躊躇なく陽介に押印する。


玉置……スマ~イル……。


ギフテリアンに身体を蝕まれていく中、陽介は昔のように玉置を励まそうと笑みを浮かべた。
これが彼なりの最期の償いだった。

そして、陽介を喰らって誕生したギフテリアンは「もっと美味しい奴を探す…」と言いながら玉置の元へ近づく。
だが、陽介のを機に完全に怒りが頂点に達したフリオが変身したウルフ・デッドマン ライオットに一撃で葬られた。


【余談】

東映公式サイトの「第17話 あとがき」によれば、フリオ=玉置役の八条院蔵人氏は台本を手にした時から陽介という人物に思いを馳せ、陽介役の塚本凌生氏との共演を楽しみにしていた。
初対面時には「やっと会えた!」と大歓喜し、衣装合わせを見届けてだけでなく駅まで一緒に帰ったらしい。……本編の結末は上記の通りだが



玉置、あんな事してごめん!

もし許してくれるなら、俺ともう一度追記・修正してほしい…!


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最終更新:2022年03月01日 08:35